つみたてNISAは日本の個人投資家にとって非常に魅力的な制度として導入されました。この制度の最大のメリットの一つは、販売手数料が無料となる点です。ただし、投資信託の運営や管理を行うのに必要な信託報酬は払う必要があります。
そのため、つみたてNISAで投資信託を選ぶ際は、信託報酬の低い商品を選ぶのが重要です。また、つみたてNISAの取扱商品数が多い金融機関を選ぶことで、多様な投資信託から自分の投資方針やリスク許容度に合わせた商品を選ぶことができます。このような選択肢の豊富さは、投資家が自身の資産形成の戦略をより柔軟に組み立てる上での大きな助けとなるでしょう。
さらに、つみたてNISAを利用することで、税制上の非課税期間が享受される点も大きなメリットとして挙げられます。これにより、中長期的な資産の成長を望む投資家にとっては、利益の成果を最大限に享受することが可能となります。また、初めて投資を始める初心者にとっても、長期にわたって安定した資産形成ができ、収益が非課税になるこの制度は手軽に始める入り口として最適です。
つみたてNISAの取扱数が多い証券会社を比較し、自身の目的に合った口座を開設して、資産形成を始めましょう。本記事では、つみたてNISAにかかる手数料の内容や、商品を選択する際の注意点について徹底解説します。おすすめの証券会社も紹介しますので、資産形成を行う上での参考にしてください。
つみたてNISAでは手数料がかからない?
つみたてNISAで商品を購入する際、投資信託に関する手数料を気にする人もいるかもしれません。しかし、NISA口座で商品を購入する場合、購入時の手数料はかかりません。つみたてNISAで費用がかかるのは、投資信託の運用に必要な手数料である信託報酬です。
購入時の手数料は無料
投資を始める際、特に「つみたてNISA」を利用する場合、多くの人が手数料についての疑問を持つことでしょう。実際、多くの金融機関や証券会社で提供されている投資信託や株式の取引には、さまざまな手数料が発生します。しかし、NISA口座で商品を購入する際のポイントは、どの証券会社を利用するかに関わらず、購入時の手数料は無料となっている点です。
このような購入時に手数料がかからない投資信託商品のことをノーロードと言います。
多くの証券会社や銀行が提供するNISA口座では、ノーロードの投資信託の銘柄を積立投資として扱っています。つまり、毎月一定の金額を自動的に投資する「積立」を行う場合でも、購入時の手数料を気にする必要はありません。
以下がつみたてNISAの主な特徴です。
また、多くの金融機関のNISA口座ではほとんどの商品が売却時の手数料(信託財産留保額)も0円で取り扱っています。このように、つみたてNISAでは売却時に手数料がかかる商品はほとんどありません。
つみたてNISAで重要なのは信託報酬
つみたてNISAの手数料で投資家が最も注目すべきポイントなのは信託報酬と呼ばれる費用です。信託報酬とは、投資信託の運営や管理に定期的にかかる費用のことで、各金融機関や証券会社が提供する商品ごとに設定されている割合が異なります。
つみたてNISAでも信託報酬を支払う必要があるため、手数料を安く抑えたい人は信託報酬に注目しましょう。
改めて、投資信託にかかる3つの費用をまとめると以下のようになります。
投資信託にかかる3つの費用
- 購入時手数料:商品を購入する際にかかる費用ですが、NISA口座での商品は全て手数料無料のノーロードです。
- 信託報酬:投資信託の運営や管理を行う費用です。NISA口座でもかかる費用で、投資信託ごとに費用は異なります。これは投資をするうえで間接的に負担するもので、信託財産の純資産総額の一定の割合として計算されます。
- 売却時手数料(信託財産留保額):保有している商品を売却するときに係る費用。NISA口座では、ほとんどの商品が売却時手数料が無料の「ノーロードファンド」です。
購入時手数料や売却時手数料は、証券会社によっては無料の場合があります。そのため、投資信託にかかる費用として特に注意する必要があるのは、信託報酬となります。
信託報酬はいつ支払うのか
この信託報酬は具体的に投資を始めてどのタイミングで発生するのでしょうか。
信託報酬は毎日計算され、その日のファンドの純資産総額を基にして、具体的な金額が算出されます。そして、その算出された信託報酬の額は、ファンドの基準価額に直接反映される形で、投資家の資産、すなわち信託財産から控除されることになります。
要するに、投資家が直接手間をかけて信託報酬を支払うことはなく、毎日の基準価額にその費用が反映されており、実質的には投資家の資産から自動的に差し引かれている形となります。
詳しい信託報酬の詳細は、交付目論見書という公式な文書に記載されています。交付目論見書には信託報酬の総額だけでなく、それぞれの支払先ごとの算出方法、金額や料率、徴収の方法や時期についての情報が詳細に記されています。
信託報酬の計算方法
信託報酬は、投資信託の運用結果に大きく影響するコストの一つであり、その額によって運用利回りが異なります。多くの場合、この信託報酬率は「純資産総額に対して年2%」のように年率で表示されます。
具体的な信託報酬の計算方法を示すと、毎日の信託報酬は基準価額と信託報酬率を使用して次のように算出されます。
毎日の信託報酬額=基準価額×( 信託報酬÷365日 )
例として、基準価額が2万円、信託報酬率が2.16%の場合、上記の式に従って毎日の信託報酬額は約1.2円となります。 しかし、投資信託の基準価額は市場の動きによって毎日変動するので、事前に具体的な信託報酬額を知るのは難しいことが多いです。
計算された1日あたりの信託報酬額はあくまで参考値として考えるべきです。 全体的な年間の信託報酬をざっくりと把握したい場合、「年間信託報酬額 = 基準価額 × 信託報酬率 」という計算でアプローチすることができます。
また、実際に過去に掛かった信託報酬額を知りたい場合、年間報告書にその情報が明記されているので、そちらを確認することをおすすめします。
つみたてNISAの手数料が安い商品を選ぶポイントは?
つみたてNISAで手数料を抑えて運用するためには、NISA対応の取扱商品が多い証券口座やインデックスファンドを選ぶとよいでしょう。
【関連記事】つみたてNISA銘柄のおすすめの組み合わせは?
取扱商品が多い証券口座を選ぶ
まず、投資する選択肢を豊富にするためにNISAに対応している商品が多い証券口座を選ぶのが重要です。先述の通り、NISA口座では信託報酬が発生します。
つみたてNISAに対応している商品は全部で230本あります(2023年6月12日時点)。しかし、各種証券口座でNISAに対応している全ての商品を購入できるわけではありません。
つみたてNISAの商品の取扱数は、ネット証券で約150~180本、対面証券で約10~50本と、各証券口座で取扱本数が異なります。
このように、できる限り信託報酬が安い商品を選ぶためには、取扱の種類が多い証券口座(特にネット証券)を選ぶのが大切です。より多くの選択肢の中から選んだ方が、手数料が安い商品やプランを選択できるでしょう。
ネット証券の方が、対面証券に比べて取扱商品数が多い傾向にあります。このため、多くの選択肢から信託報酬が低い商品を選びたい方は、ネット証券の口座開設を検討すると良いでしょう。
まず、投資を始める前に、各証券会社や銀行のNISA対象商品の取扱数を比較することがおすすめです。
インデックスファンドを選ぶ
次に、商品の中でも始めはインデックスファンドを選ぶのがおすすめです。インデックスファンドとは、日経平均株価などの特定の指数に連動した運用を行う投資信託のことです。
信託報酬は商品ごとに異なりますが、インデックスファンドはNISA対応の商品の中でも、特に信託報酬が低く設定されています。多くの証券会社や銀行がこのような低コストのインデックスファンドを取り扱っており、インデックスファンドは、投資初心者から中・上級者まで幅広い人からニーズがあります。
一方、市場のパフォーマンス以上の運用を目指す投資信託のことをアクティブファンドと言います。こちらは、インデックスファンドに比べて信託報酬が高く設定されています。
そのため、手数料を低く抑えたい方は、インデックスファンドの商品を選ぶことをおすすめします。
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つみたてNISAにおける証券口座の比較
つみたてNISAの口座は1人1口座まで持つことができます。しかし、どの証券口座を選べばいいか迷う人も多いはずです。こちらでは、つみたてNISAに対応している商品が100種類以上ある口座(※)の中でおすすめしたい、以下の5つの口座をご紹介します。
おすすめのつみたてNISA口座5選
- 楽天証券
- SBI証券
- auカブコム証券
- 松井証券
- マネックス証券
(※)こちらで掲載しているつみたてNISA取扱商品数は2023年4月17日時点での情報です。そのため、最新の取扱数については各証券口座のホームページを参考にしてください。
楽天証券
楽天証券は、投資信託を購入しながら楽天ポイントを貯められるのが特徴です。また、つみたてNISA対応の商品取扱数も他の証券会社と比較しても豊富で、100円から投資を始めることができます。
3つの特徴
- 楽天ポイントが貯まる
- 取り扱い商品数はネット証券トップクラスの190種類
- 貯めた楽天ポイントを投資信託の積立に使える
口座の特徴
楽天証券の最大の特徴は投資信託を積み立てながら、楽天ポイントが貯まることです。例えば、投資信託の購入に楽天キャッシュ(電子マネー)を利用することができます。
楽天カードから楽天キャッシュ(電子マネー)にチャージすると、楽天ポイントがもらえます。また、貯まった楽天ポイントを投資信託の積立に使うこともできます。
このように、投資信託の運用をしながら楽天ポイントを貯めたり、使ったりすることができる点が楽天証券のポイントです。既に楽天カードを活用している人は、是非楽天証券の口座開設を検討してみましょう。
つみたてNISAの取扱商品数
楽天証券は190種類のつみたてNISA商品を扱っており、これはネット証券の中でもトップクラスの取扱数です。金融庁によると、つみたてNISA対応の商品は全部で230種類なので、いかに楽天証券の取扱数が多いか分かります。
最低投資額
楽天証券では、各商品100円から投資を始めることができます。100円から気軽に毎月つみたてNISAでの資金形成を始めることができるため、初心者の方におすすめです。
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SBI証券
SBI証券では、三井住友カード1枚で自動で積み立てることができ、簡単に取引が始められます。つみたてNISA対応の商品数も195種類と業界最大級です(2023年6月12日時点)。このような豊富なラインナップから、自分にあった商品を見つけて資産形成できます。
3つの特徴
- 三井住友カードのみで積立可能
- 取り扱い商品数は業界最大の195本
- 選べる3つの積立コース
口座の特徴
SBI証券では、三井住友カード1枚で手間なく資産運用を始められます。クレジットカード決済で、好きなファンドと購入金額、購入日を設定することで、自動で積み立てることができます。
クレジットカード決済のVポイントと投信マイレージでのポイントと、2種類のポイントを貯めることができてお得です。三井住友カードを持っている人は、SBI証券での口座開設を検討してみましょう。また、Vポイント以外にも、Tポイント、Pontaポイント、dポイントなどが投資の利用状況に応じて付与されます。ネット証券屈指の豊富なポイントプログラムも、個人投資家に人気のサービスです。
さらに、SBI証券では「毎日」・「毎週」・「毎月」と3コースから自分に合った積立コースを選択することができます。このように、自身の好きなタイミングで投資信託の積立ができる点もSBI証券の特徴です。
つみたてNISAの取扱商品数
SBI証券では、つみたてNISA対応の商品数は195本にも上ります。これは業界最大の商品ラインナップであり、豊富な商品数から自分にあった投資信託を見つけることができます。
最低投資額
SBI証券では、100円から投資を始めることができます。積み立てる期間もSBI証券なら細かく設定できるため、自分にあったバリエーションで運用を始めてみましょう。
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auカブコム証券
auカブコム証券では、Pontaポイントを運用しながら貯めることができます。加えて、auカブコム証券でNISA口座を開設すると、株式の取引手数料が割引になる点も、他の証券口座にはない特徴です。そのため、将来的には株取引にもチャレンジしたい人にとっておすすめです。
3つの特徴
- Pontaポイントが貯まる
- NISA口座開設で取引手数料が割引になる「NISA割」がある
- 公式サイトで運用益や非課税メリットをシミュレーションできる
口座の特徴
auカブコム証券ではPontaポイントを貯めることができます。投資信託の月間平均残高に応じてポイントが貯まる仕組みとなっています。資産形成をしながらポイントをお得に貯めることができます。
また、auカブコム証券でNISA口座を持っている人は、株式の取引手数料が最大5%割引になる「NISA割」があります。そのため、投資信託の運用だけでなく、株式の取引に興味がある人におすすめです。
他にも、auカブコム証券の公式サイトにはシミュレーション機能があり、毎月の積立額や積立期間を入力すると「積極プラン」、「バランスプラン」、「堅実プラン」という、年率の異なる3つのプランのうちでおすすめのプランを提案してくれます。
つみたてNISAで初めて資金運用する方にとっては、銘柄はともかく、積立金額や期間を決めるのは難しいかもしれません。
このシミュレーションでは運用益や非課税となる金額も算出できるので、実際に取引を始める前に自分に合った積立金額や期間を見つけ、最適なプランを選ぶことができます。
つみたてNISAの取扱商品数
auカブコム証券でのつみたてNISA対応取扱商品数は、188種類です。
最低投資額
auカブコム証券では、100円からつみたてNISAで投資を始めることができます。まとまった金額がなくても、気軽に投資を始めることができます。NISA口座を開設すると、株取引の手数料が割引にもなるので、今後株取引も視野に入れている人におすすめの口座です。
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松井証券
松井証券では、AIチャットやオペレーターを導入しており、個人向けのサポート体制が充実しています。そのため、これからNISA口座を開設する人も安心して取引を始めることができます。
さらに、松井証券が出している投信アプリを使うことで、自分にあった投資信託を見つけることができます。
3つの特徴
- AIチャットなどの充実したサポート体制
- 「投信アプリ」で自分に合ったポートフォリオを見つけられる
- 投資について学べる「マネーサテライト」
口座の特徴
松井証券の特徴は、サポート体制が充実していることです。AIチャットやオペレーターとの相談が可能で、手続きや商品の取引方法についてサポートしてくれます。例えば、NISA口座の開設や投資信託の購入などで分からないことがあった場合に、気軽に質問することができます。
また、松井証券が提供している「投信アプリ」を使うことで、スマートフォンで取引を進めることができます。投信アプリではロボアドバイザーのサービスがあり、自分にあった投資信託の組み合わせ(ポートフォリオ)を提案してくれます。
松井証券の口座を持っている人は無料で使うことができるため、アプリで自分に合った投資信託を見つけましょう。
さらに、松井証券は動画メディアの「マネーサテライト」を運営しており、市況の解説やアナリストによる相場の見通し投資情報を提供しているコンテンツを通して、投資を学ぶことができます。初心者も経験者も手軽に投資の知識を身につけられるので、よりリスクを減らした投資ができるでしょう。
このような特徴から、初心者の方も投資による資産運用を長年経験している方も、幅広い方におすすめできる証券口座です。
つみたてNISAの取扱商品数
松井証券のつみたてNISA対応の取扱商品数は184種類です。
最低投資額
松井証券では、100円から投資を始めることができます。松井証券では、オペレーターやアプリなどのサポート体制が充実しているため、少額から安心して資産形成を進めることができます。
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マネックス証券
マネックス証券の特徴はポイントの還元率が最大1.1%と高いことです。高いポイントの還元率や100円からつみたてNISAを始められることから、少額からお得に運用することができます。
3つの特徴
- ポイント還元率が高い
- 手数料無料で自動入金ができる
- 貯めたマネックスポイントを多様に活用できる
口座の特徴
マネックス証券は、クレジットカードのポイント還元率が高いです。投資信託の残高に応じてマネックスポイントを貯めることができ、ポイントの還元率は1.1%とSBI証券や楽天証券よりも高いです。
貯まったマネックスポイントは投資信託の購入に使ったり、Amazonギフトカードに交換してショッピングしたりして活用できます。
また、自身が指定した金融機関からの引落や自動入金も手数料無料で行うことができます。そのため、自分で入金しなくても、自分が設定した額で毎月自動的に運用することができます。
つみたてNISAの取扱商品数
マネックス証券では、167種類のつみたてNISA対応の商品を取り扱っています。
最低投資額
マネックス証券では、100円から投資信託を始められます。ポイントの還元率も高いことから、投資初心者の方も少額からお得に始めることができます。
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まとめ:つみたてNISAでは信託報酬に注目しよう
投資を始める際、特につみたてNISAを利用する場合、どの金融機関や証券会社の口座を開設するかが非常に重要なポイントとなります。今回の記事では、その選び方の中心となる信託報酬に焦点を当てて解説しました。
手数料が安い商品を選ぶには、取扱商品数が多い証券口座を持ったり、インデックスファンドの商品を選んだりするのが重要です。
後半では、つみたてNISAに対応している証券口座の特徴についてまとめました。ポイントの還元率やつみたてNISA対応の商品数などが比較するポイントになります。手数料が安い商品の選び方を学んだうえで、自分にあった証券口座を開設しつみたてNISAを始めましょう。
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よくある質問
Q | 初心者がつみたてNISAで商品を選ぶポイントは何ですか? |
A | ポイントは、「信託報酬」と「インデックス型」です。信託報酬とは、投資信託の運営や管理にかかる手数料のことです。「インデックス型」と呼ばれる指数に連想する商品の場合、信託報酬が安く設定されています。そのため、初心者の方は信託報酬が安いインデックス型に注目するのが重要です。 |
Q | つみたてNISAでは商品の購入時に手数料はどれくらいかかりますか? |
A | つみたてNISAでは、商品の購入時に手数料はかかりません。つみたてNISA対象銘柄は手数料無料のファンドを選定しています。 詳しくは「購入時の手数料は無料」を参照。 |
Q | つみたてNISAの証券口座の選び方について教えてください。 |
A | つみたてNISAでは、ポイントの還元率やつみたてNISA対応の取扱商品数、最低投資額、サービスなどを考慮して自分にあった証券口座を見つけるのが重要です。 詳しくは「つみたてNISAにおける証券口座の比較」を参照。 |
Q | つみたてNISAでは銘柄の購入にいくらかかりますか? |
A | 多くの証券会社で、つみたてNISAでの投資信託の購入は100円から始めることができます。そのため、まとまったお金がなくても、少額から積立投資を始めることができます。 |
Q | 証券会社によってつみたてNISAに対応している商品数は異なりますか? |
A | 開設する証券会社によってつみたてNISAに対応している商品のラインナップは異なります。例えば、SBI証券では業界最大級のラインナップを揃えており、つみたてNISAに対応している投信は195種類にものぼります(2023年6月12日時点)。 多くのネット証券では、230種類あるつみたてNISAに対応した商品のうち(2023年6月12日時点)、7~8割の商品をカバーしています。 |