つみたてNISAは楽天証券で始めるのがおすすめ!商品の選び方も解説

投稿日:2023/05/08 最終更新日:2024/05/13
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楽天証券は、投資初心者から経験者まで幅広く利用されている証券口座の一つです。特に、つみたてNISAを利用する際には、積立をしながらポイントを貯められたり、190種類の商品から選択できたりとおすすめの証券口座です。

騰落率や信託報酬、ファンドスコアを参考にしながら比較・検討をし、商品を選んでいくのが重要です。商品の選び方を学んでから、楽天証券でつみたてNISAを始めてみましょう。 
 

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この記事の監修者

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菅原良介

株式会社Finatext

証券アナリスト

Finatext サービスディレクター・アナリスト。日本テクニカル協会認定テクニカルアナリスト。早稲田大学 政治経済学部 経済学科卒業。Finatextグループで展開される投資・証券サービスのディレクターを担当する傍ら、アナリストとしても活動。グループで展開するコミュニティ型株取引アプリSTREAM内で開催されるイベントのモデレーターなども務め、国内メディアへの寄稿も行う。

つみたてNISAを始めるなら楽天証券がおすすめな理由

つみたてNISAの口座を作る場合、楽天証券が多くの人にとってはおすすめです。2023年4月には楽天証券のつみたてNISA口座数は、業界最多の300万口座を突破し、ネット証券の人気ランキングでも常に上位を維持しています。このように多くの人に選ばれる理由として、投資信託を購入することで楽天ポイントを貯められたり、つみたてNISAに対応している商品が多かったりと様々なメリットがあるからです。

楽天証券の利用を検討する際に、特に押さえておきたいメリットは以下の3点です。

1. 楽天ポイントが貯まる

楽天証券では、投資信託の積立でポイントを貯めることができます。投資信託を運用しながら、楽天ポイントを貯める方法は2つの方法があります。

運用しながらポイントを貯める方法

運用しながらポイントを貯める方法

  楽天ポイントを貯める方法  

  1. 楽天カードのクレジット決済で積立:積立金額の0.5~1.%が還元(還元率は、ファンドの代行手数料や楽天カードの種類によって判断)また、積立指定日は毎月1日または8日
  2. 楽天カードから楽天キャッシュ(電子マネー)にチャージして積立:楽天カードからのチャージ額に対して一律0.5%還元。積立指定日は毎月1日~28日で選択可能

上記の2つの方法の違いは、ポイントの還元率と積立指定日選択の有無です。いずれの方法も楽天のクレジットカードが必要な点は同じです。

楽天カードからクレジット決済で積み立てる場合、積立金残高の0.5~1%がポイントとして還元されます。ただし、こちらの方法では積立指定日を毎月1日か8日に設定しなければなりません。

一方、楽天キャッシュで積み立てる場合、楽天カードからのチャージ額に対して0.5%が還元されます。楽天キャッシュでの運用では、積立指定日を毎月1日~28日から選択することが可能です。

どちらの方法でも設定可能上限額は毎月5万円までです。ただし、2つの方法は併用することが可能なので、毎月最大で10万円を積み立てることができます。つみたてNISAに投資できる金額は年間で40万円(2024年から始める新NISAでは年間120万円)までなので、ポイントを貯めながらお得に運用しましょう。

2. つみたてNISA対応の商品が多い

楽天証券では、つみたてNISAに対応している商品が多いのも特徴です。まず、つみたてNISAの口座から全ての投資信託を購入することはできません。金融庁の最新データによると、つみたてNISAに対応している商品は全部で227種類です。そのうち、楽天証券では190本の商品に対応しています。

他の証券口座とつみたてNISA対応商品の取扱数を比較すると以下の通りです。楽天証券のつみたてNISA対応の商品取扱数が業界トップ水準なことが分かります。

証券口座 つみたてNISAの取扱商品数
楽天証券 190
SBI証券 192
マネックス証券 167
auカブコム証券 188
松井証券 184

※2023年4月17日時点

3. 月100円から始められる

加えて、楽天証券では月100円から積立を始められる点も魅力的です。各証券口座では、最低投資額が決まっていますが、楽天証券なら毎月100円が最低投資額になります。投資と聞くとまとまったお金が必要と感じる人も少なくありませんが、実際に楽天証券では少額からでも始められます。

このような少額からの積立は、特に初心者投資家や学生、または投資に対するリスクを感じている人にとって、非常に有効です。まずは100円からの積立を始め、投資の流れや銘柄の動き、ランキングの変動などを確認しながら、投資に対する実感や経験を積んでいくことができます。

まず初心者の方は100円から始めてみて、ある程度積立の方法に実感を持てたら、毎月の運用額を拡大していきましょう。

楽天証券のNISA口座開設はこちら


楽天証券でつみたてNISAの商品を選ぶポイント

楽天証券でNISA口座を開設したものの、どのような基準で商品を選べばいいか分からない人も多いはずです。商品選びのポイントとして、騰落率、信託報酬、ファンドスコアに注目することで効率的な運用を目指すことができます。

騰落率

騰落率とは、一定の期間内でどれくらい価格の変化が発生したかを表すものです。例えば、投資信託の価格が1万円から1万1,000円に上昇すると、騰落率は10%の上昇です。このように騰落率を見ることで、商品のパフォーマンスが良いか悪いかを見極めることができます。

この指標を利用することで、商品の過去のパフォーマンスや市場の動向を把握することができます。例えば、米国や先進国を対象としたインデックスファンドの騰落率を確認することで、そのファンドの安定性やリスクを評価することができます。

騰落率は「運用報告書」と呼ばれるレポートに掲載されており、直近の騰落率について確認できます。無料で見ることができるので、つみたてNISAで気になる商品がある場合は騰落率に注目しましょう。

信託報酬の割合

つみたてNISAで商品を選ぶ場合、信託報酬に注目することも重要です。信託報酬とは、投資信託の運用や管理をするためにかかる費用のことです。

つみたてNISAで購入する商品は、購入時に手数料はかかりませんが、信託報酬は手数料として支払う必要があります。そのため、信託報酬の割合が低い商品を選ぶことで、長期的な運用コストを抑えることができます。

信託報酬が低い商品を選ぶポイントとして、インデックスファンドがおすすめです。インデックスファンドは特定の指数に連動して作られている商品なので、信託報酬が割安です。インデックスファンドの場合、信託報酬は0.1~0.15%前後です。インデックスファンドと対照的なものに、アクティブファンドがあります。こちらは指数以上のパフォーマンスを目標とした運用を行い、運用コストは比較的割高です。

つみたてNISANの商品を選ぶ際は商品のパフォーマンスだけでなく、手数料にも注目しましょう。

【関連記事】:つみたてNISAの手数料を比較!安い手数料を選ぶポイント

ファンドスコア

楽天証券には、190種類もの豊富な商品ラインアップがあり、初心者から経験者まで、多くの人々が自分の投資目的に合わせて商品を選ぶことができます。しかし、その多さゆえに、どの銘柄を選べば良いのか迷ってしまう人も少なくありません。そこで役立つのが、楽天証券独自のファンドスコアです。

ファンドスコアとは、同じ種類のファンドでより効率的に運用できたファンドを表すものです。5段階評価で、より効率的な運用ができた商品に高い評価がつけられます。

ファンドスコアの推移

ファンドスコアの推移

ファンドスコアは1年、3年、5年、10年と期間ごとに評価がつけられています。楽天証券が公式サイトで提供している「投信スーパーサーチ」から各商品のファンドスコアの確認ができます。つみたてNISAでは中・長期で運用していくため、ファンドスコアでは5年や10年と言った期間が長いもので、高い評価の商品に注目しましょう。

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楽天証券で買える商品の特徴

楽天証券のつみたてNISAでは190種類のラインナップがあり、特徴としてポイントの還元率とインデックスファンドの割合が挙げられます。1%ポイント還元を受けられる商品やインデックスファンドの割合がどのくらいか事前に把握することで、柔軟な投資プランを立てることができます。

ポイント還元率ごとのラインナップ

楽天証券では楽天キャッシュの使用やクレジット決済によって、運用をしながらポイントを貯めることができます。クレカ決済の場合、0.5~1%のポイント還元がもらえます。クレカ決済のポイント還元率を種類別に分けると以下のようになります。

  ポイント還元率の種類  

  1. 1%のポイント還元:13種類
  2. 最大1%のポイント還元:177種類

※2023年5月1日時点

一部の商品のみ1%のポイント還元を受けることができ、残りは0.5~1%のポイントを受け取ることができます。一方、楽天キャッシュによる積立の場合、楽天カードからの積立額に対して一律0.5%のポイント還元が受けられます。

楽天キャッシュとクレカ決済の積立は併用も可能なので、お得に運用が可能です。

インデックスファンドの割合

これからつみたてNISAで運用を始める人はインデックスファンドに注目するのがおすすめです。インデックスファンドとは日経平均株価などの指数に連動した動きをする商品のことです。インデックスファンドは信託報酬が割安な傾向があり、コストを抑えながら運用を始めることができます。

実際に楽天証券で購入できるインデックスファンドは100種類を超えています。

  つみたてNISA取扱い銘柄のインデックスファンドの数  

  1. インデックスファンド:125種類
  2. インデックスファンド以外:65種類

このように楽天証券では190種類の内、約6割の商品がインデックスファンドです。そのため、豊富なラインナップから自分に合った商品を見つけることが可能です。

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楽天証券で買えるつみたてNISAのおすすめ商品ランキング

楽天証券では、190種類ものつみたてNISAに対応している商品があり、実際にどの商品を購入すればいいか分からない人も多いはずです。今回は、おすすめの商品を日本と海外それぞれ5つ紹介します(ただし、実際の投資については自己判断で購入してください)。

また、基準価格やファンドスコア(5年または10年)、トータルリターン(5年)、信託報酬などは5月8日に取得したデータです。

日本

日本に投資しているおすすめの商品は以下の5つです。

日本に投資しているおすすめの商品

  1. eMAXISSlim国内株式(日経平均)
  2. 年金積立Jグロース
  3. 野村つみたて日本株投信
  4. ニッセイTOPIXインデックスファンド
  5. 大和住銀DC国内株式ファンド

1. eMAXISSlim国内株式(日経平均)

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項目 データ
商品名 eMAXISSlim国内株式(日経平均)
基準価格 13,721円
ファンドスコア(5年) ★★★★★
純資産残高 265.48億円
トータルリターン(5年) 7.31%
信託報酬 0.154%
委託会社 三菱UFJ国際投信
組入銘柄(上位3つ) ファーストリテイリング
ソフトバンクグループ
東京エレクトロン

※2023年5月8日時点

eMAXISSlim国内株式(日経平均)は日経平均株価と連動する成果を目指して、国内の株式に投資する商品です。インデックスファンドであるため、信託報酬も0.154%と低めに設定されています。組入上位銘柄では、ユニクロのファーストリテイリングやソフトバンクグループなどが入っています。

基準価格もコロナ禍以降、着実に右肩あがりしているため、安定して資産形成をしたい人におすすめのファンドです。

参考:eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) | 投資信託

2. 年金積立Jグロース

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項目 データ
商品名 年金積立Jグロース
基準価格 35,640円
ファンドスコア(10年) ★★★★★
純資産残高 618.85億円
トータルリターン(5年) 6.62%
信託報酬 0.902%
委託会社 日興アセットマネジメント
組入銘柄(上位3つ) ソニーグループ
トヨタ自動車
キーエンス

※2023年5月8日時点

年金積立Jグロースは、今後の成長が期待できる企業に投資をし、TOPIXの動きを上回る成果を目指します。トヨタ自動車やキーエンスといった今後も成長の見込みがある企業が上位銘柄に入っています。

インデックスファンドに比べて、信託報酬は少し割高ですが、ファンドスコアが高いため、効率的な運用が可能です。

参考:年金積立 Jグロース | 投資信託

3. 野村つみたて日本株投信

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項目 データ
商品名 野村つみたて日本株投信
基準価格 15,802円
ファンドスコア(5年) ★★★★★
純資産残高 135.63億円
トータルリターン(5年) 7.23%
信託報酬 0.187%
委託会社 野村アセットマネジメント
組入銘柄(上位3つ) ファーストリテイリング
東京エレクトロン
ソフトバンクグループ

※2023年5月8日時点

野村つみたて日本株投信は、日経平均株価(日経225)に採用されている銘柄を投資対象としています。国内の株式市場全体の長期的成長を目標としており、200銘柄以上に分散投資を行います。

日本株に積極的に投資をしたい人にとって魅力的な商品となっています。

参考:野村つみたて日本株投信 | 投資信託

4. ニッセイTOPIXインデックスファンド

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項目 データ
商品名 ニッセイTOPIXインデックスファンド
基準価格 15,154円
ファンドスコア(5年) ★★★☆☆
純資産残高 575.77億円
トータルリターン(5年) 5.56%
信託報酬 0.154%
委託会社 ニッセイアセットマネジメント
組入銘柄(上位3つ) トヨタ自動車
ソニーグループ
三菱UFJフィナンシャル・グループ

※2023年5月8日時点

ニッセイTOPIXインデックスファンドは、TOPIXに採用されている銘柄を主要投資対象とする商品です。TOPIXに連動する成果を目指しています。

TOPIXは東証プライム市場の全銘柄を対象としており、その数は2,000を超えます。日経平均株価ではなく、TOPIXに関心がある人におすすめの商品です。

参考:ニッセイTOPIXオープン | 投資信託

5. 大和住銀DC国内株式ファンド

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項目 データ
商品名 大和住銀DC国内株式ファンド
基準価格 20,580円
ファンドスコア(10年) ★★★★★
純資産残高 351.37億円
トータルリターン(5年) 8.15%
信託報酬 1.045%
委託会社 三井住友DSアセットマネジメント
組入銘柄(上位3つ) 三菱UFJフィナンシャル・グループ
日本電信電話
第一生命ホールディングス

※2023年5月8日時点

大和住銀DC国内株式ファンドは、国内株式に投資するアクティブファンドです。銘柄選定、マクロ経済や産業動向の分析を行い、長期的な成果を目指します。ファンドスコア(10年)でも、5段階評価で5を獲得しており、中長期の運用に向いています。

アクティブファンドであるため、信託報酬が約1%と他のファンドと比較すると手数料がかかる点には注意しましょう。

参考:大和住銀DC国内株式ファンド | 投資信託

海外

海外に投資しているおすすめの商品は以下の5つです。

海外に投資しているおすすめの商品

  1. eMAXISSlim米国株式(S&P500)
  2. 楽天・全米株式インデックス・ファンド
  3. eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)
  4. 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
  5. たわらノーロード 先進国株式

1. eMAXISSlim米国株式(S&P500)

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項目 データ
商品名 eMAXISSlim米国株式(S&P500)
基準価格 20,349円
ファンドスコア(3年※) ★★★★★
純資産残高 20,283.23億円
トータルリターン(3年※) 24.85%
信託報酬 約0.093%
委託会社 三菱UFJ国際投信
組入銘柄(上位3つ) アップル
マイクロソフト
アマゾン

※2023年5月8日時点

※ファンドスコアとトータルリターンについては、最新のデータが3年までしかないため、3年での記載。

eMAXISSlim米国株式(S&P500)は、米国の代表的な株価指数S&P500に連動して、米国の株式に投資を行う商品です。インデックスファンドであるため、信託報酬が低く、約0.093%という値になっています。さらに、トータルリターン(3年)も24.85%と高い数値を出しており、楽天証券の「買付ランキング」及び「積立設定件数ランキング」ともに1位になっている人気の商品です(2023年5月8日時点)。

参考:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 投資信託

2. 楽天・全米株式インデックス・ファンド

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項目 データ
商品名 楽天・全米株式インデックス・ファンド
基準価格 20,749円
ファンドスコア(5年) ★★★★★
純資産残高 8,849.79億円
トータルリターン(5年) 15.09%
信託報酬 0.162%
委託会社 楽天投信投資顧問
組入銘柄 バンガード・トータル・ストック・マーケットETF

※2023年5月8日時点

楽天・全米株式インデックス・ファンドは、バンガード・トータル・ストック・マーケットETFに投資する商品です。バンガード・トータル・ストック・マーケットETFとは、CRSP米国総合指数に連動する成果を目指す投資信託のことを指します。

ETFを通して、米国の企業に投資しており、例えばアップルやマイクロソフト、テスラ、アルファベットなどが上位銘柄になります。トータルリターンは5年で15.09%と高い実績があります。買付や積立設定の件数も上位に位置しており、多くの投資家から注目されている商品です。

参考:楽天・全米株式インデックス・ファンド | 投資信託

3. eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)

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項目 データ
商品名 eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)
基準価格 18,019円
ファンドスコア(3年※) ★★★★★
純資産残高 10,496.68億円
トータルリターン(3年※) 22.57%
信託報酬 0.114%
委託会社 三菱UFJ国際投信
組入銘柄(上位3つ) アップル
マイクロソフト
アマゾン

※2023年5月8日時点

※ファンドスコアとトータルリターンについては、最新のデータが3年までしかないため、3年での記載。

eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)は、日本を除く先進国や新興国の株式などに投資をする商品です。組み入れ銘柄(上位3つ)を見ると、eMAXISSlim米国株式(S&P500)と違いが分かりませんが、こちらの商品は新興国にも投資を行っている点で異なります。

国や地域を分散投資している商品なので、複数の国に投資をしたい人におすすめです。

参考:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 投資信託

4. 楽天・全世界株式インデックス・ファンド

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項目 データ
商品名 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
基準価格 17,494円
ファンドスコア(5年) ★★★★☆
純資産残高 2,794.86億円
トータルリターン(5年) 11.47%
信託報酬 0.195%
委託会社 楽天投信投資顧問
組入銘柄 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
バンガード・トータル・インターナショナル・ストックETF

※2023年5月8日時点

楽天・全世界株式インデックス・ファンドは、ETFを中心に先進国や新興国の株式に投資をする商品です。全世界の商品であることから、国や地域を分散させた運用が可能であり、トータルリターン(5年)も10%以上となっています。

先ほどの「楽天・全米株式インデックス・ファンド」とは異なり、こちらの商品は全世界の株式市場の動きをとらえる運用を目指しているため、バランスのとれた運用が可能です。

参考:楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 投資信託

5. たわらノーロード 先進国株式

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項目 データ
商品名 たわらノーロード 先進国株式
基準価格 23,246円
ファンドスコア(5年) ★★★★★
純資産残高 3,021.66億円
トータルリターン(5年) 13.86%
信託報酬 約0.099%
委託会社 アセットマネジメントOne
組入銘柄(上位3つ) アップル
マイクロソフト
アマゾン

※2023年5月8日時点

たわらノーロード 先進国株式は、海外の取引所に上場している株式に投資をする商品です。投資する国としては、アメリカの割合が最も高く(68.3%)、他にもイギリスやカナダ、スイスなどの様々な国に投資をしています。

トータルリターンが13.86%と高く、信託報酬もインデックスファンドなため割安です。手数料を抑えながら、高いリターンを目指すことができます。

参考:たわらノーロード 先進国株式 | 投資信託

【関連記事】つみたてNISA対象商品はどうやって選ぶ?おすすめファンドは?

楽天証券のNISA口座開設はこちら

投資スタイルごとの商品のポートフォリオは?

これまで商品の選び方や楽天証券で買えるおすすめの商品を説明してきました。自分にあった商品をさらに選んでいくには、自分の投資スタイルに合った商品を選んだり、組み合わせたりするのが重要です。

投資スタイルごとの商品の選び方

投資スタイルごとの商品の選び方

ここでは、コストとリターンの観点から3種類に分けて、説明していきます。

低リスクな商品でコツコツ運用したい人

低リスクで運用をしたい人は、株式や債券などの複数の資産に投資している商品や色々な国や地域に投資をしている商品を選ぶのがポイントです。

例えば、「eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)」や「たわらノーロード 先進国株式」が低リスクで運用したい人におすすめです。

バランスよく運用したい人

ある程度リスクを考慮しながら、かつリターンも重視したい人は先進国と国内への投資で分散効果を高めるのが重要です。

例えば、「野村つみたて日本株投信」と「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」を組み合わせて、投資地域を分散しながらリターンを狙っていく方法があります。

リターン重視で運用したい人

積極的にリターンを重視したい人は、米国や新興国の株式へ投資を行う商品がおすすめです。例えば、「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」や「楽天・全米株式インデックス・ファンド」を組み合わせて、米国市場に積極的に投資する方法があります。

自分の投資スタイルに合った方法で、どの商品を選択するか考えていきましょう。

【関連記事】つみたてNISAの銘柄のおすすめの組み合わせは?

まとめ:楽天証券で効率的につみたてNISAを始めよう

この記事では、楽天証券のメリットや楽天証券で購入できるおすすめの商品について紹介しました。楽天証券は、積立をしながらポイントを貯めることができ、つみたてNISAに対応している商品も豊富です。これにより、投資家は自分の投資目的やリスク許容度に合わせて、最適な商品を選ぶことができます。

また、楽天証券のサービスの中でも特に人気なのが、投資信託のランキングやファンドスコアです。これらの情報を利用することで、投資家は商品の過去のパフォーマンスや信託報酬、騰落率などを比較し、自分にとって最適な商品を選ぶ手助けを受けることができます。

つみたてNISAを利用することで、長期的な視点での運用を目指し、複利の効果を最大限に活用して資産を増やすことが目的です。そのため、大きくリスクを取ることなく、分散投資を行いながら、安定した収益を目指したいという方に向いているでしょう。

最後に、楽天証券での投資を始める際には、金融庁やその他の公的機関が提供する情報も参考にし、しっかりとした知識と情報を元に、自分の投資スタイルに合った商品を選ぶことが大切です。

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よくある質問

Q

楽天証券でつみたてNISAに対応している商品はどのくらいありますか?

A

楽天証券のつみたてNISA対応の商品は190種類あります。

詳しくは「つみたてNISA対応の商品が多い」を参照。

Q

つみたてNISAで商品を購入するメリットは何ですか?

A

NISA口座で購入した商品で発生した利益は非課税になる点がメリットとして挙げられます。また、つみたてNISAでは複利効果を期待でき、長期投資によって効率的な運用ができる点もメリットです。

【関連記事】つみたてNISAの複利効果の仕組みとは?計算方法とシミュレーションついて解説

Q

インデックスファンドの信託報酬はどれくらいかかりますか?

A

インデックスファンドの場合、信託報酬は信託報酬は0.1~0.15%前後が目安です。

詳しくは「信託報酬の割合」を参照。

Q

楽天証券でつみたてNISAに対応した商品を購入できますか?

A

楽天証券では、190種類のつみたてNISAに対応した商品があり、自分にあった投資信託を見つけることができます。

例えば、三菱UJF国際投信が提供している「eMAXISSlim」や楽天投信投資顧問が出している「楽天・全米株式インデックス・ファンド」等の人気商品を購入できます。

詳しくは「楽天証券で買えるつみたてNISAのおすすめ商品ランキング」を参照。

Q

自分にあった投資信託はどのように見つければいいですか?

A

自分にあった投資信託を見つけるためには、自分の投資スタイルを確立するのが重要です。

例えば、低リスクで運用したい場合は、複数の資産や国に投資している銘柄が候補になり、リターンを重視したい場合は、米国株や新興国に投資している銘柄が候補になります。

詳しくは「投資スタイルごとの商品のポートフォリオは?」を参照。

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