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米外為市場サマリー:米金利低下を受け113円20銭台に軟化

配信日時:2021/10/14 07:53 配信元:MINKABU
 13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=113円25銭前後と前日に比べて30銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=131円30銭前後と同30銭程度のユーロ高・円安だった。  米労働省が発表した9月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比5.4%の上昇と市場予想(5.3%程度の上昇)を上回ったことを受け、113円80銭までドル高・円安が進む場面があった。ただ、ドル買いの反応は一時的ですぐに失速。エネルギー・食品を除いたコア指数が同4.0%上昇と市場予想と同じだったことを背景に、米長期金利が低下すると日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが流入し、一時113円23銭まで軟化した。なお、米連邦準備理事会(FRB)が公表した9月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で「11月会合で量的緩和の縮小(テーパリング)実施を決めた場合、開始は11月中旬から12月中旬になる」などと議論したことがわかったが、ドル円相場の反応は限定的だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1594ドル前後と前日に比べて0.0060ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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