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外為サマリー:1ドル114円台前半で上値重い、ゴトウビに伴う実需のドル買いは限定的

配信日時:2022/01/20 10:13 配信元:MINKABU
 20日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=114円27銭近辺で推移しており、前日の午後5時時点と比べて15銭前後のドル安・円高となっている。  19日のニューヨーク外国為替市場でドル円相場は1ドル=114円33銭近辺と、前日と比べて30銭弱のドル安・円高で取引を終えた。欧州市場では114円台半ばでのもみ合いとなっていたが、ニューヨーク市場に入ると上値が重くなり、114円21銭付近まで軟化する場面もみられた。米10年債利回りは2年ぶりの高値水準となる1.90%台に一時乗せたものの、終盤にかけては1.82%台まで低下し、これに連れてドルは全般的に売られやすい地合いとなった。  東京市場のドル円は114円台前半で上値が重い。オセアニア市場ではショートカバーなどで114円42銭付近まで小幅ながら値を戻したものの、東京勢参入後は戻り一服となっている。下落スタートとなった日経平均株価はプラス圏浮上から200円超に上げ幅を広げた後、急速に伸び悩む気迷い相場の様相となっており、リスク選好の円安は限られている。また、きょうは5・10日(ゴトウビ)であるものの、仲値にかけての本邦企業による実需のドル買いも限定的となっている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1350ドル付近と前日の午後5時時点と比べて0.0020ドル前後のユーロ高・ドル安、対円では1ユーロ=129円71銭付近と同5銭前後のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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