【NFTマーケットプレイス】国内外おすすめの取引所|出品方法・つくり方も解説
NFTのマーケットプレイス選びに困って口座開設できずにいませんか?
この記事では、国内外のNFTマーケットプレイスを厳選して解説。
さらにこれから出品を検討している人に向けて出品方法とつくり方もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
NFTマーケットプレイスとは?

NFTマーケットプレイスとは、インターネット上でNFTの売買ができるプラットフォームのことです。
NFTマーケットプレイスは国内・海外で数が多く、さまざまな企業が近年新規参入しているため、どこを利用するか悩む人も多いです。そこで今回はNFTマーケットプレイス選びに悩む人へ向けて、国内の取引所と海外の取引所をそれぞれ6つずつ厳選してランキングにしました。
NFTマーケットプレイスごとに取り扱っているNFT作品は異なりますので、気になるNFTがある場合は取り扱ってる取引所をまずはチェックしておきましょう。
NFT取引におすすめな国内マーケットプレイス6選

国内のおすすめNFTマーケットプレイスは下記の7つです。
ここでは、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
①Maison Freak

Maison Freakでは、クリエイター・アーティスト達が制作したデジタルアートやリアルアートなどのアート作品を約1分という短時間でNFT化して出品ができます。
出品された作品は「Maison Freak」内で購入できて、購入した作品を再販する独自のデジタルアートギャラリー機能も完備。NFTアートをデジタルアートとして購入できるだけでなく、高品質なフォトアクリル加工によるリアルアートプリントも可能です。
②Coincheck NFT(β版)

Coincheck NFT(β版)は、国内初の暗号資産交換業者が運営しているNFTマーケットプレイスで、ユーザー同士でNFTと暗号資産の交換が行える点が特徴として挙げられます。
仮想通貨取引所であるCoincheckの口座があれば誰でも利用可能なのもうれしいポイント。NFTの購入だけでなく出品や保管も可能です。なお購入や出品にかかるネットワーク手数料は無料なので利益を圧迫することもありません。
▼コインチェックの評判が気になる人はこちら
③Adam by GMO

Adam by GMOは、GMOインターネットグループが運営元のNFTマーケットプレイスです。イーサリアムだけでなく日本円も対応しており、クレジットカードや銀行振り込みの決済ができるため初心者からも非常に人気があります。
二次販売禁止期間を経過すれば売却も可能なので、購入後に売却する予定がある人にはおすすめのNFTマーケットプレイスです。
④SBINFT

SBINFTはSBINFT株式会社が運営するNFTマーケットプレイスです。
運営元が日本企業であるため、クレジットカードによる日本円決済ができ、初心者も始めやすい仕組みが整っています。
SBINFTには、ゲームキャラクターやチケットなどアート作品以外も豊富に出品されているので興味のある人はぜひ登録してみてください。
⑤HEXA

HEXAはメディアエクイティ株式会社が運営している、日本円だけでNFTの発行や売買ができる日本初のNFTマーケットプレイスです。
NFTの発行はTwitterアカウントがあれば誰でも始められる点も特徴として挙げられます。
仮想通貨やウォレットなしで利用ができるため、気軽にNFT取引を始めたい人におすすめです。
⑥LINE NFT

LINE NFTはLINE株式会社のグループ「LINE Xenesis株式会社」が運営しているNFTマーケットプレイスです。
LINEアカウントがあれば誰でも登録が可能で、LINE payを利用すれば日本円で簡単に決済できる点が特徴の的です。
NFTの購入、保有、交換、出品などLINE NFT1つで楽しめるので、LINEを頻繁に利用する人は今すぐ登録しましょう。
⑦楽天NFT

楽天NFTは楽天グループが運営しているNFTマーケットプレイスで日本円でNFTの取引ができます。
NFTの購入や売却で楽天ポイントを貯めたり使ったりできるのも他にはないサービスの特徴として挙げられます。
楽天IDでログインできるので、楽天サービスを日頃から使っている人は始めやすいでしょう。
NFT取引におすすめな海外マーケットプレイス6選

海外のおすすめNFTマーケットプレイスは下記の6つです。
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
①OpenSea

OpenSeaはアメリカのニューヨークに本社があるOpenSea社が運営しています。
NFT最大級の規模かつ最も有名なNFTマーケットプレイスで、NFTマーケットの世界シェアは90%越え。
取り扱いのジャンルも幅広く作品の質が高いことでも有名です。
②SuperRare

SuperRareは、Pixura Inc.が運営しているNFTマーケットプレイスで、デジタルアートに特化した取引所として人気です。
出品者は認められたクリエイターのみに限定されているので、クオリティの高いNFT作品を探している人におすすめです。
③Crypto.com NFT Platfor

Crypto.com NFT Platformは、Crypto.com社が運営するNFTマーケットプレイスです。
海外のNFTマーケットでありながらクレジットカードやデビットカードが利用できる点はうれしいポイントです。
Crypto.com NFT Platformには、有名な音楽家やアーティストが参加しているため注目度が高まっています。
④Magic Eden

Magic Edenは、仮想通貨ソラナ(SOL)ネットワーク上に構築されたNFTマーケットプレイスで、2022年7月時点でOpenSeaに次ぐ市場規模まで拡大中です。
決済通貨はソラナを採用しているので、手数料もイーサリアムより安価に抑えられます。
手数料を抑えたNFT取引をしたい人はMagic Edenに登録しましょう。
⑤Nifty Gateway

Nifty Gatewayはサンフランシスコにある、Gemini Trust Company, LLCが運営しているNFTマーケットプレイスです。
オフチェーン取引に対応しているので、Nifty Gatewayプラットフォーム内でのNFT売買にはガス代が発生しない点が特徴として挙げられます。
ガス代(手数料)をかけずにNFT取引をしたい人はNifty Gatewayに登録しましょう。
⑥Rarible

RaribleはアメリカのRarible.Incが運営するNFTマーケットプレイスで、出品作品は主にデジタルアート作品です。
Raribleには独自の「RARIトークン」があり、付与されることで運営の一部に参加できるといった点は他にはない特徴に挙げられます。
NFT取引をしながら、株主のように運営に参画したい人はRaribleに登録しましょう。
NFTマーケットプレイスで自分の作品を出品する方法

次に、NFTマーケットプレイスでの出品方法についてです。自分のアート作品やNFT作品を出品することで、自分の作品の価値を今よりも高めることも期待できます。
出品するまでの手順は下記の3ステップです。
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デジタルデータで出品作品を作る
-
仮想通貨を準備する
-
作品を出品する
1つずつ詳しく解説していきます。
STEP1.デジタルデータで出品作品を作る
NFTで出品したいときは、まずは自分のアート作品をデジタルデータ化しましょう。
NFTでは、絵やデジタルアートだけでなく音楽や画像、映像などの取引が可能です。ご自身の得意なジャンルでNFT作品をつくってみてください。
なお、デジタルデータにするときによく利用されるツールには、PhotoshopやIllustratorなどが挙げられます。
STEP2.仮想通貨を準備する
出品作品の準備ができたら次に仮想通貨の準備をしましょう。NFT作品の売買には仮想通貨が必須です。仮想通貨の準備方法は下記の2ステップ。
- Coincheckで仮想通貨を購入
- MetaMaskへ仮想通貨を送金
Coincheckでは仮想通貨を購入できます。スマホアプリで仮想通貨を購入できるので簡単にイーサリアム(ETH)を準備できます。
仮想通貨の購入後は仮想通貨ウォレットのMetaMaskへ送金します。
MetaMaskは、パソコンとスマートフォンどちらにも対応しています。

MetaMaskとは、イーサリアムやイーサリアムをベースとした暗号資産を保管できるソフトウェアウォレットです。
STEP3.作品を出品する
作品と仮想通貨の準備ができたら、出品可能なNFTマーケットプレイスにMetaMaskを接続します。

出品者の利用が多いのはOpenSea。誰でもNFT作品を出品することが可能なので、迷ったときはOpenSeaを検討してみるのも良いでしょう。
NFTマーケットプレイスのつくり方

ここまで、おすすめのNFTマーケットプレイス12選と出品方法について解説してきました。
ここからは、より詳しくNFTマーケットプレイスのつくり方を解説します。つくり方の流れを把握しておくことで、スムーズにアカウントをつくれます。
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個人情報を入力してアカウントをつくる
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ウォレットを用意する
-
新規プロジェクトを作成
-
マーケットプレイスを公開状態にする
STEP.1 個人情報を入力してアカウントをつくる
まずは、サイトの「会員登録」からEメールと任意のパスワードを登録しアカウントを作成します。
登録したメールアドレス宛に認証コードが届くので、そちらを入力するだけでアカウント作成は完了です。
STEP.2 ウォレットを用意する
NFTマーケットプレイスをつくるには、あらかじめウォレットを準備しておく必要があります。
個人情報の入力が全て完了すると、自分のウォレットを連携する画面が表示されるので、そちらから連携すればウォレットの準備も完了です。

おすすめのウォレットは「MetaMask」です。仮想通貨イーサリアムを使用する際には必須のツールですので、登録しておきましょう。
STEP.3 新規プロジェクトを作成
ウォレットの用意と関心のあるNFTの設定が完了した時点でNFTマーケットプレイスは自動生成されます。
この段階では、プレビューを表示しても何もない状態ですが、カスタマイズすることも可能です。

NFTifyは、コードや投資知識などがなくてもNFTマーケットプレイスをつくれます。豊富なツールセットが用意されているので、こだわってカスタマイズしたい人にもおすすめです。
STEP.4 マーケットプレイスを公開状態にする
自動生成されたNFTマーケットプレイスは、非公開がデフォルト設定のため公開設定も忘れずにしましょう。
- ダッシュボードにある「Settings」から「General」を選択
- 「Publish Status」を「Published」に設定すれば公開状態に変更完了
NFTマーケットプレイスの選び方

NFTマーケットプレイスの種類は国内海外で取引所の数は膨大なため、選び方のコツを知っておくことをおすすめします。出品をする人としない人ではNFTマーケットプレイスにも向き不向きがあるので注意が必要。
NFTマーケットプレイスの準備ができたら使い方もチェックしておきましょう!
NFTマーケットプレイスを選ぶポイントは全部で4つ。
- 運営元が信頼できるか?
- NFTのジャンルで選ぶ
- 使い勝手にこだわる
- 手数料や利用可能な通貨をチェックする
NFTマーケットを利用したい方は、選び方をしっかり押さえておきましょう。
①運営元が信頼できるか?
購入したいNFTを取り扱っているNFTマーケットを見つけても、信頼できる運営元かどうかは入念にチェックすることをおすすめします。
安心してNFT取引する上で、偽物や詐欺に引っかからないためにも運営元の信頼性は重視すべきでしょう。
②NFTのジャンルで選ぶ
NFTにはさまざまなジャンルがあります。一般的にはデジタルアートのイメージが強いNFTですが、他にもゲームやアニメ、音楽作品、映像作品、会員権などがあります。
NFTマーケットごとに得意とするジャンルは異なるので、気になるジャンルから絞り込むのも方法のひとつです。
③使い勝手にこだわる
NFTマーケットを選ぶ際には、使い勝手にこだわることをおすすめします。NFTマーケットはデスクトップ対応だけでなく、モバイル対応しているものも多くあります。
また慣れないうちに海外のものを利用すると不明点や疑問点が多くなりやすいです。英語に苦手意識のある方はまず日本語対応のNFTマーケットを利用してみるのも良いでしょう。
④手数料や利用可能な通貨をチェックする
前述しているように、NFTマーケットプレイスによって取引手数料や利用可能な通貨は異なります。選ぶ際にはチェックしておきましょう。
NFTマーケットプレイスの使い方

NFTマーケットプレイスがつくれても、使い方に悩む人も少なくありません。NFTマーケットを使うには、イーサリアム(ETH)が必要になります。
準備するものや用意することも多いので、それぞれ詳しくご紹介します。
①イーサリアム(ETH)を準備する
NFTの売買ではイーサリアム(ETH)が必須なため、準備が必要です。
イーサリアムは国内取引所でも購入可能ですので、はじめてイーサリアムを購入する人はCoincheckやDMM Bitcoinにまず登録してみてください。
②仮想通貨ウォレットMetamaskを用意する
NFTマーケットプレイスをつくる際には仮想通貨ウォレットを連携する必要があるので、Metamaskもあらかじめ準備しておきましょう。

NFTマーケットプレイスでは、Metamaskを採用しているところも多いです。日本語サービスにも対応しているのも嬉しいポイント。
③NFTを購入する
NFTマーケットプレイスに仮想通貨ウォレットを連携できたらNFTを購入できます。ご自身の好みのNFT作品を見つけてコレクションしてのも楽しいでしょう。
なお、NFTマーケットプレイスによっては購入時に「ガス代」という手数料が発生する場合があるため、決済する前にしっかり確認しておきましょう。
④NFTを売却する
購入したNFTは売却可能です。しかし一部のNFTマーケットプレイスでは売却や二次販売ができない場合もあるので注意しましょう。
購入後に売却することも検討している人は、売却ができるNFTマーケットプレイスを利用しておくことをおすすめします。
NFTマーケットプレイスを利用する際の注意点

最後に、NFTマーケットプレイスを利用するときの注意点を3つ解説します。
NFTには偽物や詐欺も多く、慎重に判断する必要があります。
NFTマーケットプレイスでの注意点を理解したうえでNFT取引を始めるようにしましょう。
① 詐欺や偽物NFTに要注意
利用者の多い人気のNFTマーケットプレイスでも、詐欺や偽物NFTは残念ながら発生しています。NFTマーケットプレイスの操作方法やNFTの知識を得てくると、購入するハードルも下がり気軽に購入する人も少なくありません。
購入前には、毎回情報を集めることが大切です。
② NFT取引には「ガス代」が発生する
NFTを購入する際には、「ガス代」と呼ばれる手数料が発生するケースがあります。
ガス代の金額や手数料の有無はNFTマーケットプレイスによって異なるので利用前にチェックしておきましょう。
③ 利用規約をしっかり確認する
NFTマーケットプレイスを利用する際には、NFTの知識を得たり利用規約を理解したりすることが非常に重要です。
専門用語も多いため、最初は読んでもよくわからないと感じる人も少なくありませんが、取引をしている中でトラブルに巻き込まれないためにもしっかり読んでおきましょう。
よくある質問
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NFTマーケットプレイスとは?
インターネット上でNFTの売買ができるプラットフォームのことです。
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NFTマーケットプレイスの選び方は?
「運営元が信頼できるか」「NFTのジャンル」「使い勝手にこだわる」「手数料や利用可能な通貨」の4つを基準にして選ぶことをおすすめします。
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NFTマーケットプレイスの注意点は?
最も気をつけなければならないのはNFT取引には「ガス代」が発生する点です。ガス代は手数料のようなもので、利用するNFTマーケットプレイスによっても異なるので必ず確認しましょう。
NFTマーケットプレイスを選ぶときには取引ジャンル・手数料・取扱可能な仮想通貨などで比較するのがおすすめです。