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米製造業PMI、12月は57.8に低下 1年ぶり低水準
配信日時:2021/12/17 02:59
配信元:REUTERS
[ワシントン 16日 ロイター] - IHSマークイットが16日公表した12月半ばの米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は57.8と11月の58.3から低下し、2020年12月以来、1年ぶりの低水準となった。市場予想は58.5だった。ただ、工場の労働力や原材料の供給制約は緩和の兆しが出ている。
50を超えると拡大を示す。製造業は米経済の12%を占める。
製造業では旺盛な商品需要と、極めて低水準の企業在庫が続いている。しかし、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によるサプライチェーン(供給網)の逼迫が制約となっている。
一方、光明も見えている。調査は「供給網の遅れが今月は顕著に緩和されている」「雇用創出が6月以降で最も速いペースになった」としたほか、「コスト上昇率は7カ月ぶりの低水準に軟化した」と指摘した。
ただサービス部門では幅広い不足感は続いている。サービス業PMIは57.5と、11月の58.0から低下。市場予想は58.5だった。サービス業は米経済の3分の2超を占める。
サービス部門の仕入れ価格指数は77.4と11月の75.7から上昇し、現行の調査が始まった2009年以降で最高となった。これはインフレがしばらくの間、著しく高止まりする可能性を示している。
11月の消費者物価指数(CPI)の前年同月比の上昇率は、1982年以来の大きさだった。
今月は製造業とサービス業の活動がともに減速し、全体的な企業活動が冷え込んだ。
12月の総合PMIは56.9と、11月の57.2から低下した。
仕入れ価格指数は78.1と11月の77.6から上昇し、調査開始以降で最高となった。
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