仮想通貨(暗号資産)レンディングとは?おすすめ取引所5選・やり方を徹底解説
「仮想通貨のレンディングって話題だけどよく分からない、、」
仮想通貨のレンディングとは、自分の持っている仮想通貨(暗号資産)を利子付きで貸し出すことです。自分で市場の状況を詳しく調べなくても利益を狙えるので、誰でも簡単に儲けられます。
この記事ではレンディングのやり方やおすすめの取引所、リスクを徹底解説。仮想通貨(暗号資産)取引を始めるなら、レンディングから始めてみましょう。
仮想通貨(暗号資産)のレンディングとは? | 利益が出る仕組みを解説
仮想通貨(暗号資産)のレンディングとは、自分の持っている仮想通貨(暗号資産)を貸しつけることです。貸し出す相手はコインチェックなどの仮想通貨(暗号資産)取引所なので、貸し倒れの心配も、個人取引より小さくなります。
レンディングの利益は、仮想通貨(暗号資産)取引所に仮想通貨(暗号資産)を一定期間貸し出すことによる利息から生まれます。
貸すだけで利益が生まれるのは、仮想通貨(暗号資産)取引所が仲介となって、借りたい人から利子や手数料を受け取り、その一部を貸した人に利息として還元しているからです。
貸す側は、何もしなくてもほぼ確実に利益が得られるので、近年人気が高まっている取引手法です。
コインチェック 公式サイト
【仮想通貨(暗号資産)】レンディングの4つのメリット
仮想通貨(暗号資産)のレンディングを活用するメリットには以下の4つがあげられます。
- 保有するだけで仮想通貨が増える
- 難しい知識が不要
- 隙間時間でできる
- 銀行よりも年利が高い
レンディングのメリットをしっかり理解して、手軽に利益を狙いましょう。
①保有するだけで仮想通貨が増える
保有するだけで仮想通貨が増えるのがレンディングの最大の魅力です。
一度レンディングを開始すれば、何もしなくても貸出期間後には利息として仮想通貨が増えて返却されます。そのため、忙しい社会人がお小遣い稼ぎするのにピッタリです。
ウォレットに眠っている仮想通貨がある人はこの機会にレンディングを始めてみませんか。
②難しい知識が不要
レンディングに難しい知識は必要ありません。なぜなら、売買のタイミングを判断する必要がないからです。
レンディングで必要なことは、仮想通貨(暗号資産)取引所に自分の仮想通貨(暗号資産)を貸し出すことだけ。
今までトレードで失敗した経験のある人でも安心して仮想通貨(暗号資産)のレンディングは始められます。
③隙間時間でできる
仮想通貨(暗号資産)のレンディングは、短い時間で十分に利益を狙えるのも強みです。
多くの投資では頻繫にチャートを確認する必要がありますが、レンディングはそれをしないで済みます。なぜならレンディングは預けたら一定期間が経つまで引き出せないからです。
レンディングなら多くの時間も取られないので、忙しい社会人の人でも始めやすいでしょう。
④銀行よりも年利が高い
仮想通貨(暗号資産)取引所によって年利は異なりますが、一般的な銀行預金よりも年利が高く、効率よく利益を得られます。
銀行預金の年利は0.2%程度ですが、レンディングでは最大年利15%の取引所もあります。
ただ資産を銀行口座に置いておくくらいなら、余剰資金を仮想通貨のレンディングに回したほうが確実に利益を狙えます。
【仮想通貨(暗号資産)】レンディングの3つのデメリット
良いこと尽くしのレンディングにもデメリットはあります。以下にあげる3つが主なデメリットです。
- 途中解約ができない
- 貸出し中の価格変動で大損する可能性がある
- 取引所が倒産するとリスクが大きい
①途中解約ができない
多くのレンディングサービスは、貸出期間中に途中解約することはできません。ただし一部には、中途解約手数料を払えば解約できるサービスもあります。
預けた仮想通貨(暗号資産)を引き出せないので、価格変動で損失が出ても貸出期間中は見守ることしかできません。仮想通貨の価格が気になってしかたがないという人にはレンディングはおすすめしません。
仮想通貨(暗号資産)取引を慎重に待てる人はレンディングサービスを一度使ってみましょう。
②貸出期間中の仮想通貨(暗号資産)の価格変動で損をする
仮想通貨(暗号資産)のレンディングは貸出期間中の価格変動で大損する可能性に注意が必要です。
レンディングの利息は仮想通貨(暗号資産)で支払われます。そのため、通貨の増加幅よりも通貨価値の下落幅が大きいと、結果としては損失になることもあるのです。
たとえば、1BTC=300万円のときに年率10%で1BTCのレンディングを始め、1年後に1BTC=250万円まで暴落したとします。1年後に保有しているビットコインは1.1BTCですが、その価値は1.1×250万円=275万円なので、25万円の損失が生まれます。
③仮想通貨(暗号資産)取引所が倒産したときのリスクが大きい
レンディングで貸し出された仮想通貨(暗号資産)は保護されていません。取引所が倒産した場合、貸し出した仮想通貨(暗号資産)が必ず返ってくる保証はないのです。
仮想通貨(暗号資産)のレンディングを始めるときは経営面の安定した取引所で始めましょう。本記事でこの次に紹介する5社はいずれも信頼して口座開設のできる仮想通貨(暗号資産)取引所です。
仮想通貨(暗号資産)のレンディングにおすすめの取引所5選
それでは、仮想通貨レンディングにおすすめの取引所5つとそれぞれの取引所の特徴を紹介します。
- コインチェック |
- GMOコイン | 各種手数料がかからない
- BITPOINT | 各種手数料が無料
- LINE BITMAX | 手軽に始められる
- Bit Lending | レンディングに特化したサービス
自分に合った取引所を探してみてください。
①コインチェック(Coincheck) | 初めて仮想通貨取引・レンディングするのにおすすめ
仮想通貨(暗号資産)取引・レンディングを今から始める人にはコインチェックがおすすめです。
国内取引所では最大級の18銘柄を扱っており、貸付期間も14日〜1年から選べるなど幅広い自由な取引・レンディングが可能。
コインチェックでのレンディングは最低1万円相当額から始められるので、大きな資金を投資するリスクを冒さずに済みます。
初心者が仮想通貨(暗号資産)取引・レンディングを始めやすい環境の整ったコインチェックで、口座を開設してみましょう。
②GMOコイン | 各種手数料がかからない
GMOコインの最大の強みは手数料の安さです。出金手数料が無料なので、取引で得た利益を減らすことなく手元に入れられます。
加えて、GMOコインは国内最多の23銘柄を取り扱っており、幅広い自由な取引が可能です。
GMOコインは、貸暗号資産ベーシックと貸暗号資産プレミアムという2つのレンディングサービスを提供しています。2つの貸暗号資産サービスの条件は以下の表を参考にしてください。
貸暗号資産ベーシックと比べた際に、貸暗号資産プレミアムの大きな強みは円転特約があることです。
上記の円転特約を利用することで、高い年率での仮想通貨(暗号資産)レンディングができるので、効率よく資産を増やすことができます。
③BITPOINT | レンディングシミュレーションで利益が計算できる
BITPOINTの「貸して増やす」というレンディングサービスでは手数料が一切かからないのが強みです。
また、公式のBITPOINTサイトでレンディングシミュレーションができるので利益を計算しておきたい人は活用してみましょう。
手数料を抑えて、お得にレンディングサービスで利益を得たい人はBITPOINTで仮想通貨(暗号資産)取引を始めてみましょう。
④LINE BITMAX | LINEユーザーなら手軽に始められる
LINE BITMAXはLINEグループの暗号資産サービスで、LINEユーザーにおすすめ。
LINEのウォレットタブから簡単にアカウントが作成できるほか、LINE Payへの出金なら手数料を110円に抑えられます。
また、最大年率は12%と国内取引所のなかでも最高レベルの利回りで、手堅くレンディングの利益を得られるでしょう。
LINEアプリから手軽に仮想通貨(暗号資産)取引を始めて、コツコツ利益を積み上げていきましょう。
⑤Bit Lending | レンディングに特化している
Bit Lendingの一番の魅力は見やすさ・使いやすさを重視したユーザーインターフェース。初心者でも簡単にレンディングサービスを利用できます。
また、中途解約手数料が無料なので自由度の高い取引ができるのも嬉しいところ。
お試しで仮想通貨(暗号資産お)のレンディングをしてみたい人にぴったりのサービスです。
仮想通貨(暗号資産)のレンディングを始める3つのSTEP
ここまでレンディングの仕組みや取引所について解説してきました。実際にレンディングを始める際は次の手順で進めていきましょう。
- 取引所で口座開設をする
- 仮想通貨を入手する
- レンディングサービスを申し込む
それぞれ注意点も挙げながら解説します。
①取引所で口座開設をする
まず初めに、口座開設またはアカウント登録が必要です。
本人確認書類・必要事項の入力などは取引所の指示に沿って行ってください。
②仮想通貨を入手する
アカウント登録または取引所の口座を開設したら次に貸出す仮想通貨を入手しましょう。
このとき、取引所がレンディングサービスで扱っている仮想通貨かどうかを確認してから購入してください。
③レンディングサービスを申し込む
取引所の口座開設、仮想通貨の用意ができたらあとはレンディングサービスを申し込むだけ。貸し出す仮想通貨の数量や貸出期間を選択すればすぐにレンディングを始められます。
取引所のサイトから申し込むのは簡単ですが、申し込み日と貸出開始日が異なる場合もあります。取引所の条件を再度確認しておくのをおすすめします。
【仮想通貨】レンディングを行う際の3つの注意点
レンディングを行う際に注意すべきこと3つを解説します。
- レンディングにも税金がかかる
- レンディングは預金保証の対象外
- 預けた仮想通貨以外では受け取れない
レンディングを始める前にもう一度確認してください。
①レンディングにも税金がかかる
仮想通貨の取引と同様にレンディングで得た利益は雑所得扱いになり、税金がかかります。20万円以上利益を得ると確定申告する必要があります。
無料で仮想通貨の損益を計算できるGtaxというソフトもあるのでぜひ利用してみてください。
▼仮想通貨(暗号資産)取引にかかる税金の詳しい説明はこちらから
②レンディングは預金保証の対象外
銀行預金と違ってレンディングは預金保証の対象ではありません。
取引所が倒産した場合、貸出していた仮想通貨が返ってこない可能性もあります。あくまで余剰資金で仮想通貨(暗号資産)取引をするべきだという原則を覚えておきましょう。
③預けた仮想通貨以外では受け取れない
レンディングは貸し出した仮想通貨と同じ仮想通貨が利息分プラスされて返ってきます。
自分が保有している仮想通貨と違う仮想通貨を交換できるわけではないので注意してください。
通貨によって年率が異なる取引所もあるので、多くの利益を得たい方は仮想通貨の年率を比較しましょう。
仮想通貨のレンディングで利益を積み上げよう
レンディングは放置している仮想通貨(暗号資産)を持っている方はもちろん、仮想通貨(暗号資産)取引を新しく始めようと思っている方にもおすすめです。
レンディングの最大の魅力はほっといても、利益が狙えること。時間をとられることもなく、難しい知識も必要ないレンディングを始めてみませんか。
▼仮想通貨(暗号資産)取引に興味が沸いた人はこちらの記事もチェック!
よくある質問
-
仮想通貨のレンディングって何?
仮想通貨(暗号資産)のレンディングとは、自分の持っている仮想通貨(暗号資産)を一定期間貸し出すことです。
返却時の利息から利益が生まれ、安定して利益が狙える仕組みとして今注目されています。
-
仮想通貨のレンディングは初心者が利用するには危ない?
仮想通貨(暗号資産)のレンディングは、むしろ初心者におすすめの仮想通貨(暗号資産)取引です。
知識の少ない初心者の人でも、保有する仮想通貨(暗号資産)を預けて待つだけで利益が狙えるので、比較的簡単に始められると言えます。
-
仮想通貨のレンディングで利益が出るのってどういう仕組みなの?
仮想通貨(暗号資産)のレンディングでは、取引所を介して仮想通貨(暗号資産)を貸す人と借りる人がいるので、そこで生まれる利息によって利益が生まれます。
仮想通貨(暗号資産)を借りた人は取引所に手数料を支払い、取引所はその一部を貸してくれた人に利息として還元するという仕組みです。
そもそも、リスクのない投資は存在しません。レンディングはそのなかでもリスクが限りなく抑えられ安定的に利益を狙える投資手法として注目を集めています。