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外為サマリー:1ドル114円80銭付近まで戻す、ウクライナ情勢悪化で早朝に下落

配信日時:2022/02/22 10:09 配信元:MINKABU
 22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=114円72銭近辺で推移しており、前日の午後5時時点と比べて20銭前後のドル安・円高となっている。  21日の海外市場でドル円相場は1ドル=114円74銭近辺と、前週末と比べて30銭弱のドル安・円高で取引を終えた。ニューヨーク外国為替市場はプレジデンツデーの祝日のため休場だった。この日もウクライナ情勢をめぐるニュースで上下に振れる展開となり、欧州序盤から中盤にかけては、ロシアが緊急の安全保障会議を開催すると伝えられたことで114円80銭前後まで軟化した。いったんは115円回復をうかがうリバウンドをみせたものの、米国時間午前からロシアのウクライナ侵攻が近いというニュースが相次ぎ、米国時間午後はリスク回避の円高で114円72銭付近まで一時弱含んだ。ユーロは地政学リスクが嫌気され、対ドル、対円ともに大きく下落した。  東京市場のドル円は、下げ一服から114円80銭付近まで戻している。オセアニア市場では、ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の親ロシア派2地域の独立を承認する大統領令に署名し、その上で2地域に軍を派遣するよう命じたというニュースでリスク回避ムードが強まり、114円50銭付近まで下落した。東京勢参入後は落ち着きを取り戻し、戻り歩調となっている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1314ドル付近と前日の午後5時時点と比べて0.0060ドル前後のユーロ安・ドル高、対円では1ユーロ=129円78銭付近と同95銭前後のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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