カードローンおすすめ12選【2024年最新】|金利・審査時間・借入スピードを徹底比較
カードローンは、消費者金融・信販系と銀行に分けられます。各社で特徴が異なるため、どれを選べば良いか迷っている人も多いのではないでしょうか。この記事では、おすすめのカードローン12社と選ぶ際のポイント、利用時の注意点を紹介していきます。
カードローンは手軽に現金を借りられ、事業資金を除き原則自由な使い道で利用できる便利なサービスです。信用情報機関であるJICCには約1,063万人分の残高情報(2024年2月末時点)があり、借入可能な年代全体の約10人に1人が利用している計算になります。
カードローンを提供する会社は、消費者金融・信販系と銀行合わせて2,000社近くあるといわれています。会社ごとに金利や審査時間、借入スピードが異なり、どこを選べばいいか迷っている人も多いのではないでしょうか。
本記事ではカードローンのおすすめ業者を12社ピックアップして、それぞれの特徴をまとめました。
「信頼性のある業者から安心して借入したい」
「迅速に借り入れて急な出費に対応したい」
「低金利の有利な条件で返済負担を軽くしたい」
このように考えている人は、ぜひ記事を参考にしてみてください。
消費者金融・信販系と銀行カードローンの特徴
カードローンは大きく「消費者金融・信販系」と「銀行」の2つに分けられます。それぞれの特徴は以下の通りです。
消費者金融・信販系カードローンでは無利息期間という、利息なしで借入ができる期間が用意されていることがあります。また、多くはWeb申し込みを受け付けていて審査にかかる時間が短く、土日でも借入が可能です。
一方で銀行カードローンは金利が低めで、限度額が高い傾向にあることが特徴です。
これらの特徴を踏まえた上で、おすすめのカードローンを見ていきましょう。
カードローンおすすめの人気12社を一覧表で徹底比較
次の見出しからは、各社の特徴を詳しく見ていきます。
消費者金融・信販系カードローンのおすすめランキング
消費者金融・信販系のカードローンは、以下のように考えている人におすすめです。
- 今すぐに借りたい
- 無利息期間中に返済できる
- 手続きをネットで完結したい
ここでは、おすすめの消費者金融・信販系カードローン5社の情報をまとめました。それぞれ詳しく解説していきます。
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1位:JCB CARD LOAN FAITH
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2位:アコム
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3位:アイフル
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4位:プロミス
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5位:SMBCモビット
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JCB CARD LOAN FAITH |
アコム |
アイフル |
プロミス |
SMBCモビット |
企業グループ名 |
JCBグループ |
三菱UFJフィナンシャルグループ |
アイフルグループ
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三井住友フィナンシャルグループ
|
三井住友フィナンシャルグループ
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金利 |
4.40%~12.50% |
3.0%~18.0% |
3.0%~18.0% |
4.5%~17.8% |
3.0%~18.0% |
限度額 |
最大500万円 |
1万円~800万円 |
1万円〜800万円 |
最大500万円 |
1万円~800万円 |
審査時間 |
最短即日 |
最短20分 |
最短18分 |
最短20分 |
最短30分 |
借入スピード |
最短3営業日 |
即日 |
即日 |
即日 |
即日 |
無利息期間 |
なし |
契約翌日より30日間 |
契約翌日より30日間 |
初回借入の翌日より30日間 |
なし |
アンカー |
1位:JCB CARD LOAN FAITH
2位:アコム
3位:アイフル
4位:プロミス
5位:SMBCモビット
銀行カードローンのおすすめランキング
銀行カードローンは、以下のように考えている人におすすめです。
- お得な金利で借入したい
- 現金が必要になるまで時間がある
- メガバンクをメインバンクにしている
ここでは、おすすめの銀行カードローン7社について、詳しく解説していきます。
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1位:楽天銀行スーパーローン
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2位:三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
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3位:みずほ銀行カードローン
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4位:三井住友銀行カードローン
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5位:横浜銀行カードローン
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6位:きらぼし銀行カードローン
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7位:東京スター銀行カードローン
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楽天銀行スーパーローン |
三菱UFJ銀行カードローン
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みずほ銀行カードローン |
三井住友銀行カードローン |
横浜銀行カードローン |
きらぼし銀行カードローン |
東京スター銀行カードローン |
金利 |
1.9%〜14.5% |
1.8%~14.6% |
2.0%〜14.0% |
1.5%~14.5% |
1.5%~14.6% |
1.6%~14.8% |
1.8%~14.6% |
限度額 |
最大800万円 |
10万円~500万円 |
10万円~800万円 |
10万円~800万円 |
最大1,000万円 |
10万円~1,000万円 |
最大1,000万円 |
審査時間 |
数日程度 |
最短即日 |
最短即日 |
最短即日 |
最短即日 |
最短3~5営業日 |
最短即日 |
銀行口座の開設 |
不要 |
不要 |
必要 |
不要 |
不要 |
必要(契約手続き前までに) |
必要 |
無利息期間 |
初回借入の翌日より30日間
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なし |
なし |
なし |
なし |
なし |
契約日から30日間 |
アンカー |
1位:楽天銀行スーパーローン
2位:三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
3位:みずほ銀行カードローン
4位:三井住友銀行カードローン
5位:横浜銀行カードローン
6位:きらぼし銀行カードローン
7位:東京スター銀行カードローン
カードローンを選ぶ際の4つのポイント
自分にあったカードローンを選ぶ際の、4つのポイントは以下の通りです。
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融資スピード
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金利
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無利息期間やキャンペーン
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企業の信頼性
融資スピード
融資スピードとは、審査から実際に融資を受けられるまでのスピードのことです。カードローンでは、銀行よりも消費者金融・信販系の方が早い傾向にあります。アコムやプロミスなどの消費者金融では最短20分で審査の結果が出て、即日融資を受けることも可能です。
早く融資を受けるためには、Webからの申し込みがおすすめです。電話でも受け付けしていますが、営業時間が限られていたり、カードの受け取りのために来店や郵送の手間が発生することがあるので注意しましょう。
金利
金利とは、借入した金額に対してかかる利息です。消費者金融・信販系では3.0%〜18.0%、銀行では1.5%〜14.8%の範囲で決定されることが多いです。
例えば、金利18.0%で1年間100万円借入した場合は「100万円+(100×18%)=118万円」を返済する必要があります。金利は長く借入するほど大きくなるので、早めに返済することが重要です。
金利は借入可能額によって変動し、100万円未満の枠の人は上限近くで決定されます。最初は高めで設定されますが、返済の実績を重ねると借入可能額が増額して金利が下がるケースがあります。
無利息期間やキャンペーン
無利息期間とは一定期間利息なしで借入できる期間のことです。また、キャンペーンとは口座の開設や取引の条件を満たすと、キャッシュバックやサービスを受けられる特典を意味します。
無利息期間は多くの消費者金融カードローンで導入されており「契約翌日から」「初めての借入日から」の2つのパターンがあります。無駄なくお得に利用したい人は、初めての借入日からが無利息期間となるサービスの利用がおすすめです。
キャンペーンは時期によって大きく変わります。本記事で紹介してきた中では、楽天銀行スーパーローンや東京スター銀行カードローンで魅力的なキャンペーンが展開されています。ぜひ申し込み前にはチェックして、お得に利用していきましょう。
企業の信頼性
本記事でおすすめしているカードローンは、貸金業への登録や大手グループ傘下の会社が提供していて、コンプライアンスに則り営業しています。
しかし、それ以外には無登録で法律や倫理に反する行為を行う業者も存在します。このような業者は、法外な金利や過度な取り立てを行うことがあるので、利用しないようにしましょう。
カードローン申し込みと利用時の5つの注意点
カードローンに申し込み、利用時に注意すべき5つの点は以下の通りです。
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審査に通らない可能性がある
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消費者金融カードローンは総量規制の対象となる
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短期間で複数の申し込みは避ける
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借入期間が長引くと金利が大きくなる
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在籍確認が行われることがある
審査に通らない可能性がある
消費者金融・信販系と銀行、いずれも申し込み時に審査が行われます。基準はどの会社も公表していませんが、過去に滞納や自己破産歴があり、信用情報に傷が入っている場合は審査に通らない可能性が高いです。
また、カードローンの申し込み時は収入や勤務先、勤続年数を記載する必要があります。カードローン会社に支払い能力が足りないと判断されると審査に通ることはありません。もし審査に落ちてしまったら、自分自身で原因となった問題を探す必要があります。
消費者金融カードローンは総量規制の対象となる
消費者金融・信販系カードローンは、貸金業法の対象となる「貸金業者」にあたり、総量規制によって借入上限額が規制されます。総量規制の具体的な内容は以下の通りです。
- 貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合、新規の借入ができなくなる
- 借入の際には基本的に「年収を証明する書類」が必要
上記の中で重要なのは「年収の3分の1を超える場合、新規の借入ができなくなる」という点です。消費者金融・信販系のカードローン各社の限度額に500万円、800万円といった上限がありますが、基本的に年収の3分の1を超えた枠が設けられることはありません。
銀行カードローンは、サービスを提供する銀行が貸金業者に該当しないため、貸金業法の対象外です。申し込み時に提出された個人情報と、信用情報を元に上限額が設定されます。
短期間で複数の申し込みは避ける
借入期間が長引くと金利が大きくなる
金利は借入した期間が長くなるほど大きくなります。返済額を小さく抑えるためには、なるべく早めに完済するようにしましょう。
例えば、金利18.0%で50万円を「半年間」と「1年間」借入した場合、返済金額は以下のように変わります。
※半年間借入した場合
50万円 + (50万円 × 18.0% ×0.5) = 54万5,000円
※1年間借入した場合
50万円 + (50万円 × 18.0%) = 59万円
半年間と一年間で4万5,000円の差になります。毎月返済していくので、このようなキリのいい数字にはなりませんが、借入が長くなるほど金利の負担が大きくなることは覚えておきましょう。
※半年間借入した場合 50万円 + (50万円 × 18.0% ×0.5) = 54万5,000円
※1年間借入した場合 50万円 + (50万円 × 18.0%) = 59万円
半年間と一年間で4万5,000円の差になります。毎月返済していくので、このようなキリのいい数字にはなりませんが、借入が長くなるほど金利の負担が大きくなることは覚えておきましょう。
在籍確認が行われることがある
カードローンの申し込み時には、勤務先への在籍確認が行われることがあります。
近年消費者金融では「原則電話での在籍確認を実施しない」と公言しているところが増えました。しかしあくまで「原則」であり、割合は低いですが、勤務先に電話確認がされることがあります。
勤務先に在籍確認があった場合、一般的なカードローン会社では社名を伏せて電話を行います。そのため、同僚にカードローンの利用がバレる可能性は低いでしょう。
在籍確認は会社員だけでなく、パートやアルバイトの人にも行われることがあります。
まとめ
カードローンは消費者金融・信販系と銀行に分けられ、各社で特徴が異なります。融資スピードや金利、無利息期間などに違いがあるので、本記事で紹介した情報を参考に、自分にあったカードローン会社を選んでみてください。
また、消費者金融・信販系のカードローンは総量規制の対象となります。総量規制とは「借入残高が年収の3分の1を超える場合、新規の借入れができなくなる」という制限で、自分に収入がない場合は支払い能力がないと見なされる可能性が高いです。
こうしたカードローンの仕組みを理解し計画的に利用して、自分の未来にポジティブな影響を与えるように活用していきましょう。
よくある質問
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カードローンを選ぶ際のポイントは何ですか?
カードローンを選ぶ際は、以下のポイントに注目するといいでしょう。
- 融資スピード
- 金利
- 無利息期間やキャンペーン
- 企業の信頼性
カードローンは、消費者金融・信販系と銀行に大きく分類できます。早く借りたい人は融資スピード、コストを抑えて借りたい人は金利や無利息期間に注目するなどして、自分に合ったカードローンを選んでみてください。
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低金利のカードローンは何がありますか?
消費者金融・信販系と銀行で、低金利のカードローンは以下の通りです。
- JCB CARD LOAN FAITH:4.40%~12.50%
- 三井住友銀行カードローン:1.5%~14.5%
- 横浜銀行カードローン:1.5%~14.6%
- きらぼし銀行カードローン:1.6%~14.8%
借入上限額が上がると、金利が下がることが多いです。借入上限額は返済実績を重ねたり、カードローン会社との直接交渉によって上がるケースがあります。
-
カードローンの審査基準は何ですか?
審査基準はどの会社も公表していません。一般的にカードローンの審査基準は会社ごとに異なりますが、以下の点が考慮されることが多いです。
- 信用情報:過去の借入履歴や返済状況など
- 収入:直近の年収
- 雇用状況:勤務先や勤続年数、職歴など
- その他:家族構成や年齢など
カードローン会社は、上記の情報を元に返済能力があるかどうかを審査していると考えられます。
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カードローンはどのように返済すればいいですか?
カードローン会社によって異なりますが、主に以下4つの方法があります。
- インターネットバンキング
- ATM(コンビニ、銀行など)
- 口座引き落とし
- 銀行振込
返済は原則毎月一回、もしくは決められた日時のサイクル制で行う必要があります。返済が遅れると金利も大きくなるので、計画的な利用を心がけましょう。
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申し込みから融資までの時間はどれくらいかかりますか?
申し込みから融資までは、消費者金融・信販系では即日、銀行では即日もしくは数日かかる傾向にあります。消費者金融・信販系カードローンの方が早く借りられることが多いです。
申し込みは、主にWebや店頭、電話、無人契約機で行う方法があります。Webの場合はカードが手元になくても借入できることがあるので、早く手続きを進めたい人にはおすすめです。
クレジットカード、カードローンを始め、株やFX、暗号資産分野の執筆経験が豊富なライター。大手金融メディア、コラム、英文の翻訳など実績多数。またベトナムに4年住んだ経験があり、現地のビジネスに関する発信も行っている。 ・SNSリンク X:https://twitter.com/Writer_lives_ab