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午後:債券サマリー 先物は反発、米金利上昇一服で買い安心感

配信日時:2021/10/07 15:49 配信元:MINKABU
 7日の債券市場で、先物中心限月12月限は3日ぶりに反発。米金利上昇に対する警戒感が和らぐなか、安心感から買いが優勢となった。  6日の米市場では、原油高が一服したことでインフレ加速への過度な懸念が後退したほか、米債務上限問題を巡って一時的な打開策が得られるとの見方が台頭し、一時1.57%台をつけていた米長期金利は1.52%台に低下。足もとで下落していた国内債は値ごろ感が意識されやすいこともあり、債券先物は買いが優勢となった。午後に入って流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)の結果が明らかになると、債券先物は一時151円44銭まで上伸。応札倍率は3.95倍と前回の4.24倍を下回ったが、市場では一定の需要が確認できたと受け止める向きが多かった。ただ、米9月雇用統計の発表を8日に控えて様子見ムードが広がりやすく、買い一巡後はやや上値が重くなった。  先物12月限の終値は前日比10銭高の151円40銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%低下の0.070%だった。 出所:MINKABU PRESS

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