楽天カードとエポスカードを併用者が7項目比較!特典・使い分け方法も解説
楽天カードとエポスカードのどちらにしようか迷っている方のために、併用利用者の方にインタビューしながら7項目で比較しました。併用する場合の使い分け方についても解説しますので、参考にしてください。
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【アドバイザー・利用者対談】楽天カードとエポスカードは使い分けが肝心
───楽天カードとエポスカードはどちらの方がお得かと悩む方は多いですよね。本日は、楽天カードとエポスカードを使い分けているMさんにインタビューしました。
───早速、どのように2枚のカードを使い分けているのか詳しく教えて頂きました。
楽天カードは日常使い向け!
楽天カードは、ポイントの貯めやすさを重視したい人におすすめ。通常のポイント還元率が1%と高いですし、ポイント還元率がアップする機会も多いためです。
特に楽天市場では常にポイント還元率が3%にアップします。
楽天関連サービスを使えば、楽天市場でのポイント還元率はどんどん上がっていきます。楽天ペイのチャージ用クレジットカードに選んだり、楽天市場の支払いで使うとポイント還元が上がるのでかなり貯まりやすいです。
エポスカードは割引や保険などの特典が魅力!
エポスカードは、割引や保険などの特典を重視したい人におすすめ。全国10,000店舗で優待が受けれる特典が付帯しています。
居酒屋やカフェ、カラオケ屋、旅行会社などが含まれているため、誰でも活用できるはずです。また旅行保険が自動付帯しているため、安心して旅行に行けますよ。
マルイでサービスを受けられます。よくマルイ内で飲食店を利用するのですが、年会費が無料にも関わらず恩恵が受けられるので満足しています。
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【徹底比較】楽天カードvsエポスカード
───それでは今から、項目ごとにどちらのカードがおすすめできるか勝敗を決めていただきます。
項目によって大きく特徴が異なるので、人によっておすすめできるカードが分かれます
▼7項目比較結果
それぞれの項目を詳しく解説していきます。
①ポイントの貯まりやすさ
ポイントの貯まりやすさでは、楽天カードに軍配が上がります。
【◯】楽天カードは楽天市場で最大15%ポイント還元
楽天カードは楽天市場で最大15%もポイントが還元。15%還元を受けるにはさまざまな楽天関連サービスを使う必要がありますが、楽天カードで買い物をするだけでも3%還元を受けられ、お得です。
通常のポイント還元率も1%とエポスカードよりも高くなっています。楽天市場で買い物をするのがベターですが、実店舗での買い物でもエポスカードよりお得です。
【✖️】エポスカードはポイントアップの機会が少ない
エポスカードはポイントアップの機会が少ないと言えます。ポイントアップサイトを利用すれば、獲得できるポイントが最大30倍になりますが、ごく少ない店舗だけです。
通常のポイント還元率も0.5%と高くないため、普段使いには向いていません。楽天市場でのポイント還元率を上回りそうなときにだけ、利用するといいでしょう。
②ポイントの使いやすさ
ポイントの使いやすさは、エポスカードに軍配が上がります。
【✖️】楽天ポイントは楽天関連サービスでしか使えない
楽天カードで貯まる楽天ポイントは、楽天関連サービスでしか使えません。
ただし、楽天カードの利用料金にポイントを充当させられます。また実店舗であれば楽天加盟店が全国各地にあるため、全く使えないことはありません。
ANAマイルには交換できますが、それ以外の他社のポイントには交換できず、人によっては使いづらいと感じるはずです。
【◯】エポスポイントは他社ポイントにも交換できる
エポスカードで貯まるエポスポイントは、他社ポイントにも交換可能。ANAマイルやJALマイル、dポイント、Pontaポイントなどに変えられるので、使い道に困ることはないでしょう。
また「エポスVisaプリペイドカード」を発行すれば、国内外に3,800万店あるVisa加盟店でポイントを使えます。
プリペイドカードを発行すれば、コンビニや飲食店などほとんどのお店でポイントを使えて、0.5%キャッシュバックもあります。
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【注意】ポイント有効期限もチェック
ポイントを貯める際にはポイントの有効期限もチェックしましょう。楽天ポイントとエポスポイントの有効期限は以下の通りです。
どちらも有効期限は決まっていますが、新たにポイントを獲得したり、延長申請したりすれば有効期限は切れません。
ただし、期間限定ポイントは有効期限が1ヶ月ほどの場合もあり、失効してしまう可能性が高いので、注意しましょう。
③付帯保険
楽天カードにもエポスカードにも、海外旅行傷害保険が付帯されます。適用条件や補償してもらえる金額、補償期間などに違いがあるので、詳しく見ていきましょう。
【✖️】楽天カードは利用付帯
楽天カードの海外旅行保険は利用付帯。
利用付帯とは、旅行代理店で予約した海外パックツアーの料金や渡航先への航空券などの旅行代金を楽天カードで支払った場合のみ適用されるということ。
カードを所持しているだけでは適用されませんので注意しましょう。
補償期間は、日本を出発してから3ヶ月後の午後12時までです。
年会費無料のクレジットカードでありながら、海外の旅行傷害保険に関しては充実しています。傷害死亡・後遺障害の金額が2000万円まで補償してくれるので充実しています。
【◯】エポスカードは自動付帯
エポスカードの海外旅行保険は自動付帯です。楽天カードのように、カードで旅行代金を支払わなくても、所持しているだけで適用されます。
補償期間は、日本を出発してから90日後までです。
【注意】国内旅行保険やショッピング保険は両方とも付帯なし
楽天カードにもエポスカードにも、国内旅行保険やショッピング保険は付帯していません。ゴールドカードにも付帯しておらず、楽天プレミアムカードやエポスプラチナカードから付帯してきます。
④特典
特典はエポスカードの方が充実していると言えます。
【✖️】楽天カードはポイント還元以外の特典は海外旅行関係のもの
楽天カードはポイント還元以外の特典は旅行関係のものばかりです。例えば以下のようなものがあります。
- 海外レンタカー10%オフ
- 携帯・WiFiルーターレンタル20%オフ
- 手荷物宅配サービス最大300円OFF
- 楽天カード会員専用ハワイラウンジ無料利用可能
海外旅行に行かない人にとっては、特に使えるサービスがなく残念です。
【◯】エポスカードは全国10,000店舗で優待を受けられる
エポスカードは全国10,000店舗で優待を受けられる特典が付帯してきます。例えば以下のようなお店で、割引料金で買い物ができたり、ポイントがアップしたりします。
- 白木屋
- 笑笑
- アパホテル
- ビッグエコー
- カラオケ館
- etc......
宝塚歌劇団やミュージカルなどのチケットを購入する際にも優待を受けられますよ。
⑤カードデザイン
カードデザインは、女性向けが欲しいなら楽天カード、アニメや漫画とのコラボカードが欲しいならエポスカードがおすすめです。
【ー】楽天カードには女性向けデザインがある
「楽天PINKカード」という女性向けデザインのカードがあります。楽天PINKカードには、ピンク基調の4つのデザインがラインナップされています。
- 通常デザイン
- お買いものパンダデザイン
- ミッキーマウスデザイン
- ミニーマウスデザイン
また女性向けのカスタマイズ特典も付いてきます。女性なら、通常の楽天カードより楽天PINKカードがおすすめです。
【ー】エポスカードはアニメや漫画とのコラボカードがある
エポスカードにはアニメや漫画とのコラボカードがあります。例えば以下のようなものです。
- ちいかわ
- リラックマ
- おそ松さん
- エヴァンゲリオン
- ワンピース
- etc......
アニメや漫画とのコラボカードは特典としてオリジナルグッズがもらえることもありますので、ファンの人におすすめです。
年会費無料のカードでステータスやかっこよさは追求できないため、いっそのこと自分が好きなキャラクターのデザインにするのもありですよね。
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⑥追加カード
追加カードとは、家族カードやETCカードなど、クレジットカードと一緒に発行できるカードのこと。家族カードとETCカードを発行する際にかかる料金に違いのあるので、詳しく見ていきましょう。
【ー】楽天カードは家族カードが年会費無料
楽天カードは、家族カードを発行するのに手数料もかかりませんし、年会費も無料で作成できます。ただしETCカードは発行手数料は無料ですが、年会費550円が必要です。
ただし、楽天PointClubの会員ランクが「ダイヤモンド会員」か「プラチナ会員」であれば、無料で使えます。
【ー】エポスカードはETCカードが年会費無料
エポスカードは、ETCカードを発行するのに手数料もかかりませんし、年会費も無料で作成できます。ただし家族カードは存在しておらず、発行できません。
ゴールドカードになると「エポスファミリーゴールド」という、家族カードのようなサービスが使えます。家族間でポイントをシェアしたり、支払い口座を一つにまとめたりでき、利便性も増すでしょう。
⑦ゴールドカード
ゴールドカードはエポスカードの方がおすすめです。
【✖️】楽天ゴールドカードは「改悪」と評判が良くない
楽天ゴールドカードは「改悪」と評判が良くありません。SNS上でも以下のような口コミが見受けられました。
改悪と言われている一番の理由は、楽天市場でのポイント還元率が楽天カードと変わらなくなってしまった点。
ポイント還元率3%と楽天カードと同じになってしまったため、年会費を払ってまでゴールドカードを持つ意味がないと言われています。
楽天カードよりも上位のカードを持ちたいのであれば、楽天プレミアムカードを持つことをおすすめします。
【◯】エポスゴールドカードは年会費無料
エポスゴールドカードは、以下の3つの条件のうち1つでも満たせば年会費無料になります。
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インビテーションを受け取って発行する
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プラチナ・ゴールド会員の家族から紹介で発行する
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年間50万円以上利用する
年間50万円以上利用すると、年会費が無料になるだけでなく、2,500ポイントももらえます。1ポイント=1円相当なので、毎年2,500円もらえることになり、非常にお得です。
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楽天カードとエポスカードのシーン別使い分け方法
───楽天カードとエポスカードは、それぞれかなり特徴が異なりましたね。
そうなんです。シーンによって使い分けることで、それぞれの強みを最大限に活かせると考えています。
───早速、4つのシーン別にお得な使い分け方を紹介していきましょう。
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公共料金の支払いはエポスカードの方がお得
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キャッシュレス決済はエポスカードの方が豊富
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エポスゴールドカードの発行を優先するのもあり
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家賃の支払いは楽天カードの方がお得
①公共料金の支払いはエポスカードの方がお得
公共料金は、エポスカードで支払う方がお得。
楽天カードは公共料金の支払いの場合、ポイント還元率が0.2%まで落ちてしまいますが、エポスカードは通常通り0.5%です。
住民税や年金保険料についても、ポイント還元対象なので、エポスカードで支払うようにしてください。
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②家賃の支払いは楽天カードの方がお得
家賃は楽天カードで支払う方がお得。家賃支払いでは通常通りのポイント還元率が適用されるためです。
ただし、クレジットカードで家賃を支払えるかどうかは不動産会社や大家さんによって違います。
- 大東建託
- レオパレス
- アパマンショップ
- エイブル
- etc......
物件によっても対応しているかどうかは変わってきますので、一度不動産会社に問い合わせてみることをおすすめします。
③キャッシュレス決済はエポスカードの方が豊富
キャッシュレス決済はエポスカードの方がさまざまな種類のものに対応しています。楽天カードとエポスカードそれぞれの対応しているキャッシュレス決済は以下の通りです。
ただし、キャッシュレス決済時のポイント還元率は楽天カードの方が上です。楽天Edyではチャージと支払いで1%、楽天ペイの楽天キャッシュではチャージと支払いで1.5%のポイントが還元されます。
楽天ペイや楽天Edy対象店舗なら、楽天カードを利用した方がお得ということです。
楽天ペイとSuicaは連携が可能
楽天ペイとSuicaは連携が可能です。
Suicaの支払い元を楽天カードにしているとポイントは貯まりませんが、楽天ペイと連携させると、チャージするごとにポイントが0.5%還元されます。
④エポスゴールドカードの発行を優先するのもあり
エポスゴールドカードのインビテーションがもらえるように、どんな場面でもエポスカードを優先して使うのもひとつの手です。ただし、エポスゴールドカードのインビテーションの詳細は公表されていないため、正確にはわかりません。
ただ発行できれば、年会費無料で豪華な特典が利用できますので、ぜひ目指してみてください。
利用者にインタビュー!カードを使って感じたデメリット
───主にメリットを聞いてきましたが、実際に使ってみて感じたデメリットはありますか?
前提として、年会費無料のクレジットカードだということを忘れてはいけません。想像以上の豪華なサービスなどはないと思っておいた方がいいでしょう。
それぞれのデメリットを詳しく見ていきましょう。
楽天カードは付帯サービスへのお得感がない
カード盗難保険、海外旅行保険などついているので安心といえば安心ですが、海外旅行しないとこの有り難みは感じられません。
エポスカードはポイントが貯まりにくい
ポイント還元率0.5%で、楽天カードが1%と考えるとデメリットですね。エポスカードをコンビニやスーパーでの買い物で使い節約できた!という経験はありません。
楽天カードとエポスカードはシーン別に使い分けるとお得!
楽天カードとエポスカードは、どちらか一方のみを発行するのではなく、併用して使い分けるのがおすすめです。シーン別にうまく使い分ければ、両方のメリットを享受できるためです。
またどちらも年会費が無料なので、発行して損はありません。楽天カードはポイント還元を、エポスカードは1万店舗の優待を意識して利用するようにしましょう。
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どちらも年会費無料なので、損することはありません。上手く使いこなして併用するのがポイントだと思います。