みんかぶニュース 市況・概況
<動意株・4日>(前引け)=シミックHD、東京精、タカトリ
配信日時:2021/11/04 11:39
配信元:MINKABU
シミックホールディングス<2309.T>=大幅高で3連騰。1500円を軸としたもみ合いから上放れ、テクニカル的にも13週・26週移動平均線のゴールデンクロス示現が目前となっている。同社は臨床試験支援の国内最大手で、製薬会社向け新薬臨床試験受託事業で高実績。足もとでは新型コロナワクチン接種の自治体支援業務が売り上げに寄与し、業績は会社側の想定を超えて好調に推移している。2日取引終了後、21年9月期業績の上方修正を発表、営業利益は従来予想の35億円から49億2000万円(前の期比89%増)に大幅増額しており、これがポジティブサプライズとなった。営業利益は19年9月期に達成した44億500万円を上回り、2期ぶりの過去最高利益更新となる。
東京精密<7729.T>=上げ足強め5日続伸。同社は2日取引終了後に、22年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益見通しを前期比70.1%増の265億円(従来予想は220億円)に引き上げたことなどが好感されているようだ。売上高の見通しも同31.8%増の1280億円(従来予想は1180億円)に上方修正。国内外で新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が進みモノづくり業界全般で設備投資が緩やかな回復に転じるなか、半導体製造装置部門及び計測機器部門の売り上げが当初見込みを上回る見通しだとしている。あわせて、中間配当及び期末配当をそれぞれ従来計画比19円増額の84円にすると発表。これにより年間配当が従来計画比38円増額の168円(前期は104円)となることも好材料視されている。
タカトリ<6338.T>=急動意。10月26日に戻り高値1228円をつけてからは目先筋の利益確定売りで調整局面にあったが、きょうは大きく切り返す展開となった。同社は半導体機器を製造するほか、パワー半導体の進化に伴い新素材加工機器事業に期待が大きい。特にSiC(炭化ケイ素)デバイスの精密切断技術では圧倒的な強みを持っており、その技術力を武器にマルチワイヤーソーが高水準の需要を捉えている。そうしたなか、2日取引終了後にパワー半導体向けSiC材料切断加工装置の大口受注を獲得したことを発表、受注金額は5億3500万円で22年9月期に売上高に計上予定としている。これを好感する買いが集中する格好となった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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