ANAゴールドカードの審査難易度・期間を解説!年収の目安から落ちる原因まで
「ANAゴールドカードの審査って難しいのでは?」と思っている方は多いのではないでしょうか。本記事では、5種類のANAゴールドカードの審査難易度や期間、落ちる原因などを徹底的に解説します。審査条件や口コミを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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ANAゴールドカードは計5種類!年収の目安や審査難易度を解説
本章では、5種類のANAゴールドカードの審査難易度や年収の目安を解説します。
- ANAカード(ワイドゴールドカード)
- ANA JCBワイドゴールドカード
- ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールド)
- ANAダイナースカード
- ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード
ANAゴールドカードはステータス性があるため、厳しい審査難易度を設けているイメージがあります。しかし、年収の目安を見ても分かるように、実は比較的チャレンジしやすいクレジットカードです。
それでは順番に見ていきましょう。
①ANAカード(ワイドゴールドカード)
ANAカード(ワイドゴールドカード)は、①満20歳以上、②本人に安定した継続収入の2点が入会条件です。必要な年収の目安も300万円ほどのため、20代前半の会社員でもチャレンジしやすいと言えます。
ただし、あくまでもゴールドカードのため、良質なクレジットヒストリーがないと審査に落ちる可能性があります。また、最短で3営業日で発行できるため、急ぎでクレジットカードがほしい人にもおすすめです。
②ANA JCBワイドゴールドカード
ANA JCBワイドゴールドカードは、本人に安定継続収入がある20歳以上を対象にしたクレジットカードです。必要な年収の目安は300万円ほどで比較的発行しやすいと言えます。
また、海外旅行保険が利用・自動付帯で計1億円まで補償されるのが特徴です。海外旅行を頻繁にする人は、年間15,4000円で安心を買えるため、持っていて損はありませんよ。
ANA JCBワイドゴールドカードは、世界1,100ヶ所以上の空港ラウンジが利用できる「ラウンジ・キー」が付帯しています。別途年会費がいらないため、コスパが良いのが魅力です。
ANAワイドゴールドカード 公式サイト
③ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールド)
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLDは、入会資格が20歳以上で安定した継続収入が必要です。必要な年収の目安は300万のため、審査難易度は一般的なゴールドカードと同程度と言えます。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLDはANAカードと東京メトロが提携しているため、メトロポイントが貯まります。メトロポイントはPASMOにチャージできるため、通勤で電車に乗る人にはぴったりなカードです。
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④ANAダイナースカード
ANAダイナースカードは、ゴールドカードのなかでも、トップクラスのステータス性を誇ります。入会資格が27歳以上で、年収500万ほどが求められるため、審査は簡単ではありません。
しかし、ANAダイナースカードには審査難易度の高さに見合う特典・サービスが付帯しています。最高1億の旅行傷害保険や、世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジ無料利用は、ステータスカードに付帯している特典・サービスの代表格ですよ。
ANAダイナースカードには、一律の限度額がありません。さらに、ANAマイルもゴールドカードのなかでトップクラスに貯まりやすいクレジットカードです。
ANAダイナースカード 公式サイト
⑤ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード
ANAアメックスゴールドカードの入会資格は、20歳以上で、年収400万ほどの安定した継続収入が必要です。アメックスの審査は、過去の利用履歴ではなく現在の収入を重視する傾向にあります。
ANAアメックスゴールドカードは、全ANAゴールドカードのなかで、もっとも年会費が高いのが特徴です。しかし、ANAマイルの還元率も高いため、ANAグループ便を頻繁に乗る人は、年会費の元を取れますよ。
ANAアメックスゴールドは、入会・継続で2,000マイル、ANA便の搭乗代金の25%還元、ANA航空券の購入で100円=3マイルも付与されます。
ANAアメリカン・エキスプレス®・ ゴールド・カード 公式サイト
ANAゴールドカードの審査で見られる3つのポイント
本章では、ANAゴールドカードの審査で見られる3つのポイントを解説します。
- 支払い能力があるか
- 信用力があるか
- 資産があるか
それでは順番に解説していきます。
①支払い能力があるか
ANAゴールドカードの審査では「安定した継続収入があるのか」「月々の支払いはしっかりしているか」などを見ています。支払い能力がない申込者にクレジットカードを発行すると、遅延や延滞をされる可能性が高まるため、カード会社にとっては不利です。
カード会社は、支払いの延滞や遅延により損害が発生するリスクを避けるために、支払い能力がない人を審査で落としています。
②信用力があるか
ANAゴールドカードの審査では、信用力の有無がポイントです。カード会社で求められる信用力とは、過去の利用状況や本人情報などの、公平な取引事項を指します。
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カードローンの返済状況
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キャッシングの頻度
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本人の識別事項(氏名・年齢・住所)
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過去の申込内容
上記のような情報を元に、厳正な審査が行われます。すでにANAカードを持っている人は、キャッシングやカードローンを控えて、信用力をアップさせましょう。
③資産があるか
申込者に資産があるかどうかも、審査の重要な判断基準です。クレジットカードで求められる資産には、預金や不動産、固定資産などがあります。
実際に、ANAワイドゴールドカードの申し込みフォームには、預金額や不動産について入力が必要です。とくに、持ち家を所有していることはクレジットカードの審査で、評価が上がるポイントになります。
クレジットカードの申し込み前には、自分の口座に預金があるか確認しておきましょう。
ANAゴールドカードの審査に落ちる5つの原因
ANAゴールドカードの審査ポイントがわかったら、落ちる原因も気になりますよね。そこで本章では、ANAゴールドカードの審査に落ちる原因を5つ解説します。
- 申し込みで虚偽申告をしてしまう
- クレジットカードの作成履歴がない
- クレジットカードを短期間で複数申し込む
- 過去に金融事故を引き落こしている
- 他社から借入・カードローンがある
1つずつ見ていきましょう。
①申し込みで虚偽申告をしてしまう
クレジットカードの申し込みで虚偽申告をすると、審査が長引いたり、落ちたりする可能性があります。理由としては、カード会社が信用情報機関で申込者の正確な情報を確認できないからです。
また、クレジットカードの申し込みで誤った情報を記入すると、多くの場合、在籍確認の電話がかかってきます。故意に虚偽申告をすると、クレジットヒストリーに傷がつく可能性があるため、注意が必要です。
申し込みフォームにミスがあっても、在籍確認の電話に出ると審査に通る可能性が高いです。しかし、電話に出られないと審査に落ちる可能性があるため注意しましょう。
②クレジットカードの作成履歴がない
クレジットカードの作成履歴がない「スーパーホワイト」は、審査で落とされる可能性があります。理由としては、信用情報機関に情報がないため、支払い能力の有無や信用度が分からないからです。
カード会社は、返済の延期・滞納などのリスク回避のため、クレジットカードの作成履歴がない人を審査で落とすことがあります。
③クレジットカードを短期間で複数申し込む
短期間に複数のクレジットカードに申し込むと、審査に落ちる確率が上がります。理由としては、カード会社に「お金に困っていて必死な人」と判断されるからです。
たとえば、お金に困っている人は「複数のクレジットカードから多額のキャッシングをするが、返済できない」という事態を招く可能性があります。1~3か月間で複数のカード会社に申し込むのはやめましょう。
④過去に金融事故を引き起こしている
過去に金融事故を引き起こしている「ブラック」は、クレジットカードの審査に落ちる可能性が非常に高いです。同じトラブルを繰り返される恐れがあり、カード会社はリスクを避ける傾向にあります。
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3ヶ月以上の返済の延滞・滞納
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クレジットカードの強制解約
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債務整理(自己破産や個人再生)
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代位弁済
過去の金融事故の記録は、信用情報機関に約5年残ります。ANAゴールドカードの入会条件や必要年収を上回っていても、金融事故を引き起こしている人は審査に通過しにくいので注意しましょう。
⑤他社から多額の借入・カードローンがある
他者から多額の借入・カードローンがある申込者に、クレジットカードを発行すると、総量規制という法律に抵触する可能性があります。総量規制とは、借入総額を年収の3分の1までに制限する法律です。
ANAゴールドカードにはキャッシング枠があります。カード会社は法律違反を避けるため、他者から多額の借入・カードローンをしている人を、審査で落とす可能性が高いです。
ANAゴールドカードの審査に落ちたときの2つの対処法
ANAゴールドカードの審査に落ちたときは、どうすればよいのでしょうか。本章では、審査に落ちたときの2つの対処法を解説します。
- 6ヶ月後に再申し込み
- 支払い能力や信用力を改善する
それでは順番に見ていきましょう。
①審査に落ちてから6ヶ月後に再申し込み
審査に落ちてしまったら、再申し込みまでには最低でも6ヶ月ほど期間をあけましょう。理由としては、クレジットカードの審査に落ちた記録は、6ヶ月ほど信用情報機関に残るからです。
審査落ちから6ヶ月以内に申し込んでも、カード会社は支払い能力や信用力が足りないとみなします。
6ヶ月経って申し込んだからといって、必ず審査に通過するわけではありません。審査に通過するための対策をしっかり計画してから申し込みましょう。
②支払い能力・信用力を改善させてから再申し込み
支払い能力や信用力といった属性を改善させてから、再申し込みをしましょう。6ヶ月経ってから再申し込みをしても、クレジットカードの審査基準に満たなければ、審査には通りません。
審査では、年収や勤続年数、預金額、過去の利用状況などが重要にあります。転職や副業も視野に入れ、支払い能力や信用力を上げていきましょう。
ANAゴールドカードの審査期間に関する口コミ調査
ネット上には、ANAゴールドカードの審査期間は、3日〜1週間ほどかかる情報が多くあります。しかし、ANAゴールドカードの審査期間に関する口コミを調査した結果、短時間で発行できたという投稿が目立ちました。
▼ANAゴールドカードの審査に通った人の口コミ
また、ANA一般ステータスカードからの切り替えでは「1日で審査が終わった」との口コミもありました。
ANA一般ステータスカードの利用状況に問題がなければ、切り替え審査は早く終わることが見込めます。審査期間を早くするためには、申し込みフォームにミスがなく、支払い能力や信用力が高い状態で申し込むことが重要です。
ANAゴールドカードの審査・利用に関する4つのQ&A
本記事をここまで読んでいる人は、ANAゴールドカードに関する疑問点もあるのではないでしょうか。そこで本章では、審査・利用に関するよくある質問を4つ紹介します。
- 年会費の支払いはいつですか?
- 締め日・引き落とし日はいつですか?
- ANAゴールドカードの限度額はいくらですか?
- 一般からゴールドカードへのインビテーションはありますか?
それぞれ回答していきます。
Q.1| 年会費の支払いはいつですか?
ANAゴールドカードの年会費の支払日は、以下の通りです。
カード発行会社と有効期限ごとに、年会費の支払日は異なります。ゴールドカードは年会費が高い傾向にあるため、計画的に生活しましょう。
Q.2| 締め日・引き落とし日はいつですか?
ANAゴールドカードの締め日・引き落とし日は、以下のように設定されています。
引き落とし日が金融機関の休日(土日祝)に当たる場合、翌営業日に繰り越されます。支払いに遅れるとブラックリストに登録されたり、今後のクレジットカードの審査に悪影響を及ぼすため注意が必要です。
Q.3| ANAゴールドカードの限度額はいくらですか?
ANAゴールドカードの限度額は、以下の通りです。
普段から高級な買い物をしている人は、一律の限度額がない「ANAダイナースカード」や「ANAアメックスゴールドカード」がおすすめです。一方、日常生活用ならANAワイドゴールドカードがおすすめできます。
利用限度額だけでANAゴールドカードを選ばずに、年会費や特典・サービスなどのバランスを考えましょう。
Q.4| 一般からゴールドカードへのインビテーションはありますか?
一般カードからゴールドカードへのインビテーションはあります。ただし、インビテーションがくるANAゴールドカードは一般カードと同じ会社のため注意が必要です。
ゴールドカードへのインビテーション条件は、カード会社ごとに異なります。しかし、健全的な利用が最低条件のため、返済の滞納・延滞などは絶対にしないようにしましょう。
ANAゴールドカードの審査に通過してお得に旅行しよう!
ANAゴールドカードは審査難易度が高いイメージがあります。しかし、入会には20歳以上で安定した継続収入が求められているだけのため、比較的チャレンジしやすいです。
ただし、クレジットカードの申し込みでは注意しなければ審査に落ちてしまう行動もあります。対処法を知ってANAゴールドカードの審査通過率をあげ、特典・サービスを活用してお得に旅行してみましょう。
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