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米外為市場サマリー:一時111円20銭まで軟化するも持ち直す

配信日時:2021/10/07 07:50 配信元:MINKABU
 6日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=111円41銭前後と前日に比べて5銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=128円74銭前後と同50銭強のユーロ安・円高だった。  米国のインフレ懸念などを背景に、NYダウが朝方に一時450ドル超下落したことを受けてリスク回避的なドル売り・円買いが先行。米民間雇用サービス会社ADPが発表した9月の全米雇用リポートは、非農業部門の雇用者数(政府部門を除く)は前月比56万8000人増(市場予想は42万8000人程度の増加)となったが市場の反応は限定的で、ドル円相場は一時111円20銭まで軟化した。ただ、米共和党上院トップのマコネル院内総務が連邦政府の債務上限の一時停止を提案したことが伝えられると、NYダウが切り返すとともにドル買い・円売りが流入。投資家のリスクオフ姿勢が和らぐなか、111円50銭近辺まで持ち直す場面があった。一方、ユーロは欧州株安などが影響し、対ドルや対円で売りが優勢だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1556ドル前後と前日に比べて0.0040ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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