JALカードとANAカードの2枚持ちはかなりお得!メリット・デメリットも合わせて解説
個人事業主の方や法人経営者など、カードを2枚持ちしたいと考える方は多くいます。
JALカードとANAカードの2枚持ちはかなりお得な組み合わせです。本記事では、おすすめなJALカードとANAカードの組み合わせとメリットデメリットも解説します。これから2枚持ちを検討している方は参考にしてください。
人気のおすすめ記事
JALカードとANAカードで2枚持ちにおすすめのカード
JALカードやANAカードなどのマイルがお得に貯まるカードは、出張や旅行が多い人に人気で、2枚持ちしたい人も少なくありません。マイルを貯めると、航空券・ポイント交換などができお得に旅ができますよ。
2枚持ちにおすすめのクレジットカードをそれぞれ3種類紹介します。クレジットカードの2枚持ちに興味がある人は、ぜひ参考にしてくださいね。
2枚持ちにおすすめなJALカード3種
JALカードは、日本航空が発行するクレジットカードで、JALマイルがお得に貯まるのが特徴です。2枚持ちにおすすめのJALカードは以下の3種類。
それぞれの詳細を見ていきましょう。JALカードは、JALのフライトや関連サービスをよく利用する人におすすめですよ。
①JAL 普通カード
JAL 普通カードは、JALカードのなかでは年会費が安く、使うたびにマイルが貯まりやすいので、旅行好きには持ってこいなカード。
JALフライト利用時には、毎年初回搭乗ボーナス1,000マイル、さらに搭乗ごとのボーナスとして10%の追加マイルが付与されます。年会費が安いことを考えると、非常にお得なカードです。
JALカード 公式サイト
②JAL CLUB-Aカード
JAL CLUB-Aカードは、マイル還元や旅行関連の特典が豊富なカード。フライトマイルとしてプラス25%のボーナスマイルが付与されるほか、旅行傷害保険も最高5,000万円と非常に手厚いです。
JALビジネスクラス・チェックインカウンターの利用もでき、とくに海外旅行をする機会がある人におすすめのカードです。
-
対象のJALカードを提示すると、空港チェックインがスムーズにできるサービス。国際線利用時のみ対応。
※Apple Pay登録後にモバイル端末上で表示されるカード券面画像の提示ではサービスの対象になりません。
JAL CLUB-Aカード 公式サイト
③JAL カードnavi
JALカードnaviは、学生限定のJALカード。在学期間中は年会費が無料になるほか、マイルの有効期限も無期限なので、長期休暇を利用して旅行に行く学生は発行必須です。
有効期限を気にせずマイルを貯められ、マイルを使うタイミングも自分で決められます。年会利用額を増やしにくい学生にはぴったりのカードですよ。
JALカード navi 公式サイト
2枚持ちにおすすめなANAカード3種
続いては、2枚持ちにおすすめなANAカードを3種類紹介します。ANAカードは、ANAマイルが貯まりやすく、ANA便をよく使う人におすすめです。
では、1枚ずつ見ていきましょう。
とくに、ソラチカとソラチカゴールドは東京メトロでの利用でもポイントが貯まるので、飛行機利用がメインか、東京メトロの利用も多いかで選択するのがおすすめです。
①ANAアメリカン・エキスプレス®・カード
ANAアメリカン・エキスプレス®・カードは、ステータス性の高さや手厚い特典が魅力のカード。海外旅行傷害保険が最高3,000万円、国内は最高2,000万円と高額で、旅行時のトラブルがあっても、余裕をもって対応できます。
また、ANAサービスのお買い物でマイル還元率1%、ANA航空券購入でマイル還元率2.5%でマイルがざくざく貯まります。マイルはANA特典航空券に交換できるので、貯まったマイルでお得な旅が実現しますよ。
ANAアメリカン・エキスプレス・カード 公式サイト
②ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)は、ANA関連のサービスがお得に利用できるだけでなく、東京メトロ利用でもポイントが貯まるカードです。
10マイルコースでは、1ポイント10マイルに交換できる、高いマイル還元率。空・陸の交通機関をお得に利用できるため、東京メトロとANAサービスの利用が多い人には、非常におすすめのカードです。
現在、申し込みを停止しています
③ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールド)
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールド)は、前述したソラチカカードよりさらにマイルがお得に貯まるカードです。10マイルコースを移行手数料無料で利用でき、貯まったポイントをお得にマイルへと交換できます。
ポイント交換だけでなく、東京メトロの利用で貯まる「メトロポイント」をマイルに交換可能。東京メトロとANA関連サービスの利用頻度が非常に多い人は、ゴールドカードがおすすめです。
現在、申し込みを停止しています
JAL・ANAマイルを1枚のカードで貯めたい人におすすめのカード
JALカード、ANAカードそれぞれにメリットがありますが、JAL・ANAどちらも利用する方の場合、2つのカードを使い分けるのは少々面倒。ポイントがばらけてしまい、効率よく貯めるのも難しくなってしまいます。
マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカード
マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードは、アメックスならではの手厚い特典があるクレジットカード。各種保険が手厚いほか、条件達成で無料宿泊特典が付与されるなど、使えば使うほどお得になります。
ポイントをANAマイル・JALマイルどちらにも交換可能なのも魅力。ポイント有効期限は2年なので、余裕を持って交換できますよ。
ANAカードやJALカードのように、旅行会社系サービスでの優待は手厚くありませんが、Marriott Bonvoy参加ホテルでの利用などでポイント還元率がアップします。
Marriott Bonvoy アメックスプレミアムカード 公式サイト
JALカードとANAカードを2枚持ちする4つのメリット
JALカードやANAカードを2枚持ちすると、マイル還元だけでなく、充実した保険や特典が受けられるメリットがあります。2枚目発行を迷っている方は参考にしてください。
それでは、上記4つのメリットについて、以下で解説します。
①JALとANAのどちらを利用してもマイルが貯まる
JALカードとANAカードを両方所有するメリットは、どちらのフライトや関連サービスを利用してもお得にマイルを貯められる点です。飛行機利用が多く、ANAとJALどちらも使う人には、大きなメリット。
ポイントがばらけてしまうデメリットはありますが、それぞれのマイルを臨機応変に活用でき、どちらか1枚持ちよりもお得に利用できるでしょう。
1つのポイントやマイルに統一した方がお得と考えがちですが、還元率やマイルの活用方法を工夫すれば、2枚持ちの方がお得になるケースも少なくありません。
②2つのカードの特典を享受できる
2つのカード双方の特典を利用できるのも、2枚持ちのメリットです。割引優待サービスの対象はANAカードとJALカード、さらには提携会社によって異なるので、どちらも利用できるのは大きな魅力。
また、カードの組み合わせによって利用できる空港ラウンジ数も増えます。旅行関連から日常で使える特典まで、さまざまな特典の幅が広がりますよ。
とくに、割引優待サービスはカードごとに大きく異なります。ANA・JALどちらの関連サービスでも割引がきくようになるので、旅行によく行く人にはうれしいメリットです。
③2つのカードの付帯保険補償額を合算できる
2つのカードを所有していた場合、死亡・後遺症障害保険金を除き、付帯保険の保証額を合算できます。
今回紹介したカードにはそれぞれ保険が付帯しますが、どちらの保険も使用できるのは大きなメリットです。
死亡や後遺症障害保険金は、高額の方を採用されます。また、この保険金合算については詳しい規定があるので、申し込み時に確認してください。
保険が1枚持ちの時よりも手厚くなると、旅先でのトラブルにも対応しやすくなります。とくに海外旅行関連の補償は各カード手厚いので、はじめて海外に行くといった人も安心です。
④片方のカードが使えない場合でも安心
どちらかのカードが紛失等で使えなくなっても、2枚あればもう片方で対処できます。また、磁気不良で使えないトラブル時にも、支払いがしやすく安心ですね。
国際ブランドの異なる2枚を持っておけば、もし片方の国際ブランドが対応していない場合でも、対処しやすくなります。
国際ブランドにはVisa、mastercard、JCBなどがあります。とくVisaは世界トップシェア。2枚のうち片方をVisaにしておくと、世界中どこでも決済で困ることが少なくなります。
JALカードとANAカードを2枚持ちする際の3つのデメリット
さまざまなメリットがあるJALカードとANAカードの2枚持ちですが、デメリットも存在します。
人によってはデメリットが大きく影響してしまうこともあるので、2枚持ちをする前に、以下の内容をしっかりと確認しておいてください。
3つのデメリットについて、以下で詳しく解説します。
①年会費が2枚分かかる
2枚持ちすると年会費が2枚分かかるため、コスト面が気になる人にとっては大きなデメリット。とくに、ゴールドカードやアメックス系のカードのように、年会費が高額なものを組み合わせると、負担も大きくなります。
各カードの年会費は以下のとおりです。
年会費が高額になってくると、年会費分もとを取るのが難しくなるとも言えます。もしコスト面が気になる方であれば、JAL 普通カードのように年会費が低価格なものがおすすめです。
どちらのカードも毎年使っていけるのであれば、年会費の元を取れます。利用状況に合わせて、選択してみてください。
②カードによってマイル有効期限がある
カードによっては、マイルの有効期限が設定されていたり、移行手数料がかかる場合があります。2枚持ちすると、1回に貯まるマイルは片方のみ。それぞれのカードでマイルの貯まり方がゆっくりになるため、マイルの有効期限に注意しましょう。
各カードの移行手数料と有効期限は以下のとおり。
また、年会費に加えてマイル移行手数料がかかるのも、コスト面を気にする人には大きなデメリット。移行手数料が無料なカードは年会費が高額なものが多いですが、バランスを考えながら選択してみてください。
マイル有効期限は、ANA・JALどちらも約3年です。2枚それぞれをバランスよく利用できれば、有効期限はそこまで大きなデメリットにならない場合もあります。
③2枚分の管理が必要
2枚分を使い分けるということは、双方の特典や特約店などを把握しておき、使い分ける必要があります。使い分けが面倒な人にとってはデメリットです。
ただし、還元率などを考えながら効果的に使い分けて、効率よくマイルを貯めれば、長期的にみると節約につながります。
使い分けの効果は、1〜2年では見えにくいかもしれませんが、5年、10年と使い続けた場合にはとても大きな差になっているケースが多いです。
JALカードとANAカードを2枚持ちする際によくあるQ&A
クレジットカードの2枚持ちをしたことがないという方は少なくありません。JALカードとANAカードを2枚持ちすることについて、いろいろな疑問や不安があるという方もいるでしょう。
最後に、JALカードとANAカードを2枚持ちする際によくある質問について、解説していきます。
-
おすすめの組み合わせは?
-
JALとANAのマイルの違いは?
上記2つの質問について、以下で回答していきます。
Q.1|おすすめの組み合わせは?
おすすめの組み合わせは、使いたい目的によって異なります。
たとえば、旅行好きの会社員であれば「JAL CLUB-AカードとANAアメックス」の組み合わせがおすすめです。旅行保険が手厚く、トラブルに巻き込まれた際にも安心の補償額ですよ。
>>>JAL-CLUB Aカードの紹介に戻る
>>>ANA アメックスカードの紹介に戻る
年会費が気になる方は「JALカード普通とソラチカカード」の組み合わせがおすすめです。維持コストが安いのに、マイルがざくざく貯められますよ。
>>>JAL普通カードの紹介に戻る
>>>ソラチカカードの紹介に戻る
また、学生の場合は発行できるカードが限られます。学生の方の2枚持ちでは、「JALカードNAVIとANAカード学生用」がおすすめです。
その他にも、年間の使い方やよく利用するサービス、お店などによって適した組み合わせは異なります。前半の解説を参考にしながら、ご自身に最適の組み合わせを探してください。
Q.2|JALとANAのマイルの違いは?
JALマイルとANAマイルの主な違いは、提供している会社と交換先です。とくにマイルの交換先は大きく異なります。それぞれのマイルを貯める際には、どのような用途に使えるのか、調べておくことをおすすめします。
たとえば、電子マネーに交換する場合、JALマイルであれば「Ponta、Suica、楽天ポイント」、ANAマイルであれば「nanaco、T-ポイント、楽天ポイント」などに交換可能です。
2枚持ちした場合は、どちらも楽天ポイントに交換すれば、交換先がばらけず利用しやすいと言えます。
JALカードとANAカードを2枚持ちして効率良くマイルを貯めよう
JALカードとANAカードを2枚持ちすれば、双方の特典が利用できるだけでなく、保険が合算になるなどのメリットもあり、しっかりと使い分ければとてもお得に利用できます。
これから2枚持ちをしようと検討されている方は、「どのカードを組み合わせるか」だけでなく、「貯まったマイルの交換先」も考えることをおすすめします。
JALカードは、一般カードや学生向けに加えて、CLUB-AやCLUB-Aゴールドなどステータスの種類が豊富なのも特徴です。