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午後:債券サマリー 先物は続伸、米債券高が支援材料

配信日時:2021/10/15 15:52 配信元:MINKABU
 15日の債券市場で、先物中心限月12月限は続伸。前日の米長期債相場が続伸(金利は低下)した流れを引き継ぎ、国内債も寄り付きから堅調に推移した。  米労働省が14日発表した9月の卸売物価指数(PPI)の上昇率が市場予想を下回ったことを受け、同日の米債券市場では過度なインフレ懸念が後退。米長期金利は1.51%台に低下し、これが国内債に買いを促した。ただ、日経平均株価の上昇が重荷となり、債券先物は寄り付き直後につけた151円50銭を高値に伸び悩み。この日は日銀の国債買いオペや財務省による国債入札がなく、需給面での手掛かり材料に乏しかったことも上値の重さにつながった。午後に入ると今晩に発表される米9月小売売上高や10月ニューヨーク連銀製造業景気指数、10月ミシガン大学消費者態度指数(速報値)といった重要経済指標を見極めたいとして模様眺めムードが強まった。  先物12月限の終値は前日比8銭高の151円45銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.075%だった。 出所:MINKABU PRESS

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