みんかぶニュース 為替・FX

午後:債券サマリー 先物は反発、20年債入札は無難に通過

配信日時:2021/10/19 15:34 配信元:MINKABU
 19日の債券市場で、先物中心限月12月限は反発。米長期金利の上昇が一服するなか、押し目買いが流入し堅調に推移した。  債券先物は前日に下落した反動から買い優勢でスタート。日経平均株価が反発したことが重荷となったものの、この日の時間外取引で米長期金利が前日の1.60%台から1.57%台に低下したことが国内債を支えた。また、午前に「北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射した」ことが伝えられた場面では地政学リスクが意識され、一時151円36銭まで強含む場面があった。午後に入っても財務省が実施した20年債入札を無難に通過したことが安心感を誘い、債券先物はプラス圏で推移した。なお、入札結果は応札倍率が2.69倍と前回の3.20倍を下回った半面、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は6銭と前回(9月16日)の7銭からやや縮小した。  先物12月限の終値は前日比6銭高の151円34銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.085%だった。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ