高校生はクレジットカードが持てない！代わりに使えるカード＆例外パターンを紹介
「高校生でも発行できるクレジットカードはない？」とお探しではありませんか？原則、高校生はクレジットカードの発行はできません。この記事では、クレジットカードの代りに使えるカードや例外パターンなどをお伝えしますので、参考にしてください。
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高校生は原則クレジットカードに申し込めない
高校生は原則クレジットカードには申し込めません。たとえ学生専用と書かれているクレジットカードであっても、不可能です。
申し込み条件が「18歳以上」であるクレジットカードでも、「高校生は除く」ことがほとんどです。保護者が持っているクレジットカードで申し込める「家族カード」に関しても、基本的に高校生には発行できませんので、注意しましょう。
18歳以上で高校に在学していない人のみ申し込める
18歳以上で「高校に入学していない人」や「高校を中退した人」で、社会人として働いているなら、クレジットカードに申し込めます。また、2022年4月に法改正が行われ、18歳以上なら基本的に親権者の同意なしで申し込みが可能になりました。
ですが、カード会社によっては親権者の同意が必要な場合も。そのときは、親のサインや捺印がされた同意書を提出するか、クレジットカード会社から保護者に電話されるか、のどちらかで確認が行われます。
高校生でもクレジットカードを申し込める例外パターン2つ
高校生は原則クレジットカードに申し込めませんが、例外が2つだけあります。
- 卒業年の1月から3月までの高校生
- 留学予定のある高校生
条件を満たしていれば発行できる可能性もありますので、検討してみてください。
①卒業年の1月から3月までの高校生
高校卒業年の1月から3月の間であれば申し込みができるクレジットカードが存在します。ただし18歳以上の人でないと発行できないため、早生まれの人は誕生日後に申し込みましょう。
また、卒業後の内定先や進学先が決まっている必要もあります。受験や就職活動をされる人は、試験結果が出てから申し込んでください。
高校生で発行できるのはイオンカード
高校卒業年の1月から3月までに申し込めるクレジットカードはイオンカードです。その中でも、イオンカードセレクトをおすすめします。
イオンカードセレクトは、以下の3つの機能が一体となったカードです。
- クレジットカード機能
- キャッシュカード機能
- 電子マネーWAON機能
また、イオンカードセレクトはイオンでの買い物で使うと非常にお得。ポイント還元率がアップしたり、日によって割引になったりします。イオンシネマでの映画鑑賞料金も割引になるので、映画をよく見に行く人にもおすすめですね。
②留学予定のある高校生
留学予定のある高校生の場合、家族カードのみ発行できます。ただし、利用できるのは留学期間中だけで、日本では使えません。
クレジットカードを持っている人が申し込む必要があるため、親に頼んで申し込んでもらいましょう。また、全てのクレジットカードが対応しているわけではないので、申し込む前に問い合わせてみるようにしてください。
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高校生が親のクレジットカードを使うのはNG
「親のクレジットカードを借りて使うことはできないの？」と思われる人もいるかもしれませんが、それは厳禁です。基本的にクレジットカードの使用は会員本人にのみ許されています。
本人以外が使ってしまうと、カード発行会社の規約違反に該当します。強制退会になる場合もあるので、絶対にしないようにしましょう。
高校生でも発行できる2つのカード
「クレジットカードが発行できないなら、現金で支払い続けるしかないのかな」と残念に思うかもしれません。しかし、クレジットカードと似たように使えて、高校生でも発行できるカードもあるんです。
以下の2つのカードなら、高校生でも発行できます。
- チャージ式！プリペイドカード
- 即時引き落とし！デビットカード
クレジットカードとの違いも紹介します。自分に合うカードはどちらなのか判断できるようにしましょう。
①チャージ式！プリペイドカード
プリペイドカードとは、事前に支払いをして使うことができる先払い式のカードのこと。プリペイドカードには、以下の2種類があります。
購入したカードやチャージした分の範囲内でのみしか使えないため、使い過ぎが心配な人におすすめです。クレジットカードとは違い、年齢制限や審査などはなく、中高生でも発行できます。
ただし、購入できるカード金額が低い、チャージ金額に上限があるなど、高額な買い物には不向きです。月数万の範囲でカード利用したい人におすすめですよ。
②即時引き落とし！デビットカード
デビットカードは、利用すると即座に登録口座から引き落としされるカードです。プリペイドカードのように毎回カードを発行したり、チャージしたりする必要がなく、クレジットカードのように使えます。
審査は必要ありませんが、銀行口座が必要なため、15歳以上という年齢制限があることがほとんどです。
口座に入っている分しか利用できないうえ、利用金額の上限を設定できるため、使いすぎる心配もなくて安心ですよ。
高校生におすすめのプリペイドカード3選
ここでは、高校生におすすめのプリペイドカードを3枚お伝えします。
- Kyash Card
- バンドルカード
- au PAY プリペイドカード
どれも審査なしですぐに発行できるので、気になるカードがあれば発行してみてください。
①Kyash Card
Kyash Cardは、ポイント還元率が1％と高還元のプリペイドカードです。ただし入金方法によって、ポイント還元率や利用できる機能が変わってきます。
また他のプリペイドカードに比べて、決済金額の上限額が大きいのも魅力。プリペイドカードでありながら、30万円までと比較的高い買い物をするときにも使えます。
ネットショッピングや海外での利用にも対応しているため、旅行のときにも重宝しますよ。
②バンドルカード
バンドルカードは、発行手数料が300円と安いプリペイドカード。月のチャージ上限も12万円で、5年間で100万円までしか使えないため、お金の使いすぎが心配な人におすすめです。
また「ポチっとチャージ」という機能が付帯しており、後払いでの利用も可能で、クレジットカードのような使い方もできますよ。もし上限額を上げたい場合は、バンドルカード リアル＋（プラス）に申し込みましょう。
「ポチッとチャージ」では、上限金額以内の金額ならすぐにチャージでき、翌月以降に支払うことができます。今すぐにお金が必要なときも安心ですね。
③au PAY プリペイドカード
au PAY プリペイドカードは年会費も発行手数料もかからず、無料で発行できるプリペイドカード。通常のポイント還元率は0.5%ですが、セブンイレブンやローソンなどの加盟店で利用すると、ポイント還元率は1％にアップします。
また、auじぶん銀行からオートチャージすることも可能です。使うたびにいちいち自分でチャージする必要がないため、楽に利用できますよ。
高校生におすすめのデビットカード3選
ここからは、高校生におすすめのデビットカードを3枚お伝えします。
- 楽天銀行デビットカード
- Sony Bank WALLET
- GMOあおぞらネット銀行デビットカード
どのデビットカードも、キャッシュカードとしての機能も付帯しています。カードの発行と一緒に、自分名義の銀行口座も開設できるため便利ですよ。
①楽天銀行デビットカード
楽天銀行デビットカードは、年会費も発行手数料も無料のデビットカードです。ポイント還元率が常に1％と、高還元なのも魅力。
1日の利用限度額も100万円までなので、クレジットカードと同様、高額の買い物をするときにも使えます。100万円だと多いと感じる人は、1,000円単位で自分で任意の金額に設定できるため、使いすぎる心配もありません。
②Sony Bank WALLET
Sony Bank WALLETは、海外での利用が便利なデビットカード。以下の11通貨に対応しており、インターネット上で両替して、海外でカード決済をしたり、現地通貨を引き出したりできます。
- 円
- 米ドル
- ユーロ
- 英ポンド
- 豪ドル
- NZドル
- カナダドル
- スイスフラン
- 香港ドル
- 南アランド
- スウェーデンクローナ
もちろん日本での利用もできます。「Club S」という優遇プログラムがあり、口座残高や投資信託や住宅ローン、FXの取引状況に応じてステージが決まってきます。
最上位のステージになると、キャッシュバック還元率が0.5%から2％にアップ。一度ステージが上がれば、数ヶ月間は下がることがないため、お得に使い続けられますよ。
ステージダウン判定は3月末と9月末の2回のみ。高還元が長く続くのが嬉しいポイントですね。
③GMOあおぞらネット銀行デビットカード
GMOあおぞらネット銀行デビットカードは、利用限度額が500万円まで設定できるデビットカード。「上限額が足りず使えない」と困ることは、ほとんどありません。
また口座残高やデビットカードの利用額に応じて、カスタマーステージが変動し、キャッシュバック還元率が最大1.2%までアップします。ATM出金手数料や他行宛ての振込手数料が無料になる回数も増えますので、ぜひステージアップを狙ってみてください。
高校生はプリペイドカードかデビットカードを検討しよう
高校生はクレジットカードが発行できません。そのため、プリペイドカードかデビットカードを検討しましょう。
ただし「卒業年の1月から3月までの高校生」や「留学予定のある高校生」の場合は、クレジットカードが発行できます。発行できるカードは限られてきますが、ぜひ検討してみてください。
自分名義の銀行口座も一緒に作れるのは嬉しいですよね。