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板硝子が大幅反落、エネルギー価格高騰が利益圧迫し22年3月期営業利益予想を下方修正

配信日時:2022/02/04 14:33 配信元:MINKABU
 日本板硝子<5202.T>が大幅反落している。3日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を5600億円から5900億円(前期比18.2%増)へ上方修正した一方、営業利益を240億円から200億円(同53.1%増)へ下方修正したことが嫌気されている。  欧州子会社を中心に建築用ガラスに需要が強いことから売上高は上方修正したものの、部品不足による自動車生産の不透明な環境が継続していることに加えて、エネルギー価格の高騰を価格転嫁やコスト削減などで吸収しきれないとみて、営業利益は下方修正した。なお、持ち分法による投資利益の増加と税金費用の減少を見込み、最終利益は100億円(前期169億3000万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。  同時に発表した第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高4429億6100万円(前年同期比24.0%増)、営業利益145億2400万円(同81.0%増)、最終利益86億3300万円(前年同期139億3800万円の赤字)だった。 出所:MINKABU PRESS

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