SBI証券でつみたてNISAを始めるメリットは?おすすめの銘柄や選び方についても解説

投稿日:2023/06/01 最終更新日:2023/09/28
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まだつみたてNISAを始めていない人の中には、どの証券会社で始めたらよいか決められずに結局、口座開設しないままになってしまったという人もいるのではないでしょうか。確かにNISA口座を利用する証券会社選びで失敗したくない人も多いはずです。

そこで、もし証券会社選びに悩んでいるのであれば、SBI証券は多くの人が満足している証券会社ですのでおすすめです。この記事ではSBI証券でつみたてNISAを利用するメリット、おすすめのつみたてNISA対象銘柄を紹介していきます。

SBI証券はつみたてNISAを始めるのに最適な証券会社です。ぜひ是非SBI証券でつみたてNISAを始めて資産形成を始めましょう。

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この記事の監修者

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菅原良介

株式会社Finatext

証券アナリスト

Finatext サービスディレクター・アナリスト。日本テクニカル協会認定テクニカルアナリスト。早稲田大学 政治経済学部 経済学科卒業。Finatextグループで展開される投資・証券サービスのディレクターを担当する傍ら、アナリストとしても活動。グループで展開するコミュニティ型株取引アプリSTREAM内で開催されるイベントのモデレーターなども務め、国内メディアへの寄稿も行う。

SBI証券でつみたてNISAを始めるメリット

SBI証券でつみたてNISAを始めるメリットを以下の4つのポイントから解説していきます。

SBI証券でつみたてNISAを始める魅力を説明した図

SBI証券でつみたてNISAを始める魅力を説明した図

1. ポイントの二重取り

SBI証券のつみたてNISA購入時に三井住友カードでクレカ積立を行うと、クレジットカード決済時の時のポイントとして「Vポイント」が付与され、積立額の最大5.0%分のVポイントがもらえます。

さらにSBI証券では、投信マイレージというポイントの仕組みがあり、投資信託を保有しているだけでもポイントが貯まります。ポイント付与率は銘柄によって異なりますが、最大保有金額の0.25%のポイント付与率となっています。

月間平均保有金額 1,000万円未満 1,000万円以上
通常銘柄 0.10% 0.20%
SBIプレミアムチョイス銘柄 0.15% 0.25%
その他指定銘柄 ファンドごとにSBI証券が指定した付与率

投信マイレージで付与されるポイントは、SBI証券のメインポイントとして登録しているポイントになるので、TポイントやPontaポイントなどを指定することもでき、様々なポイントをお得に貯めることができます。

2. 100円から積立が可能

SBI証券では最低100円から投信積立を始めることができます。「大きい投資資金は準備できない…」という人でも月に数百円を投資に回せない人はいないと思います。

少額では投資のリターンを実感しにくいかもしれませんが、今後投資に回せる金額が増えてきて資産形成を本格的にはじめる時に向けて無理のない範囲で長期的に投資を続けることは重要です。まずは100円から投資を始めて投資に慣れていきましょう。もちろん途中で金額を変更することも可能です。

3. つみたてNISA対象の銘柄数が193種類

SBI証券で取り扱っているつみたてNISA対象銘柄は193種類(2023年5月26日時点)で、証券会社の中でも最大規模の取扱数です。金融庁のつみたてNISA対象商品として届け出されている商品が220種類(2023年6月1日、ETFは除く)となっておりほとんどの銘柄をカバーしているので、いざ証券口座を開設したものの、つみたてNISAの中で投資したい商品が見つからないということはほとんどありません。

4. 積立を「毎日・毎週・毎月」から選択可能

SBI証券のつみたてNISAでは、期間を「毎日」「毎週」「毎月」の3種類から自由に積立コースを選択できます。つみたてNISAのような長期投資では定期的に一定の金額を買い付け、投資の時間を分散させることでリスクを下げることが重要です。このような購入方法は「ドルコスト平均法」と呼ばれています。

SBI証券の投信積立では、多様なバリエーションが用意されているため、自分の好みに合わせた購入タイミングを自由に選ぶことができます。

※ただし、クレカ積立をする場合、コースは毎月コースの1日申し込み固定となります。

SBI証券で銘柄を選ぶポイント

投資信託の商品を選ぶときには継続的に高いパフォーマンスがでている銘柄を選ぶのが重要です。そのためには信託報酬(手数料)が低い銘柄を選択するよう心掛けましょう。また、SBI証券では国内最大手の投資信託評価会社が発表するファンドレーティングという数値が公開されています。SBI証券でつみたてNISA銘柄を選ぶ際にはファンドレーティングを銘柄選定に活用することもおすすめです。

つみたてNISAの銘柄選びのポイントを説明した図

つみたてNISAの銘柄選びのポイントを説明した図

トータルリターン

トータルリターンは、現在の評価金額や売却金額だけでなくこれまでの分配金(税引き後)も考慮した金額から買付金額を差し引いた金額です。実際の運用収益を示しているので、投資銘柄のパフォーマンスを評価する際にはトータルリターンも非常に参考になる情報です。過去の実績を見ることで、将来の株価予想に役立ちます。

トータルリターンが大きい銘柄は今後も成長が続いていく可能性があります。一方で長期間運用しているにもかかわらずトータルリターンがマイナスになっている銘柄は避けるべきです。

ただし、高いリターンを得ている銘柄はその分リスクも高い可能性があります。トータルリターンをチェックすることは将来の予想に役立ちますが、成果が保証されるわけではありませんので、様々な情報をもとにして総合的に判断してください。

信託報酬

信託報酬手数料が低い銘柄を選ぶことは、投資信託において最もポピュラーな方法の1つです。

信託報酬は投資信託を保持している期間発生し続けます。実際には信託報酬手数料は買付手数料のように直接お金を支払うわけではありません。投資信託の基準価額は純資産総額を口数で割った金額です。信託報酬などのコストが高くなると、純資産額が減少するため、結果として基準価額が上がりにくくなります。これが信託報酬手数料が低い銘柄を選ぶ理由です。

特につみたてNISAは、少額から長期、分散投資するための非家財制度です。長期投資をする分、信託報酬が高ければ多く費用がかかってしまいます。

つみたてNISA対象の投資信託銘柄に絞っても信託報酬(手数料)は0.1%程度から1.5%を超える銘柄まで幅広く存在し、その差は約15倍にもなります。インデックスファンドと呼ばれる国内外の主要インデックス(指標)に連動する銘柄は一般的に信託報酬が低い傾向にあります。代表的なインデックスとしては、国内指標では「日経平均株価(日経225)」や「東証株価指数(TOPIX)」、米国指標では「S&P500」などが挙げられます。

関連記事:つみたてNISAの手数料を比較!安い手数料を選ぶポイント

ファンドレーディング

SBI証券のファンドレーティングは5段階の★印で表示されています。ファンドレーティングは、手数料控除後のリターンが短期金利をどの程度上回ったかの長期リターンと、短期金利をどの程度下回ったかの下方乖離リスクをもとに計算されています。

レーティング算出の詳細を覚える必要はありませんが、基本的な考えとしては★の数が多い銘柄のほうが優秀とされています。ファンドレーティングもトータルリターンと同様、将来の結果を保証するものではありませんが、可能な限り★3つ以上の銘柄を選びましょう。

SBI証券で購入できるおすすめ銘柄

実際にSBI証券で購入できるおすすめのつみたてNISA対象銘柄を紹介します。ここでは国内のインデックスに連動する商品(インデックスファンド)と、海外(主に米国)のインデックスに連動する商品をそれぞれ5つ紹介します。

ここで紹介する銘柄は、将来の成果を保証するものではありませんので、投資前に十分検討した上で、自己責任で行ってください。

日本に投資しているファンド

代表的な国内のインデックスとしては、「日経平均株価(日経225)」「東証株価指数(TOPIX)」「JPX400」の3種類がよく挙げられます。これらに連動する投資信託は国内株式や国内債券に投資する投資信託の中で比較的信託報酬などのコストが低く抑えられています。

おすすめの国内のインデックス

  1. たわらノーロード 日経225
  2. eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
  3. iFree JPX 日経400インデックス
  4. 大和住銀DC国内株式ファンド
  5. 年金積立 Jグロース

1. たわらノーロード 日経225

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基準価格 17,867円
純資産額 88,351百万円
信託報酬 0.143%以内
トータルリターン(5年) 7.02%
ファンドレーディング ★★★★

2023年5月27日時点

たわらノーロード 日経225は、アセットマネジメントOne株式会社が運用する日経平均株価に連動する投資信託です。2023年5月現在、SBI証券で購入可能な国内インデックスに連動する商品つみたてNISA対象銘柄のうち、信託報酬が最も低い銘柄の1つです。

2023年5月19日の東京株価市場は1990年8月以来およそ33年ぶりに日経平均株価の高値を更新しました。近年は成長期待が高いとされる米国株式指標に連動する投資信託が注目されてきましたが、日本株式に連動する投資信託も今後も注目したい銘柄の1つです。

参考:One-たわらノーロード 日経225 |投資信託・外貨建MMF

2. eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

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基準価格 15,970円
純資産額 72,545百万円
信託報酬 0.143%以内
トータルリターン(5年) 5.35%
ファンドレーディング ★★★★

2023年5月27日時点

eMAXIS Slimシリーズは三菱UFJ国際投信が運用している投資信託シリーズです。TOPIXに連動する銘柄だけでなく、国内外の様々な指標やバランス型の投資信託なども運用しています。

2023年4月以降、eMAXIS Slimシリーズの多くの銘柄の信託報酬が引き下げられました。この商品も信託報酬が下がった銘柄の1つです。現在の日本経済の上昇だけでなく、保有コストが削減できることは、将来のトータルリターンによい影響をあたえる要素となります。

参考:三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) - 投資信託

3. iFree JPX 日経400インデックス

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基準価格 18,666円
純資産額 3,561百万円
信託報酬 約0.215%以内
トータルリターン(5年) 5.73%
ファンドレーディング ★★★★

2023年5月27日時点

JPX400は資本の効率的活用や投資家を意識した経営など、グローバルな投資基準に求められる要件を満たす魅力的な銘柄で構成されている指標です。

銘柄の選定には過去3期の業績やROEなどの定量的な指標に基づくスコアリングに加え、IFRS(国際的な財務報告基準)の採用や、女性役員の選任など定性的な要素も考慮されています。また、毎年6月に定期入替が実施される為、要件を満たさない銘柄が含まれなくなる仕組みとなっています。

JPX400は、日経平均やTOPIXと比較すると信託報酬がやや高めであり、一般的な認知度はまだ低いかもしれません。しかし、注目すべきインデックスなので、JPX400に連動している銘柄にも期待がよせられます。

参考:大和-iFree JPX日経400インデックス - 投資信託

4. 大和住銀DC国内株式ファンド

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基準価格 21,183円
純資産額 36,116百万円
信託報酬 1.045%以内
トータルリターン(5年) 7.84%
ファンドレーディング ★★★★

2023年5月27日時点

大和住銀DC国内株式ファンドは、国内銘柄を対象にして、割安性や収益性、成長性などを考慮したアクティブ運用で成果を上げようとしている銘柄です。

直近5年間のトータルリターンの割合が高く、SBI証券のファンドレーティングでも最上位の★5つ(2023/5/27時点)となっています。ただし、これまで紹介した投資信託と比較すると信託報酬手数料率が高い点には注意が必要です。 

参考:三井住友DS-大和住銀DC国内株式ファンド - 投資信託

5. 年金積立 Jグロース

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基準価格 37,123円
純資産額 64,068百万円
信託報酬 0.902%以内
トータルリターン(5年) 6.38%
ファンドレーディング ★★★★

2023年5月27日時点

年金積立Jグロースも成長性が高く、利益還元が期待できる企業を選定するアクティブ運用を行っています。ファンドマネージャーとアナリストが経営能力、競争力、事業環境などの観点から中長期的な盛業が期待できる企業を選定しています。

こちらも直近5年間のトータルリターンは高い数字になっていますが、信託報酬手数料は比較的高めな点に注意が必要です。

海外に投資しているファンド

海外のインデックスに連動する投資信託は、国内インデックスに連動する投資信託と比較して、信託報酬が低い傾向にあります。さらに、日本よりも海外(主に米国)のほうが成長の期待が高いとされているため、投資信託においても海外インデックスに連動する商品が人気です。

ただし、これから紹介する銘柄は為替ヘッジがない商品のため、為替の影響を受けます。具体的には、為替相場が円安に動くと基準価額が上昇しやすくなりますが、逆に円高に動く場合、対象のインデックスが上昇していても損失が発生する可能性があるということを理解しておく必要があります。

参考:日興-年金積立 Jグロース - 投資信託

おすすめの海外のインデックス

  1. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  2. SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
  3. eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  4. SBI・新興国株式インデックス・ファンド
  5. ニッセイ・インデックスバランスファンド 4資産均等型

1. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

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基準価格 18.116円
純資産額 1,091,388百万円
信託報酬 0.113%以内
トータルリターン(5年) 74.74% ※運用開始は2018年10月31日
ファンドレーディング ★★★★

2023年5月27日時点

日本では「オルカン」とも呼ばれており、SBI証券の販売ランキング1位となっている銘柄です。信託報酬手数料も約0.1%/年でコストが低いのも特徴です。オルカンはこの銘柄1本で新興国を含む全世界(米国の投資比率が約60%)へ投資できるので、地域のリスク分散を簡単に行うことができます。

つみたてNISAでどの商品に投資したらいいかわからないという人は、まずこの銘柄に投資しておけば間違いないと言えるほど人気がある投資初心者に最適な銘柄です。

参考:三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

2. SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

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基準価格 18,889円
純資産額 902,173百万円
信託報酬 約0.094%程度
トータルリターン(5年) 80.17% ※運用開始は2019年9月26日
ファンドレーディング ★★★★

2023年5月27日時点

米国の主要な指標である「S&P500」に連動する投資信託です。S&P500は米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしていると言われています。この銘柄に投資することで米国株式市場全体に投資しているのと同じ効果が期待できます。

S&P500に連動する銘柄は、低い信託報酬手数料率が特徴で、この商品は信託報酬が0.1%を下回っています。また、設定来のトータルリターンは80%を超えており、高いリターンを実現しています。

米国株式市場は今後も成長する可能性が高いと言われており、米国株に投資したい投資家にとって非常におすすめの商品です。

参考:SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド - 投資信託

3. eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

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基準価格 21,640円
純資産額 454,122百万円
信託報酬 約0.099%以内
トータルリターン(5年) 13.21%
ファンドレーディング ★★★★★

2023年5月27日時点

先進国株式インデックスは日本を除く先進国の株式に投資します。日本が除かれている点に注意してください。投資対象の国では、米国が約75%近くを占めています。次いで割合の多いイギリス、カナダ、フランスなどでも3~5%程度となっているので、先進国株式とはいえ米国の影響を大きく受けます。

先に紹介したオール・カントリーは新興国を含む全世界が投資対象となるので、先進国だけに投資したい人は先進国株式インデックスを選択することをおすすめします。SBI証券のファンドレーティングは★5つとなっており、オール・カントリーやS&P500に連動する投資信託よりも高い評価を受けています。

参考:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス - 投資信託

4. SBI・新興国株式インデックス・ファンド

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基準価格 12,507円
純資産額 20,044百万円
信託報酬 0.176%程度
トータルリターン(5年) 3.74%
ファンドレーディング ★★★★

2023年5月27日時点

主に中国、台湾、インドを中心とした新興国が投資対象国となり、この3か国で約60%以上の組入れ割合を占めています(中国が約30%、台湾、インドがそれぞれ約15%)。

新興国株は日本株や先進国株と比較しても値動きが大きい資産とされています。将来的に大きなリターンが期待できるかもしれませんが、投資信託の銘柄の中では比較的リスクが高い商品でもあります。

過去5年のトータルリターンは3.74%ですが、過去3年では12.76%、設定来(運用開始は2017/12/6)では22.33%となっており、激しい値動きを裏付けています。

参考:SBI-SBI・新興国株式インデックス・ファンド - 投資信託

5. ニッセイ・インデックスバランスファンド 4資産均等型

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基準価格 15,149円
純資産額 30,679百万円
信託報酬 0.154%程度
トータルリターン(5年) 5.52%
ファンドレーディング ★★★★★

2023年5月27日時点

バランス型は株式だけでなく、債券やREITなど異なる資産を組み入れる投資信託です。この銘柄は、「国内株式」「国内債券」「先進国株式」「先進国債券」の4つの資産クラスをそれぞれ25%組み入れています。

バランス型の特徴は、1つの商品で投資対象地域や資産クラスを分散投資できることです。異なる資産クラスの特性を組み合わせることで、株式市場全体が下落しても他の資産は下落しにくいといったリスクヘッジができます。ただし、株式市場が好調で株式投資しているファンドが伸びていても債券などの他資産が均等に組み入れられているため、基準価額の上昇が制限される可能性もあります。

参考:ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスF 4資産均等型

【関連記事】つみたてNISA対象商品はどうやって選ぶ?おすすめファンドは?

投資スタイルに合わせた銘柄の組み合わせ

投資信託は1つの商品を保有するだけでもリスク分散の効果がありますが、自分の投資スタイルに合わせて複数の銘柄を組み合わせるとさらに効果が大きくなります。例をもって開設します。

ローリスクでコツコツ運用したい人

資産の分散×株式の全世界投資
ニッセイ・インデックスバランスファンド 4資産均等型 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

バランス型の投資信託で資産の分散を行いながら、株式は全世界へ投資することでリスクを下げる組み合わせです。さらに定期的に購入する時間の分散投資もすれば、さらにリスクを抑えることができます。

バランスよく運用したい人

先進国株式×日本株式
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス たわらノーロード 日経225

先ほど紹介した通り、先進国株式インデックスは日本が除かれています。これに日経225の投資信託を組み合わせることで日本を含む先進国へバランスよく投資します。オールカントリーなどの日本を含む全世界投資よりも日本株式の割合を大きくすることができる組み合わせです。

積極的にリターンを狙いたい人

米国株式×新興国株式
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド SBI・新興国株式インデックス・ファンド

米国のS&P500と新興国に投資を集中させる組み合わせです。株式市場が好調な場合に大きなリターンを得ることができる可能性がありますが、同時に値動きが大きく比較的リスクも高いです。このような組み合わせを選ぶ場合、長期的な視点での投資だけでなく、状況に応じて資産を売却して利益を確定させることも重要です。

【関連記事】つみたてNISAの銘柄のおすすめの組み合わせは?

まとめ

SBI証券は投資初心者の方がつみたてNISAを始めるのにおすすめの証券会社です。SBI証券はクレカ積立の使いやすさや積立タイミングを選びやすさなど、その利便性は投資初心者だけでなく多くの投資家にとっても魅力的です。つみたてNISAの銘柄も充実しているため、資産クラスや投資地域など自分の投資ニーズに合わせて銘柄を柔軟に組み合わせることも可能です。

つみたてNISAは将来の資産形成に向けて有効な手段の1つといえます。SBI証券では、つみたてNISAに対応している商品がインデックスファンドからアクティブファンドまで193種類とラインナップが豊富です。

SBI証券のつみたてNISAを活用することで投資初心者の方でも簡単に始めることができます。ぜひ、SBI証券でつみたてNISA口座を開設することを検討してみてください。

よくある質問

Q

SBI証券のクレカ積立は三井住友カードしか使えませんか?

A

SBI証券ではタカシヤマカードや東急カードなど様々なクレジットカードに対応しています。

Q

つみたてNISAで複数の銘柄を購入することもできますか?

A

複数銘柄を購入することも可能です。つみたてNISAでは購入時の手数料が無料で、SBI証券なら豊富なラインナップから自分にあった投資信託を見つけることができます。

また、複数銘柄を積立投資することで、リスク分散の効果をさらに高めることができます。

詳しくは「投資スタイルに合わせた銘柄の組み合わせ」を参照。

Q

SBI証券でNISA口座を保有していると、新NISAの口座も自動的に作られますか?

A

2023年中に一般NISA、もしくはつみたてNISA口座を保有していれば、手続きなしで新NISAの口座が2024年に開設されます。

Q

SBI証券でつみたてNISAを始める場合、どのような投資信託を購入できますか?

A

SBI証券では、オルカンと呼ばれる「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」等の投資信託を購入できます。

つみたてNISAに対応している商品数が193種類と業界最大級なので、投資初心者でも自分にあった商品を見つけることができます。

詳しくは「SBI証券で購入できるおすすめ銘柄」を参照。

Q

eMAXIS Slimシリーズとは何ですか?

A

eMAXIS Slimシリーズとは、三菱UFJ国際投信が出している投資信託の種類のことです。

eMAXIS Slimには様々な商品があり、例えば、TOPIXに連動する成果を目指した「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」や銘柄1本で米国や新興国などの複数の国に分散投資できる「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」等があります。

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