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外為サマリー:1ドル115円50銭台で推移、ウクライナ情勢を睨み神経質な動き

配信日時:2022/02/28 10:33 配信元:MINKABU
 28日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=115円57銭前後と前週末の午後5時時点に比べて30銭程度のドル高・円安となっている。  25日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=115円55銭前後と前日に比べ2銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ロシアがウクライナとの停戦交渉に応じる構えを示したことを手掛かりに一時115円76銭まで上伸したが、先行きは依然不透明なことから買い一巡後は上値が重くなった。  この日の東京市場は神経質な相場展開。欧米などが27日にロシアへの追加制裁として同国の大手銀行を国際決済網「国際銀行間通信協会(SWIFT)」から排除する方針を表明する一方、ロシアのプーチン大統領が核戦力を含む軍の核抑止部隊に任務遂行のための高度な警戒態勢に移行するよう指示するなど、緊張感の高まりから早朝にはドル売り・円買いが優勢となる場面があった。その後は一転して115円77銭まで上昇する場面もあったが、時間外取引で米長期金利が低下していることなどから追随買いは入りににくくなっている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1182ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0030ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=129円23銭前後と同2銭程度のユーロ高・円安と横ばい圏で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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