注目トピックス 市況・概況

大阪金見通し:下落か、底堅い米長期金利やドル相場上昇を反映へ

配信日時:2021/09/08 07:45 配信元:FISCO
大阪取引所金標準先物 22年8月限・夜間取引終値:6359円(前日日中取引終値↓51円)

・想定レンジ:上限6400円-下限6320円

8日の大阪取引所金標準先物(期先:22年8月限)は下落しそうだ。金の価格決定要因として注目される米長期金利が昨日上昇した後、海外市場でも底堅い動きとなったことで、金利のつかない資産である金の魅力が低下するとの見方から、金に資金が向かいにくくなっている。また、昨日の海外市場ではドルの総合的な価値を示すドルインデックスが上昇し、ドルの代替投資先とされる金は売られやすく、こうした動きを映しナイトセッションで金先物は下落しており、今日の金先物はこの流れを引き継ぎ、売りが優勢の展開となりそうだ。

<FA>

Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.

ニュースカテゴリ