外国人におすすめのクレジットカード7選!審査に落ちる?作れる方法を紹介
「外国人は日本のクレジットカード審査に落ちるの?」
このように思っている人も多いようです。
しかし、実は外国人でも所定の条件を満たせば日本のクレジットカードを作ることができます。なかでも、「三井住友カード(NL)」は最も審査の柔軟性が高いと言えます。
留学やビジネスなどで日本に滞在するときには、日本で使いやすいクレジットカードを持っておくと便利でしょう。
この記事では、外国の方が日本でクレジットカードを作るときの手順や注意点などを紹介します。
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券面 |
三井住友カード(NL) |
JCB CARD W |
アメックスグリーン |
楽天カード |
ライフカード |
エポスカード |
ACマスターカード |
年会費(税込) |
◎ 無料 |
◎ 永年無料 |
○ 発行手数料935円
|
◎ 無料 |
◎ 無料 |
◎ 永年無料 |
◎ 無料 |
ポイント還元率 |
○ 0.5% |
◎ 1.00%~10.50% |
◎ 1.0% |
◎ 1.0% |
○ 0.5% |
○ 0.5% |
○ 0.25% |
ポイント名 |
- |
apollostation出光で2%還元 |
なし |
・楽天市場のSPUでポイント最大15倍
|
・ショッピング保険が年間300万円と充実
|
各所で1.5%還元 |
・毎月の利用金額から0.25%自動でキャッシュバック
|
国際ブランド |
Visa
|
JCB |
Amex |
Visa・Mastercard・JCB・Amex |
Visa・Mastercard・JCB |
Visa |
Mastercard |
公式サイト |
外国人におすすめなクレジットカードについて、詳しく知りたい方は以下をクリックしてご覧ください。
外国人が日本のクレジットカード審査に落ちない条件
はじめに、すべての外国人が日本でクレジットカードを作れるわけではありません。日本のクレジットカード会社が各カードに設けている申し込み条件以外にクリアしなければならない条件があるので紹介します。
外国人が日本でクレジットカードを作るためには以下の2つの条件を満たさなければいけません。
これらの条件に当てはまらなければ、カードの申し込み条件を満たしていてもクレジットカードを発行できません。1つずつ詳しく見ていきましょう。
➀「特別永住者」か「中長期在留者」はクレジットカードの作成が可能
外国人が日本でクレジットカードを発行するためには、「特別永住者」か「中長期在留者」の資格が必要です。仕事や留学のために日本に滞在している外国人でも、クレジットカードを作ることができます。
また、ほとんどのクレジットカードではこの条件を満たす外国人の申し込みを可能としており、国籍などで申し込めないということはありません。
すべての外国人が日本でクレジットカードを発行できるわけではなく、観光目的で滞在している外国人や在留期間が短い場合はクレジットカードを作れないということです。
➁滞在期間が3ヶ月未満ならカードは作れない
日本での滞在期間が3ヶ月未満であれば、残念ながらクレジットカードを作ることができません。そもそも、3か月未満の滞在だと「特別永住者」か「中長期在留者」の資格を得ることができません。
旅行やビジネスなどでの一時的な滞在であれば、日本でクレジットカードを発行することはできないのであきらめましょう。
しかし、滞在期間3ヶ月未満の外国人でもチャージ型のカードであれば作成することができます。SuicaやPASMOなどは発行できるので、駅の券売機などでカードの発行を検討してみてください。
SuicaやPASMOがあるだけでも現金を持ち歩く必要がなくなるし、会計時にかざすだけで済むのでとっても便利になりますよ!
バンドルカードなら滞在期間3ヶ月未満でも作成可能
滞在期間3ヶ月未満でクレジットカードを作ることができない場合は、審査や年齢制限なしで作れる「バンドルカード」(VANDLE CARD)の作成も検討してみましょう。
バンドルカードはバーチャルのVISAカードのことです。スマホから専用アプリをダウンロードし、氏名や電話番号などを登録すればすぐに発行でき、審査や年齢制限もないので誰でも簡単に作れます。
また、「ポチっとチャージ」の機能を使えば、手元に現金がなくてもすぐにチャージされます。所定の手数料はかかりますが、チャージ代金は翌月末までに後払いで支払えば良いのでとても便利なカードです。
日本の銀行口座がなくても利用可能!あらかじめ現金をチャージしておけばクレジットカードのような感覚で使えますよ。
外国人がクレジットカードを作成するときに必要な書類
外国人が日本でクレジットカードを発行するためには、発行の条件を満たす以外にも準備が必要になります。ここからは、外国人の方がクレジットカードに申し込む前に用意しておくべき書類について解説していきます。
外国人がクレジットカードを作成するときに必要な書類は以下の4点です。
一般的に日本の方がクレジットカードに申し込む際に必要ない書類の準備も必要なのでよく確認してください。1つずつ解説していきます。
➀特別永住者証明書か在留カード
「特別永住者」には特別永住者証明書、「中長期在留者」には在留カードが必要です。どちらも個人での申請と交付が必要なので、必ず発行しておきましょう。
滞在期間が明示されていることもあり、日常生活での携帯が義務づけられています。身分証明書としても提示を求められるケースが多いカードなので、まずは在留カードを忘れないようにしましょう。パスポートの代わりになります。
特別永住者証明書も在留カードと同様で、個人での申請と携帯が義務づけられているカードです。
もっと詳しく知りたいという方は、出入国在留管理庁の公式サイトで確認してみましょう。
➁住所(住民票)
外国人の方が日本でクレジットカードを発行するためには、日本国内の住所が必要です。 在留カードや特別永住者証明書にも記載しなければならないので、どちらいおいても必須といえるでしょう。
住所が決まり、住所がある市区町村の役所で住民登録が終わって在留カードを取得後できたら、住民票の発行もできます。個人の信用度を証明するために、住民票の提示を求められることもあり得るので、忘れずに発行しておきましょう。
〈住民票とは〉 個人を単位として、住民の氏名、住所、生年月日、性別等を記録した帳票の事をいい、「住民の居住関係を公証するもの」です。
住民票の発行の方法は、在留カードを持って市区町村の役場に行くだけです。
③電話番号(連絡先)
直接連絡が取れる電話番号は、クレジットカードの申し込み時に必ず入力しなければならない項目の1つです。自分名義の携帯電話または固定電話を契約して、その電話番号を申請するようにしましょう。電話番号がなければ申し込みもできません。
クレジットカードを実店舗の窓口や郵送でで申し込む際などは、携帯電話の契約書のコピーも同封しておくと、カード会社からより信用してもらえる可能性が高まりますよ。
記入する連絡先の注意点
日常的にいつでも連絡が取れる電話番号でなければいけないので注意しましょう。カード発行後、カード会社から連絡がくる場合があるためです。また、他人の携帯番号を借りるのは絶対にやめましょうね。
カード会社から信用されなければ、クレジットカードを発行できなくなってしまいますよ。
④銀行口座の開設
クレジットカードは、翌月に支払いをまとめて銀行口座から引き落とす仕組みので、当然引き落とし先の銀行口座が必要になります。日本の銀行口座を持っていない方は、早急に開設しましょう。
日本のクレジットカードは海外の銀行口座を支払いに指定できません。在留カードまたは特別永住者証明書と住民票があれば、日本国内の銀行口座も作成できます。
銀行口座開設を断られる場合もある
ただし、在留カードなどを用意して銀行口座を解説しに行っても断られる場合もあるので注意しましょう。(みずほ銀行口座開設のお申込をされる在留カードをお持ちのお客さまへからの抜粋)
在留期間等の確認をさせていただきます。なお、口座開設のお申込時点で在留期間が3ヵ月未満の場合は、口座開設がお受付できませんので在留期間更新後にお申し込みいただきますようお願いいたします。
口座開設ができなかった場合は、SuicaやPASMO、バンドルカードの発行を検討してください。
クレジットカードを発行するためには、日本の銀行口座が必須です。
準備ができたら申し込むクレジットカードを選びましょう。外国人におすすめなクレジットカードを紹介していきますね。
外国人におすすめのクレジットカード7選
ここからは、外国人の方でも発行でき、なおかつお得に利用できそうなおすすめクレジットカードを7枚紹介していきます。
発行条件や年収審査に通過できそうなクレジットカードを紹介。今回紹介するカードは以下の7枚です。
券面 |
三井住友カード(NL) |
JCB CARD W |
アメックスグリーン |
楽天カード |
ライフカード |
エポスカード |
ACマスターカード |
年会費(税込) |
◎ 無料 |
◎ 永年無料 |
○ 発行手数料935円
|
◎ 無料 |
◎ 無料 |
◎ 永年無料 |
◎ 無料 |
ポイント還元率 |
○ 0.5% |
◎ 1.00%~10.50% |
◎ 1.0% |
◎ 1.0% |
○ 0.5% |
○ 0.5% |
○ 0.25% |
ポイント名 |
- |
apollostation出光で2%還元 |
なし |
・楽天市場のSPUでポイント最大15倍
|
・ショッピング保険が年間300万円と充実
|
各所で1.5%還元 |
・毎月の利用金額から0.25%自動でキャッシュバック
|
国際ブランド |
Visa
|
JCB |
Amex |
Visa・Mastercard・JCB・Amex |
Visa・Mastercard・JCB |
Visa |
Mastercard |
公式サイト |
1枚ずつ詳しく紹介していきます。
➀三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)は、SMBCが発行するクレジットカード。安全性がとても高いクレジットカードです。比較的新しいクレジットカードなのでキャンペーンも多く、新規会員を増やす狙いがあるため、審査に比較的通りやすいクレジットカードと言えるでしょう。
また、年会費が無料なのでさらに審査のハードルも下がります。年会費無料だと発行しても損失を最小限に抑えることができるため、発行のハードルが下がるのです。
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年会費無料で高還元
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手厚い付帯保険
年会費無料で高還元
三井住友カード(NL)は、年会費無料なうえに、セブン-イレブンやローソン、マクドナルドなどで、スマホのタッチ決済を利用すれば、ポイント還元率が最大7%になります。一般的なクレジットカードの還元率が0.5%、高還元クレジットカードでも1%なことを考えると最大7%は非常に高い還元率と言えます。
セブン-イレブンやローソン、マクドナルドなどを頻繁に利用する外国人の方は、ぜひとも発行しておきたいクレジットカードです。
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・スマートタッチプラン+1万円利用ごとに1,000Vポイントプレゼント
\新規入会&条件達成で最大5,000円相当プレゼント/
キャンペーン期間:2024/11/1~2025/2/2①新規入会&条件達成で3,000円分のVポイントPayギフトプレゼント
②新規入会&1万円ごとの利用で最大2,000円相当のVポイント♦学生限定♦
\新規入会&条件達成で最大6,000円相当プレゼント/
キャンペーン期間:2024/11/1~2025/2/2条件:①新規入会&スマホのタッチ決済1回以上
②新規入会&1万円ごとの利用
特典:①VポイントPayギフト
②Vポイント
三井住友カード(NL)公式サイト
➁JCBカード W
JCBカード Wは申し込みの年齢制限が18~39歳(高校生を除く)に限定されていますが、年会費無料で入会できるお得なクレジットカードの1つです。日本国内や海外のどこで使っても、常にポイントが一般のJCBカードの2倍になります。
また、JCBオリジナルシリーズパートナーの店舗で利用すれば、ポイントは最大で11倍まで付きます。スターバックスやセブンイレブン、モスバーガーなどが対象となっており、利用できるお店の範囲も広いのが魅力です。
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在留カードがあれば申し込みできると明言されている
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還元率がいつでも2倍
在留カードがあれば申し込みできると明言されている
JCBの本人確認書類の中に、在留カードと特別永住者証明書と書いてあります。つまり、外国人でも遠慮せず申し込んでも問題ありません。在留カードや特別永住者証明書を用意したうえで、申し込んでみましょう。
なお、JCBカードWはWeb申し込みのみの受付となっているので注意しましょう。
JCB CARD W 公式サイト
③アメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)
アメリカン・エキスプレス・カード、通称アメックスグリーンは、アメリカの会社アメリカン・エキスプレスが日本で発行しているクレジットカードです。他のカードと比べて年会費が高いですが、その分付帯特典も豪華なものが用意されているのが特徴です。
年収が高い日本在住の外国人の方におすすめなクレジットカードとなっています。発行のハードルは少々高めなので、日本人でも審査に通過できない方もいるので、自分の収入に自信がある外国人の方は、発行をチャレンジしてみましょう。
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外国人でも発行できると名言&英語での対応してくれる
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豪華な特典
外国人でも発行できると名言&英語での対応してくれる
アメックスの公式のQ&Aページに、海外の方でも申し込みできると明言されているので外国人の方が申し込んでも発行できる可能性があるでしょう。
もともとアメックスはアメリカの会社なので、外資系独自の審査基準を持っているため、申し込む人の国籍をあまり気にしない傾向があるようです。
アメックスグリーン 公式サイト
④楽天カード
「楽天カード」は18歳以上であれば誰でも申し込むことができ、年会費永年無料のコストパフォーマンスの高いクレジットカードです。ポイント還元率は1%と高い水準であり、楽天市場を利用した場合は3倍のポイント還元を受けられるのが最大の特徴。
楽天トラベルや楽天ブックスなどのグループ系列のサービスを使えば、「スーパーポイントアッププログラム」が適用され、還元率がアップします。楽天グループのサービスを利用する機会が多いという人は、非常に効率的にポイントを貯めることができるでしょう。
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審査難易度が低いクレジットカード
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楽天経済圏の利用で高還元
審査難易度が低いクレジットカード
クレジットカードの審査難易度は大きくわけて5つに分類されるのですが、楽天カードはクレジットカードのなかでも流通系クレジットカードと言われるグループに該当します。
流通系クレジットカードは審査難易度が下から2番目と低く、審査難易度が厳しくないクレジットカードと言えるでしょう。日本人の方でも多くの方が利用している楽天カードは、比較的易しいので、外国人の方でも通りやすくなっているのです。
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\新規入会&利用で10,000ポイントプレゼント!/
開催期間:2024/11/15(金)10:00~2024/11/25(月)10:00
※特典(期間限定ポイント含む)の進呈には条件がございます。詳細は公式サイトをご確認ください。
楽天カード 公式サイト
⑤ライフカード 年会費無料
ライフカードは、年会費無料なのにポイントが貯まりやすい上に旅行保険も付帯しているので特に若い方に人気のクレジットカードです。
ライフカードの還元率は、入会から1年間はポイントが1.5倍、誕生月なら3倍になります。1,000円ごとに1ポイント貯まり、1ポイントが約5円相当です。貯まったポイントは最大5年間有効。2年間は自動繰り越しされますが、3年目以降は繰越手続きが必要になります。
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お得なポイントプログラム
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年会費無料だから審査が比較的カンタン
お得なポイントプログラム
ライフカードの還元率は、前年のカード利用額によって変わります。全年の利用金額に応じて翌年の還元率が上がるステージ制度を導入しているのです。年間50万円以上の利用で翌年1.5倍、100万円以上の利用で1.8倍、200万円以上なら2倍に上昇します。
また、年間50万円の利用で300ポイントのボーナスポイントを獲得できるので、ポイ活をしたい外国人の方におすすめなクレジットカードトなっています。
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<新規入会プログラムで最大10,000円キャッシュバック!>
① アプリログインで1,000円キャッシュバック!
② 合計6万円以上(税込)のショッピングご利用で6,000円キャッシュバック!
③ 水道光熱費のお支払いで最大3,000円キャッシュバック!
∟電気・ガス・水道いずれかのご利用明細ごとに1,000円キャッシュバック!<使うとおトクプログラムで最大5,000円キャッシュバック!>
④Apple Pay / Google Payのご利用で3,000円キャッシュバック!
⑤サブスクのご利用で2,000円キャッシュバック!
ライフカード 公式サイト
⑥エポスカード
エポスカードも公式サイトに、「日本国内在住の」方なら申し込み可能と書いてあるので、日本在住の外国人の方でも、発行できるクレジットカードの1つです。
即日発行にも対応しているエポスカードは、申し込んだその日に手元にカードが届いてすぐ使えます。今すぐクレジットカードを手に入れたい外国人の方は、エポスカードを発行しましょう。
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Visaで発行できる
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マルイ百貨店で高還元&最大10%還元
VISAで発行できる
エポスカードは、国際ブランドVisaで発行できます。Visaは世界一の国際ブランドで、世界シェアは50%と半数にもおよび、2位のマスターカード(26%)を大きく引き離しています。The Nilson Report「Purchase Transactions on Global Cards in 2017」
日本国内でも加盟店が多く、世界200カ国以上で使えるVisaで発行できるエポスカードは、日本以外でもクレジットカードを使いたい外国人の方におすすめです。
エポスカード 公式サイト
⑦ACマスターカード
ACマスターカードは、アコムが発行するクレジットカード。独自審査を行っており、WEB診断で簡易的に審査に通過できるかどうかを確認できるので、外国人の方でも事前に審査通過ができるかどうかがすぐにわかります。
ACマスターカードは自動キャッシュバック制。ほとんどのクレジットカードが採用しているポイント還元制ではなく、 自分の銀行口座に現金の形で勝手に振り込まれます。ポイントの使い方がわからないといった方でも、心配せずに使えるクレジットカードです。
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自動契約機(むじんくん)で発行可能
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自動でキャッシュバック
自動契約機(むじんくん)で発行可能
専用の自動契約機(むじんくん)でその場でカードの発行ができます。審査時間は最短30分なので、急いでいる人におすすめのクレジットカードです。
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キャンペーンは現在行われていません
ACマスターカード 公式サイト
外国人がクレジットカードを発行する時の手順
申し込むクレジットカードが決まったら発行までの手順を確認しましょう。審査について気になる方もぜひ参考にしてみてください。
手元に外国人の方がクレジットカードを発行して手元に届くまでには以下の5つのステップが必要です。
申し込むカードが決まったらあとは、外国人も日本人もあまり差はありません。しかし、外国人特有の審査通過率が上がるかもしれない申し込み方法があるので紹介します。1つずつ見ていきましょう。
➀発行できるかの条件を確認
日本のクレジットカードへの申し込みを希望する外国人の方が、そもそも日本でクレジットカードを発行する条件を満たしているかどうかを確認しましょう。
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特別永住者
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中長期在留者
もう1度、外国人が日本のクレジットカード審査に落ちない条件について詳しく読みたいという方は、こちらをクリックしてください。
➁申し込み前の事前準備
日本でクレジットカードを作成するには、事前準備が重要です。審査をできるだけスムーズに進めるため、また審査に通過する可能性を上げるためにも、あらかじめ用意できる書類などをそろえておきましょう。
具体的に外国人の方がクレジットカードに申し込む前に準備しておくべきものは以下の4点です。
-
特別永住者証明書か在留カード
-
住所(住民票)
-
電話番号(連絡先)
-
銀行口座の開設
日本人の方が必要な書類よりも多くなりますが、その分信用してもらい、審査通過率を少しでも上げましょう。
また、カード会社によっては日本語でコミュニケーションが取れる人であるかを確認することもあります。少しでも日本語能力を上げておきましょう。
カードの利用規約などは日本語で書かれているため、ある程度の日本語能力が求められるようです。
③クレジットカードへ申し込み
事前準備まで終わったらクレジットカードに申し込みましょう。申し込み自体は簡単。必要事項を記入していくだけです。
ただし、インターネットの申し込みでは、日本でクレジットカードを発行できる条件をクリアしても、本当に「特別永住者」か「中長期在留者」の資格を持っているかどうかわからないため、信用されずほとんどの場合審査落ちをしてしまします。
インターネットでも申し込み者の審査は多く場合、機械で審査が行われているため、外国人の場合、審査に落ちる可能性が上がってしまうのです。
インターネットで申し込むより書面で申し込んだ方が通過率が上がるかも
外国人の方は、書面での申し込みや店頭での申し込みがおすすめです。すぐに審査結果は出ないですし、先方とのやり取りが必要になるため、手間がかかりますが、インターネットで申し込むより審査率が上がる可能性があります。
書面での申し込みをしたい場合は、カード会社に1度電話をしてみるとよいでしょう。
身分証明
身分証明書は前述の通り、在留カードもしくは特別永住者証明書の提出が必要ですが、他のものも用意しておくと良いでしょう。具体的には、パスポート・健康保険証・日本で取得した運転免許証などがあげられます。
留学生の方の場合は学生証のコピーを提出することも必要です。カード会社から在留カード以外の身分証明書の提出を求められたときに慌てないためにも、これらの書類を用意しておくと安心です。
収入証明
クレジットカードの審査においては安定した収入があることが重視されるので、収入を証明する書類があると良いでしょう。必ずしも必要というわけではありませんが、カード会社によっては提出を求められることもあるので、準備しておくに越したことはありません。
収入証明書として有効なものは、給与明細・所得明細書・源泉徴収票・納税通知書などです。これらの書類からは収入額だけでなく、雇用形態・勤続年数などがチェックされます。
④審査を受ける
申し込みが終わると、クレジットカード会社の審査を受けます。申し込み者が信用できるかどうかを判断されるので、申し込みまでに少しでも信用度を上げておきましょうね。
外国人の場合、カード利用額未払いで外国へ逃げられるとカード会社はお金を回収できなくなるので、特に注意深く審査を受けることが予想されます。
審査を受けている間は何もできることがないので、カード会社からの連絡を待ちましょう。
カードを同時に申し込むのはやめよう
クレジットカードの申し込みを行うときは、同じタイミングで複数の会社に申し込まないほうがいいでしょう。申し込みをした履歴は信用情報機関を通して、各カード会社に共有されるため、何社も同時に申し込んでいるとマイナスの印象を与える場合もあります。
一般的にお金に困っているとみなされ、信用度を落とす行動にあたるので1度に申し込むカードは1枚にしておきましょう。
⑤カード受け取り
審査通過の知らせが届いたら、カードが申し込み時に記入した住所に届きます。審査通過の知らせはメールアドレスに届くので確認してみましょう。
カード受け取り時には、本人確認書類が必要なので、在留カードや運転免許証などの顔写真付きの証明書を用意してくださいね。
外国人もクレジットカードを作れるので安心して申し込んでみよう
日本に在留資格があり、身分証明書や日本の銀行口座などを持っていれば、外国人でも日本のクレジットカードを作ることが可能です。手続きに必要な書類をあらかじめ準備しておくことで、スムーズに申し込むことができるでしょう。
特に、冒頭でお伝えしたとおり「三井住友カード(NL)」は最もおすすめのクレカと言えます。
日本では、日本のクレジットカードを使用した方がポイント還元などでメリットがあります。日本に3ヶ月以上滞在し、収入も安定している人であれば審査に通過するハードルはそれほど高くありませんので、外国人の方もクレジットカードの審査にチャレンジしてください。
日本で生活するために便利なカードへ積極的に申し込んでみましょう。
条件を満たして申し込みを行うと日本人と同様の審査が行われます。日本での滞在期間が長ければ信用度が上がるため、審査においてプラスに働くでしょう。