ANAゴールドカード全6枚の比較結果を解説!ANAプラチナカードとの違いも紹介
「ANAゴールドカードはどれがいいの?」とお調べではありませんか?この記事では、ANAゴールドカード6種類を7つの項目で徹底比較。それぞれの特徴もお伝えしますので、自分にあうANAゴールドカードを見つけられますよ。
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比較結果!ANAゴールドカード6種類のそれぞれの特徴
ANAゴールドカードの6種類を比較してわかった、それぞれの特徴を紹介します。まずは、それぞれの特徴を簡単にまとめてみました!
券面 |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード ![]() |
|||||
年会費(税込) |
○ 15,400円(税込) |
○ 15,400円(税込) |
○ 15,400円(税込) |
○ 7,975円(税込) |
○ 34,100円(税込) |
○ 29,700円(税込) |
ポイント還元率 |
◎ 1.0% |
○ 0.5% |
◎ 1.0% |
◎ 0.5% |
◎ 1.0% |
◎ 1.0% |
ポイント名 |
・ANA搭乗時に25%ボーナスマイル
|
・最大1億円の海外旅行傷害保険 |
・ANA空港兼・機内販売でANAマイルが2.0%還元
|
・ANA搭乗時に25%のボーナスマイル
|
・ANAグループでのカード利用でポイント2倍
|
・ポイントの有効期限がない
|
国際ブランド |
JCB |
JCB |
Visa・Mastercard |
Mastercard |
Amex |
Diners Club |
公式サイト |
①ソラチカゴールドカード

ソラチカゴールドカードは、東京メトロをよく利用する人におすすめのANAゴールドカード。東京メトロの乗車やPASMO電子マネーの利用でメトロポイントが貯まります。
貯まったメトロポイントは、ANAマイルに交換可能です。

逆にANAマイルをメトロポイントにも変えられ、余ったマイルも無駄にすることなく利用できますよ。
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②ANA JCBワイドゴールドカード

ANA JCBワイドゴールドカードは、ソラチカゴールドカードと大きな違いはありません。違う点は対応電子マネーと家族カードの年会費の2点だけです。
PASMOが利用できる地域に住んでいる人や家族カードの発行も考えている人は、ソラチカゴールドカードを選ぶ方がお得です。一方、楽天Edyを日頃よく使っている人で、家族カードの発行予定がない人は、ANA JCBワイドゴールドカードを選びましょう。

VisaやマスターカードのANAゴールドカードとの違いは、海外旅行傷害保険の補償額です。JCBは最高1億円なのに対し、Visaやマスターカードは最高5,000万円なので、充実した保険を受け取りたい人はJCBを選びましょう。
③ANAカード(ワイドゴールドカード)

ANAカード(ワイドゴールドカード)は、Web明細を利用すれば、年会費が1,100円割引されます。またリボ払いを活用すると、さらに年会費は安くなります。
ただしリボ払いの場合、手数料がかかるため、おすすめはしません。ソラチカゴールドカードやANA JCBワイドゴールドカードよりも安くANAゴールドカードを使いたい人のみにおすすめです。
▼リボ払いは手数料がかかる!

④ANAカード(ワイドゴールドカード)※Mastercard

ANAカード(ワイドゴールドカード)は、VisaとMastercardの2種類がありますが、*国際ブランドがVisaかMastercardかの違いだけです。どちらも国内・海外ともに多くのお店で使えるため、好きな方を選んで問題ありません。

また年会費割引もANA VISAワイドゴールドカードと同様にできます。
⑤ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、他のゴールドカードに比べて年会費が高くなる分、マイルが貯めやすいカード。具体的には、以下のような部分が優遇されています。
- ANA航空券を購入した際に貯まるマイル数が、100円につき3マイル獲得
- ANAグループで利用するとポイント2倍
- ポイントの有効期限が無期限
- etc......
貯めたポイントは、1,000ポイント単位でマイルに交換できます。

有効期限がないため、1ポイントも無駄にすることなく、使い切れるのも嬉しいポイント。
⑥ANAダイナースクラブカード

ANAダイナースクラブカードは、他のゴールドカードに比べて年会費が高くなる分、特典がお得になるカード。具体的には以下のような独自の特典がついてきます。
- 国内・海外1,000ヵ所以上の空港ラウンジを本会員・家族会員無料で利用可能
- 2名様以上で所定のレストランのコース料理を利用すると、1名分が無料
- 会員向けイベントに参加可能
- 「ごひいき予約.com」でなかなか予約が取れない人気店のキャンセル席情報を案内してくれる
- 演劇やコンサートなど、バラエティに富んだ公演を特別価格や良席保証で予約できる
- etc......
マイルの貯まり方は、他のゴールドカードと大きくは変わりません。ただポイント有効期限が無期限で、失効する恐れがなく、マイペースにマイルに交換できます。

ダイナースカードはステータスがある国際ブランドとしても有名。ステータスを気にする人にもおすすめです!
徹底比較!ANAゴールドカード6種類の共通点
ANAゴールドカード6種類に共通している点は以下の2つです。
- 獲得できるボーナスマイル
- 一部の特典

どのカードを選んでも使えますので、こちらだけを見てどのカードにするか判断しないようにしてください。細かく見ていきましょう!
①獲得できるボーナスマイル
ANAゴールドカード6種類全てのカードで獲得できるボーナスマイルは以下の通りです。
入会ボーナスと継続ボーナスはカードを発行したり、継続して所持していたりすればもらえるボーナスマイルです。搭乗ごとのボーナスマイルはANAグループ便に搭乗した際にのみもらえます。
②一部の特典

ANAゴールドカード6種類に共通する特典は以下の通りです。
- ANAスカイホリデー・ANAハローツアー・ANA SKY WEB TOUR 5%OFF
- 国内線・国際線機内販売 10%OFF
- 空港内免税店での割引10%OFF
- 高島屋SHILLA&ANA 10%OFF
- 空港内店舗「ANA FESTA」5%OFF
- 成田空港でのパーキング割引
- 「ANAショッピング A-style」5%OFF
- ハーツレンタカー5%〜20%OFF
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービス
- ビジネスクラスカウンターでのチェックイン
- etc......
全てのANAゴールドカードに共通している特典は、空港や旅行で使えるものがほとんどです。カードを所持しているだけで適用されるものもありますが、カードの提示やカードの利用で適用になるものもあります。

そのため、空港での買い物や旅行の代金は、できる限りANAゴールドカードで支払いましょう。
徹底比較!ANAゴールドカード6種類の相違点
ANAゴールドカード6種類で違う点は以下の7点です。
- 年会費
- ポイント還元率
- ポイント有効期限
- ANA航空券を購入した際に貯まるマイル数
- 一部の特典
- 利用限度額
- 家族カード年会費

それぞれの項目でカードごとの情報をまとめていますので、比較してみて、自分に合うカードを見つけましょう。
①年会費
年会費は、アメックスとダイナースは他のカードに比べて倍近く高い金額です。その他のカードは基本的に一緒です。
アメックスやダイナースは年会費は高いですが、ポイント還元率やポイント有効期限、特典、利用限度額の部分で優遇されています。

Visaとマスターカードは、割引があるのでJCBに比べてお得ですね。
②ポイント還元率
アメックスとダイナースのポイント還元率は1%と他のカードに比べて高くなっています。さらにアメックスは、ANAグループで利用するとポイント還元率が2%にアップ。
アメックスやダイナースクラブ以外はポイント還元率が0.5%と一緒です。ただし、1,000円で1ポイントだと、999円以下は切り捨てになってしまいます。

強いて言うなら、200円で1ポイント貯まるVisaやマスターカードの方がお得と言えますね。
③ポイント有効期限
ポイント有効期限は、アメックスとダイナースは無期限ですが、その他のカードには期限があります。それぞれの有効期限は以下の通りです。

ちなみに、マイルの有効期限は3年。ポイントもマイルも失効してしまわないように、有効期限は常に忘れないようにしてください。
アメックスやダイナースクラブのカードなら失効の心配もなく、利用する直前にポイントからマイルへ交換できますよ。
④ANA航空券を購入した際に貯まるマイル数
ANA航空券を購入した際に貯まるマイル数は、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードのみ高く設定されています。
「100円=3マイル」と記載しましたが、正確には「100円=1マイル+2ポイント」です。2ポイント分はマイルに交換する必要がありますので、注意してください。
他のゴールドカードも「100円=1マイル+1マイル分のポイント」が獲得できます。
⑤共通特典以外の特典
特典の充実度合いで言えば、ANAダイナースクラブカードが一番優れています。
「銀聯カード」とは中国の幅広い地域で活用できるカード。中国ではVisaやMasterCard、JCBに対応しているお店はほとんどありません。
中国旅行を考えている人は、ANA銀聯カードも発行しておくと、非常に便利です。
⑥利用限度額
利用限度額は個人によって変わってきますが、カードごとでも上限が決められています。アメックスとダイナースは上限が決められていないため、高額な買い物を予定している人にはおすすめです。

どれくらいの利用限度額になるかはカードを発行してみないとわかりません。少ないと感じた場合は、増額申請をしましょう。
⑦家族カード年会費
家族カードの年会費は、ソラチカゴールドカードが圧倒的に安く設定されています。

家族カードを発行すれば、家族でポイントやマイルを貯められます。支払い口座もまとめれますので、家計の管理が楽になりますよ。
ANAゴールドカードとANA一般カードの比較

ここまでANAゴールドカードについて解説してきましたが、ANA一般カードとはどのような違いがあるでしょうか。ここでは、例としてソラチカカードとソラチカゴールドカードを比較します。
ゴールドカードと一般カードで大きく変わるのはマイルの貯まりやすさ。ゴールドカードの継続ボーナスは一般カードの2倍、登場ごとのボーナスマイルも2倍以上です。

東京メトロに乗車した際に貯まるメトロポイントも、ゴールドカードのほうがより多く獲得できます。ANA航空機や東京メトロによく乗る人であれば、年会費の差額分はすぐに埋められますよ。
特典の比較
ソラチカカードとソラチカゴールドカードの特典を比較してわかった、ソラチカゴールドカードだけにある特典は以下の通りです。
- 全国7万ヵ所以上で使える優待
- 国内・海外航空機遅延保険
- 国内・海外空港ラウンジサービス
- ゴールド会員専用デスク
- etc......

特に、国内・海外空港ラウンジサービス・ゴールド会員専用デスクを使いこなせる方に、ソラチカゴールドカードをおすすめします。
ANAゴールドカードとANAプラチナカードの比較

ANAゴールドカードとANAプラチナカードではどのような違いがあるでしょうか。ここでは、例としてソラチカゴールドカードとANA JCBカードプレミアムを比較します。
年会費が5倍近くまで跳ね上がりますが、マイルの貯まりやすさが格段に変わります。

ANA航空便をよく利用する人で、年会費の差額分のマイルやポイントが貯められると思うなら、検討してみてください。
特典の比較
マイルの貯めやすさやポイント還元は関係なく、ANA JCBカードプレミアムの特典を使いたいからといった理由で発行する人もいます。
ソラチカゴールドカードにはなく、ANA JCBカードプレミアムにある特典は以下の通りです。
- 24時間・365日利用できる「プラチナ・コンシェルジュデスク」
- 世界約140の国や地域、約500の都市で約1,200ヵ所の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」
- 京都駅ビル内の会員限定ラウンジ「JCB Lounge 京都」
- 日本各地のホテル・旅館に特別プランで宿泊できる「JCBプレミアムステイプラン」
- etc......
特に人気のある特典は「プラチナ・コンシェルジュデスク」です。コンシェルジュデスクでは人気のあるレストランや国内・海外のホテル予約、公共交通機関の予約などを代わりにしてもらえます。

年会費が問題なく支払える人はぜひ検討してみてください。
ANAゴールドカードを比較して自分に合うカードを見つけよう
ANAゴールドカードは6種類ありますが、選ぶ国際ブランドによって特徴は変わってきます。さまざまな項目を比較をして、自分に合うカードを見つけましょう。
ANA一般カードやANAプラチナカードなどもありますが、ANAゴールドカードは年会費やマイルの貯まりやすさ、特典などがバランスの取れたカードです。上手く活用して、マイルを効率的に貯めていきましょう。
自分に合うANAゴールドカードはどれなのか、参考にしてください。ここからは、一枚ずつ詳しく説明していきますね!