注目トピックス 外国株ニュース一覧

注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日続伸、米利下げ期待の高まりが支援材料 *10:00JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日続伸、米利下げ期待の高まりが支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 127804.13 +0.62%15日のブラジル株式市場は5日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比785.84ポイント高(+0.62%)の127804.13で引けた。日中の取引レンジは126932.47-127823.63となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米市場の上昇が買い安心感を与えたほか、米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた。一方、ボベスパ指数が過去最高値水準で推移しており、過熱感からやや伸び悩む展開となった。【ロシア】MOEX指数 3265.63 +0.23%15日のロシア株式市場は5日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比7.49ポイント高(+0.23%)の3265.63ポイントで引けた。日中の取引レンジは3238.83-3265.83となった。売りが先行した後は下げ幅を縮小させ、終盤はプラス圏を回復した。米利下げ期待の高まりが支援材料。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。また、政策金利が翌16日に発表される予定となり、慎重ムードも強い。【インド】SENSEX指数 72050.38 +0.32%15日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比227.55ポイント高(+0.32%)の72050.38、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同70.70ポイント高(+0.32%)の21910.75で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は後半上げ幅を拡大させた。海外株の上昇を受け、インド株も買いが先行。また、米利下げ期待の再燃も外資の流出懸念を後退させた。ほかに、インフレ率の鈍化に伴う利下げ期待の高まりが引き続き支援材料となった。【中国本土】休場 <CS> 2024/02/16 10:00 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4営業日続落、通貨レアル安の進行がブラジル株の足かせに *09:37JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4営業日続落、通貨レアル安の進行がブラジル株の足かせに 【ブラジル】ボベスパ指数 127018.29 -0.79%連休明けとなる14日のブラジル株式市場は4営業日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1007.41 ポイント安(-0.79%)の127018.29で引けた。日中の取引レンジは126662.85-128025.70となった。小幅安で寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏で推移した。通貨レアル安の進行がブラジル株の足かせに。また、ボベスパ指数が過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力が継続したもようだ。一方、指数の下値は限定的。欧州市場の上昇や米利下げ期待の再燃などが支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3258.14 +0.11%14日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.54ポイント高(+0.11%)の3258.14ポイントで引けた。日中の取引レンジは3251.76-3267.88となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧州市場の上昇が好感され、ロシア市場にも買いが広がった。また、通貨ルーブル安の進行も輸出大手の物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で高値警戒感が強まったほか、政策金利が今週末に発表される予定となり、慎重ムードは強まった。【インド】SENSEX指数 71822.83 +0.37%14日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比267.64ポイント高(+0.37%)の71822.83、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同96.80ポイント高(+0.45%)の21840.05で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。利下げ期待の高まりが好感された。1月の消費者物価指数(CPI)上昇率が3カ月ぶりの低水準を記録したことを受け、インド準備銀行(中央銀行)が利下げに踏み切るとの観測が広がっている。また、経済指標の改善なども引き続き支援材料となった。【中国本土】休場 <CS> 2024/02/15 09:37 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、経済指標の改善が支援材料 *09:54JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、経済指標の改善が支援材料 【ブラジル】休場【ロシア】MOEX指数 3254.60 +0.19%13日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.10ポイント高(+0.19%)の3254.60ポイントで引けた。日中の取引レンジは3245.02-3259.69となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が支援材料。また、輸出の拡大なども引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。米利下げ期待の後退が警戒されたほか、中国など主要なアジア市場が休場となったことで積極的な売買も手控えられた。【インド】SENSEX指数 71555.19 +0.68%13日のインドSENSEX指数は小反発。前日比482.70ポイント高(+0.68%)の71555.19、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同127.20ポイント高(+0.59%)の21743.25で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。経済指標の改善が支援材料。12月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は3.8%となり、前月の2.4%と予想の2.5%を上回った。また、1月の消費者物価指数(CPI)上昇率も前月の5.69%から5.10%に低下し、3カ月ぶりの低水準を記録。このほか、昨年10-12月期の都市部の失業率が前期の6.6%から6.5%に低下したとの報告が好感された。外部環境では、年内の米利下げ期待の高まりや米長期金利の低下などがサポート材料となった。【中国本土】休場 <CS> 2024/02/14 09:54 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、原油高や通貨ルーブル安の進行 *10:01JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、原油高や通貨ルーブル安の進行 【ブラジル】ボベスパ指数 128025.70 -0.15%12日のブラジル株式市場は4日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比191.22 ポイント安(-0.15%)の128025.70で引けた。日中の取引レンジは127579.40-128895.67となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。内需関連の下落が指数の足かせに。また、中国など主要なアジア市場がこの日に休場だったため、積極的な売買も手控えられた。一方、年内の米利下げ期待の高まりや米長期金利の低下などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3248.50 +0.19%12日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.12ポイント高(+0.19%)の3248.50ポイントで引けた。日中の取引レンジは3227.70-3248.50となった。中盤はマイナス圏に転落したが、引け間際に再び買い戻された。原油高や通貨ルーブル安の進行が資源輸出大手の支援材料。また、貿易データの改善も好感された。一方、指数の上値は重い。経済指標の悪化が引き続き警戒されたほか、中国など主要なアジア市場が休場だったため、積極的な売買は手控えられた。【インド】SENSEX指数 1072.49 -0.73%12日のインドSENSEX指数は小反落。前日比523.00ポイント安(-0.73%)の71072.49、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同166.45ポイント安(-0.76%)の21616.05で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。この日の取引終了後に12月の鉱工業生産などが発表される予定となり、見極めるムードが強まった。また、日本や中国など主要なアジア市場がそろって休場となったため、積極的な売買も手控えられた。なお、12月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は3.8%となり、前月の2.4%と予想の2.5%を上回った。【中国本土】休場 <CS> 2024/02/13 10:01 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、米長期金利の反発を受けて利食い売りが優勢 *11:24JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、米長期金利の反発を受けて利食い売りが優勢 【ブラジル】ボベスパ指数 128216.92 -1.33%8日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比1732.98ポイント安(-1.33%)の128216.92で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では16が上昇、69が下落、変わらずは1。米長期金利の反発を受けて利食い売りが優勢となったようだ。【ロシア】MOEX指数 3241.81 -0.45%8日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比14.77ポイント安(-0.45%)の3241.81で引けた。日中の取引レンジは、3236.79-3266.45。米長期金利の反発を受けた売りが観測された。【インド】SENSEX指数 71428.43 -1.00%8日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比723.57ポイント安(-1.00%)の71428.43、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同212.55ポイント安(-0.97%)の21717.95で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、8が上昇、22が下落、変わらずは0。アジア株高期待で買いが先行したが、序盤で売りが強まり、過半数の銘柄が下落する展開となった。【中国本土】上海総合指数 2865.90 +1.28%8日の上海総合指数では、主要指標の上海総合指数が前日比36.21ポイント高(+1.28%)の2865.90ポイントと3日続伸した。約2週間ぶりの高値水準を回復している。マーケット支援策の期待感が継続する流れ。中国の関係部局は低迷する相場をテコ入れするため、「国家隊」と呼ばれる中国政府系投資会社による買い支えや空売り規制の強化、上場企業の投資価値向上を支援するなどの施策を集中的に打ち出している。そうした中、中国証券監督管理委員会は7日夜、トップ交代の人事を発表。市場の一部からは、「追加の株価対策が打ち出される」との観測も流れている。 <NH> 2024/02/09 11:24 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、前日の好地合いを継ぐ流れ *09:56JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、前日の好地合いを継ぐ流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 129949.90 -0.36%7日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比466.41ポイント安(-0.36%)の129949.90で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では56が上昇、27が下落、変わらずは3。米長期金利の反発を受けて利食い売りがやや優勢となったようだ。【ロシア】MOEX指数 3256.58 +0.56%7日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比18.18ポイント高(+0.56%)の3256.58で引けた。日中の取引レンジは、3240.16-3259.24。米長期金利は反発したが、原油高を意識した買いが観測された。【インド】SENSEX指数 72152.00 -0.05%7日のインドSENSEX指数は伸び悩み。前日比34.09ポイント安(-0.05%)の72152.00、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.10ポイント高(+0.00%)の21930.50で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、15が上昇、15が下落、変わらずは0。米長期金利の低下を好感した買いは一巡し、売買拮抗となった。【中国本土】上海総合指数 2829.70 +1.44%7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比40.21ポイント高(+1.44%)の2829.70ポイントと続伸した。前日の好地合いを継ぐ流れ。当局のマーケット支援スタンスが引き続き材料視されている。関係部局は低迷する相場をテコ入れするため、「国家隊」と呼ばれる中国政府系投資会社による買い支えや空売り規制の強化、上場企業の投資価値向上を支援するなどの施策を集中して打ち出している。ただ、一時はマイナス圏に沈むなど、上値は限定的。6日の急伸(上海総合指数は3.2%高)を受け、売り圧力も意識されている。 <CS> 2024/02/08 09:56 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、中国本土株の上昇を好感 *10:32JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、中国本土株の上昇を好感 【ブラジル】ボベスパ指数 130416.31 +2.21%6日のブラジル株式市場は上昇。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比2822.82ポイント高(+2.21%)の130416.31で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では80が上昇、5が下落、変わらずは1。米長期金利の低下を好感した買いが入っており、大半の銘柄が上昇した。【ロシア】MOEX指数 3238.40 +0.36%6日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比11.61ポイント高(+0.36%)の3238.40で引けた。日中の取引レンジは、3228.78-3238.40。米長期金利の低下を意識した買いが観測された。【インド】SENSEX指数 71731.42 -0.49%6日のインドSENSEX指数は強含み。前日比454.71ポイント高(+0.63%)の72186.13、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同157.70ポイント高(+0.72%)の21929.40で取引を終えた。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、20が上昇、10が下落、変わらずは0。中国本土株の上昇を好感して過半数の銘柄が上昇した。【中国本土】上海総合指数 2789.49 +3.23%6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比87.30ポイント高(+3.23%)の2789.49ポイントと7日ぶりに急反発した。投資家のセンチメントが上向く流れ。当局による相次ぐ相場テコ入れ策が材料視されている。「国家隊」と呼ばれる中国政府系投資会社、中央匯金投資有限責任公司は6日、上場投資信託(ETF)の買い増し範囲を拡大したと報告。今後も保有規模を拡大し、資本市場の安定推移を支えていく方針という。中国証券監督管理委員会(証監会)は6日、公募ファンド、私募ファンド、証券会社、社会保障基金、保険会社、年金基金など、各種の機関投資家による市場参加を一段と促す方針を示した。 <NH> 2024/02/07 10:32 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は伸び悩み、米長期金利の上昇を警戒 *11:36JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は伸び悩み、米長期金利の上昇を警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 127593.49 +0.32%5日のブラジル株式市場は小幅高。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比411.24ポイント高(+0.32%)の127593.49で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では43が上昇、40が下落、変わらずは3。米長期金利の上昇が警戒されたが、売買拮抗となった。ウェグ(WEGE)などの上げが目立った。【ロシア】MOEX指数 3226.79 +0.01%5日のロシア株式市場は伸び悩み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比0.44ポイント高(+0.01%)の3226.79で引けた。日中の取引レンジは、3218.91-3232.38。米長期金利の上昇を警戒した売りが一部で観測された。【インド】SENSEX指数 71731.42 -0.49%5日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比354.21ポイント安(-0.49%)の71731.42、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同82.10ポイント安(-0.38%)の21771.70で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、8が上昇、22が下落、変わらずは0。米国金利見通しは不透明であること、中国経済の先行き不安は解消されていないことから、過半数の銘柄が値下がり。バジャジ・ファイナンス(BAF)などの下げが目立った。【中国本土】上海総合指数 2702.19 -1.02%上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比27.97ポイント安(-1.02%)の2702.19ポイントと6日続落した。前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。米中対立の激化懸念や、中国不動産業の債務問題を巡る不透明感などが引き続き重しとなっている。国際通貨基金(IMF)は2日、中国経済の年次報告を発表し、不動産開発企業の整理・再編などに遅れが生じた場合、2024-25年の実質成長率が4%を割り込む恐れがあるとの見方を示した。 <NH> 2024/02/06 11:36 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は軟調推移、米長期金利の上昇を警戒 *10:19JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は軟調推移、米長期金利の上昇を警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 127182.30 -1.01%5日のブラジル株式市場は軟調推移。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比1298.72ポイント安(-1.01%)の127182.30で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では12が上昇、71が下落、変わらずは3。米長期金利の上昇を警戒して大半の銘柄が下落。コグナエデュ・カカオ(COGN3)などの下げが目立った。【ロシア】MOEX指数 3226.35 -0.11%2日のロシア株式市場は伸び悩み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比3.54ポイント安(-0.11%)の3226.35で引けた。日中の取引レンジは、3215.00-3232.35。原油先物の下落や米長期金利の上昇を警戒した売りが一部で観測された。【インド】SENSEX指数 440.33 +0.61%2日のインドSENSEX指数は強含み。前日比440.33ポイント高(+0.61%)の72085.63、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同156.35ポイント高(+0.72%)の21853.80で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、21が上昇、9が下落、変わらずは0。外部環境の改善を期待した買いが入ったようだ。【中国本土】上海総合指数 2730.15 -1.46%2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比40.59ポイント安(-1.46%)の2730.15ポイントと5日続落した。約3年11カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。投資家心理が悪化する流れ。不動産業の債務問題を巡る警戒感が依然としてくすぶっているほか、米中対立の激化懸念も強まっている。米政府が中国の一部バイオ企業と契約することを禁止する新法案を米議員が提出したことに続き、米国防総省は先ごろ、半導体メモリー大手の長江存儲科技(YMTC)など中国の半導体・人工知能(AI)関連企業10社超を「中国軍事企業リスト」に組入れた。 <NH> 2024/02/05 10:19 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日続落、投資家の慎重スタンスが継続する流れ *09:39JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日続落、投資家の慎重スタンスが継続する流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 128481.02 +0.57%1日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比728.74 ポイント高(+0.57%)の128481.02で引けた。日中の取引レンジは127283.98-128481.02となった。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。利下げの実施が好感された。ブラジル中央銀行はこの日の日本時間午前6:30、政策金利であるセリック金利を市場予想通りねん11.75%から年11.25%に引き下げた。また、米株高や米長期金利の低下も支援材料。ほかに、通貨レアル高の進行もブラジル株のサポート材料となった。一方、12月の鉱工業生産などが翌2日に発表されるため、見極めるムードが強まった。【ロシア】MOEX指数 3229.89 +0.49%1日のロシア株式市場は5日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.70ポイント高(+0.49%)の3229.89ポイントで引けた。日中の取引レンジは3220.38-3233.21となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。銀行などの上昇が指数をサポートした。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、上値の重い展開となった。また、経済指標の悪化なども警戒された。1月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は52.4となり、前月の54.6と予想の53.7を下回った。【インド】SENSEX指数 71645.30 -0.15%1日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比106.81ポイント安(-0.15%)の71645.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同28.25ポイント安(-0.13%)の21697.45で取引を終えた。前半はプラス圏で推移したが、その後は売りに押された。経済指標の悪化が圧迫材料。12月のインフラ産業8業種の生産増加率(前年同月比)は3.8%となり、前月の改定値7.9%を大幅に下回ったほか、14カ月ぶりの低水準を記録した。また、IT大手らが相次いでレイオフの実施計画を示していることも雇用市場の悪化懸念を強めた。【中国本土】上海総合指数 2770.74 -0.64%1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.81ポイント安(-0.64%)の2770.74ポイントと4日続落した。投資家の慎重スタンスが継続する流れ。米中関係の悪化懸念がくすぶっているほか、中国不動産業を巡る不透明感が投資家心理の重しとなっている。複数メディアは1月31日、碧桂園HD(2007/HK)に対し、一部の債権者が香港で清算申し立てを計画しているもようと報じた。それに先立つ29日、香港高等法院(高裁)が中国恒大集団(3333/HK)に対して「清算命令」を出したばかり。破綻処理は困難になると予想されていることもあり、不動産市況に対する悪影響も警戒されている。 <CS> 2024/02/02 09:39 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、成長予想の上方修正が支援材料 *09:26JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、成長予想の上方修正が支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 127752.28 0.28%31日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比350.47 ポイント高(+0.28%)の127752.28で引けた。日中の取引レンジは127326.08-129558.45となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。利下げ期待の高まりが支援材料。なお、ブラジル中央銀行はきょう2月1日日本時間午前6:30、政策金利であるセリック金利を市場予想通りねん11.75%から年11.25%に引き下げた。また、連日の下落で値ごろ感も強まった。一方、早期の米利下げ期待の後退などが指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 3214.19 +0.57%31日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比18.11ポイント高(+0.57%)の3214.19ポイントで引けた。日中の取引レンジは3198.83-3219.41となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧州市場の上昇が買い安心感を与えた。また、通貨ルーブル安も輸出大手の物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、経済指標の悪化が警戒された。12月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は2.7%となり、前月の4.3%と予想の3.6%を下回った。【インド】SENSEX指数 71752.11 +0.86%1月31日のインドSENSEX指数は強含み。前日比612.21ポイント高(+0.86%)の71752.11、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同203.60ポイント高(+0.95%)の21725.70で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。成長予想の上方修正が支援材料。国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2024年度のインド成長予想をこれまでの6.3%から6.5%に引き上げた。内需の拡大や世界景気の上向きなどが上方修正の理由として挙げられている。また、欧州市場の上昇も終盤のサポート材料となった。【中国本土】上海総合指数 2788.55 -1.48%31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比41.98ポイント安(-1.48%)の2788.55ポイントと3日続落した。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米中対立の警戒感や、中国不動産業を巡る不透明感が依然としてくすぶっている。複数メディアは31日、碧桂園HD(2007/HK)に対し、一部の債権者が香港で清算申し立てを計画しているもようと報じた。それに先立つ29日、香港高等法院(高裁)が中国恒大集団(3333/HK)に対して「清算命令」を出したばかり。関係者によれば、大部分の資産が中国本土にあるだけに、清算作業は困難を伴う見通しだ。業界の混乱につながる恐れもあると不安視されている。 <CS> 2024/02/01 09:26 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、原油価格の上昇が好感 *10:04JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、原油価格の上昇が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 127401.81 -0.86%30日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1100.85 ポイント安(-0.86%)の127401.81で引けた。日中の取引レンジは127104.69-128492.38となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。また、早期の米利下げ期待の後退も外資の流出懸念を強めた。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3196.08 +0.61%30日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比19.47ポイント高(+0.61%)の3196.08ポイントで引けた。日中の取引レンジは3178.82-3196.15となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。原油価格の上昇が好感され、資源の一角に買いが広がった。また、欧州市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。12月の鉱工業生産などが週後半に発表される予定となり、慎重ムードが強まった。【インド】SENSEX指数 71139.90 -1.11%30日のインドSENSEX指数は反落。前日比801.67ポイント安(-1.11%)の71139.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同215.50ポイント安(-0.99%)の21522.10で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の売り越しが圧迫材料。また、外貨準備高の減少やムンバイ市の歳入が大幅に減少しているとの報告なども指数の足かせとなった。ほかに、両指数とも過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売りが継続した。【中国本土】上海総合指数 2830.53 -1.83%30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比52.83ポイント安(-1.83%)の2830.53ポイントと続落した。指標発表前に買いが手控えられる流れ。中国ではあす31日、今年1月の製造業PMI(国家統計局などが集計)、非製造業PMI(同)が公表される予定だ。今月公表済みの主要経済統計では、不動産や消費の低迷が鮮明化しているだけに、内容を見極めたいとするスタンスも強まっている。中国不動産業を巡る不透明感も重し。香港高等法院(高裁)が「清算命令」を出し、売買停止中の中国恒大集団(3333/HK)については、今後、管財人によって資産売却などが行われ、債務整理が進められる。 <CS> 2024/01/31 10:04 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、財政赤字の拡大が警戒 *09:33JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、財政赤字の拡大が警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 128967.32 +0.62%29日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比464.66 ポイント安(-0.36%)の128502.66で引けた。日中の取引レンジは127852.82-129068.28となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。財政赤字の拡大が警戒された。12月の財政赤字は前月から大幅に拡大し、1997年以来の赤字を記録。2023年通年も前年の464億レアルの黒字から2305億レアル(予想)の赤字に転落する見通しだ。また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料。一方、米長期金利の低下が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3176.61 +0.42%29日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比13.40ポイント高(+0.42%)の3176.61ポイントで引けた。日中の取引レンジは3169.57-3184.15となった。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。中国の金融緩和の決定が好感され、買いは継続した。また、通貨ルーブル高の進行もロシア株のサポート材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料となった。また、成長の鈍化懸念なども引き続き足かせとなった。【インド】SENSEX指数 71941.57 +1.76%29日のインドSENSEX指数は上昇。前日比1240.90ポイント高(+1.76%)の71941.57、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同385.00ポイント高(+1.80%)の21737.60で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。中国の金融緩和の決定が好感された。また、米インフレは沈静化しており、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに動きやすくなるとの期待も外資の流出懸念を後退させた。ほかに、政府がサバ州選挙前に「都市部エコノミ住宅計画」を発表するとの観測が建設関連の物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 2883.36 -0.92%週明け29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比26.87ポイント安(-0.92%)の2883.36ポイントと5日ぶりに反落した。指標発表が気がかり材料として意識される流れ。中国では今週31日、今年1月の製造業PMIが公表される予定だ。また、米中関係の悪化懸念がくすぶっていることも重しとなっている。指数はこのところの上昇で、約3週ぶりの高値圏を回復しただけに、戻り待ちの売りも出やすい状況だ。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。当局のマーケット支援スタンスがプラスだ。中国証券監督管理委員会は28日、譲渡制限付き株式を対象に、空売り目的の貸し出しを禁止すると発表している(29日から実施)。 <CS> 2024/01/30 09:33 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、中国の政策期待が持続する流れ *09:27JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、中国の政策期待が持続する流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 128967.32 +0.62%26日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比798.59 ポイント高(+0.62%)の128967.32で引けた。日中の取引レンジは127868.80-129252.15となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ率の鈍化が好感され、追加の利下げ期待が高まった。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。ほかに、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 3163.21 +0.17%26日のロシア株式市場は3日ぶりに小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比(5.47ポイント高(+0.17%)の3163.21ポイントで引けた。日中の取引レンジは3157.76-3171.95となった。買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、欧州市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。成長の鈍化観測が嫌気された。2024年の成長率23年の3.1%(予想)から1.5%まで鈍化すると予測されている。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 2910.22 +0.14%26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.11ポイント高(+0.14%)の2910.22ポイントと小幅ながら4日続伸した。中国の政策期待が持続する流れ。中国人民銀行(中央銀行)は24日、預金準備率を引き下げる(2月5日付で実施)と発表したことに加え、国家金融監督管理総局と共同で新たな不動産支援策を打ち出す方針も明らかにした。そのほか、マーケットの支援も強化。25日の報道によれば、中国政府は今後、中央企業(中央政府直属の国有企業)責任者の業績考課に際し、「時価総額管理」を含めることを検討する方針という。市場での買い増し、自社株買い、増配などの手段を通じて投資家の信頼感を引き上げる狙いだ。ただ上値は限定的。前日に約3週ぶりの高値水準を回復した後とあって、週末を前に利益確定売りに押される場面も見られた。 <CS> 2024/01/29 09:27 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インド株式市場は弱含み、米長期金利の上昇が外資の流出懸念を強めた *10:53JST 概況からBRICsを知ろう インド株式市場は弱含み、米長期金利の上昇が外資の流出懸念を強めた 【ブラジル】ボベスパ指数 128168.73 +0.28%25日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比353.03ポイント高(+0.28%)の128168.73で引けた。日中の取引レンジは127803.05-128696.68となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。欧米市場の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、中国当局が金融緩和に踏み切ったことも外資の流入期待を高めた。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3157.74 -0.15%25日のロシア株式市場は小幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比4.67ポイント安(-0.15%)の3157.74ポイントで引けた。日中の取引レンジは3143.89-3166.95となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。欧州連合(EU)が対ロ制裁を追加するとの懸念が引き続き圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。欧米市場の上昇が指数をサポートした。また、原油価格の上昇も好感された。【インド】SENSEX指数 70700.67 -0.51%25日のインド株式市場は弱含み。前日比359.64ポイント安(-0.51%)の70700.67、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同101.35ポイント安(-0.47%)の21352.60で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。米長期金利の上昇が外資の流出懸念を強めた。また、外国人投資家(FII)の売り継続も足かせに。FIIはこの日まで6日連続の売り越しとなった。ほかに、政府が2024年度の財政支出を圧縮する可能性があるとの観測が嫌気された。一部メディアはこのほど、政府が24年度の財政赤字目標を国内総生産(GDP)の5.5%以下に設定する可能性が高いと報じている。【中国本土】上海総合指数 2906.11 +3.03%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比85.34ポイント高(+3.03%)の2906.11ポイントと3日続伸した。約3週ぶりの高値水準を回復している。中国の政策スタンスが引き続き材料視される流れ。金融緩和や市場安定化策が支援材料だ。中国人民銀行(中央銀行)は24日、市中銀行の預金準備率を0.5%引き下げると発表した(2月5日付で実施)。市場関係者の間からは、「準備率引き下げは想定より前倒しになった」との声が聞かれている。 <NH> 2024/01/26 10:53 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感も強い *09:39JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感も強い 【ブラジル】ボベスパ指数 127815.70 -0.35%24日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比446.82 ポイント安(-0.35%)の127815.70で引けた。日中の取引レンジは127679.99-129445.69となった。前半はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。米長期金利の上昇が警戒され、売りは優勢となった。また、中国経済の先行き不安が払しょくできないことも引き続き警戒された。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇や通貨レアル高の進行が指数を下支えした。【ロシア】MOEX指数 3162.41 -0.42%24日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比13.33ポイント安(-0.42%)の3162.41ポイントで引けた。日中の取引レンジは3152.96-3183.70となった。小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。欧州連合(EU)がロシアに対して追加の経済制裁を検討しているとの報道が警戒された。また、連日の上昇で足元では高値警戒感も強い。一方、欧州市場の上昇などを受け、指数の下値は限定的だった。【インド】SENSEX指数 71060.31 +0.98%24日のインドSENSEX指数は反発。前日比689.77ポイント高(+0.98%)の71060.31、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同215.15ポイント高(+1.01%)の21453.95で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤上げ幅を拡大させた。欧州市場の上昇が好感され、終盤に買いが広がった。また、景気対策への期待が高まっていることも支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 2820.77 +1.80%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比49.80ポイント高(+1.80%)の2820.77ポイントと続伸した。市場安定化策に期待した買いが継続する流れ。国務院(内閣に相当)は22日の常務会議で、資本市場の安定に向け、「より力強く、より有効な措置を実施する必要がある」と指摘した。早ければ今週中にも複数措置が打ち出されると伝わっている。また、中国証券監督管理委員会の王建軍・副主席は24日、資本市場の安定的かつ健全な発展に向け、国務院の策定した一連の措置を推し進めると述べた上で、経済と株式市場に明るい見通しを持っていると強調した。指数はマイナス圏で推移する場面がみられたものの、引けにかけて上げ幅を広げている。 <CS> 2024/01/25 09:39 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、内需関連の上昇が指数をサポート *09:38JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、内需関連の上昇が指数をサポート 【ブラジル】ボベスパ指数 128262.52 1.31%23日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1660.98 ポイント高(+1.31%)の128262.52で引けた。日中の取引レンジは126611.68-128331.38となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。内需関連の上昇が指数をサポートした。また、成長予想の上方修正も引き続き支援材料。一方、原油価格の下落などが資源セクターの売り手掛かりとなった。また、中国経済の先行き不安が払しょくできないことも引き続き指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3175.74 +0.11%23日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.59ポイント高(+0.11%)の3175.74ポイントで引けた。日中の取引レンジは3166.66-3179.75となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。通貨ルーブル安の進行が輸出銘柄の物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が足かせとなったほか、中国経済の先行き不安が払しょくできないことが引き続き警戒された。【インド】SENSEX指数 70370.55 -1.47%23日のインドSENSEX指数は下落。前日比1053.10ポイント安(-1.47%)の70370.55、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同333.00ポイント安(-1.54%)の21238.80で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の売り越しが圧迫材料。FIIはこの日まで4日連続の売り越しとなった。また、成長予想が下方修正されるとの懸念も警戒された。格付け会社フィッチ・レーティングスは最新リポートで、アジア南部の国・地域の経済が紅海危機によって最も悪影響を受けやすいと指摘した。インドの成長予想を下方修正する可能性があると示唆した。【中国本土】上海総合指数 2770.98 +0.53%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.64ポイント高(+0.53%)の2770.98ポイントと3日ぶりに反発した。中国当局の株価安定策が期待される流れ。22日の国務院(内閣に相当)常務会議では、資本市場の安定に向け、「より力強く、より有効な措置を実施する必要がある」と指摘されている。また、外電は23日、消息筋情報として、「中国当局が2兆人民元(約41兆6700億円)規模のオフショア資金を投入するもよう」と伝えた。報道によれば、早ければ今週中にも複数措置が打ち出される可能性がある。また、23日の外国為替市場で、対米ドルの人民元高が進んでいることも、資金流出懸念を和らげさせた。 <CS> 2024/01/24 09:38 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、投資家の慎重スタンスが強まる流れ *10:01JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、投資家の慎重スタンスが強まる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 126601.55 -0.81%22日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1034.10 ポイント安(-0.81%)の126601.55で引けた。日中の取引レンジは125875.65-127842.59となった。前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2024年の成長予想が前回の1.59%から1.60%に上方修正された。また、欧米など海外株の上昇を受け、ブラジル株にも買いが広がった。ほかに、米長期金利の上昇が一服していることが支援材料。一方、通貨レアル安の進行が指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3172.15 +0.18%22日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.78ポイント高(+0.18%)の3172.15ポイントで引けた。日中の取引レンジは3157.37-3179.11となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで高値圏でもみ合った。欧米株の上昇を受け、ロシア市場も買い優勢の展開となった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。中国経済の先行き不安などが引き続き警戒された。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 2756.34 -2.68%週明け22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比75.94ポイント安(-2.68%)の2756.34ポイントと続落した。20年4月以来の安値を切り下げている投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中国経済の先行き不安が依然としてくすぶっている。格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは19日、中国の4大国有資産管理会社(AMC)の長期発行体格付けを軒並み引き下げた。銀行の不動産業界向け不良債権が拡大するなか、AMCの業績悪化も進んでいる。米中関係の悪化も警戒。外電は19日、「米国防総省は中国企業6社が製造するバッテリーの調達を禁止する見通しだ」と報じた。本土マネーの流出も懸念。株式相互取引スキームを通じたノースバウンド取引(香港→本土)では、本土株の売り越しが19日まで6日連続だった。指数は徐々に下げ幅を広げている。 <CS> 2024/01/23 10:01 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、原油価格の下落が指数の足かせ *09:56JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、原油価格の下落が指数の足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数 127635.65 +0.25%19日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比319.91 ポイント高(+0.25%)の127635.65で引けた。日中の取引レンジは126533.00-127820.13となった。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、米株高も買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。早期の米利下げ期待の後退が引き続き指数の上値を抑えた。また、原油安も指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3178.85 -0.39%19日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比12.48ポイント安(-0.39%)の3166.37ポイントで引けた。日中の取引レンジは3154.46-3179.21となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落が指数の足かせとなった。また、中国経済の先行き不透明感なども引き続き圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。通貨ルーブル高の進行などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 71683.23 +0.70%19日のインドSENSEX指数は強含み。前日比496.37ポイント高(+0.70%)の71683.23、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同160.15ポイント高(+0.75%)の21622.40で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。欧米株の上昇を受け、インド株も買いが先行。また、政策金利などが2024年に引き下げられるとの観測も好感された。【中国本土】上海総合指数 2832.28 -0.47%19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.51ポイント安(-0.47%)の2832.28ポイントと反落した。20年5月以来の安値を再び切り下げている。中国経済の先行き不透明感が改めて意識される流れ。17日に公表された2023年第4四半期(10-12月)の国内総生産(GDP)成長率は予想に届かず、12月の各種統計も経済成長の鈍化を示唆する内容だった。中国政府が景気支援スタンスを強めるとの期待は根強いものの、一段の具体的な政策が打ち出されない点も不安視されている。資金流出も警戒。株式相互取引スキームを通じたノースバウンド取引(香港→本土)では、依然として売り越しが続いている。ただ、指数はプラス圏に浮上する場面もみられた。当局の株価対策が期待されている。18日のA株市場が後場から急反発したことに関しては、「国家隊」と呼ばれる政府系投資会社が市場に買い介入したとの観測が流れた。 <CS> 2024/01/22 09:56 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、早期の米利下げ期待の後退が引き続き警戒 *09:29JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、早期の米利下げ期待の後退が引き続き警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 127315.74 -0.94%18日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1208.09ポイント安(-0.94%)の127315.74で引けた。日中の取引レンジは127315.74-129046.63となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。早期の米利下げ期待の後退が引き続き警戒され、売りは継続した。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇や税制改革の推進などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3178.85 -0.20%18日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.38ポイント安(-0.20%)の3178.85ポイントで引けた。日中の取引レンジは3176.72-3193.54となった。前半はプラス圏で推移したが、後半はマイナス圏に転落した。早期の米利下げ期待の後退が外資の流出懸念を強めた。また、中国の国内総生産(GDP、10-12月期)の下振れも足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇や欧米市場の上昇などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 71186.86 -0.44%18日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比313.90ポイント安(-0.44%)の71186.86、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同109.70ポイント安(-0.51%)の21462.25で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、後半は下げ幅を縮小させた。早期の米利下げ期待の後退が外資の流出懸念を強めた。また、インド準備銀行(中央銀行)がインフレ抑制スタンスを継続する姿勢を示していることも利下げ期待を後退させた。ほかに、紅海危機で輸出業界の資金繰りが厳しくなっているとの報告が同セクターの圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 2845.78 +0.43%18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比12.17ポイント高(+0.43%)の2845.78ポイントと反発した。自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数は前日、約3年8カ月ぶりの安値を付けたとあって、値ごろ感が着目されている。指数は一時2.6%安と売られたものの、引けにかけてプラスに転じた。もっとも、上値は限定されている。中国経済の先行き不透明感が重しとなった。 <CS> 2024/01/19 09:29 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、中国経済の先行き不安が強まる流れ *09:48JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、中国経済の先行き不安が強まる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 128523.83 -0.60%17日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比770.21ポイント安(-0.60%)の128523.83で引けた。日中の取引レンジは128311.94-129296.43となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の下落を受け、ブラジル株にも売りが広がった。また、早期の米利下げ期待の後退も外資の流出懸念を強めた。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。一方、経済指標の改善が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3185.23 +0.18%17日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.78ポイント高(+0.18%)の3185.23ポイントで引けた。日中の取引レンジは3169.99-3189.26となった。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料となった。一方、指数の上値は重い。早期の米利下げ期待の後退が外資の流出懸念を強めた。また、海外株の下落もロシア株の売り圧力を高めた。【インド】SENSEX指数 71500.76 -2.23%17日のインドSENSEX指数は続落。前日比1628.02ポイント安(-2.23%)の71500.76、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同460.35ポイント安(-2.09%)の21571.95で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。早期の米利下げ期待の後退を受け、外資の流出懸念が強まった。また、2024年度の政府予算が2月1日に発表される予定となり、積極的な買いは手控えられた。ほかに、格付け会社フィッチ・レーティングスがインドの格付けを「BBB-」に据え置いたことが足かせに。フィッチは最新リポートで、インドの長期外貨建て発行体デフォルト格付けを「BBBマイナス」に据え置き、見通しを安定的とした。「脆弱な財政状況が格付けの最大の制約になっている」と指摘した。【中国本土】上海総合指数 2833.62 -2.09%17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比60.37ポイント安(-2.09%)の2833.62ポイントと3日ぶりに反落した。2020年5月以来の安値水準に落ち込んでいる。中国経済の先行き不安が強まる流れ。取引時間中に公表された2023年第4四半期(10-12月)の国内総生産(GDP)成長率は5.2%となり、前四半期(7-9月)の実績(4.9%)から拡大したが、市場予想(5.3%)には届かなかった。12月の月次統計では、不動産関連の低迷が続き、小売売上高も予想を下回っている。少子高齢化による国力低下も懸念。23年の出生数は7年連続で前年を下回り、中国建国以来の最少となった。 <CS> 2024/01/18 09:48 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は6日ぶりに反落、高値警戒感から利益確定売り圧力 *10:28JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は6日ぶりに反落、高値警戒感から利益確定売り圧力 【ブラジル】ボベスパ指数 129294.04 -1.69%16日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.69%(2226.87ポイント)安の129294.04で引けた。日中の取引レンジは129146.61-131516.52となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外株の下落を受け、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、早期の米利下げ期待の後退なども外資の流出懸念を高めた。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を強めた。【ロシア】MOEX指数 3179.45 -0.17%16日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.17%(5.43ポイント)安の3179.45ポイントで引けた。日中の取引レンジは3162.98-3187.14となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外株の下落を受け、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、原油価格の下落も指数の足かせとなった。このほか、最近の上昇で足元では高値警戒感が強い。一方、中国の金融緩和に対する期待の高まりが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 73128.77 -0.27%16日のインドSENSEX指数は6日ぶりに反落。前日比199.16ポイント安(-0.27%)の73128.77、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同65.15ポイント安(-0.29%)の22032.30で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅を拡大させた。両指数ともきのうまで5日続伸して過去最高値を連日で更新しており、高値警戒感から利益確定売り圧力が強まった。また、卸売物価指数(WPI)の上昇も利下げ期待を後退させた。12月のWPI上昇率は0.73%となり、9月ぶりの高水準を記録。食品価格の上昇がWPIを押し上げたもようだ。【中国本土】上海総合指数 2893.99 +0.27%16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.70ポイント高(+0.27%)の2893.99ポイントと続伸した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。前日公表された1月の中期貸出ファシリティ(MLF)金利は低下予想に反し据え置かれたが、当局は金融緩和などで経済を支えるとの期待が続いている。中国証券報は16日、1-3月期中に政策金利や預金準備率が引き下げられる可能性があると報じた。また、「中国当局が一部の機関投資家に対し、株式を売却しないよう指示したもよう」と伝わったことも下値不安を和らげさせている。指標発表を前にした買い手控えなどで安く推移していたが、指数は引けにかけてプラスに転じた。中国ではあす17日の取引時間中に、12月の小売売上高や鉱工業生産、23年通年のGDP成長率などが公表される。 <AK> 2024/01/17 10:28 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まる *09:53JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まる 【ブラジル】ボベスパ指数 131520.91 +0.41%15日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比533.24ポイント高(+0.41%)の131520.91で引けた。日中の取引レンジは130252.73-131606.14となった。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ率の鈍化観測が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2024末時点のインフレ予想は前回調査の3.90%から3.87%に下方修正された。一方、指数の上値は重い。米株式市場がこの日休場となったため、積極的な買いは手控えられたもようだ。また、欧州市場の下落なども足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3184.88 -0.01%15日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.34ポイント安(-0.01%)の3184.88ポイントで引けた。日中の取引レンジは3176.73-3200.78となった。前半はプラス圏を回復したが、後半は売りに押された。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、欧州市場の下落などもマイナス材料となった。一方、指数の下値は限定的。通貨ルーブル高の進行などが指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 73327.94 +1.05%15日のインドSENSEX指数は5日続伸。前日比759.48ポイント高(+1.05%)の73327.94、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同202.90ポイント高(+0.93%)の22097.45で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。早期の米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた。また、2023年度の財政赤字目標が達成されるとの観測も支援材料。ほかに、前営業日の欧米市場の上昇を受け、インド市場も買いが先行した。【中国本土】上海総合指数 2886.29 +0.15%週明け15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比4.31ポイント高(+0.15%)の2886.29ポイントと反発した。エネルギー関連株の上昇が相場を支える流れ。中東地域の地政学リスクが意識される中、原油相場の先高観が強まっている(12日のWTI原油先物は0.9%高と続伸)。イエメンの親イラン武装組織フーシ派がスエズ運河に通じる紅海で商船襲撃を繰り返していることの報復で、英米軍はフーシ派の拠点を空爆した。中国経済指標の下振れを受け、「中国政府は追加の経済対策を打ち出す」との期待も浮上。 <CS> 2024/01/16 09:53 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日ぶりに反発、早期の米利下げ期待の高まり *09:41JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日ぶりに反発、早期の米利下げ期待の高まり 【ブラジル】ボベスパ指数 130987.70 +0.26%12日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比338.95ポイント高(+0.26%)の130987.70で引けた。日中の取引レンジは130409.66-131927.11となった。朝方は不安定な展開を示したが、その後はプラス圏を回復した。通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。また、早期の米利下げ期待の高まりなども外資の流出懸念を後退させた。一方、インフレ率の加速が指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 3185.22 0.12%12日のロシア株式市場は小幅に3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.97ポイント高(+0.12%)の3185.22ポイントで引けた。日中の取引レンジは3176.09-3196.98となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格と通貨ルーブルの同時高がロシア株の支援材料。また、欧州市場の上昇なども買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、財政収支の悪化なども財政支出の拡大期待を後退させた。【インド】SENSEX指数 72568.45 +1.18%12日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比847.27ポイント高(+1.18%)の72568.45、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同247.35ポイント高(+1.14%)の21894.55で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。通貨ルピー高の進行がインド株の支援材料。また、携帯など電子機器の輸出が大幅に拡大しているとの報告も対象セクターの物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 2881.98 -0.16%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.67ポイント安(-0.16%)の2881.98ポイントと反落した。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米中の経済対立が警戒されている。中国の王文濤・商務部長は11日、先端半導体製造技術を巡り、中国のアクセスを制限する米国の措置に改めて懸念を表明した。王部長と米国のレモンド商務長官は10日に電話協議し、中国側は懸念を示したが、米側は「国家安全保障に関わることに交渉の余地はない」と答えている。ほか、不動産業の債務問題なども懸念材料としてくすぶる状況だ。 <CS> 2024/01/15 09:41 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、自律反発狙いの買いが優勢となる流れ *10:24JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、自律反発狙いの買いが優勢となる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 130648.75 -0.15%11日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比192.34ポイント安(-0.15%)の130648.75で引けた。日中の取引レンジは129897.76-131307.69となった。小幅安で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。インフレ率の加速が指数の足かせに。また、早期の米利下げ期待の後退も外資の流出懸念を強めた。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が指数をサポートした。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3181.25 +0.52%11日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比16.55ポイント高(+0.52%)の3181.25ポイントで引けた。日中の取引レンジは3148.50-3181.25となった。売りが先行した後は買い戻され、その後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源銘柄の物色手掛かり。また、通貨ルーブル高の進行もロシア株のサポート材料となった。一方、米中経済指標の発表を控え、慎重ムードが強まった。【インド】SENSEX指数 71721.18 +0.09%11日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比63.47ポイント高(+0.09%)の71721.18、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同28.50ポイント高(+0.13%)の21647.20で取引を終えた。後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、終盤は再び買い戻された。外資の流入が加速しているとの報告が好感された。報告によると、2023年の株式市場への外資流入額は1兆7000億ルピーに上り、過去最高を記録したという。また、2023年度の成長率が7.3%になるとの見通しも支援材料。外部環境では、米ソフトランディングへの期待が高まっていることが外資の流出懸念を後退させた。【中国本土】上海総合指数 2886.65(+0.31%)11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比8.95ポイント高(+0.31%)の2886.65ポイントと反発した。自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数は前日、2020年5月以来の安値水準に落ち込んでいた。対米ドルの人民元相場が下落一服したことも、投資家の買い安心感につながっている。また、影の銀行(シャドーバンキング)の債務問題を巡る警戒感もやや後退。先ごろ破産申請が受理された中国の民営ノンバンク系資産運用会社、中植企業集団有限公司を巡り、JPモルガン・チェースは最新リポートで、中国金融セクターにシステミック・リスクをもたらす恐れはないとの見解を示した。もっとも、上値は限定されている。指数はマイナス圏で推移する場面もみられた。中国経済の先行き不安がくすぶっているほか、指標発表が気がかり材料となっている。中国ではあす12日、12月の物価統計と貿易統計が発表される予定だ。 <NH> 2024/01/12 10:24 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続伸、経済の安定成長に対する期待の高まり *10:28JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続伸、経済の安定成長に対する期待の高まり 【ブラジル】ボベスパ指数 130841.09 -0.46%10日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比605.50ポイント安(-0.46%)の130841.09で引けた。日中の取引レンジは130438.06-131627.60となった。朝方は前日の終値近辺でもみ合ったが、その後は下げ幅を拡大させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、米中の重要な経済指標の発表を控え、慎重ムードも強まった。ほかに、ボベスパ指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力が強まった。一方、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3164.70 +0.29%10日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比9.15ポイント高(+0.29%)の3164.70ポイントで引けた。日中の取引レンジは3156.44-3174.28となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。通貨ルーブル高の進行がロシア株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米中の主要経済指標の発表を控え、慎重ムードが強まった。また、原油価格の下落なども指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 71657.71 +0.38%10日のインドSENSEX指数は続伸。前日比271.50ポイント高(+0.38%)の71657.71、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同73.85ポイント高(+0.34%)の21618.70で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤プラス圏に回復した。経済の安定成長に対する期待の高まりが好感された。世界銀行は最新リポートで、2024年度のインドの成長予想を6.4%に据え置いた。旺盛な内需や公共投資の拡大などが挙げられている。一方、食品価格の上昇などが消費を抑える可能性があると指摘した。また、モディ政権が次回の選挙まで女性の農家への支援金を倍に引き上げる計画を示していることも、対象銘柄の物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 2877.70 -0.54%10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比15.55ポイント安(-0.54%)の2877.70ポイントと反落した。終値ベースで、2020年5月以来の安値水準に落ち込んでいる。中国経済の鈍化が懸念される流れ。世界銀行は9日、最新の世界経済見通しを公表し、うち中国の経済成長率が23年の5.2%から24年の4.5%まで減速すると予測した。また、影の銀行(シャドーバンキング)の債務問題がくすぶる中、金融システムの混乱も警戒されている。外国為替市場で対米ドルの人民元安が進んだことも(約1カ月ぶりの元安水準)、投資家心理の重しとなった。 <NH> 2024/01/11 10:28 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、米長期金利の低下なども外資の流出懸念を後退 *09:51JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、米長期金利の低下なども外資の流出懸念を後退 【ブラジル】ボベスパ指数 131446.59 -0.74%9日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比979.95ポイント安(-0.74%)の131446.59で引けた。日中の取引レンジは131203.45-132425.91となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外市場の下落が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が高まった。また、通貨レアル安の進行も圧迫材料。ほかに、ボベスパ指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力も強まった。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3158.58 +0.71%9日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.03ポイント安(-0.10%)の3155.55ポイントで引けた。日中の取引レンジは3143.03-3158.72となった。おおむねマイナス圏で推移し、終盤は前日の終値近辺まで回復した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、欧米市場の下落も指数の足かせとなった。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 71386.21 +0.04%9日のインドSENSEX指数は強含み。前日比30.99ポイント高(+0.04%)の71386.21、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.15%(31.85ポイント)高の21544.85で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。昨夜の欧米株高を受け、インド株も買いが先行。また、米長期金利の低下なども外資の流出懸念を後退させた。【中国本土】上海総合指数 2893.25 +0.20%9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.71ポイント高(+0.20%)の2893.25ポイントと4日ぶりに反発した。金融緩和の期待感が相場を支える流れ。複数メディアが9日までに報じたところによれば、中国人民銀行(中央銀行)貨幣政策司の鄒瀾・司長はこのほど、「公開市場操作や中期貸出制度(MLF)、預金準備率などの金融政策ツールを用いて、与信の合理的な伸びを支援する」と述べ、早期の緩和を示唆した。中国10年債利回りの低下基調が強まっていることも、緩和観測を後押ししている。 <CS> 2024/01/10 09:51 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日続伸、欧米株高などを好感 *12:46JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日続伸、欧米株高などを好感 【ブラジル】ボベスパ指数 132426.54 +0.31%8日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比403.62ポイント高(+0.31%)の132426.54で引けた。日中の取引レンジは131014.77-132498.05となった。売りが先行した後は買い戻され、その後も上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米株の上昇が支援材料となり、ブラジル株にも買いが広がった。また、利下げ観測の高まりなども支援材料。一方、原油価格の下落が資源セクターの足かせとなった。また、ボベスパ指数が過去最高値水準で推移しており、過熱感からやや伸び悩む展開となった。【ロシア】MOEX指数 3158.58 +0.71%8日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比22.21ポイント高(+0.71%)の3158.58ポイントで引けた。日中の取引レンジは3139.37-3158.82となった。買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。欧米株の上昇を受け、ロシア株にも買いが広がった。また、米長期金利の低下も外資の流出懸念を緩和させた。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 71355.22 -0.93%8日のインドSENSEX指数は反落。前日比670.93ポイント安(-0.93%)の71355.22、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同197.80ポイント安(-0.91%)の21513.00で取引を終えた。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米長期金利の上昇が警戒された。また、2023年度の財政赤字目標「国内総生産(GDP)の5.9%以下」の実現は困難だとの見方が財政支出の拡大期待を後退させた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。成長予想の上方修正が好感された。地元の格付け会社インディアン・レーティングは最新リポートで、2023年度のインドの成長予想をこれまでの6.2%から6.7%に引き上げた。官民投資がそろって安定的に拡大していることが上方修正の理由として挙げられている。また、2024年の農村部の消費が堅調な伸びを示すとの見方も支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 2887.54 -1.42%週明け8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比41.65ポイント安(-1.42%)の2887.54ポイントと3日続落した。昨年来安値を更新。2022年4月以来の安値を付けた。先週末までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国経済の先行きが不安視されている。不動産デベロッパーや影の銀行(シャドーバンキング)の債務問題、景況感悪化などマイナス材料だ。北京市第一中級法院(中等裁判所)は5日、債務超過に陥った民営ノンバンク系資産運用会社、中植企業集団有限公司の破産申請を受理したことを明らかにしている。中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収もマイナス。人民銀は8日、リバースレポ取引を通じ、満期分との差引で400億人民元を市中から吸収した。先週は週間で、差し引き2兆4230億人民元(約49兆円)を市中から吸収している。指数は徐々に下げ幅を広げた。 <NH> 2024/01/09 12:46 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反落、高値警戒感から利益確定売り圧力も強まった *10:03JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反落、高値警戒感から利益確定売り圧力も強まった 【ブラジル】ボベスパ指数 131225.90 -1.21%4日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1608.05ポイント安(-1.21%)の131225.90で引けた。日中の取引レンジは131,023.71-132,885.11となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米長期金利の上昇やハイテク株の下落が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、ボベスパ指数が過去最高値水準で推移しており、高値警戒感から利益確定売り圧力も強まった。ほかに、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 3136.07 0.19%4日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.84ポイント高(+0.19%)の3136.07ポイントで引けた。日中の取引レンジは3133.93-3144.25となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。内需関連の上昇が指数をサポート。新年の大型連休での消費拡大が期待されているもようだ。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、早期の米利下げ観測の後退なども外資の流出懸念を強めた。【インド】SENSEX指数 71847.57 +0.69%4日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比490.97ポイント高(+0.69%)の71847.57、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同141.25ポイント高(+0.66%)の21658.60で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。成長予想の上方修正が好感された。地元の格付け会社インディアン・レーティングは最新リポートで、2023年度のインドの成長予想をこれまでの6.2%から6.7%に引き上げた。官民投資がそろって安定的に拡大していることが上方修正の理由として挙げられている。また、2024年の農村部の消費が堅調な伸びを示すとの見方も支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 2954.35 -0.43%4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比12.90ポイント安(-0.43%)の2954.35ポイントと反落した。中国経済の先行き不安が改めて意識される流れ。12月31日に公表された12月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は49.0に低下し、市場予想(49.6)以上に前月(49.4)からさらに悪化している(景況判断の境目となる50を割り込むのは3カ月連続)。また、格付け会社フィッチ・レーティングスは3日、中国の国有資産管理会社(AMC)4社の格付引き下げを明らかにした。不良債権問題も再燃している。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。経済対策の期待感が相場を支えている。一部のアナリストは、中国人民銀行(中央銀行)が近く、政策金利や預金準備率の引き下げなど追加の緩和策を打ち出す可能性があると分析した。 <CS> 2024/01/05 10:03 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国の景気支援スタンスが支えとなる流れ *10:00JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国の景気支援スタンスが支えとなる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 132833.95 +0.10%3日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比137.33ポイント高(+0.10%)の132833.95で引けた。日中の取引レンジは132250.07-133575.58となった。前半は軟調な値動きを示したが、その後は買い戻された。原油価格の上昇が支援材料。また、外資の流入が加速しているとの報告も好感された。一方、欧米市場の下落が指数の上値を抑えた。また、早期の米利下げ観測の後退なども足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3130.23 +1.00%3日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比31.12ポイント高(+1.00%)の3130.23ポイントで引けた。日中の取引レンジは3,099.10-3,132.76となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、株式市場への資金流入が加速するとの期待も支援材料となった。一方、欧州市場の下落が指数の足かせに。また、多くの金融機関などが新年の大型連休で休みとなるため、積極的な売買も手控えられた。【インド】SENSEX指数 71356.60 -0.75%3日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比535.88ポイント安(-0.75%)の71356.60、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同148.45ポイント安(-0.69%)の21517.35で取引を終えた。売りが先行した後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、終盤下げ幅を拡大させた。外国人投資家(FII)の売り越しが圧迫材料。また、欧州市場の下落も終盤の売り圧力を高めた。【中国本土】上海総合指数 2967.25 +0.17%3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.97ポイント高(+0.17%)の2967.25ポイントと反発した。中国の景気支援スタンスが支えとなる流れ。中国人民銀行(中央銀行)が2日に発表したデータによれば、人民銀の担保付き補完貸出(PSL)による政策銀行への融資残高は昨年12月末時点で3兆2520億人民元に上り、11月末時点の2兆9020億人民元から大幅に拡大している。PSLは都市再開発に向けた資金供給となるため、不動産支援を強化したとの見方だ。また、アナリストの間からは、人民銀は政策金利や預金準備率の引き下げなど金融緩和を進めるとの分析も流れている。もっとも、上値は重い。米長期金利の上昇や対米ドルの人民元安、米中対立の激化などが不安材料としてくすぶる中、指数は安く推移する場面もあった。 <CS> 2024/01/04 10:00

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