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外為サマリー:155円60銭台で推移、日経平均の伸び悩みが重荷

配信日時:2024/05/10 15:19 配信元:MINKABU
 10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=155円62銭前後と前日の午後5時時点に比べて20銭程度のドル安・円高となっている。  9日に発表された米雇用関連指標で労働市場の過熱感が薄れていることが示され、米連邦準備理事会(FRB)が利下げに動きやすくなるとの見方からドル円相場は朝方に155円27銭まで下押す場面があった。ただ、この日はゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業などのドル需要が意識されやすいことから次第に下げ幅を縮小。日米の金利差が依然として大きいことからドルの押し目買い意欲は強く、仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)を通過したあとも底堅く推移し、午前11時50分過ぎには一時155円77銭まで持ち直した。とはいえ、一時3万8700円台に上伸した日経平均株価が伸び悩んだことからリスク選好的なドル買い・円売りは後退し、午後2時以降は155円60銭台でのもみあいとなった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0775ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=167円69銭前後と同40銭強のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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