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午後:債券サマリー 先物は反発、長期金利0.150%に低下

配信日時:2022/03/04 15:30 配信元:MINKABU
 4日の債券市場で、先物中心限月3月限は反発。ウクライナ原発への攻撃報道を受けて安全資産の需要が高まったが、一段の上値追いには慎重さも感じられた。  前日の地合いを引き継いで軟調に始まった債券先物は、「ウクライナ南部にある欧州最大級のザポロジエ原子力発電所がロシア軍の攻撃を受け、火災が発生した」と報じられたことをきっかけにリスク回避目的の買いが流入。日経平均株価の下げ幅が一時800円を超えるなか、債券先物は151円15銭まで上伸する場面があった。ただ、一時1.74%台に低下した時間外取引の米長期金利が低下幅を縮小したことや、今晩に米2月雇用統計の発表を控えて積極的には動きにくいことから買い一巡後は伸び悩む展開となった。とはいえ、ウクライナ情勢は緊迫した状態が続いていることから下値は堅く、午後は150円90銭を挟んでもみあった。  先物3月限の終値は前日比8銭高の150円89銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.015%低下の0.150%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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