つみたてNISAは、投資で得た利益が非課税であるため、投資初心者に適した仕組みです。また、投資対象となる商品は低コストのもので厳選され、他の投資信託よりも株価変動の影響を受けにくいため手間がかからず、時間的な制約も少なく、安心して投資できます。
しかし、つみたてNISAには様々な種類があり、どの商品に投資するかによって利回りに大きな差が生じます。そこで、この記事ではつみたてNISAの利回りランキングを紹介し、商品の選び方について解説します。
つみたてNISAの平均利回りは?
つみたてNISAを活用することで、1年間で40万円の積立投資まで運用で得た利益を非課税にすることができ、お得に投資を始めることができます。しかし、つみたてNISAには様々な銘柄があり、どれを購入すれば良いのかよくわかりません。
そこで今回は、つみたてNISAの銘柄を選ぶ際の基準となる、利回りのついて紹介するとともに、おすすめの銘柄をランキングで紹介します。
この記事を参考に、つみたてNISAを始め、実際に銘柄を購入してみましょう。
そもそも利回りとは?
利回りとは、投資金額に対して得られる利益の割合のことです。つみたてNISAの利回りは、投資信託の運用成績によって決まります。
投資信託の利回りは、値上がり益と分配金の合計を保有年数と投資金額で割ったもので計算されます。利回りは、以下の計算式で計算できます。
計算式:利回り(%)=収益(分配金 + 売却益) ÷ 運用年数 ÷ 投資金額 ×100
例えば、利回りが2%の銘柄を、基準価格100万円で購入し、2年後に売却したとしたとしたら、4万円の利益を得ることができます。
計算式:利回り2%×運用年数2年×投資金額100万円÷100 = 4万円
利回りを理解することで、自分の投資金額が将来的にどのくらい増える可能性があるのかを知ることができます。
つみたてNISAの平均利回り
ここからはつみたてNISAの平均的な利回りはどれくらいになるのか?みなさんが気になるポイントについて解説していきます。
金融庁の「つみたてNISA早わかりガイドブック」に記載されている運用実績より、つみたてNISAを20年運用した場合の平均利回りは、想定年率2〜8%であることがわかります。
運用期間が短い場合は国際情勢等で価格変動し元本割れする可能性が高くなるため、積立投資、分散投資を長期にわたって行うことで、複利の効果を活かし、安定した高い利回りが期待できます。
平均利回りでシミュレーション
実際に金融庁のデータを基に、想定年率2%・8%とした場合、それぞれで積立金額ごとに20年後の利益がどれぐらいになるかをシミュレーションしてみましょう。
上記がシミュレーションしたものを表したグラフです。毎月の積立金額は同じでも、年率の違いによって得られる利益には大きな差があります。例えば、このシミュレーションでは、月1万円つみたてて年率2%の銘柄に投資した場合、20年間で54万円の利益が得られることになっています。
しかし、同様に1か月につき1万円ずつつみたてて年率8%の銘柄に投資すると、20年間で349万円と、2%の銘柄の約6.4倍もの利益を獲得することができます。毎月同額を積立した場合でも、利回りによって収益は大きく異なることが分かりました。リスクを減らすためにも、自身の予算や目標金額を設定した上で、このようにして異なる利回りを計算しシミュレーションすることも重要です。
一般的には、株式投資で得た収益には税金がかかるため、課税口座を利用する場合、売却時などの利益から約20%の税金が差し引かれます。しかし、つみたてNISAを利用することで、この税金を全額節約することができます。つまり、349万円の利益を得た場合、約70万円もの税金を支払わずにそのまま受け取ることができます。
つみたてNISAの場合は利益をシミュレーションする際に税金を考慮せずに済むため、比較的容易にシミュレーションが行えるでしょう。商品を購入する前にぜひやってみてください。
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つみたてNISAの商品の選び方は?
つみたてNISAの商品を選ぶ際には、複数の観点から検討することが大切です。以下では、特に重要な5つの観点について詳しく説明します。
3つの観点
- 利回り(リターン)で選ぶ
- 運用方法で選ぶ
- 手数料で選ぶ
- 純資産総額で選ぶ
- 投資先が多く分散効果の高い銘柄を選ぶ
利回り(リターン)で選ぶ
この記事で詳しく紹介してきた通り、投資商品の利回りは、その商品がどれだけ利益を出してくれるかを示す指標です。利回りが高い商品ほど、より多くの利益を期待できます。つみたてNISAでは非課税期間が最長20年間と長いため、利回りのいい金融商品を選ぶことで、複利効果を伴い将来の資産形成がはかどることでしょう。
しかし、利回りが高い商品はリスクも高い傾向にあるため、自分自身のリスク許容度に合わせた商品を選ぶことが大切です。また、単に過去の高い利回りにだけ注目して商品を選ぶのではなく、将来的な成長性や市場の変化に対する適応力なども考慮することが重要です。
運用手法で選ぶ
投資信託の運用方法には「インデックス運用」と「アクティブ運用」がありますが、初心者の場合はインデックスファンドへの投資をおすすめします。
インデックスファンドは、ベンチマークとなる指標(インデックス)に連動するため、値動きが分かりやすく、運用しやすいという特徴があります。そして、投資信託の管理や運営にかかる費用である信託報酬はアクティブファンドに比べて安いです。たとえ利回りが良くても、信託報酬が高い場合、実質の運用益は下がってしまいます。運用経験者でも「低コストで効率よく運用したい」という方は、インデックスファンドをメインに投資すると良いでしょう。
一方、アクティブファンドは、ベンチマーク以上の運用、もしくはベンチマークにとらわれずに利益を追求する投資信託です。
市場平均を大きく超える利益が得られにくいインデックスファンドよりも高い利益を得られる可能性はありますが、ファンドマネージャーの選別能力によって運用成績が左右されるためリスクが高く、運用報酬も高くなりがちです。
しかしながら、まとまった資金で大きな利益を得たい方や、ファンドマネージャーの考え方に共感できる方など、一部の投資家にはアクティブファンドが適している場合もあります。
インデックスファンド | アクティブファンド | |
特徴 |
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向いている人 |
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つみたてNISAでは、販売手数料がなく比較的リスクが低い商品が並んでいます。つみたてNISAのほとんどの金融商品はインデックス型ファンドとなっています。しかし、ファンドごとの運用方法によって投資信託の運用成績が大きく左右されるため、それぞれのメリット・デメリットを比較し、自分の投資目的やリスク許容度に応じて選ぶことが大切です。
手数料で選ぶ
つみたてNISAで投資信託を選ぶ際には、信託報酬が低い商品を選ぶことが大切です。信託報酬は、運用会社がファンドの運用にかかるコストとして受け取るお金であり、保有している期間中ずっと差し引かれることになります。
そのため、信託報酬が高い商品は、長期的に保有し続けると受け取る利益に大きな負担悪影響を及ぼすことになります。
特に、インデックスファンドの場合は市場の動きに従って運用されるため、同じカテゴリー内のファンド同士でパフォーマンスに大きな差が出ることはありません。つまり、コストが低いファンドを選ぶことで、同じ市場の動きに従っているにもかかわらず、より高い利益を得ることができる可能性が高くなるといえます。
つみたてNISAでは、販売手数料が0円の投資信託商品であるノーロード商品が提供されていますが、信託報酬は商品ごとに異なります。つみたてNISAは20年間という長期保有を想定した制度であり、保有額に応じて日々支払う信託報酬を考慮することで、長期的な運用においてより有利な商品を選ぶことができます。
純資産総額で選ぶ
純資産総額とは、ファンド(銘柄)の規模を示す指標であり、そのファンドに投資されている総資産から負債を引いた金額のことを指します。これは投資家の支持度やファンドの安定性を示すバロメーターとなります。
純資産総額が大きいファンドは、多くの投資家からの支持を得ており、その資金力を背景に継続した運用が期待できます。以下はその理由です。
純資産総額が大きいファンドの魅力
- 安定性:大きな純資産総額を持つファンドは、市場の変動に対して安定していることが多いです。
- 低コスト:資金規模が大きいと、運用にかかるコストを分散させることができるため、一人当たりの投資家が負担するコストが低くなる可能性が高まります。
純資産総額が小さすぎるファンドは、運用に必要なコストをカバーすることができず、運用が途中で終了するリスクがあります。
新しく販売を開始したばかりの銘柄は、当然のことながら純資産総額が小さいことが多いです。しかし、これはその銘柄の品質や信頼性を示すものではありません。新しい銘柄を選ぶ際は、純資産総額の増減の推移を見て、安定して増加しているかどうかを確認することも重要です。
投資先が多く分散効果の高い銘柄を選ぶ
投資先が多く、分散効果の高い銘柄を選ぶことには多くのメリットがあります。
まず、一つの国や市場に集中して投資を行うデメリットとして、その市場が下落した場合に投資全体のパフォーマンスが大きく影響を受ける可能性があります。しかし、多くの国や市場に投資を分散することで、一部の市場が下落しても他の市場が好調であれば、資産が受ける全体的なダメージを軽減することができます。
さらに、複数の国や地域に投資することで、地域ごとの経済の動向や景気の変動の影響をバランスよく受けることができ、長期的な視点での安定した運用を期待することができます。例えば、日本や米国などの単一の国にのみ投資額を集中させるのでなく、先進国や全世界など、投資対象をバランスよく組み合わせるのがおすすめです。
総じて、投資先が多く分散効果の高い銘柄を選ぶことは、リスクヘッジとしての効果が高く、安定的なリターンを期待することができます。
つみたてNISA利回りランキング
本記事では、つみたてNISA対象の10銘柄の利回りについてランキング形式でご紹介します。ランキングは以下のとおりです。
※2023年4月19日時点
順位 | 銘柄名 | 利回り |
1 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 6.6% |
2 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド | 6.3% |
3 | フィデリティ・米国優良株・ファンド | 6.2% |
4 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 5.6% |
5 | eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 5.1% |
6 | iFree NYダウ・インデックス | 5.1% |
7 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 5.0% |
8 | フィデリティ・ターゲット・デート・ファンド(ベーシック)2060 | 4.9% |
9 | SBI・先進国株式インデックス・ファンド | 4.9% |
10 | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 4.8% |
1位は三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の利回りは6.6%となっています。2位の「楽天・全米株式・インデックス・ファンド」は6.3%。3位の「フィデリティ・米国優良株・ファンド」も6.2%となっています。
それでは、この高い利回りを記録している銘柄はどのような特徴があり、メリットがあるのでしょうか。銘柄の特徴などを理解することで、投資を行う際の判断基準に用いることができます。
1位:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 6.6%
この投資信託は、アメリカの代表的な株式指数であるS&P500に連動することを目指すインデックス型のファンドです。S&P500はアメリカの大手企業500社を中心に構成されています。
S&P500には「アップル」や「ジョンソンエンドジョンソン」などの有名な企業も多くあり、加えて幅広い業種に分散されており、特定の業界の株価が下がったとしてもファンドの価格の下落影響を抑えることができます。
2位:楽天・全米株式インデックス・ファンド 6.3%
この投資信託は楽天投信投資顧問が運営している低コストのインデックス型ファンドです。「CRSP UPトータル・マーケット・インデックス」と連動することを目指すインデックスファンドです。
このインデックスファンドは、、約4,000銘柄というアメリカのほぼ全ての企業をカバーしており、アメリカのほぼ全ての企業に分散投資することできます。そのため、米国株に広く投資したい方におすすめのファンドです。
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3位:フィデリティ・米国優良株・ファンド 6.2%
この投資信託は、S&P500以上の投資成果を目指すアクティブ型ファンドです。米国の取引所に上場されている株式を主要な投資対象とし、国際的な優良企業や将来の優良企業に投資を行います。
個別企業分析により、将来の優良企業を発見し、投資を行うため、大きなリターンが期待できます。
4位:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 5.1%
この投資信託は、「MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)」と連動することを目指すインデックス型ファンドです。
アメリカを中心としながらも、米国以外の他の先進国にも投資を行いリスク分散を行うことができます。
5位:eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 5.1%
この投資信託は、日本を除く全世界の株式に投資します。「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)」と連動することを目指します。
日本を除いた世界の動向に依存するため、日本の動向を気にすることなく投資を行うことができます。
6位:iFree NYダウ・インデックス 5.1%
この銘柄は、「ダウ・ジョーンズ工業株平均株価(配当こみ、円ベース)」と連動することを目指すインデックファンドです。米国へ100%の投資を行うのが特徴です。
信託報酬が低く、低コストで米国株に投資できる点を特徴としています。
7位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 5.0%
この銘柄は「MSCIオール・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)」に連動することを目指すインデックス型ファンドです。
これ1本で、全世界に投資を行うことができ、国産分散投資ができます。地域を分散させることで十分なリスク分散効果が期待できます。
8位:フィデリティ・ターゲット・デート・ファンド(ベーシック)2060 4.9%
この投資信託は、2060年に向けて株式の配分を漸減し、リスクを減少させていく運用を目指すインデックスファンドです。
2060年までに株式の配分が漸減するため、他の株式証券と組み合わせることで、株式と債券などのリスク分散を行うことができます。
【関連記事】つみたてNISAの銘柄のおすすめの組み合わせは?
9位:SBI・先進国株式インデックス・ファンド 4.9%
この投資信託は、先進国の株式に投資を行い、「FTSEデベロップド・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)」に連動することを目指したインデックスファンドです。
先進国の株式に投資を行うため、経済が安定しており、リスクを少なく投資を行うことができます。
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10位:楽天・全世界株式インデックス・ファンド 4.8%
この投資信託は、「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)」に連動することを目指したインデックス型ファンドです。このインデックスは、投資対象範囲が広く、全世界の株式に分散投資をできるのが特徴です。
次に、利回りという指標を中心に、どのような情報をもとにつみたてNISAの銘柄を判断すればよいか解説していきます。
ランキングの銘柄でシミュレーション
それでは、上記のランキングの銘柄でシミュレーションした場合、どのくらいの利益を獲得することができるのでしょうか
それぞれ、3,000円/月、5,000円/月、10,000円/月で20年間運用した場合の最終的な運用りえきは以下の通りです。
順位 | 銘柄名 | 利回り | 運用利益 (3,000円/月) |
運用利益 (5,000円/月) |
運用利益 (10,000円/月) |
1 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 6.6% | 76.9万円 | 128.2万円 | 256.3万円 |
2 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド | 6.3% | 71.6万円 | 119.4万円 | 238.8万円 |
3 | フィデリティ・米国優良株・ファンド | 6.2% | 69.9万円 | 116.6万円 | 233.1万円 |
4 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 5.6% | 60.2万円 | 100.4万円 | 200.8万円 |
5 | eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 5.1% | 52.7万円 | 87.9万円 | 157.8万円 |
6 | iFree NYダウ・インデックス | 5.1% | 52.7万円 | 87.9万円 | 157.8万円 |
7 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 5.0% | 51.3万円 | 85.5万円 | 171.0万円 |
8 | フィデリティ・ターゲット・デート・ファンド(ベーシック)2060 | 4.9% | 49.9万円 | 83.2万円 | 166.3万円 |
9 | SBI・先進国株式インデックス・ファンド | 4.9% | 49.9万円 | 83.2万円 | 166.3万円 |
10 | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 4.8% | 48.5万円 | 80.5万円 | 161.7万円 |
1位の三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は月3,000円積立したとしても20年後には約77万円の利益を獲得することができます。
さらに月10,000円積立した場合は、20年後には元本(10,000×240ヶ月=240万円)よりも大きな256万円の利益を得ることができます。
しかしながら、長期間な運用だとしても上記の指標通りにはいかない場合がある点も理解しなければなりません。ただ、継続的に積み立てを続けるのではなく定期的に収益や市況などの情報を確認しながら運用を見直すことも必要になってきます。
まとめ:利回りやリターンが高くても良い商品とは限らない
つみたてNISAで投資信託を選ぶ際には、初心者の方には1本買って始めることをおすすめします。その際には、全世界に分散投資されたインデックスファンドで、信託報酬が低いものを選ぶと良いでしょう。そのような投資信託を積立投資することで、リスクを抑えながら分散投資ができます。
また、利回りの高い銘柄を買いたい場合には、リスクも相応に高くなることを考慮して、つみたてNISAの長期投資の前提に合わせた、ラインアップされた銘柄から選ぶことが重要です。
つみたてNISAは、非課税枠を活用して、長期期間に渡りコツコツと複利効果を積み上げることができる投資制度です。短期間で大きく稼ぐものではなく、長期で最長20年間運用して複利効果を受けながら運用する制度です。そのため、大きな儲けを狙うより、安定投資で着実に利益を築いていくことを目指すのがおすすめです。
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よくある質問
Q | つみたてNISAでは購入時の手数料はどのくらいかかりますか? |
A | つみたてNISAでは購入時の手数料が全て無料です。ただし、信託報酬はつみたてNISAでもかかります。 |
Q | つみたてNISAの銘柄選びのポイントはありますか? |
A | ポイントとして信託報酬が安い銘柄や複数の国に分散投資している銘柄を選ぶのがおすすめです。信託報酬が安い銘柄を選ぶことで手数料を抑えることができ、また複数の国に分散投資している銘柄は投資リスクを減らすことができます。 |
Q | つみたてNISAで得た利益は確定申告する必要がありますか? |
A | つみたてNISA口座で得た利益には確定申告は必要ありません。理由は、NISA口座で得た利益は非課税になるからです。 |
Q | 投資信託の運用利回りはどのように計算しますか? |
A | 利回りは、投資信託の積立で得た値上がり益と分配金の合計を保有年数で割り、さらにそれを投資金額で割ったものになります。 詳しくは「利回りとは?」を参照。 |
Q | つみたてNISAの平均利回りはどれくらいですか? |
A | 金融庁の「つみたてNISA早わかりガイドブック」によると、20年運用した場合の平均利回りは、年率2~8%になります。 長期で運用することで、リスクを抑えながら複利効果を受けられるので、安定した収益を得られます。 詳しくは「つみたてNISAの平均利回り」を参照。 |