低位株

株価水準が日経平均に比べて大幅に低い株を低位株と呼びます。その定義は存在していませんが、一般的に5万円以下で1単元を購入出来る株がそう呼ばれています。いわゆるジャンク株の一歩手前ですが、倒産寸前というわけではなく、経営が上向けば何倍にも株価が跳ね上がる可能性を秘めてることが特徴であり魅力です。 低位株を発行している会社は、総じて時価総額に対して発行株式数が極端に多い傾向にあります。たとえば時価総額が100億程度にもかかわらず、総発行株式数が1億を越えている企業がこれに該当します。 1単元が高くとも10万円程度であり、わずかな手持ち資金で株式投資を行えるため、投資初心者が最初に購入する際に適している入門株と呼べます。値上がり時には一気に上昇するため、短期間で大きな利益を獲得することも可能です。ただし、同様に下落率も高いため、ロスカットを誤ると塩漬け状態に追い込まれます。 低位株を扱う際は、10%以上損失が出たら自動的に損切りを行うといった自己に厳しいトレードが求められます。