【徹底比較】三井住友VSアメックス|一般・ゴールド・プラチナカードをそれぞれ解説
三井住友カードとアメックスカードだと、どちらがいいのだろう?と考えていますよね。本章では、三井住友カード3種類とアメックスカード2種類の年会費・還元率・特典を比較します。どのクレジットカードがよいか迷っている人に、本記事はおすすめです。
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三井住友カード ゴールド(NL)とアメックスグリーンを徹底比較
まずは、三井住友カード ゴールド(NL)とアメックスグリーンを比較していきます。まず、以下の表で主な特徴の違いを見てみましょう。
三井住友カード ゴールド(NL)とアメックスグリーンは、20歳以上から申し込める点以外は、特徴が大きく異なります。特に大きな相違点は年会費で、アメックスグリーンは三井住友カード ゴールド(NL)より7,700円も高額です。
とはいえ、両者の表面的なスペックだけを見て、どちらが自分にあっているかを決めつけるのは早計です。次は三井住友カード ゴールド(NL)とアメックスグリーンの違いを徹底比較して、それぞれどんな人に向いているのか解説していきます。
アメックスグリーン 公式サイト
①年会費は三井住友カード ゴールド(NL)が安い
年会費は、三井住友カード ゴールド(NL)のほうがリーズナブルです。三井住友カード ゴールド(NL)の年会費が5,500円(税込)なのに対し、アメックスグリーンは13,200円(税込)と倍以上かかります。
さらに、三井住友カード ゴールド(NL)は、ゴールドカードにもかかわらず年間100万円以上利用すると翌年以降の年会費が無料になるサービスも付帯しています。対してアメックスグリーンは、年会費の割引制度はありません。
②ポイント還元率はアメックスグリーンが勝利
ポイント還元率に関しては、アメックスグリーンに分配が上がります。それぞれ貯まるポイントは、三井住友カード ゴールド(NL)がVポイントで還元率0.5%、アメックスグリーンはメンバーシップ・リワードで還元率1%です。
さらにアメックスグリーンは、ポイントアップグレードプログラムのメンバーシップ・リワード・プラスに加入し、年間3,300円支払うことで還元率が3%になりますよ。
アメックスグリーンのポイントは、有効期限が無期限になりますし、マイルに交換できるので非常にお得ですよ。
③旅行に強いのはアメックスグリーン
アメックスグリーンは、旅行関連の保証や特典が充実しています。クレジットカードに付帯している旅行保険の補償額が大きいと、旅行中に医療費が発生したとき、損害をできるだけ抑えられます。
また、アメックスグリーンは、空港ラウンジを無料で使用することが可能。アメックスグリーンと搭乗券を提示すれば、国内28空港、海外1空港の空港ラウンジが無料で利用できます。
基本的にラウンジではソフトドリンクを自由に飲めますが、場所によってはアルコールやスナックの提供がされる場合もありますよ。
頻繁に旅行・出張に出かける方は、アメックスグリーンを持つことで、空港で快適な待ち時間を過ごせますよ。
旅行保険を比較!アメックスグリーンの方が手厚い
三井住友カード ゴールド(NL)とアメックスグリーンの旅行保険の内容を、以下の表にまとめました。
アメックスグリーンのほうが手厚く補償されていることがわかりますよね。また、アメックスグリーンは会員本人に加えて、配偶者、生計を共にする家族も補償の対象です。
どちらもクレジットカードで航空券代や旅行パッケージツアーなどの旅行代金を支払わないと保険が適用されないため注意しましょう。
旅行の優待特典を三井住友とアメックスで比較
アメックスカードは、グローバル・ホットラインという海外でコミュニケーションをサポートしてくれるサービスがあります。さらに、手荷物を1つ出発時・帰国時に配送してくれる手荷物無料宅配サービスがあります。
一方、三井住友カード ゴールド(NL)には、グローバル・ホットラインのようなサービスはありません。また、手荷物宅配サービスは、通常価格の15%OFFで利用が可能です。無料ではありませんが、十分嬉しい特典ですね。
④気になる審査難易度を解説
三井住友カード ゴールド(NL)の申込基準は、満18歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方(高校生は除く)で、アメックスグリーンの申込基準は、満20歳以上かつ安定継続収入があることです。アメックスグリーンは日本国内に住んでいることも条件なので、注意しましょう。
どちらも安定した収入があれば審査に通る可能性があるので、年収300万ほどの社会人なら比較的簡単にチャレンジできると言われています。
パートやアルバイトの人は、安定した収入とは見なされず、申し込みをしても審査に通過できない可能性があります。
年会費を抑えたい方にぴったり|三井住友カード ゴールド(NL)
三井住友カード ゴールド(NL)は、年100万円以上(8.34万円/月)の決済で翌年以降の年会費が無料になるため、維持コストをかけたくない方にぴったりです。さらに、ポイ活をすることで、日々の生活費を抑えることも可能ですよ。
三井住友カード ゴールド(NL)の大きな特徴は、セブン-イレブンやローソン、マクドナルド等で最大7%還元※されること。ポイントをカード請求に充当して、お得にクレジットカードを使いましょう。
年間100万円の利用をすると、10,000ポイント還元の嬉しい特典が受けられますよ!
三井住友カード ゴールド(NL) 公式サイト
海外旅行が好きな方におすすめ|アメックスグリーン
アメックスグリーンは、海外旅行が好きな方におすすめ。同伴者も1名空港ラウンジが無料で利用できる特典や、手荷物を空港や自宅まで無料配送してくれるサービス、海外旅行時の日本語サポートなど、手広い特典を受けられます。
さらに会員専用の旅行予約サイト「アメリカン・エキスプレス・トラベル・オンライン」があるので、安く飛行機やホテル、レンタカーの予約ができます。頻繁に旅行する人は、特典で年会費をペイすることも難しくありませんよ。
アメックスグリーン 公式サイト
【3枚を比較】三井住友カード(NL)・アメックスグリーン・JCB一般カード
三井住友カード(NL)・アメックスグリーン・JCB一般カードの特徴を、以下の表にまとめました。
三井住友カードは、金銭的な負担なく利用し続けることが可能です。一方、アメックスグリーンは年会費13,200円(税込)ですが、ポイント還元率も高く、ポイ活で維持費以上の体験ができるため、一概に割高とは言えません。
そして、JCB一般カードはポイント優待店でお得にポイントが使用できます。それでは、年会費・ポイント・旅行の3項目で、それぞれのクレジットカードを比較していきましょう。
①年会費が永年無料なのは三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)は年会費無料のため、維持費を支払いたくない方にぴったりです。一方、JCB一般カードは初年度無料で利用できますが、2年目以降は年間50万円以上利用しないと無料になりません。
もっともステータス性があるアメックスグリーンの年会費は13,200円です。旅行系の特典・サービスに優れていますが、使いこなせないと維持費を浪費するだけになるため、長く使い続けるのが苦しくなります。
金銭面の安さで選ぶなら三井住友カード(NL)一択です。
②ポイント還元率|ポイントの貯め方と使い方を考えよう
三井住友カード(NL)は、基本還元率0.5%ですが、セブン-イレブンやローソン、マクドナルド等で最大5%が還元。JCB一般カードはスターバックスやAmazonなどのパートナー店でポイントが最大10倍もらえます。
アメックスグリーンは基本還元率が1%と比較的高めですが、ポイント還元率を上げるためには、年会費3,300円のメンバーシップ・リワード・プラスへ加入しなければなりません。ポイント還元率を見るとJCB一般カードがもっとも高いと言えます。
③旅行傷害保険・特典が圧倒的なのはアメックスグリーン
海外旅行で使用するならアメックスグリーンがおすすめです。空港ラウンジが無料で利用できたり、国内・海外旅行保険が、利用付帯で最高5,000万円まで手厚く補償されていたりします。
三井住友カード(NL)は、最高2,000万円の海外旅行保険のみ付いているので、海外旅行が多い人に最適です。そして、JCB一般カードは国内外ともに3,000万円の利用付帯が付いています。
JCBは海外での加盟店数が少なく、あまり使用できないので、サブカード的に海外旅行に持っていきましょう。
年会費永年無料とは思えない特典|三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)は、年会費が永年無料ながら、対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済で最大7%ポイント還元※されます。さらに、即時発行されると最短10秒※即時発行ができない場合があります。で利用することが可能です。
審査が完了するとすぐにカードの番号がわかるので、オンラインショップで買い物するときに決済できます。旅行保険も海外のみ最高2,000万まで補償されるため、安心できますよ。
三井住友カード(NL)公式サイト
Amazon利用者必見|JCB一般カード
JCB一般カードは初年度の年会費が無料です。翌年から1,375円発生しますが、年間50万円以上の利用で年会費が無料になります。
さらに、Amazonで還元率が高く、貯めたポイントを1pt=3.5円でAmazonでの買い物に充当できます。よくAmazonでショッピングをする人にとっては、コスパよく買い物できるクレジットカードです。
月4.17万円以上をを継続して利用できる人は、年会費が気になりません。
JCB一般カード 公式サイト
三井住友カード プラチナとアメックス ゴールドを徹底比較
本章では、三井住友カード プラチナとアメックス ゴールドを比較します。三井住友カード プラチナの申し込み条件は30歳以上、アメックスゴールドは20歳以上のため、三井住友カード プラチナのほうが難しいことがわかります。
また、年会費は三井住友カード プラチナが55,000円、アメックスゴールドが31,900円と、どちらも決して安くありません。どちらのクレジットカードも安定した収入と、支払い能力を有する方だけが所有できます。
①年会費|三井住友カード プラチナは持てるプラチナ
三井住友カードプラチナの年会費は55,000円(税込)です。一見、高額ですが、アメックスプラチナやANAアメックスプラチナなど年会費が10万円を超えるクレジットカードと比べると、三井住友カードプラチナは比較的簡単にチャレンジできます。
一方、アメックスゴールドは31,900円(税込)かかるものの、20代でも使うことが可能です。そのため、若い世代はアメックスゴールド、30歳以降は三井住友カード プラチナがおすすめと言えますよ。
三井住友カード プラチナ 公式サイト
②ポイント高還元はアメックス ゴールド
ポイント還元率は、アメックスゴールドのほうが高く設定されています。日常のカード支払いで100円=1ポイント貯められ、ポイントはマイル交換や楽天ポイントに交換できます。
さらに、ポイントアップサービスのメンバーシップ・リワード・プラス(年会費+3,300円)に加入すると、特定加盟店での利用で100円=3ポイント貯めることが可能です。ポイント還元率で選ぶならアメックスゴールドですよ。
ステータスカードの代表格のため、世界中で経済力をアピールできますよ。
アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード 公式サイト
③旅行特典を比較!三井住友カード プラチナは保険が自動付帯
三井住友カード プラチナとアメックスゴールドは、旅行保険が手厚いものの、付帯の仕方に違いがあります。自動付帯はカードを所持しているだけで保険が適用され、利用付帯は旅行の費用をカード決済した場合のみ適用されます。
三井住友カードプラチナは、国内・海外ともに自動付帯で最高1億円の補償を受けることが可能です。一方、アメックスゴールドは、国内最大5,000万円、海外最大1億円の旅行保険が利用付帯されています。
豪華な旅行を楽しめる|三井住友カード プラチナ
三井住友カードプラチナは、海外旅行や出張をよくする人にぴったりなクレジットカードです。最大1億円の旅行保険が自動付帯で国内・海外どちらにも利用できますよ。
また、プライオリティパスのプレステージ会員にも無料で登録でき、同伴者1名まで無料でラウンジを利用することが可能です。
空港ラウンジで快適な待ち時間を過ごせるので、贅沢な旅行を楽しみたい人におすすめですね。
三井住友カード プラチナ 公式サイト
年会費を抑えた万能カード|アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード
アメックスゴールドは、三井住友カードプラチナと比べると年会費は控えめ、かつ還元率が高いクレジットカードです。登録料無料でプライオリティパスもついてきて、年2回まで無料で空港ラウンジを利用できます。
また、20歳以上から持てるので、比較的チャレンジしやすいのも嬉しいポイントですよね。ポイント還元率の高さを重視している人や、20代からゴールドカードを持ちたい人にぴったりです。
アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード 公式サイト
旅行好きならアメックス・コスパなら三井住友カード
アメックスと三井住友の2社のカードを比較したところ、旅行が好きな人はアメックスグリーンと三井住友プラチナ。コスパ良くステータスカードを持ちたい人は、アメックスゴールドがおすすめでした。
ハイステータスカードは審査に簡単に通るわけではありません。しかし、申込基準を満たしている方で、ステータスカードを持ってみたいという方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
年会費を極力抑えたい人は三井住友カード ゴールド(NL)を選びましょう。公共料金などをまとめて払うようにすれば、年間100万円の利用も夢ではありません。