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独コメルツ銀、第4四半期も通年も利益予想超え 今年も堅調見通し

配信日時:2022/02/17 16:43 配信元:REUTERS

[フランクフルト 17日 ロイター] - 独コメルツ銀行が17日発表した2021年第4・四半期決算は、純利益が4億2100万ユーロ(4億7805万ドル)となり、リストラ費用の計上で27億ユーロの損失となった前年同期から黒字に転換した。

同行が公表したコンセンサス予想によると、アナリストは8100万ユーロの利益を見込んでいた。

通年も4億3000万ユーロの純利益と、前年(29億ユーロの損失)から黒字に転換。同様にアナリスト予想(9500万ユーロの純利益)も上回った。

投資部門および証券事業の収入が一部寄与した一方、1月に発表したポーランドの子会社エムバンクの引当金計上が第4・四半期の足かせとなった。

21年初めにコメルツ銀行に入ったマンフレッド・クノッフ最高経営責任者(CEO)は、数百の支店閉鎖と1万人の人員削減を含む20億ユーロ規模のリストラを推し進めた。

同CEOは「変革の初年度にわれわれは約束を果たした。これにより、2024年に向けた野心的な目標を達成できるという確信が深まった」とした。

同行は今年についても利益が10億ユーロを超えるとしたほか、年間配当を行うとした。アナリストは約9億ユーロの利益を計上すると予想している。

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