追証

追証とは、信用取引を行う際に発生するものです。信用取引とは、預入金や現物株を担保にすることで多額の取引を行うことができるシステムです。自己資金の数倍の取引が行えるために、利益の増大を狙う場合によく用いられるものとなります。 たとえばこの信用取引を利用して買いポジションを持っているとします。そしてその株価の評価額が下がると担保とする資金も増やす必要が出てくることになります。 そしてその担保資金が不足する時に、さらなる担保資金を求める追証が発生するというわけです。 追証が発生したら、一定期間内に入金をしなければ、ポジションは自動的に手仕舞いされることになります。資金の担保目一杯に建玉を持つ場合には、ほんの少しの株価の逆行によって担保が不足することになるために非常に危険であると言えます。さらに信用取引で購入した株式を担保にすることでさらに株式を増やす場合には、さらにほんの少しの株価の逆行によって大きな痛手となることになるわけです。