【高難易度】ANA Visaプラチナ プレミアムカードの審査基準と落ちる原因を解説
ANA Visaプラチナ プレミアムカードの審査難易度は高めと言われています。この記事では、審査で見られるポイントや落ちる原因、審査に通過する可能性を上げる方法などを徹底解説。審査に不安を感じている人はぜひ参考にしてください。
ANA VISAプラチナ プレミアムカードの審査は限られた人のみ通過できる
ANA Visaプラチナ プレミアムカードは、高額な年会費がかかる分、特典が充実しているクレジットカード。ただし申し込み条件も、実際の審査も厳しいため、限られた人しか発行できません。
審査には、以下のような人が通過しやすいと言えます。
-
30歳以上の人安定した収入がある人
-
過去に支払い遅延や延滞、滞納がない人
-
年収800万円以上の人
詳しく説明していきますね。
①30歳以上の安定した収入がある人
ANA Visaプラチナ プレミアムカードの申し込み条件は、30歳以上の安定継続収入のある人です。安定継続収入のあるとは、年収の高さだけではなく、変動の少ない収入を長期間に渡って得ているということ。
申し込み条件ですが、審査にも関係してきます。会社員や公務員など、毎月固定給があって、勤続年数が長い人は審査でも有利と言えます。
②過去に支払い遅延や延滞、滞納がない人
クレジットカードやローンなどを過去に利用したことがあって、支払い遅延や延滞、滞納が一切なければ、ANA Visaプラチナ プレミアムカードには通過しやすいと言えます。逆に一回でも遅延や延滞、滞納があると審査では不利です。
自分で消すことはできず、完済してから3年から5年ほどで遅延や延滞、滞納の記録は消えます。一度も起こしたことがないか、起こしたことはあっても5年以上前であれば、ぜひ挑戦してみてください。
③年収800万円以上の人
ANA Visaプラチナ プレミアムカードの審査に通過する年収は、公式では公表されていません。ただし目安としては年収800万円以上と言えます。
ANA Visaプラチナ プレミアムカードはどんな人におすすめのカードなのか、気になる人はこちらもチェックしてみてください。
ANA VISAプラチナ プレミアムカード2つの審査基準
ANA Visaプラチナ プレミアムカードの審査基準は以下の2つです。
- 職業、年収、勤続年数
- クレジットヒストリー
①職業、年収、勤続年数
職業や年収、勤続年数などがANA Visaプラチナ プレミアムカードの審査では見られます。安定した収入があって、クレジットカードの利用金額の返済にどれだけのお金をあてられそうなのかを判断するためです。
年収が高ければいいというわけではなく、継続性や安定性も考慮されます。会社員や公務員などで、勤続年数も長い人は審査では有利です。
②クレジットヒストリー
クレジットヒストリーも審査では重要なポイントです。クレジットヒストリーとは、クレジットカードやローンなどの利用履歴や申し込み履歴、それに基づく信用情報のこと。
例えばクレジットカードを長年所持していて、一度も返済に遅れることなく、毎月利用し続けていると良質なクレジットヒストリーと言えます。
自分のクレジットヒストリーは確認できる
自分のクレジットヒストリーが今どのような状態なのか知りたい場合は、個人信用情報機関というところに開示請求をすることで確認できます。国内の個人信用情報機関は、以下の3つです。
所持しているクレジットカードや利用したローンによって、どこに問い合わせる必要があるか変わってきます。もしわからない場合は、カード発行会社やローン会社に問い合わせるようにしましょう。
MONEY BEST 編集部 佐藤(50)のコメント
開示請求をすると、手数料が1,100円かかります。
ANA VISAプラチナプレミアムカードの審査に落ちる原因7つ
ANA Visaプラチナプレミアムカードの審査に落ちる原因は以下の7つです。
- 申し込み情報に誤りがある
- 本人確認や在籍確認の電話に出ない
- 1ヶ月間に複数枚のクレカに申し込んでいる
- 多額の借り入れがある
- 申し込み時のキャッシング枠が大きい
- 使用していないクレジットカードを多数所持している
- クレジットカードへの申し込みが初めてである
①申し込み情報に誤りがある
申し込み情報に誤りがある場合は、審査に落ちる可能性は高くなります。当たり前ですが、正しい情報でないと審査が行えないためです。
最悪の場合は、虚偽の申請と捉えられ、クレジットヒストリーが傷ついてしまう場合もありますので、申し込み内容は丁寧に入力しましょう。
MONEY BEST 編集部 佐藤(50)のコメント
審査に通りやすくするために年収を高めに書こうとする人もいますが、かえって審査に悪影響を与えてしまう場合もあります。
②本人確認や在籍確認の電話に出ない
審査の段階で、カード発行会社から本人確認や在籍確認の電話がかかってくることもあります。その電話に出ない状態が続くと、審査に落ちてしまうことも。
本人確認や在籍確認は、申し込み内容に誤りがないかの確認の電話なので、必ず出るようにしましょう。出れない場合は、折返し電話をするようにしてください。
MONEY BEST 編集部 佐藤(50)のコメント
非通知で電話がかかってくる場合もあるようです。申し込みからカード発行までの間は、知らない番号でもなるべく出るようにしましょう。
③1ヶ月間に複数枚のクレカに申し込んでいる
1ヶ月間に複数枚のクレジットカードに申し込んでいると、審査に落ちる可能性が高まります。公式が発表しているわけではありませんが、1ヶ月に3枚以上の申し込みをすると危険です。
クレジットカードへの申し込み情報もクレヒスとして記録されており、短期間に複数枚の申し込みをすると「入会キャンペーン狙いでは?」「お金に困っているのでは?」と不審に思われてしまいます。申し込み情報のクレヒスは6ヶ月間残るため、複数枚のクレジットカードに申し込む場合は、それ以上の期間を空けましょう。
MONEY BEST 編集部 佐藤(50)のコメント
1ヶ月間に3枚以上のクレジットカードに申し込むことを多重申込と言います。
④多額の借り入れがある
多額の借り入れがあると、審査に落ちる可能性は高くなります。借り入れが多いと、クレジットカードの利用に使えるお金が少ないと判断されるためです。
また、借り入れは年収の3分の1までしかできないと法律で決められています。年収の3分の1近くまで借り入れがある人は、そちらの返済を優先するようにしてください。
MONEY BEST 編集部 佐藤(50)のコメント
クレジットカードの利用に使える見込み額のことを支払可能見込額と言います。クレジットカードの審査では必ず見られるポイントです。
⑤申し込み時のキャッシング枠が大きい
申し込み時のキャッシング希望枠が大きいと、審査に落ちる可能性が高まります。キャッシングとは、現金でお金が借りられるサービスのこと。
キャッシング枠は、カードを発行後にも設定できます。必要な人は、カードを発行してから別途申し込むようにしましょう。
MONEY BEST 編集部 佐藤(50)のコメント
審査に少しでも通る可能性を上げたい人は、キャッシング枠は0円で申し込みましょう。
⑥使用していないクレジットカードを多数所持している
使用していないクレジットカードを多数所持していると、審査に落ちる可能性があります。利用履歴がないクレジットカードを持っていると、「うちのカードも使ってもらえないのでは?」とカード発行会社に思われてしまうためです。
持っているクレジットカードは、少額でもいいのでなるべく定期的に使うようにしましょう。もしくは必要のないクレジットカードは解約するようにしてください。
短期解約はしないように注意!
必要のないクレジットカードを解約する際は、短期解約にならないように注意してください。最低でも6ヶ月間は利用した後に解約しましょう。
短期解約をしてしまうと、「入会キャンペーン狙いでは?」とカード発行会社に思われてしまうためです。
MONEY BEST 編集部 佐藤(50)のコメント
6ヶ月の間に少額でもいいので使っておくとベターです。
⑦クレジットカードへの申し込みが初めてである
クレジットカードへの申し込みが初めてである場合も、審査に落ちる可能性は高いと言えます。クレジットヒストリーに記録されている情報が少ないためです。
クレジットカードではなくても、ローンや携帯端末の分割払いなどでもクレジットヒストリーの実績は積めます。もしくはプラチナカードよりもランクが低いカードを発行して、利用実績を積みましょう。
ANA Visaプラチナプレミアムカードの審査が不安な方はこちらもオススメ!
審査が不安な場合はANA VISAプラチナ プレミアムカードの下位ランクカードを発行しよう1000[4000]
ANA Visaプラチナ プレミアムカードの審査に通過できるか不安という人は、まずは下位ランクカードを発行しましょう。下位ランクカードで利用実績を積めば、有益なクレヒスが積め、ANA Visaプラチナ プレミアムカードの審査に通りやすくなります。
ANA Visaプラチナ プレミアムカードの下位ランクカードは以下の3つです。
- ANAカード(一般カード)
- ANA Visa ワイドカード
- ANAカード(ワイドゴールドカード)
審査にある程度自信があればゴールドカードを、審査に自信がない人は一般カードかワイドカードを発行しましょう。
①ANAカード(一般カード)
ANAカード(一般カード)は、初年度無料で使えるANAカード。1年間は年会費がかかりませんので、使いながら自分に合うかどうか判断できます。
ANAカードの中では一番スタンダードなカードですので、審査にも多くの人が通過できるはずです。初めてクレジットカードを作る人などは、まずはANAカード(一般カード)の発行から挑戦してみてください。
②ANA VISA ワイドカード
ANA Visa ワイドカードは、一般カードよりも効率的にマイルが貯められるANAカード。入会、継続、搭乗時に得られるボーナスマイルが一般カードよりも多くなります。
また旅行傷害保険の補償額も最高5,000万円にアップ。その分年会費は上がりますが、ANAグループ便に搭乗する機会が多い人ならすぐに元が取れるはずです。
③ANAカード(ワイドゴールドカード)
ANAカード(ワイドゴールドカード)は、一般カードやワイドカードのひとつ上のランクのゴールドカード。ANA VISAワイドカードと、入会・継続・搭乗でもらえるボーナスマイルは変わりません。
ただし2倍コースに登録する際の年会費は無料ですし、空港ラウンジサービスやゴールドデスクなどのゴールドカードならではの特典も付帯してきます。マイルを貯めるだけでなく、豪華な特典も利用したい人におすすめです。
ANA VISAプラチナ プレミアムカードの審査から発行までの3STEP
ANA Visa プラチナ プレミアムカードの審査から発行までの手順は以下の3ステップです。
- 申し込み
- 支払い口座の設定
- 審査・発行
ANA Visa プラチナ プレミアムカードに申し込む際に支払い口座の設定も行う必要があります。手元にキャッシュカードや通帳などを用意してから申し込むようにしましょう。
審査からカード到着までは約1週間
ANA Visa プラチナ プレミアムカードの審査にかかる時間は最短3日間です。また無事審査に通過していた場合、1週間ほどで元にカードが到着します。
ただし以下の場合は審査にかかる時間が長くなります。
- 対象とならない金融機関を支払い口座に指定の場合
- 各銀行のウェブサイトがメンテナンス中の場合
- キャッシングを希望する場合
- 申し込みに不備などがある場合
- 19:30以降に申し込みの場合
- 交通系IC機能付きカードを申し込みの場合
できる限り早く受け取りたい人は、これらに該当しないように注意しましょう。
審査状況を確認する方法
ANA Visa プラチナ プレミアムカードに申し込んだ後に審査状況を知りたい場合は、照会フォームから確認しましょう。照会の際は「申し込み番号」「生年月日」「電話番号」の3項目が必要です。
申し込み番号は申込時に送られてきた受付メールに記載されているか、申し込み画面に表示されます。
ANA VISAプラチナカードがおすすめな人の特徴
ANA Visaプラチナカードがおすすめな人の特徴は以下の3つです。
- 旅行が好き
- 快適な旅を送りたい
- 贅沢な生活をしたい
ANA Visaプラチナカードは、マイルが貯まりやすいだけでなく旅行で使える豪華な特典が付帯してきます。旅行が好きで、快適な旅を送りたいという人におすすめです。
またコンシェルジュサービスも付帯してくるため、レストランの予約やコンサートの予約など普段の生活でも役立つこと間違いなし。以下でマイルが貯まりやすい他のカードも紹介していますので、あわせて確認してください。
ANA VISAプラチナ プレミアムカードの審査難易度は高い
ANA Visaプラチナプレミアムカードの審査難易度は高めです。年収800万円以上の安定した職業についている方であれば審査に通る可能性があると言えます。
ただし審査に落ちる原因は年収や職業以外にもたくさんあります。解消できるものはできる限り解消し、審査に対する不安を少しでも減らせるようにしましょう。
よくある質問
-
ANA VISA プラチナ プレミアムカードの審査状況の確認方法
公式HPから確認可能です。審査に通過されるとメールで通知があります。
-
ANA スーパーフライヤーズ、ANA スーパーフライヤーズゴールドカードからの切替え手続き方法
書面のみ受付されています。切り替えを希望する場合は、カード裏面に記載の「スーパーフライヤーズデスク」へ連絡しましょう。
MONEY BEST 編集部 佐藤(50)のコメント
これ以外にも、世帯人数や貯蓄残高なども審査では見られます。