寄り付き概況ニュース一覧

寄り付き概況 日経平均は287円高でスタート、SUMCOやダイキンなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38361.79;+287.81TOPIX;2726.20;+12.74[寄り付き概況] 10日の日経平均は287.81円高の38361.79円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は331.37ドル高の39387.76ドル、ナスダックは43.51ポイント高の16346.27で取引を終了した。週次失業保険申請件数の増加で利下げ期待が再燃し、寄り付き後、上昇。ソフトランディング期待を受けた買いも続いたほか、長期金利の低下で、ハイテクも底堅く推移し相場全体を支援。終日堅調に推移した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、海外市場で米長期金利が低下したことや、外為市場で1ドル=155円40銭台と円相場が落ち着いた動きとなっていることなどが市場の安心感となった。さらに、主要企業の3月期決算発表が佳境となっており、好決算や好業績銘柄への物色意欲が、引き続き株価下支え要因となった。一方、昨日の米株式市場で、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場で半導体関連株の株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された3月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比1.2%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.4%減だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は国内株を4月21-27日に1532億円買い越し、4月28日-5月4日に2688億円買い越した。 セクター別では、石油石炭製品、海運業、その他製品、不動産業、ゴム製品などが値上がり率上位、鉄鋼、水産・農林業、食料品、非鉄金属が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、SUMCO<3436>、神戸鋼<5406>、ダイキン<6367>、バンナムHD<7832>、コナミG<9766>、メルカリ<4385>、川崎船<9107>、任天堂<7974>、コーセー<4922>、ソフトバンクG<9984>、郵船<9101>、花王<4452>、JT<2914>、丸紅<8002>などが上昇。他方、住友鉱<5713>、スクリーンHD<7735>、日本製鉄<5401>、パナHD<6752>、ソニーG<6758>、NTTデータ<9613>、トヨタ<7203>、武田薬<4502>などが下落している。 <CS> 2024/05/10 09:52 寄り付き概況 日経平均は40円高でスタート、IHIや資生堂などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38242.92;+40.55TOPIX;2716.77;+10.34[寄り付き概況] 9日の日経平均は40.55円高の38242.92円と反発して取引を開始した。前日8日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は172.13ドル高の39056.39ドル、ナスダックは29.80ポイント安の16302.76で取引を終了した。利下げ先送り観測に売られ、寄り付き後、下落。押し目からは金融セクターの買い、良好な経済を期待した買いが支えダウは上昇に転じた。ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁に続きボストン連銀のコリンズ総裁もインフレの目標達成に予想以上の時間を要する可能性に言及したことを背景とした長期金利上昇が重しとなり、ハイテクは上値が抑制され、終日軟調に推移。終盤にかけダウは上げ幅を拡大もナスダックはプラス圏を回復できずまちまちで終了。 今日の東京株式市場は、やや買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均先物が6日続伸したことが東京市場で株価の支えとなった。また、主要企業の3月期決算発表が佳境となっており、好決算や好業績銘柄への物色意欲が、引き続き株価下支え要因となった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が強含みで推移し、米株式市場でナスダック総合指数が続落したことが東京市場でハイテク株などの株価の重しとなった。また、決算と業績予想を発表した英半導体設計のアームの株価が米市場の時間外取引で下落したことも、東京市場の半導体関連株の株価を抑える要因となり、寄り後、日経平均は下げに転じた。 セクター別では、その他金融業、ゴム製品、保険業、銀行業、鉱業などが値上がり率上位、輸送用機器、非鉄金属、海運業、精密機器、証券商品先物などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、IHI<7013>、オムロン<6645>、オリックス<8591>、資生堂<4911>、AGC<5201>、三井物<8031>、TOWA<6315>、ダイキン<6367>、三菱UFJ<8306>、キヤノン<7751>、東京海上<8766>、丸紅<8002>、三井住友<8316>、ニデック<6594>などが上昇。他方、太陽誘電<6976>、三菱自<7211>、三菱重<7011>、川崎船<9107>、トヨタ<7203>、日産自<7201>、ソフトバンクG<9984>、郵船<9101>、ルネサス<6723>、さくら<3778>、東エレク<8035>、東電力HD<9501>、霞ヶ関キャピタル<3498>などが下落している。 <CS> 2024/05/09 09:32 寄り付き概況 日経平均は157円安でスタート、リコーや野村などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38677.57;-157.53TOPIX;2735.14;-11.08[寄り付き概況] 8日の日経平均は157.53円安の38677.57円と反落して取引を開始した。前日7日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は31.99ドル高の38884.26ドル、ナスダックは16.69ポイント安の16332.56で取引を終了した。利下げ期待を受けた買いが続き、寄り付き後、小幅上昇。長期金利の低下や企業決算への期待で堅調に推移していたが、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁がインフレ抑制において政策金利が十分に景気抑制的でない可能性に言及し、利上げも除外しない姿勢を示したため利上げへの懸念が再燃し、終盤にかけて失速。ハイテクは下落に転じ、主要指数は高安まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の日経平均が600円近い上昇となったことから、目先的な利益確定売りが出やすかった。また、日経平均は38700円台に位置する25日移動平均線近辺が上値抵抗帯となるとの見方もあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が高安まちまちで東京市場の手掛かり材料となりにくかったが、米連邦準備理事会(FRB)が年後半にも利下げに転じるとの見方が広がっており、東京市場の株価を支える要因となった。また、外為市場で1ドル=154円70銭台と円相場が落ち着いた動きとなっていることも東京市場で安心感となった。さらに、主要企業の決算発表が続いており、好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、輸送用機器、電気機器、機械、保険業、ガラス土石製品などが値下がり率上位、水産・農林業、ゴム製品、倉庫運輸関連、その他製品、海運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、リコー<7752>、SMC<6273>、フジクラ<5803>、ソニーG<6758>、野村<8604>、さくら<3778>、トヨタ<7203>、商船三井<9104>、三菱地所<8802>、ルネサス<6723>、ディスコ<6146>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、三菱商<8058>などが下落。他方、横河電<6841>、TOWA<6315>、OLC<4661>、ローツェ<6323>、霞ヶ関キャピタル<3498>、花王<4452>、リクルートHD<6098>、JFE<5411>、三井物<8031>、東電力HD<9501>などが上昇している。 <CS> 2024/05/08 09:35 寄り付き概況 日経平均は400円高でスタート、リクルートHDやファーストリテなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38636.23;+400.16TOPIX;2749.74;+21.21[寄り付き概況] 7日の日経平均は400.16円高の38636.23円と3日ぶり反発して取引を開始した。東京市場が4連休中の先週2日のダウ平均は322.37ドル高、ナスダックは235.48ポイント高。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が物価圧力の鈍化傾向を再確認したため長期金利が低下し、終日底堅く推移した。先週末3日のダウ平均は450.02ドル高、ナスダックは315.37ポイント高。4月雇用統計やISM非製造業景況指数を受け長期金利が低下し、株価支援要因となった。昨日6日のダウ平均は176.59ドル高の38852.27ドル、ナスダックは192.92ポイント高の16349.25で取引を終了した。引き続き年内の利下げ期待に加え、長期金利の低下や半導体のエヌビディア(NVDA)株が再び900ドル台を回復したことが株価支援要因となった。 今日の東京株式市場は買いが先行した。東京市場が4連休中の米株式市場で、主要指数が先週2日、3日、昨日6日の3日間で大きく上昇したことが東京市場の株価を支えた。中でもハイテク株比率が高いナスダック総合指数が3日間合計で4.77%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が同じく6.94%上昇と、ダウ平均(3日間合計で2.50%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を支える要因となった。また、来週15日まで国内主要企業の24年3月期決算発表が続き、好決算や好業績銘柄への物色意欲が強くなっていることも株価下支え要因となった。一方、外為市場で1ドル=154円20銭台と、4連休前の2日15時頃と比べ1円20銭ほど円高・ドル安に振れたことが輸出株などの株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、鉱業、証券商品先物、その他製品、機械、石油石炭製品などが値上がり率上位、倉庫運輸関連、医薬品、ゴム製品、水産・農林業、繊維製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、リクルートHD<6098>、ディスコ<6146>、日立<6501>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、マイクロニクス<6871>、イビデン<4062>、スクリーンHD<7735>、野村<8604>、フジクラ<5803>、TDK<6762>、レーザーテック<6920>、オリンパス<7733>、任天堂<7974>、三井物<8031>、ソフトバンクG<9984>などが上昇。他方、第一三共<4568>、ソニーG<6758>、りそなHD<8308>、武田薬<4502>、三菱商<8058>、KDDI<9433>、ニデック<6594>、住友商<8053>などが下落している。 <CS> 2024/05/07 09:41 寄り付き概況 日経平均は270円安でスタート、ディスコやニデックなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38004.01;-270.04TOPIX;2721.01;-8.39[寄り付き概況] 2日の日経平均は270.04円安の38004.01円と続落して取引を開始した。前日1日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は87.37ドル高の37903.29ドル、ナスダックは52.34ポイント安の15605.48で取引を終了した。民間部門の雇用統計が予想を上回りまちまちで寄り付いた。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え様子見気配が強まる中、3月JOLT求人件数や4月ISM製造業景況指数が予想を下回ったため長期金利低下に連れ相場は堅調に推移した。その後、連邦準備制度理事会(FRB)はFOMCで予想通り政策金利据え置きを決定、利下げが遅れる可能性を示唆したもののパウエル議長が「次の行動が利上げになる可能性が少ない」としたため買戻しが加速した。終盤にかけて失速しダウは上げ幅を縮小、ナスダックは再びマイナス圏に落ち込んだ。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で、主要指数が取引終了にかけて急速に値を消す展開となったことが東京市場で投資家心理を委縮させた。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.54%下落と大きく下げたことが東京市場で半導体関連株の株価の重しとなった。また、早朝の時間帯に円相場が急伸し、市場では政府・日銀が円買い・ドル売りの為替介入に動いたとの観測が出ていることが、輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、東京市場は明日から4連休となることに加え、米国で明日、4月の雇用統計が発表されることなどから、積極的な買いを見送る向きもあった。一方、注目されたパウエルFRB議長の記者会見を受け、米利上げへの警戒感が後退したことが東京市場の株価の支えとなった。また、主要企業の24年3月期決算発表が佳境となっており、好決算や好業績銘柄への物色意欲が高まり、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は、中国(上海・深セン)市場が休場となる。 セクター別では、石油石炭製品、鉱業、精密機器、機械、化学などが値下がり率上位、電気・ガス業、陸運業、不動産業、卸売業、パルプ・紙などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ディスコ<6146>、ニデック<6594>、双日<2768>、信越化<4063>、ソシオネクスト<6526>、ルネサス<6723>、BIPROGY<8056>、りそなHD<8308>、東エレク<8035>、スクリーンHD<7735>、ソフトバンクG<9984>、三井住友<8316>、キヤノン<7751>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>などが下落。他方、関西電<9503>、ニトリHD<9843>、住友商<8053>、九州電力<9508>、三井物<8031>、JR東<9020>、丸紅<8002>、東電力HD<9501>、三菱商<8058>、富士通<6702>、東京海上<8766>、第一三共<4568>などが上昇している。 <CS> 2024/05/02 09:52 寄り付き概況 日経平均は298円安でスタート、東電力HDやさくらなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38107.38;-298.28TOPIX;2727.92;-15.25[寄り付き概況] 1日の日経平均は298.28円安の38107.38円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日4月30日の米国株式市場は反落。ダウ平均は570.17ドル安の37815.92ドル、ナスダックは325.26ポイント安の15657.82で取引を終了した。1-3月期雇用コスト指数が予想上回る伸びとなったため、利下げ期待の後退で売られ寄り付き後、下落。賃金インフレが根強く高インフレが想定以上に長期化するとの懸念に長期金利の上昇が嫌気され相場は下落した。その後に発表された4月シカゴ購買部協会景気指数や消費者信頼感指数が予想を大幅に下回ったためスタグフレーション懸念も再燃しさらなる売り圧力となった。終盤にかけ、タカ派連邦公開市場委員会(FOMC)を警戒した売りも強まり、下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、今週は東京市場の取引が3日間のみということに加え、米国で今晩、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見が予定され、3日には4月の米雇用統計の発表も控えていることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、為替介入への警戒感は強いが、外為市場で1ドル=157円70銭台と、昨日15時頃と比べ1円ほど円安・ドル高方向に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、主要企業の24年3月期決算発表が佳境となっており、好決算や好業績銘柄への物色意欲が高まり、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は、香港、中国(上海・深セン)、台湾、韓国、フィリピン、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、インド、ベトナム、独市場が休場となる。 セクター別では、石油石炭製品、不動産業、証券商品先物、非鉄金属、鉱業などが値下がり率上位、空運業、倉庫運輸関連、陸運業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、東電力HD<9501>、エムスリー<2413>、さくら<3778>、川崎船<9107>、コマツ<6301>、デンソー<6902>、リクルートHD<6098>、三井不<8801>、三菱重<7011>、住友商<8053>、ZOZO<3092>、キーエンス<6861>、郵船<9101>、みずほ<8411>などが下落。他方、レーザーテック<6920>、JR西<9021>、JR東<9020>、三菱電<6503>、ペプチド<4587>、ソシオネクスト<6526>、JR東海<9022>、OLC<4661>、M&A総研<9552>、ディスコ<6146>、ダイキン<6367>、KDDI<9433>、トヨタ<7203>などが上昇している。 <CS> 2024/05/01 09:31 寄り付き概況 日経平均は377円高でスタート、日立や郵船などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38312.66;+377.90TOPIX;2713.83;+27.35[寄り付き概況] 30日の日経平均は377.90円高の38312.66円と続伸して取引を開始した。東京市場が3連休中の前週末26日の米国株式市場でダウ平均は153.86ドル高、ナスダックは316.14ポイント高。主要ハイテク企業決算を好感した買いや、3月コアPCE価格指数が予想を上回ったものの警戒されたほどの結果とならず長期金利低下を好感した買いが相場を支えた。昨日29日のダウ平均は146.43ドル高の38386.09ドル、ナスダックは55.19ポイント高の15983.09で取引を終了した。今週予定されている企業決算への期待感が買い材料となったほか、アップル(AAPL)やテスラ(TSLA)の回復もハイテクをけん引した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。東京市場が3連休中、先週末26日と昨日29日の2日間の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が2日間で2.38%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が同じく3.27%上昇と、ダウ平均(2日間で0.79%上昇)に比べ上昇率が大きかったことが、東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。一方、昨日は円相場が乱高下し、日銀による為替介入の観測も浮上しており、市場の警戒感となった。また、今週の東京市場の取引は3日間のみということに加え、30日-5月1日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれるほか、3日には4月の米雇用統計の発表もあり、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された3月の完全失業率(季節調整値)は2.6%となり前月比横ばいだった。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.5%だった。また、3月の有効求人倍率(季節調整値)は1.28倍で前月から0.02ポイント上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.26倍だった。同じく取引開始前に発表された3月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比3.8%上昇だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同3.5%上昇だった。 セクター別では、海運業、精密機器、不動産業、卸売業、輸送用機器などが値上がり率上位、空運業、鉱業、銀行業、水産・農林業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、日立<6501>、コマツ<6301>、さくら<3778>、第一三共<4568>、郵船<9101>、ニデック<6594>、川崎船<9107>、丸紅<8002>、東エレク<8035>、ホンダ<7267>、伊藤忠<8001>、三井物<8031>、ダイキン<6367>、ファーストリテ<9983>などが上昇。他方、エムスリー<2413>、アドバンテスト<6857>、TDK<6762>、OLC<4661>、ANA<9202>、デンソー<6902>、三井E&S<7003>、三菱UFJ<8306>、野村<8604>、みずほ<8411>、ルネサス<6723>、三井住友<8316>、レーザーテック<6920>などが下落している。 <CS> 2024/04/30 09:41 寄り付き概況 日経平均は97円高でスタート、ディスコや任天堂などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;37725.61;+97.13TOPIX;2666.23;+2.70[寄り付き概況] 26日の日経平均は97.13円高の37725.61円と反発して取引を開始した。前日25日の米国株式市場は下落。ダウ平均は375.12ドル安の38085.80ドル、ナスダックは100.99ポイント安の15611.76で取引を終了した。1-3月期国内総生産(GDP)の伸び鈍化を受け成長減速を懸念する売りに寄り付き後、下落。同時に、同四半期の価格指数は予想以上に伸びが加速したため長期金利上昇を嫌気した売りも強まった。ハイテクではメタの決算を受けた売りも重しとなったほか、ダウはキャタピラーの下げが押し下げ、続落。終日軟調推移となったが、押し目では主要企業決算を期待した買いが支え終盤にかけ下げ幅を縮小した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したが、ダウ平均は一時700ドルを超す下げとなった後に下げ渋って取引を終えたことが、東京市場の安心感となった。また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2%近く上昇したことが、東京市場で半導体関連株の株価を支える要因となった。さらに、日経平均は昨日、800円を超す大幅安となったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数が下落したことや、海外市場で米長期金利が上昇したことが東京市場の株価の重しとなった。また、今日は日銀金融政策決定会合の結果が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された4月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比1.6%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.2%上昇だった。 セクター別では、その他製品、電気機器、倉庫運輸関連、石油石炭製品、機械などが値上がり率上位、ゴム製品、電気・ガス業、パルプ・紙、精密機器、化学などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ディスコ<6146>、SUMCO<3436>、ソシオネクスト<6526>、TOWA<6315>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、ソフトバンク<9434>、任天堂<7974>、ダイキン<6367>、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、くら寿司<2695>、キヤノン<7751>、東エレク<8035>などが上昇。他方、信越化<4063>、富士通<6702>、コマツ<6301>、東建コーポ<1766>、三菱電<6503>、三井E&S<7003>、デンソー<6902>、ホンダ<7267>、ソニーG<6758>、野村マイクロ<6254>、NTT<9432>、三菱重<7011>、JT<2914>、OLC<4661>などが下落している。 <CS> 2024/04/26 09:44 寄り付き概況 日経平均は394円安でスタート、ファナックや中外薬などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38065.91;-394.17TOPIX;2692.26;-18.47[寄り付き概況] 25日の日経平均は394.17円安の38065.91円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日24日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は42.77ドル安の38460.92ドル、ナスダックは16.11ポイント高の15712.75で取引を終了した。半導体メーカーのテキサス・インスツルメンツ(TXN)の決算を好感し、半導体セクターの買戻しが加速し、寄り付き後、上昇。その後、今週実施されている過去最大規模の国債入札を材料にした長期金利上昇が警戒され失速、相場は一時下落に転じた。終盤にかけ、ハイテクの押し目買いに相場は持ち直したがダウは下落を消せず、主要指数は高安まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。日経平均は昨日までの3日続伸で1400円近く上げていることから戻り待ちの売りが出やすかった。また、海外市場で米長期金利が高止まっていることに加え、明日は日銀金融政策決定会合の結果が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が高安まちまちとなる中、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1%を超す上昇となったことが、東京市場で半導体関連株の株価を支える要因となった。また、為替介入への警戒感は継続しているが、外為市場で1ドル=155円20銭台と、昨日15時頃と比べ40銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支えた。さらに、内外主要企業の決算発表が本格化しており、好決算や好業績への期待感が株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は4月14-20日に国内株を3週ぶりに売り越した。売越額は4924億円だった。 セクター別では、精密機器、機械、電気機器、鉱業、空運業などが値下がり率上位、電気・ガス業、不動産業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ファナック<6954>、キヤノン<7751>、中外薬<4519>、楽天グループ<4755>、コマツ<6301>、ソシオネクスト<6526>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、レーザーテック<6920>、サイバー<4751>、HOYA<7741>、三菱重<7011>、ディスコ<6146>、パナHD<6752>などが下落。他方、東建コーポ<1766>、ルネサス<6723>、野村マイクロ<6254>、7&iHD<3382>、住友商<8053>、オービック<4684>、三井住友<8316>、積水ハウス<1928>、ソニーG<6758>、IHI<7013>などが上昇している。 <CS> 2024/04/25 09:26 寄り付き概況 日経平均は319円高でスタート、ルネサスやLINE ヤフーなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;37871.92;+319.76TOPIX;2678.83;+12.60[寄り付き概況] 24日の日経平均は319.76円高の37871.92円と3日続伸して取引を開始した。前日23日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は263.71ドル高の38503.69ドル、ナスダックは245.33ポイント高の15696.64で取引を終了した。4月PMI速報値が予想外に悪化したため利下げ期待が再燃し、長期金利低下に伴い買われ、寄り付き後、上昇。金利先安観や主要ハイテク企業の決算を期待した買いにナスダックも上昇し、相場は終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.59%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.21%上昇と、ダウ平均(0.69%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を支える要因となった。また、今週から内外企業の決算発表が本格化することから、好決算や好業績が期待される銘柄への物色意欲が高まり、株価下支え要因となった。一方、日経平均は昨日までの続伸で480円を超す上げとなったことから、戻り待ちの売りが出やすかった。また、引き続き為替介入への警戒感が強く、買い手控え要因となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、レジル<176A>が東証グロースに上場した。 セクター別では、精密機器、電気機器、鉱業、機械、ガラス土石製品などが値上がり率上位、空運業、ゴム製品、陸運業、非鉄金属、鉄鋼などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ルネサス<6723>、ローツェ<6323>、LINE ヤフー<4689>、シマノ<7309>、HOYA<7741>、東エレク<8035>、スクリーンHD<7735>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、日立<6501>、ソシオネクスト<6526>、ソフトバンクG<9984>などが上昇。他方、レゾナック<4004>、ニデック<6594>、北海電力<9509>、アステラス薬<4503>、東電力HD<9501>、川崎船<9107>、KDDI<9433>、任天堂<7974>、アサヒ<2502>などが下落している。 <CS> 2024/04/24 09:35 寄り付き概況 日経平均は358円高でスタート、東京ガスや豊田織などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;37797.06;+358.45TOPIX;2683.32;+20.86[寄り付き概況] 23日の日経平均は358.45円高の37797.06円と続伸して取引を開始した。前日22日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は253.58ドル高の38239.98ドル、ナスダックは169.29ポイント高の15451.30で取引を終了した。中東情勢の悪化への警戒感が後退したため寄り付き後、上昇。半導体のエヌビディア(NVDA)の反発がけん引したほか、ハイテクで売られ過ぎ感から買戻しが優勢となり、相場全体を支援し、終日堅調に推移。主要企業決算への期待もさらなる買い材料となり、終盤にかけて上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が7日ぶりに反発、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4日ぶりに反発したことが安心感となり、東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、為替介入への警戒感は強いが、外為市場で1ドル=154円70銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、今週は内外主要企業の決算発表が本格化するすることに加え、週末には日銀金融政策決定会合の結果が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、不動産業、輸送用機器、証券商品先物、保険業、電気・ガス業などが値上がり率上位、水産・農林業、金属製品、陸運業、海運業などが値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、東京ガス<9531>、豊田織<6201>、東電力HD<9501>、三井E&S<7003>、三井不<8801>、三菱重<7011>、ディスコ<6146>、キーエンス<6861>、北海電力<9509>、スクリーンHD<7735>、三菱商<8058>、三井物<8031>、トヨタ<7203>、東京海上<8766>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>などが上昇。他方、さくら<3778>、デンソー<6902>、郵船<9101>、第一三共<4568>などが下落している。 <CS> 2024/04/23 09:49 寄り付き概況 日経平均は172円高でスタート、三菱UFJやトヨタ自などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;37240.93;+172.58TOPIX;2649.50;+23.18[寄り付き概況] 4月22日の日経平均は前週末比172.58円高の37240.93円と反発でスタート。19日の米国市場でダウ平均は211.02ドル高の37986.40ドル、ナスダックは319.49ポイント安の15282.01で取引を終了。イスラエルの対イラン報復攻撃が限定された規模でイランも損害はないと主張するなど中東情勢の一段の緊迫化を警戒した売りが後退し、寄り付き後、上昇。ダウは安心感から買戻しが継続したほか主要企業決算への期待を受けた買いに、終日堅調に推移した。 一方、ハイテクで利下げ期待を受けた買いが後退したほか、動画配信のネットフリックス(NFLX)株の下落に押され、ナスダックは大幅下落。シカゴ日経225先物は大阪比変わらずの37100円。本日の日経平均は買い先行でスタート。先週の日経平均株価が1週間で2450円ほど下げていたこともあり、自律反発狙いの動きは想定内。ただし、米国ではハイテク株の弱い値動きが目立っており引き続き警戒感が強いとの見方が多いようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、東京電力HD<9501>、みずほ<8411>などが上昇。一方、東エレク<8035>やディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>などが下落。業種別では、電気ガス、銀行、空運などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2024/04/22 09:28 寄り付き概況 日経平均は355円安でスタート、東エレクや楽天グループなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;37724.47;-355.23TOPIX;2659.95;-17.50[寄り付き概況] 19日の日経平均は355.23円安の37724.47円と反落して取引を開始した。前日18日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は22.07ドル高の37775.38ドル、ナスダックは81.87ポイント安の15601.50で取引を終了した。良好な雇用や製造業関連指標を好感し、寄り付き後、上昇。ダウは弱いハイテクに押され下落に転じる局面もあったが、良好な経済成長が持続可能との期待に終日底堅く推移した。一方、ナスダックは連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言などを受けた利下げ期待の後退や、半導体関連メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)がスマホ・PC販売低迷で市場見通しを引き下げたため需要鈍化が警戒され下落した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に反発したが、ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、来週から内外主要企業の決算発表が本格化することから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、為替介入への警戒感は強いものの、外為市場で1ドル=154円50銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、日経平均は昨日は4日ぶりに反発したが、先週末に比べると1400円を超す安い水準にあり、引き続き押し目狙いの買いが入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された3月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.6%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.6%上昇だった。 セクター別では、精密機器、機械、金属製品、輸送用機器、電気・ガス業などが値下がり率上位、空運業、繊維製品、水産・農林業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、TOWA<6315>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、スクリーンHD<7735>、ルネサス<6723>、オリンパス<7733>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>、信越化<4063>、楽天グループ<4755>、ソフトバンクG<9984>、川崎船<9107>などが下落。他方、資生堂<4911>、アステラス薬<4503>、第一三共<4568>、富士フイルム<4901>、三菱地所<8802>、三菱商<8058>、三井物<8031>などが上昇している。 <CS> 2024/04/19 09:44 寄り付き概況 日経平均は216円安でスタート、富士フイルムやソフトバンクGなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;37745.04;-216.76TOPIX;2653.43;-9.72[寄り付き概況] 18日の日経平均は216.76円安の37745.04円と4日続落して取引を開始した。前日17日の米国株式市場は下落。ダウ平均は45.66ドル安の37753.31ドル、ナスダックは181.88ポイント安の15683.37で取引を終了した。金利の低下に連れて買われ、寄り付き後、上昇。その後、半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)をはじめハイテクの売りに押され、相場は下落に転じた。ナスダックは終盤にかけて下げ幅を拡大。相場の重しとなり、ダウもプラス圏を維持できず下落で終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、ナスダック総合指数が1.15%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.25%下落と、ダウ平均(0.12%下落)に比べ下落率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の買い手控え要因となった。一方、日経平均は昨日までの3日続落で1500円を超す下げとなっていることから、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。また、日経平均は37700円台に位置する75日移動平均線が下値支持線として意識され、ここからの下値余地は大きくないとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は4月1-13日に国内株を2週連続で買い越した。買越額は1兆7400億円だった。 セクター別では、鉱業、石油石炭製品、不動産業、機械、精密機器などが値下がり率上位、空運業、陸運業、その他製品、繊維製品、医薬品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、富士フイルム<4901>、ローツェ<6323>、INPEX<1605>、ソフトバンクG<9984>、ディスコ<6146>、三菱重<7011>、TOWA<6315>、スクリーンHD<7735>、三菱地所<8802>、東エレク<8035>などが下落。他方、第一三共<4568>、LINE ヤフー<4689>、7&iHD<3382>、武田薬<4502>、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、東電力HD<9501>、東京海上<8766>、コマツ<6301>、キーエンス<6861>、リクルートHD<6098>などが上昇している。 <CS> 2024/04/18 09:29 寄り付き概況 日経平均は116円高でスタート、霞ヶ関キャピタルや三菱重などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38587.47;+116.27TOPIX;2704.62;+7.51[寄り付き概況] 17日の日経平均は116.27円高の38587.47円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日16日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は63.86ドル高の37798.97ドル、ナスダックは19.77ポイント安の15865.25で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長がインフレが長期化した場合の高金利長期化の可能性を指摘すると金利が上昇し、相場の上値が抑制された。さらに、パウエル議長は経済が現行の金利を想定以上に長く維持する可能性に言及したため売り材料となった。ただ、良好な成長期待に終盤にかけてダウは底堅く推移。一方、金利高が重しとなりナスダックは下落した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が小幅ながら7日ぶりに反発したことが東京市場の株価の支えとなった。また、為替介入への警戒感は強いが、外為市場で1ドル=154円60銭台と、昨日15時頃と比べ30銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出企業などの株価を支える要因となった。さらに、日経平均は昨日までの続落で1000円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、米長期金利が強含み、昨日の米株式市場でナスダック総合指数やS&P500が3日続落となったことが東京市場の株価の重しとなった。また、引き続き為替介入や中東の地政学リスクへの警戒感が強く、買い手控え要因となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された3月の貿易収支は3665億円の黒字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は3577億円の黒字だった。 セクター別では、海運業、輸送用機器、その他製品、非鉄金属、ゴム製品などが値上がり率上位、鉱業、医薬品、建設業、水産・農林業、サービス業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、霞ヶ関キャピタル<3498>、北海電力<9509>、川崎船<9107>、三菱重<7011>、富士フイルム<4901>、三井不<8801>、ローツェ<6323>、スクリーンHD<7735>、商船三井<9104>、ソシオネクスト<6526>、ディスコ<6146>、信越化<4063>、アステラス薬<4503>、三菱商<8058>などが上昇。他方、ソニーG<6758>、OLC<4661>、アドバンテスト<6857>、ニトリHD<9843>、みずほ<8411>、キーエンス<6861>、丸紅<8002>、ファナック<6954>、リクルートHD<6098>、日立<6501>、INPEX<1605>などが下落している。 <CS> 2024/04/17 09:33 寄り付き概況 日経平均は482円安でスタート、ソフトバンクGや川崎船などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38750.67;-482.13TOPIX;2729.57;-23.63[寄り付き概況] 16日の日経平均は482.13円安の38750.67円と続落して取引を開始した。前日15日の米国株式市場は続落。ダウ平均は248.13ドル安の37735.11ドル、ナスダックは290.07ポイント安の15885.02で取引を終了した。イランによる対イスラエル攻撃の影響が最小限に抑制されたほか、一旦終了が示唆されたため寄り付き後、上昇。その後、小売売上高が予想を上回り、利下げ期待の後退で売りに転じた。長期金利上昇でハイテクも下落。その後、イスラエルがイラン反撃の意向を示唆したため中東情勢の一段の緊迫化を警戒しさらなる売り圧力となり、終盤にかけ下げ幅を拡大した。 今日の東京市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、ナスダック総合指数が1.79%下落と、ダウ平均(0.65%下落)に比べて下落率が大きく、東京市場でハイテク株などの株価の逆風となった。また、海外市場で米長期金利が上昇していることも株価を抑える要因となった。一方、為替介入への警戒感が強まっているが、外為市場で1ドル=154円10銭台と、昨日15時頃と比べ30銭ほど円安・ドル高方向に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、国内2月決算企業の決算発表は昨日までで一巡したが、海外企業の1-3月期決算発表が増えており、また、来週からは国内3月決算企業の決算発表が本格化することから、引き続き好業績への期待感が株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は、WillSmart<175A>が東証グロースに上場した。日本時間の午前に、3月の中国70都市の新築住宅価格動向、1-3月期の中国国内総生産(GDP)、3月の中国工業売上高・中国小売売上高など中国の主要経済指標が発表される。 セクター別では全業種が値下がり。石油石炭製品、保険業、鉱業、小売業、繊維製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、川崎船<9107>、ソシオネクスト<6526>、ファーストリテ<9983>、東京海上<8766>、レーザーテック<6920>、SMC<6273>、スクリーンHD<7735>、信越化<4063>、東電力HD<9501>などが下落。他方、ニデック<6594>、北海電力<9509>、アステラス薬<4503>、みずほ<8411>などが上昇している。 <CS> 2024/04/16 09:44 寄り付き概況 日経平均は466円安でスタート、レーザーテックやファーストリテなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39056.93;-466.62TOPIX;2732.29;-27.35[寄り付き概況] 4月15日の日経平均は前週末比466.62円安の39056.93円と大幅反落でスタート。12日の米国市場でダウ平均は475.84ドル安の37983.24ドル、ナスダックは267.10ポイント安の16175.09で取引を終了。冴えない銀行決算や中東情勢の緊迫化を警戒した売りに寄り付き後、大幅下落。連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待後退もさらなる売り圧力となり、終日軟調に推移した。終盤にかけて、下げ幅を拡大し終了。シカゴ日経225先物は大阪比685円安の38865円。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、本日の日経平均は売り先行でスタート。中東情勢も引き続き気がかりとなるなか、本格化する米国の決算を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすいとの指摘が聞かれている。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、アステラス製薬<4503>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>などが下落。一方、ローツェ<6323>や川崎汽船<9107>などが上昇。業種別では、医薬品、不動産、輸送用機器などが下落率上位で推移している。 <CS> 2024/04/15 09:35 寄り付き概況 日経平均は279円高でスタート、スクリーンHDや三菱地所などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39722.02;+279.39TOPIX;2762.00;+15.04[寄り付き概況] 12日の日経平均は279.39円高の39722.02円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日11日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は2.43ドル安の38459.08ドル、ナスダックは271.84ポイント高の16442.20で取引を終了した。3月生産者物価指数(PPI)が警戒されたほど強まらず安心から買戻しが先行し、寄り付き後、上昇。その後、NY連銀のウィリアムズ総裁が短期的に政策修正の必要がないと利下げに慎重姿勢を繰り返すと、金利先高観が再燃し相場は下落に転じた。ナスダックは携帯端末アップル(AAPL)の回復がけん引し、再び上昇し、終盤にかけて上げ幅を拡大し過去最高値を更新。一方、ダウは下落を消せず、まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.68%高、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.42%高と大幅に上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなった。また、介入警戒感は強くなっているが、外為市場で1ドル=153円20銭台と、円安・ドル高水準で推移していることが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、海外市場で米長期金利が高止まりしていることや為替介入への警戒感が株価の重しとなった。また、今日から米国主要企業の1-3月期決算発表が本格化することから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は株価指数オプション4月物の特別清算指数(SQ)算出日。SQ値はQUICK試算で39820.59円だった。 セクター別では、不動産業、電気機器、パルプ・紙、その他製品、その他金融業などが値上がり率上位、鉱業、小売業、石油石炭製品、医薬品、電気・ガス業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、さくら<3778>、スクリーンHD<7735>、TDK<6762>、三菱地所<8802>、東エレク<8035>、村田製<6981>、アドバンテスト<6857>、富士通<6702>、テルモ<4543>、ファナック<6954>、京セラ<6971>、富士フイルム<4901>、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>などが上昇。他方、三井E&S<7003>、ファーストリテ<9983>、7&iHD<3382>、東電力HD<9501>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ニトリHD<9843>、東京海上<8766>、中外薬<4519>、みずほ<8411>、三菱電<6503>、三菱重<7011>などが下落している。 <CS> 2024/04/12 09:38 寄り付き概況 日経平均は491円安でスタート、さくらや東電力HDなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39090.68;-491.13TOPIX;2718.76;-24.03[寄り付き概況] 11日の日経平均は491.13円安の39090.68円と続落して取引を開始した。前日10日の米国株式市場は下落。ダウ平均は422.16ドル安の38461.51ドル、ナスダックは136.28ポイント安の16170.36で取引を終了した。3月消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったため年内の利下げ期待が後退し、寄り付き後、下落。長期金利の大幅上昇が警戒され、終日軟調に推移した。終盤にかけ、10年債入札の弱い結果を受けて、金利が一段と上昇すると下げ幅を一段と拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の3月米消費者物価指数(CPI)に続き、今晩は3月の米卸売物価指数(PPI)が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、外為市場で1ドル=152円90銭台と、昨日15時頃と比べ1円10銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの支えとなった。また、2月決算企業の本決算発表が佳境となっており、好業績銘柄への物色意欲の高まりが株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は3月31日-4月6日に国内株を4週ぶりに買い越した。買越額は1兆7644億円だった。今日は、ハンモック<173A>が東証グロースに上場した。日本時間10時30分に、3月の中国消費者物価指数(CPI)と中国卸売物価指数(PPI)が発表される。 セクター別では、不動産業、精密機器、パルプ・紙、建設業、金属製品などが値下がり率上位、鉱業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、さくら<3778>、スクリーンHD<7735>、東電力HD<9501>、HOYA<7741>、三井不<8801>、三菱地所<8802>、ソシオネクスト<6526>、ダイキン<6367>、日産自<7201>、楽天グループ<4755>、積水ハウス<1928>、資生堂<4911>、ファーストリテ<9983>などが下落。他方、INPEX<1605>、三井E&S<7003>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、デンソー<6902>、トヨタ<7203>、三井物<8031>、三菱UFJ<8306>などが上昇している。 <CS> 2024/04/11 09:39 寄り付き概況 日経平均は190円安でスタート、三菱重やファーストリテなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39582.33;-190.80TOPIX;2741.80;-12.89[寄り付き概況] 10日の日経平均は190.80円安の39582.33円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日9日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は9.13ドル安の38883.67ドル、ナスダックは52.68ポイント高の16306.64で取引を終了した。押し目買いに寄り付き後、上昇。その後、消費者物価指数(CPI)など重要インフレ指標の発表を控えた警戒感に売られ、相場は下落に転じた。ハイテクは半導体のエヌビディア(NVDA)の下落も重しとなったが、金利低下に連れ買い戻され、終盤にかけプラスに回復した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が小幅ながら続落となったことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの続伸で780円を超す上げとなったことから、目先的な利益確定売りも出やすかった。さらに、米国のインフレ長期化が警戒される中、米国で今晩、3月の米消費者物価指数(CPI)が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3日続伸したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を支える要因となった。また、2月決算企業の本決算発表が増えており、好業績銘柄の物色意欲が高まり、株価の支えとなったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された3月の国内企業物価指数は、前年同月比0.8%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同0.8%上昇だった。 セクター別では、証券商品先物、保険業、鉱業、銀行業、機械などが値下がり率上位、電気・ガス業、医薬品、不動産業、空運業、繊維製品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、野村マイクロ<6254>、三菱重<7011>、三井物<8031>、リズム<7769>、ファーストリテ<9983>、TOWA<6315>、東京海上<8766>、ブリヂストン<5108>、トヨタ<7203>、日立<6501>、コマツ<6301>、伊藤忠<8001>、HOYA<7741>などが下落。他方、霞ヶ関キャピタル<3498>、小林製薬<4967>、安川電<6506>、三井E&S<7003>、KOKUSAI<6525>、花王<4452>、住友鉱<5713>、ローム<6963>、三井不<8801>、ソシオネクスト<6526>、ルネサス<6723>、OLC<4661>などが上昇している。 <CS> 2024/04/10 09:27 寄り付き概況 日経平均は149円高でスタート、NECや三菱地所などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39496.95;+149.91TOPIX;2739.27;+10.95[寄り付き概況] 9日の日経平均は149.91円高の39496.95円と続伸して取引を開始した。前日8日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は11.24ドル安の38892.80ドル、ナスダックは5.44ポイント高の16253.96で取引を終了した。3月雇用統計の強い結果を受けた底堅い成長期待に引き続き買われ、寄り付き後、上昇。しかし、金利の上昇が重しとなり上値を抑制し相場は下落に転じた。ただ、今週発表が予定されている消費者物価指数(CPI)などの重要インフレ指標の発表を控え、終日調整色が強くもみ合いが続き、まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が先週末比で小幅な変動で高安まちまちとなり、東京市場で手掛かり材料となりにくい中、外為市場で円相場が1ドル=151円80銭台と引き続き円安・ドル高水準で落ち着いた推移となっていることが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、国内2月決算企業の本決算発表が増えてきており、好業績への期待感も株価の支えとなった。一方、米連邦準備理事会(FRB)の利下げが先送りされるとの観測が強まり、海外市場で米長期金利が高止まりしていることが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は下向きの25日移動平均線を下回って推移しており、5日線も8営業日連続で下回ったほか、ローソク足は6本連続で陰線となっていることなど、テクニカル面で調整局面入りを示唆する動きもあるが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、空運業、輸送用機器、非鉄金属、その他金融業、不動産業などが値上がり率上位、パルプ・紙、ゴム製品が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、東電力HD<9501>、NEC<6701>、三菱地所<8802>、三井物<8031>、スクリーンHD<7735>、トヨタ<7203>、日立<6501>、JAL<9201>、川崎船<9107>、住友鉱<5713>、ANA<9202>、住友商<8053>、デンソー<6902>などが上昇。他方、三井E&S<7003>、ヤクルト本社<2267>、ソシオネクスト<6526>、コマツ<6301>、リクルートHD<6098>、キーエンス<6861>などが下落している。 <CS> 2024/04/09 09:34 寄り付き概況 日経平均は399円高でスタート、レーザーテックや東京電力HDなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39391.98;+399.90TOPIX;2722.61;+19.99[寄り付き概況] 4月8日の日経平均は前週末比399.90円高の39391.98円と大幅反発でスタート。5日の米国市場でダウ平均は307.06ドル高の38904.04ドル、ナスダックは199.44ポイント高の16248.52で取引を終了。3月雇用統計で失業率の低下に加え、雇用の伸びが予想外に加速するなど、労働市場が依然強い証拠を受け、強い成長期待に買われ、寄り付き後、上昇。国内の雇用や成長見通しに楽観的な見方が一段と強まり投資家心理の改善につながったほか、企業の業績改善期待を受けた買いに終日堅調に推移し、終了した。シカゴ日経225先物は大阪比355円高の39335円。本日の日経平均は買い先行でスタート。持ち高調整の売りがこれまで強まっていたこともあり、雇用統計の発表で米国はアク抜け的な動きに向かったようだ。東京市場でもこの流れに追随する展開に。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ディスコ<6146>、キーエンス<6861>、東京電力HD<9501>、ルネサス<6723>、ファーストリテ<9983>、三菱重<7011>、リクルートHD<6098>、さくらインターネット<3778>などが上昇。業種別では、機械、サービス、証券商品先物などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2024/04/08 09:30 寄り付き概況 日経平均は535円安でスタート、アドバンテストや野村などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39237.39;-535.75TOPIX;2699.53;-32.47[寄り付き概況] 5日の日経平均は535.75円安の39237.39円と反落して取引を開始した。前日4日の米国株式市場は大幅下落。ダウ平均は530.16ドル安の38596.98ドル、ナスダックは228.38ポイント安の16049.08で取引を終了した。雇用関連指標が労働市場の減速を示唆したため利下げ期待が再燃し、寄り付き後、上昇。終日相場は堅調に推移したが、午後に入りミネアポリス連銀のカシュカリ総裁がインフレ改善が停滞した場合、年内利下げを実施しない可能性に言及したほか、バイデン大統領がネタニヤフ首相との電話会談でガザ支援職員の死亡を受けイスラエルを非難、政策変更を警告したとの報道で中東情勢の緊迫化を警戒し、下落に転じた。米雇用統計への警戒もあり売りに拍車がかかり、終盤にかけて下げ幅を拡大し終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.01%下落と、ダウ平均(1.35%下落)やナスダック総合指数(1.40%下落)に比べ下落率が大きかったことが、東京市場の半導体関連株の株価を抑える要因となった。また、外為市場で1ドル=151円20銭台と、昨日15時頃と比べ40銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、米国で今晩、3月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、年初来、日経平均が25日移動平均線近辺を下値とする上昇相場となっている中、昨日の日経平均はほぼ25日線の水準となっており、市場ではここからの下値は限定的との見方があったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された2月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比0.5%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同3.0%減だった。今日は、台湾、中国(上海、深セン)市場が休場となる。 セクター別では、その他製品、銀行業、証券商品先物、精密機器、輸送用機器などが値下がり率上位、鉱業、海運業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、キーエンス<6861>、TOWA<6315>、スクリーンHD<7735>、野村<8604>、東エレク<8035>、ソシオネクスト<6526>、東電力HD<9501>、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、信越化<4063>などが下落。他方、INPEX<1605>、ルネサス<6723>、郵船<9101>などが上昇している。 <CS> 2024/04/05 09:27 寄り付き概況 日経平均は476円高でスタート、ソシオネクストや三井物などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39928.33;+476.48TOPIX;2731.50;+24.99[寄り付き概況] 4日の日経平均は476.48円高の39928.33円と反発して取引を開始した。前日3日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は43.10ドル安の39127.14ドル、ナスダックは37.01ポイント高の16277.46で取引を終了した。ADP雇用統計が予想を上回り、利下げがさらに遠のくことを警戒した売りに、寄り付き後、下落。その後、3月ISM非製造業景況指数が予想外に低下し、消費鈍化を示唆したため金利先安観が再燃。さらに、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長も引き続き年内の利下げの可能性を示唆すると、相場は上昇に転じた。終盤にかけ、消費鈍化を警戒した売りが上値を抑制しダウは再び下落した一方、ナスダックは利下げ期待の再燃でかかろうじてプラス圏を維持し、まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら反発したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を支えた。また、政府・日銀による円買い介入警戒感がある中、円相場が1ドル=151円50銭台と引き続き円安・ドル高水準で安定して推移していることが輸出関連株などの株価を支える要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が3日続落となったことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の日経平均が39700円台後半に位置する25日移動平均線を割り込んだことから、相場は調整局面に入りつつあるとの指摘が聞かれたが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は3月24-30日に国内株を3週連続で売り越した。売越額は4413億円だった。今日は、アズパートナーズ<160A>が東証スタンダードに上場した。香港、台湾、中国(上海、深セン)市場が休場となる。 セクター別では、鉱業、卸売業、海運業、石油石炭製品、非鉄金属などが値上がり率上位、水産・農林業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ソシオネクスト<6526>、住友鉱<5713>、東エレク<8035>、三井物<8031>、信越化<4063>、三菱商<8058>、SUMCO<3436>、住友商<8053>、INPEX<1605>、日立<6501>、東電力HD<9501>、伊藤忠<8001>などが上昇。他方、霞ヶ関キャピタル<3498>、三井E&S<7003>、野村マイクロ<6254>、日産自<7201>、JR東海<9022>、TOWA<6315>、キーエンス<6861>、NTT<9432>などが下落している。 <AK> 2024/04/04 09:44 寄り付き概況 日経平均は335円安でスタート、三井E&Sやファーストリテなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39503.72;-335.19TOPIX;2697.47;-16.98[寄り付き概況] 3日の日経平均は335.19円安の39503.72円と反落して取引を開始した。前日2日の米国株式市場は下落。ダウ平均は396.61ドル安の39170.24ドル、ナスダックは156.38ポイント安の16240.45で取引を終了した。長期金利の上昇を受け、大きく下落して寄り付いた。前週末にパウエルFRB議長がハト派姿勢を弱めたことや前日発表された経済指標が強い内容だったことを受け、連邦準備制度理事会(FRB)による利下げへの期待が後退、長期金利は今年の最高水準に上昇した。また、米原油先物相場が一時、昨年10月下旬以来の高値をつけたことがインフレ懸念につながった。ダウ平均の下げ幅は一時、500ドルを超えた。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、米国の利下げが先送りとなるとの見方が増えつつある中、今週は週末発表の3月の米雇用統計まで、米国で雇用・労働関連の経済指標の発表が相次ぐことから、これらを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもある。さらに、新年度入りに伴う機関投資家による「期初の益出し」の売りが続くとの見方もあり、買い手控え要因となった。一方、日経平均は今年に入り25日移動平均線近辺を下支えとする上昇相場が続いている。こうした中、一昨日、昨日ともに、日経平均は取引時間中に25日移動平均線を一時下回った後、終値は25日線の上方にとどまっており、相場の下値は堅いとの見方があり、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、精密機器、不動産業、証券商品先物、卸売業、鉄鋼などが値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品、電気・ガス業、陸運業、倉庫運輸関連などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、三井E&S<7003>、霞ヶ関キャピタル<3498>、ソシオネクスト<6526>、ファーストリテ<9983>、三菱重<7011>、HOYA<7741>、TOWA<6315>、三井不<8801>、ダイキン<6367>、三井物<8031>、エーザイ<4523>、JT<2914>、アドバンテスト<6857>などが下落。他方、INPEX<1605>、JR東海<9022>、楽天グループ<4755>、小林製薬<4967>、住友鉱<5713>、SOMPO<8630>などが上昇している。 <CS> 2024/04/03 09:33 寄り付き概況 日経平均は89円高でスタート、住友鉱やMS&ADなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39892.59;+89.50TOPIX;2726.61;+5.39[寄り付き概況] 2日の日経平均は89.50円高の39892.59円と反発して取引を開始した。前日1日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は240.52ドル安の39566.85ドル、ナスダックは17.37ポイント高の16396.83で取引を終了した。連休明け、先週末発表されたPCE価格指数の結果を判断する動きにまちまちで寄り付いた。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が先週の講演で「利下げを急がない」とハト派姿勢を弱めたため年内の利下げ期待が後退し相場の売り圧力となりダウは終日軟調に推移。また、ISM製造業景況指数が予想以上に強い結果となったため長期金利の上昇が圧力となりナスダックは一時伸び悩むがかろうじてプラス圏を維持。ダウは終盤にかけ下げ幅を拡大し、まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が小幅高、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は1%を超す上昇となり、東京市場でハイテク株や半導体関連株などの支えとなった。また、外為市場で1ドル=151円50銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。さらに、昨日の日経平均が500円を超す大幅安となったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場で株価の重しとなった。また、昨日は新年度入りで、機関投資家による期初の益出しとみられる売りが株価の重しとなったとの指摘があり、今日も資産配分の調整目的の売りを警戒する向きがあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、石油石炭製品、保険業、鉱業、鉄鋼、非鉄金属などが値上がり率上位、パルプ・紙、倉庫運輸関連、精密機器、サービス業、建設業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、住友鉱<5713>、ルネサス<6723>、MS&AD<8725>、東エレク<8035>、東京海上<8766>、スクリーンHD<7735>、日本製鉄<5401>、三菱重<7011>、INPEX<1605>、レーザーテック<6920>、三菱UFJ<8306>、三菱地所<8802>、第一生命HD<8750>などが上昇。他方、霞ヶ関キャピタル<3498>、楽天グループ<4755>、さくら<3778>、スズキ<7269>、武田薬<4502>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、リクルートHD<6098>、日立<6501>、任天堂<7974>などが下落している。 <CS> 2024/04/02 09:32 寄り付き概況 日経平均は277円高でスタート、レーザーテックや第一生命HDなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40646.70;+277.26TOPIX;2782.19;+13.57[寄り付き概況] 4月1日の日経平均は前週末比277.26円高の40646.70円と続伸でスタート。3月29日の米国市場は、グッドフライデー(聖金曜日)の祝日で休場だった。日経225先物のナイトセッションは参加者が限られるなか、日中終値を挟んだ40510円~40610円での狭いレンジでの推移が続き、結局は日中比変わらずの40550円で終えている。 本日の日経平均は買い先行でスタート。ネガティブ材料もない中で、配当志向の物色や日経平均構成銘柄の入れ替えに伴う需給も通過したことから、新年度相場入りに伴う資金流入への期待に向かいやすいとの指摘が聞かれている。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、第一生命HD<8750>、ファーストリテ<9983>、野村マイクロ<6254>、ルネサス<6723>、キーエンス<6861>などが上昇する反面、三菱重<7011>、小糸製作所<7276>などが下落。業種別では、ゴム製品、精密機器、食料品などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2024/04/01 09:34 寄り付き概況 日経平均は109円高でスタート、住友鉱やJALなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40277.45;+109.38TOPIX;2761.14;+10.33[寄り付き概況] 29日の日経平均は109.38円高の40277.45円と反発して取引を開始した。前日28日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は47.29ドル高の39807.37ドル、ナスダックは20.06ポイント安の16379.46で取引を終了した。先週分新規失業保険申請件数が予想外に減少、10-12月期国内総生産(GDP)確定値が予想外に上方修正されるなど良好な結果を受けてダウは上昇も、金利の上昇でハイテクは下落し、まちまちで寄り付いた。連休を控えた調整が続き、終日売り買いが交錯したがダウは強い経済への期待を受けた買いが支え底堅く推移し、終盤にかけて上げ幅を拡大し過去最高値を更新。ナスダックは金利高が警戒されプラス圏を維持できず、まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でナスダック総合指数は反落したが、ダウ平均や機関投資家が運用指標とするS&P500、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)などが小幅ながら上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の日経平均が600円近い下げとなったことから、押し目待ちの買いも入りやすかった。一方、米市場が今日から3連休となる中、今晩、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として重視するとされる米個人消費支出(PCE)物価指数の2月分が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された2月の完全失業率(季節調整値)は2.6%となり前月比0.2ポイント上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.4%だった。また、2月の有効求人倍率(季節調整値)は1.26倍で前月から0.1ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.27倍だった。同じく取引開始前に発表された3月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.4%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.4%上昇だった。このほか、2月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比0.1%低下だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同1.3%上昇だった。今日は、マテリアルグループ<156A>、グリーンモンスター<157A>が東証グロースにそれぞれ上場した。 セクター別では、鉱業、空運業、不動産業、銀行業、繊維製品などが値上がり率上位、海運業、パルプ・紙、卸売業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、住友鉱<5713>、ヤマハ発<7272>、三菱重<7011>、INPEX<1605>、アステラス薬<4503>、JAL<9201>、ソシオネクスト<6526>、日産自<7201>、三井不<8801>、アドバンテスト<6857>、三菱UFJ<8306>、ホンダ<7267>、ファーストリテ<9983>などが上昇。他方、第一三共<4568>、信越化<4063>、ルネサス<6723>、三菱商<8058>、三井E&S<7003>、ローム<6963>、任天堂<7974>、商船三井<9104>などが下落している。 <CS> 2024/03/29 09:36 寄り付き概況 日経平均は438円安でスタート、ゆうちょ銀行や日立などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40324.42;-438.31TOPIX;2766.19;-33.09[寄り付き概況] 28日の日経平均は438.31円安の40324.42円と反落して取引を開始した。前日27日の米国株式市場は反発。ダウ平均は477.75ドル高の39760.08ドル、ナスダックは83.83ポイント高の16399.52で取引を終了した。値ごろ感からの買いに、寄り付き後、上昇。携帯端末のアップル(AAPL)や電気自動車テスラ(TSLA)など一部ハイテク株の回復、利下げ期待やソフトランディング期待を受けた買いが引き続き支援し、相場は終日堅調に推移した。終盤にかけ、月末、期末に向けた調整と見られる買戻しに上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。今日は3月期末配当の権利落ち日にあたり、日経ニュースによると、日経平均には260円ほどの下押し影響があるとみられるという。また、外為市場で1ドル=151円30銭台と、昨日15時頃と比べ40銭ほど円高・ドル安に振れたことに加え、為替介入への警戒感もあり、東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。特に、ダウ平均が1%を超す大幅高となったことが、東京市場で景気敏感株の株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は3月17-23日に国内株を2週連続で売り越した。売越額は8914億円だった。今日は、カウリス<153A>、情報戦略テクノロジー<155A>が東証グロースに上場した。 セクター別では、証券商品先物、水産・農林業、建設業、銀行業、パルプ・紙などが値下がり率上位、鉱業、不動産業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ゆうちょ銀行<7182>、SBI<8473>、日立<6501>、JR九州<9142>、ソフトバンク<9434>、神戸鋼<5406>、武田薬<4502>、日本製鉄<5401>、リゾートトラスト<4681>、信越化<4063>、近鉄GHD<9041>、伊藤忠<8001>、オリックス<8591>などが下落。他方、東電力HD<9501>、三菱重<7011>、霞ヶ関キャピタル<3498>、小林製薬<4967>、レーザーテック<6920>などが上昇している。 <CS> 2024/03/28 09:28 寄り付き概況 日経平均は119円高でスタート、丸紅や郵船などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40517.17;+119.14TOPIX;2794.10;+13.30[寄り付き概況] 27日の日経平均は119.14円高の40517.17円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日26日の米国株式市場は続落。ダウ平均は31.31ドル安の39282.33ドル、ナスダックは68.77ポイント安の16315.70で取引を終了した。利下げ期待を受けた買いに、寄り付き後、上昇。ソフトランディング期待も支援し、相場は終日堅調に推移した。しかし、終盤にかけ月末、期末絡みの調整で下げに転じた。 今日の東京株式市場は買いが先行した。外為市場で1ドル=151円50銭台と引き続き円安・ドル高水準で安定した推移となっていることが、株式市場で安心感となった。また、日経平均が昨日までの続落で500円近い下げとなったことから、押し目待ちの買いも入りやすかった。さらに、今日は3月決算銘柄の権利付き最終売買日に当たり、配当や株主優待狙いの買いが入ると期待する向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。特に、取引終了にかけて売りが優勢となったことが市場心理を慎重にさせた。また、3月期末にかけて年金基金など機関投資家によるリバランス(資産配分の調整)に伴う売りが出やすいとの見方も継続したが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、コロンビア・ワークス(146A)が東証スタンダードに、シンカ(149A)、ダイブ(151A)が東証グロースにそれぞれ上場した。 セクター別では、海運業、不動産業、電気・ガス業、保険業、卸売業などが値上がり率上位、精密機器が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、丸紅<8002>、郵船<9101>、三井物<8031>、ダイキン<6367>、コロワイド<7616>、商船三井<9104>、ファーストリテ<9983>、三菱商<8058>、三井住友<8316>、オリックス<8591>、みずほ<8411>、ゼンショーHD<7550>、トヨタ<7203>などが上昇。他方、三井E&S<7003>、ソフトバンクG<9984>、キーエンス<6861>、アドバンテスト<6857>、神戸鋼<5406>、信越化<4063>、スクリーンHD<7735>などが下落している。 <CS> 2024/03/27 09:32

ニュースカテゴリ