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東京株式(大引け)=96円高と反発、半導体関連株などが買われる
配信日時:2021/10/22 15:49
配信元:MINKABU
22日の東京株式市場で日経平均株価は反発。半導体関連株などが買われ全体相場は堅調に推移した。
大引けの日経平均株価は前日比96円27銭高の2万8804円85銭。東証1部の売買高概算は10億5124万株。売買代金概算は2兆4303億円となった。値上がり銘柄数は933と全体の約43%、値下がり銘柄数は1122、変わらずは129銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウが6ドル安と小幅に3日ぶりに反落したが、S&P500種指数は最高値を更新するなど高安まちまちだった。これを受けた東京市場は、朝方値を下げスタートし一時160円を超す下落となった。ただ、下値には買いが入り、午前10時過ぎには200円を超す上昇となる場面があった。半導体関連などハイテク値がさ株が堅調だった。中国メディアが中国不動産大手、恒大集団は23日に期限を迎える米ドル建て債券の約8350万ドルの利払いを実行すると報じた、と伝わったことも好感された。後場に入ってからは積極的な買いは手控えられ、2万9000円を前に上値を押さえられた。
個別銘柄では、レーザーテック<6920.T>や東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>といった半導体関連株が高く、ソフトバンクグループ<9984.T>やソニーグループ<6758.T>が値を上げた。SMC<6273.T>やコマツ<6301.T>が買われ、三井松島ホールディングス<1518.T>や新日本科学<2395.T>が急伸した。
半面、ファーストリテイリング<9983.T>や任天堂<7974.T>が安く、川崎汽船<9107.T>は軟調。来週からの売り出し価格の決定期間入りを前にした日本郵政<6178.T>は下落。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>など銀行株が安い。マネックスグループ<8698.T>やサイバーエージェント<4751.T>も値を下げた。
出所:MINKABU PRESS
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