JCBカードの審査基準は厳しくない!審査期間・通るコツを徹底解説
国産でありながら世界で利用できる国際ブランドとしても有名なJCBカードの審査通過のためのコツを紹介します。全部で9種類あるJCBカードですが、カードのランクに関係なく審査の際に押さえておくべきポイントが5つあります。
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JCBカードの種類を審査が厳しい順に紹介
JCBのプロパーカードは全8種類
JCBカードとして思い浮かべられるカードのほとんどが、JCBのプロパーカード。プロパーカードとは、JCBがどことも提携せずJCBのみで発行しているクレジットカードです
プロパーカードは年会費が有料のものが多いですが、提携カードよりステータスが高く、特典が充実しています。JCBのプロパーカードは以下の全8種類なので、審査難易度に合わせて選んでみて下さい。

審査が不安なら提携カードも検討しよう!
JCBカードのプロパーカードは「審査難易度が高い」、「欲しいカードがない」と感じた方なら、提携カードの発行を検討しましょう。
提携カードとは、JCBと第三者の企業が提携して発行されるカード。プロパーカードと比べ、ステータスは低まりますが、提携先特有の特典を活用できます。
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ANAカード
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JALカード
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イオンカード
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ディズニーカード
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東京メトロカード
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etc......
JCBカードの審査基準は3つ
ここまで、JCBカードのカード毎の審査難易度について紹介しました。ただ、どんなJCBカードにも共通する審査基準は3つあります。
- 支払い能力があるかどうか
- クレジットヒストリーが綺麗かどうか
- 信用情報が健全かどうか

3つのどれか一つでも欠けていると、JCBカードは発行できません。JCBは審査難易度が高い信販系、それほど審査基準に厳格なカード会社なのです。
①支払い能力があるかどうか

クレジットカードの審査で最も重視されると言っても過言ではないのが、支払い能力です。支払い能力とは、その人がどれほどの額をカードで利用しても返済できるかの予測。
支払い能力は、家族構成・収入などから判断されます。

カード会社のリスクは貸倒れ。会社側はビジネスなので、支払い能力には慎重にならざるを得ないのです。
②クレジットヒストリーが健全かどうか
過去のクレジットカードの利用について記録されているクレヒスが綺麗かどうかも、審査で見られます。

例えば、過去にクレジットカードの支払いを延滞、多数のカードを同時申し込みしていると、カード会社に「お金に困っているのでは?」という印象を持たれ、カードを発行しづらくなります。
さらに、40代以上でクレジットカードを一回も使ったことのない人(スーパーホワイト)も審査に通りにくくなります。

30代以下でスーパーホワイトの方は、一度JCBカードに挑戦してみても審査に通る可能性は高くなります。若ければ若いほど、スーパーホワイトであることが当たり前だからです。
③信用情報が綺麗かどうか
クレジットカードの利用状態以外にも、他の金融商品で事故を起こしてないかにも注目しましょう。クレジットカード以外の金融商品で事故を起こしている場合も、審査に通りにくくなります。

以上で、3つの審査基準は全てです。ただ、これらの審査基準はJCBを受ける上での最低基準ということは把握していて下さいね。
JCBカードの審査基準&メリットを1枚ずつ紹介
ここからは、JCBカードのプロパーカード全8枚のメリットと申し込み基準を1枚ずつ紹介します。
- JCB一般カード
- JCBゴールド
- JCB CARD W
- JCB CARD W plus L
- JCB GOLD EXTAGE
- JCBゴールド ザ・プレミア
- JCBプラチナ
- JCBザ・クラス
①JCB一般カード

なお、すでに本カードをお持ちの方は、引き続き利用できます。
同ランクのカードとして新たに「JCB カード S」の募集を開始しています。
JCB一般カードの申し込み基準
JCB一般カードは、JCBのスタンダードカード。申し込み基準は、「18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方」。そのため、極端な収入の高さは求められませんが、収入が安定している必要がありますね。

年代別の平均年収があれば、審査に落ちる心配なく安心できるでしょう。学生の方なら、収入の心配は要りません。
年会費は年間50万円の利用で無料に
JCB一般カードは、インターネットから申し込むと、初年度の年会費が無料になるカード。年間50万円の利用があると翌年も年会費が無料ですが、それ以外のケースでは年会費が1,375円(税込)となります。
ポイント優待サイトであるOki Dokiランドで買い物をすれば、通常の2〜20倍のポイントを貯めることも可能です。ちなみに、通常のOki Dokiポイントの還元率は0.5〜5%となります。
※受付終了しています。
②JCBゴールド

JCBゴールドの申し込み基準
JCBゴールドの申し込み基準は、「20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方」。18歳以上で発行できる一般カードと違い、年齢制限が厳しくなっているので、それなりの収入の安定性が求められると考えておいて下さい。

さすがはゴールドカード、学生は発行できません。
平均年収はマストで求められると思っていると安心です。
旅行時に魅力的な特典満載
海外旅行傷害保険が最高1億円、国内旅行傷害保険についても最高5,000万円です。国内・海外航空機遅延保険(利用付帯)の充実やショッピングガード保険に関しても国内外ともに最高500万円までの補償となります。
さらに国内外の空港ラウンジサービスなども魅力的な特典ですね。
③JCB CARD W

JCB CARD Wの申し込み基準
JCB CARD Wは、39歳以下の方限定で発行できるカード。申し込み基準は、「18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方」です。

わざわざ若年層に申し込み可能者を絞っているのです。審査が不安な方ならかなり狙い目ですね。
パートナー店でポイント還元率UP
基本のポイント還元率が1.0%であり、1,000円(税込)で1ポイントのOki Dokiポイントが貯まります。このポイント還元率は通常のJCBカードの2倍となっており、パートナー店で利用すると最大で11倍のポイントがもらえます。
④JCB CARD W plus L

JCB CARD W plus Lの申し込み基準
JCB CARD W plus Lの申し込み基準は、JCB CARD Wと同じく「18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方」。審査難易度も全く変わりません。

女性向け特典を利用したい人だけ発行するのがおすすめですね。
女性が嬉しいサービス
毎月コスメが届く「BLLMBOX」や、パーソナルフードが届く「GREEN SPOON」の利用が優待されるなど、女性に嬉しいサービスの提供に注力。
ほかにも、ロクシタン、スターバックス、JCBトラベル、藤田観光、プリンスホテルなどの優待もあります。
⑤JCB GOLD EXTAGE

JCB GOLD EXTAGEの申し込み基準
JCB CARD EXTAGEは20代限定のゴールドカードです。JCB GOLD EXTAGEの申し込み基準は、「20歳以上29歳以下で、ご本人に安定継続収入のある方」。

JCB GOLD EXTAGEもわざわざ20代に申し込み対象者を絞っています。ゴールドカードが欲しい20代なら、年収を気にしすぎずにJCB GOLD EXTAGEを発行してみましょう。
ゴールドカードならではの特典
海外旅行傷害保険は最高で5,000万円までであり、JCBゴールドと同様の空港ラウンジ無料サービスなど十分なスペックです。
さらに入会後3ヶ月は、Oki Dokiポイントが3倍、4ヶ月目以降から1年目終了までにおいてもポイントが1.5倍になります。
⑥JCBゴールド ザ・プレミア

JCBゴールド ザ・プレミアは完全インビテーション制
JCBゴールド ザ・プレミアは完全インビテーション制。発行には、JCBゴールドを2年連続100万円以上利用する必要があります。

利用履歴で発行できるかが決まるので、希少性が高く真のステータスカードとも言えます。
ワンランク上のゴールドカード
JCBゴールド ザ・プレミアは、JBCゴールドを利用している方で、一定の条件を満たしている場合に案内されるカード。JCBゴールドよりもワンランク上のサービスを受けられます。
具体的には、海外1,300ヶ所以上の空港ラウンジの無料利用が可能です。国内の厳選された旅館やホテルの宿泊プラン、京都駅ビル内でゆっくりと過ごせる「JCB Lounge 京都」なども用意されています。
JBCゴールドのサービスに加えて、魅力的な特典が受けられることが特徴です。
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⑦JCBプラチナカード

JCBプラチナカードの申し込み基準
JCBプラチナカードの申し込み基準は「20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方」。ゴールドカードよりも年齢制限が厳しく、より高い年収が求められると推測できます。

ゴールドカードは20代以上であること、プラチナカードは20歳以上から申し込み可能です。30代としての平均年収があると安心です。
プラチナ特有の特典を利用できる
JCBプラチナは、コンシェルジュ、プライオリティバスなど豪華な特典が多彩に付与されているカードです。
ポイントの貯まりやすさが魅力
JCBプラチナの特徴として、ポイントの貯まりやすさが挙げられます。ポイントの還元率は海外での利用時が2倍、優待加盟店での利用時は最大10倍。
Oki Dokiランド経由での買い物などでは、最大20倍のポイント獲得につながります。JCBゴールド、ゴルフサービスなども利用可能です。付帯保険ではショッピングガード保険が最高500万円、国内・海外航空機遅延保険が最高10万円(利用付帯)と充実の内容となります
⑧JCBザ・クラス

JCBザ・クラスの申し込み基準
JCBザ・クラスは、最上位のステータスと価値を持つカード。申込条件はJCBプラチナ、JCBゴールド ザ・プレミア、JCBゴールドを保有中にインビテーションを受けること。

同じインビテーション制のJCB ゴールド プレミアと比べて、インビテーションの条件は明示されていません。
最上位カードの特典は豪華
入会後は利用限度額が350万円からであり、最上級の1枚であると言えます。また、旅行傷害保険に関しては国内・海外ともに最高1億円、ショッピングガード保険についても国内・海外ともに最高500万円です。
ほかにも、毎年カタログギフトが贈られたりVIPラウンジが利用できたり、ハイクオリティな特典が数多く用意されています。それらのサービスや得点などから年会費は55,000円(税込)となり、他のJCBカードよりも高くなります。
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JCBカードの審査をスムーズに通過するための5つのコツ

さまざまな種類があるJCBカードは、ランクによる難易度の違いはあるものの、基本的な審査通過のコツは同じです。スムーズにJCBカードの審査を通過するためのコツを5つ説明します。下記の内容に注意して申し込みをしましょう。
- 記入ミスや虚偽記載をしない
- 記入項目をできるだけ埋める
- 申込時に銀行口座設定を行う
- 確実な連絡先を記載する
- 過去の金融履歴を鑑みる
①記入ミスや虚偽記載をしない

申し込みの際に記入ミスや虚偽の記載をすると審査に時間がかかったり、落ちたりします。もし記入ミスに気づいたら、速やかにカード会社に連絡して対応してください。記入ミスではメールアドレスや電話番号があげられます。
申込用紙や申し込みフォームの記入を終えたら何度か確認して、記入の間違いや漏れがないように確かめてみましょう。また、借入金額や収入の虚偽記載は避けてください。
特に借入金額の虚偽記載は、カード会社が信用情報の照会により食い違いが判明します。借入金額と収入によっては審査に通過しないことも考えられます。なお、記入漏れや虚偽記載は記録が残るため、正直な申告をしてください。
②記入項目をできるだけ埋める
クレジットカードの申込書は非常に多くの記入欄があります。記入欄をしっかりと確認して確実に埋めていくことが審査に合格するコツです。記入が面倒で空欄を多くすると、誠実性や信頼性に欠けると判断される可能性があります。
なお、申込書では氏名や住所、性別、連絡先などの個人情報、安定した収入があるかを確認するための勤務先情報、収入や借入金額、利用代金の引き落とし口座の情報など、さまざまな記入欄があります。
押印する箇所もいくつかあるため、印鑑も忘れずに用意しておきましょう。場合により本人確認書類のコピーの添付も必要です。それらに注意して記入項目を埋めてください。
③申込時に銀行口座設定を行う
クレジットカードの利用代金は、銀行口座からの引き落としになります。提携カードの場合は、指定する金融機関の口座が必要なことがあり、クレジットカードの申し込みと同時に口座開設を申し込む場合もあります。
クレジットカードを申し込む際に口座開設ができていないと、申込が無効になるケースも考えられます。そのため、銀行口座の同時開設や設定を忘れないようにしてください。
またインターネットから申し込みをするときは、インターネット上で連携できる銀行口座が必要です。ネットバンクや銀行口座のインターネットでの利用手続きをしていない場合は、先に対応しておきましょう。
④確実な連絡先を記載する
クレジットカードを申し込むときは、確実に連絡が取れる電話番号を記載しましょう。カードの利用に関しての連絡が来る場合もあるため、固定電話だけではなく携帯電話の番号も記入しておいてください。また、勤務先の電話番号も正しく申告しましょう。
クレジットカードの作成では、安定した収入が前提となります。場合により勤務先への在籍確認がなされることがあります。
自分自身が電話に出られなくても、在籍が確認できれば問題ありません。在籍確認の電話に出た場合も生年月日や住所など簡単なことしか聞かれないため、安心してください。
⑤過去の金融履歴を鑑みる

クレジットカードの審査では、現在の借り入れ状況や過去の金融履歴がチェックされます。収入に対して現状の借入金額が多く、支払い能力がないと判断されると審査に通過できません。
また、現在、借り入れがない場合であっても過去にクレジットカードやローンの延滞があると、審査に通過できない可能性があります。
最近ではスマートフォンの契約時に分割払いをする方も多いですが、その情報も審査時に照会されています。そのため、携帯電話料金の遅延などがあるとクレジットカードの審査にも影響が出てしまいます。
自分自身のクレジットヒストリーを鑑みて、申し込んでもいいのかどうかを判断してみてください。
審査基準を満たしたうえでJCBカードを手に入れよう!
JCBカードは日本で誕生した国際ブランドのプロパーカードです。提携カードも含めると、さまざまなJCBカードが流通しています。JCBカードはJCBカードSやゴールドカードなど9種類が展開されており、それぞれで特典や受けられるサービスが異なります。
JCBカードの作成時には本記事でご説明した内容をもとに、発行までスムーズに進めてみてください。ぜひ、自分にあったJCBカードを作成してみましょう。