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外為サマリー:1ドル112円30銭前後で推移、米金利の高止まりが買い手掛かり

配信日時:2021/10/11 10:22 配信元:MINKABU
 11日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=112円30銭前後と前週末の午後5時時点に比べ30銭強のドル高・円安となっている。  8日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=112円24銭前後と前日に比べ60銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米9月雇用統計で失業率が4.8%(市場予想は5.1%程度)となったことなどを背景に米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが流入した。  この流れを引き継いだ東京市場は朝方に一時112円33銭をつけ、前週末の高値112円25銭を上抜いた。その後は急ピッチなドル上昇に対する警戒感から上げ一服となる場面もあったが、時間外取引で米長期金利が高止まりしていることを支えに堅調地合いを維持。日経平均株価が朝安後に切り返していることも支援材料となっている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1574ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0020ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=129円98銭前後と同70銭程度のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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