円高・円安と外債ファンドの基準価額の関係 - 外国債券ファンド[企画] - 投資信託

投稿日:2013/06/27 最終更新日:2022/08/01
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投資信託[外国債券ファンド[企画] ]

為替編【第4回】

円高・円安と外債ファンドの基準価額の関係

外債ファンドは、投資家から預かった資金を外国為替市場でドルやユーロなどの外貨に交換してから、外国の債券に投資します。ファンドの基準価額は、毎日、外貨建て資産の価格を円に換算して公表されています。したがって、外債ファンドの基準価額は日々の外国為替相場の影響を受けることになります。ここでは、外貨建てでの資産価値に変化がなかった場合に、為替の影響だけで、ファンドの基準価額がどのように変化するかを見てみましょう。
 

円高のケース

円高になると、外債ファンドの基準価額は為替差損を被ります。例えば、1ドルが100円のときファンドの基準価額が10000円だったとします。その後、円高が進み1ドルが90円になったとします。その結果、ファンドの基準価額は9000円に下落します。為替が10パーセント円高になれば、ファンドの基準価額は10パーセント下落するわけです。
 

円安のケース

円安になると、外債ファンドの基準価額は為替差益を享受します。例えば、1ドルが100円のときファンドの基準価額が10000円だったとします。その後、円安が進み1ドルが110円になったとします。その結果、ファンドの基準価額は11000円に上昇します。為替が10パーセント円安になったことで、ファンドの基準価額が10パーセント上昇したわけです。
実際には、投資した外国債券の価格が日々変化しますので、外国為替相場の影響だけで基準価額が決まるわけではありませんが、外債ファンドの基準価額にとって為替動向は大きな変動要因であることに変わりはありません。円高はファンドの基準価額を押し下げる要因に、円安はファンドの基準価額を押し上げる要因となることを覚えておきましょう。
 
為替によるファンド価格変化のイメージ
(100ドルの債券ファンドを10,000円で購入した場合)
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【執筆:トーキョー・インベスター・ネットワーク】