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外為サマリー:1ドル115円45円付近まで上昇、日経平均のプラス転換や月末のフローで

配信日時:2022/01/31 10:09 配信元:MINKABU
 31日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=115円44銭近辺で推移しており、前週末の午後5時時点と比べて20銭前後のドル安・円高となっている。  28日のニューヨーク外国為替市場でドル円相場は1ドル=115円26銭近辺と、前日と比べて10銭前後のドル安・円高で取引を終えた。欧州市場では高値圏でのもみ合いとなり、序盤にはこの日の高値となる115円68銭付近まで上昇する場面がみられたものの、ニューヨーク市場に入ると朝方に発表された21年10~12月期の米雇用コスト指数が予想よりも弱く、米国債利回りが低下したため、ドル売りが優勢となった。ただ、米国の利上げ期待が高まるなか、115円10銭近辺では底堅さをみせた。  東京市場のドル円は115円45銭付近まで強含む場面がみられている。オセアニア市場から東京市場のオープンにかけては時間外取引における米国株先物の下げ幅拡大を背景に上値の重さがみられたが、下げて始まった日経平均株価がプラスに浮上すると、ドル円、クロス円ともに円安傾向となっている。ドル円については、月末に伴う実需のフローも仲値にかけて観測されているようだ。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1145ドル付近と前週末の午後5時時点と比べて0.0010ドル前後のユーロ高・ドル安、対円では1ユーロ=128円65銭付近と同15銭前後のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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