円安になると輸出企業が株高

円安になると輸出企業の業績が好転し、株価が上昇する可能性が高くなります。 例えば、A自動車株式会社が、1台120万円の車をアメリカに輸出する場合、1ドル80円ならアメリカでの販売価格は1万5千ドルです。ところが、円安ドル高になり、1ドル120円になれば、アメリカでの販売価格は1万ドルと安くなり、A自動車株式会社のアメリカでの価格競争力は高まります。このため、A自動車株式会社の業績は好転し、株式の買い注文が増え、株価が上昇する可能性が高くなります。 ただし、円安は、他国の通貨に比べて円の価値が下がることを意味しますから、円での購買力は低下します。従いまして、輸入品の価格が上昇しますから、輸入企業にとっては、業績が悪化し株価は下落する可能性が高くなります。 例えば、1リットル1ドルの原油を購入する場合、1ドル80円なら、80円で1リットルの原油を購入することができましたが、1ドル120円になれば、1リットルの原油を購入するのに、120円必要となります。