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米外為市場サマリー:欧米金利の低下を受け一時113円20銭台に軟化

配信日時:2021/12/10 08:05 配信元:MINKABU
 9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=113円49銭前後と前日に比べて20銭弱のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=128円17銭前後と同70銭強のユーロ安・円高だった。  英政府が8日にイングランドで新型コロナウイルス対策の行動規制を強化すると発表したことで、欧州などで同様の規制が広がるとの警戒感が浮上。欧州市場でドイツやフランスの長期金利が低下した流れが米国債に波及するなか、日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いに押され一時113円27銭まで軟化した。その後は米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が18万4000件と市場予想(22万件程度)よりも強い内容だったことを手掛かりに下げ渋ったが、10日に発表される米11月消費者物価指数(CPI)を見極めたいとして戻りは限定的だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1293ドル前後と前日に比べて0.0050ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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