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外為サマリー:1ドル113円77銭付近まで軟化、日経平均の大幅安でリスク回避の円高

配信日時:2022/01/21 10:09 配信元:MINKABU
 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=113円79銭近辺で推移しており、前日の午後5時時点と比べて60銭前後のドル安・円高となっている。  20日のニューヨーク外国為替市場でドル円相場は1ドル=114円11銭近辺と、前日と比べて20銭強のドル安・円高で取引を終えた。米新規失業保険申請件数が市場予想を上回ったことで序盤はドル売りが優勢となり、この日の安値となる113円96銭付近まで弱含んだ。中盤以降は米10年物価連動国債の入札後に米国債利回りが上昇に転じたことから114円20銭前後まで値を戻し、序盤の下げを帳消しにした。  東京市場のドル円は節目の114円00銭を割り込んでいる。米ネットフリックスがニューヨーク市場引け後に発表した決算が嫌気され、米国株先物が時間外取引で下げ幅を拡大し、リスク回避の円高でオセアニア市場のドル円は113円86銭付近まで軟化。いったんは下げ一服から114円台を回復したものの、日経平均株価の大幅安を受けてリスク回避の様相が強まり、東京勢参入後は113円77銭付近まで一段安となる場面もみられている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1305ドル付近と前日の午後5時時点と比べて0.0055ドル前後のユーロ安・ドル高、対円では1ユーロ=128円62銭付近と同1円35銭前後のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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