SBI証券が日本で最も選ばれている理由について解説!

投稿日:2023/06/13 最終更新日:2023/09/21
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SBI証券は業界最大手の証券会社です。手数料も安く、クレジットカードを活用してポイントを貯めることができ、お得に投資を始めることができます。加えて、外国株の取り扱いも豊富で、分散投資を行うことができます。

SBI証券は投資初心者から上級者まで幅広く支持される証券口座となっています。

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この記事の監修者

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菅原良介

株式会社Finatext

証券アナリスト

Finatext サービスディレクター・アナリスト。日本テクニカル協会認定テクニカルアナリスト。早稲田大学 政治経済学部 経済学科卒業。Finatextグループで展開される投資・証券サービスのディレクターを担当する傍ら、アナリストとしても活動。グループで展開するコミュニティ型株取引アプリSTREAM内で開催されるイベントのモデレーターなども務め、国内メディアへの寄稿も行う。

SBI証券は、2023年3月に国内初となる証券総合口座1,000万口座を達成した、ネット証券業界で最大大手の証券会社です。今回は、そんなSBI証券の特徴や口座開設するメリットについて解説します。

今回の記事を参考に口座開設を検討してみましょう。

SBI証券とは?

SBI証券とは、SBIグループが運営している証券会社です。先述した通り、証券総合口座1,000万口座を達成しており、インターネット証券業界の約40%を占めています。

SBI証券は証券会社の中でも投資初心者や上級者など、幅広い層に選ばれているネット証券となっています。取り扱い銘柄も豊富で、日本株以外に、外国株や新規公開株(IPO)(※1)を取り扱っており、様々な商品に投資できるのがメリットです。

※1 新規上場株式(IPO)とは、未上場の企業が、証券取引所に上場する株式のことをいいます。公開された株式が投資家が売買することができます。

SBI証券の特徴、口座開設するメリット

SBI証券にはどのような特徴があり、口座開設することでどのようなメリットが得られるのでしょうか。今回は4つの観点から解説していきます。

  特徴  

  1. 外国株の取り扱いが豊富
  2. クレジットカード積立ができる
  3. 好きなポイントが貯まる、使える
  4. 単元未満株(S株)の購入が可能

外国株の取り扱いが豊富

SBI証券は先述した通り、多数の銘柄を扱っています。個別株・ADR(※2)は5,200銘柄以上、米国ETF(※3)は360銘柄以上、米株信用は800銘柄以上と、業界最多の取り扱い銘柄です。

特に、米国株式が取り扱えるのは非常に魅力的です。米国株式は日本株式に比べて、高成長が期待できたり、配当が年4回ももらえる銘柄が多数存在したりとメリットが数多くあります。

SBI証券では、そんな米国株式を最低手数料0円で、日本円、米ドルどちらからでも始めることができます。

また、米国株式だけでなく、主要ネット証券最多の9カ国(米国、ロシア、韓国、ベトナム、インドネシア、中国、タイ、マレーシア、シンガポール)の株式を取り扱っています。

参考:SBI証券「外国株式

※2 ADRとは、米国預託証券(American Depositary Receipt)米国以外の企業の株式を、米国株と同じように、ドル建てで米国市場に売買することができます。
※3 米国ETFとは、代表的なインデックスとの連動を目指した投資信託です。投資信託ではあるものの、市場に上場しているため、株式のようにリアルタイムで取引を行うことができます。

クレジットカード積立ができる

SBI証券では、投資信託を三井住友カードで決済することができます。毎月100~50,000円の積立をすることができ、クレジットカードを登録することでお得に積立をすることができます。

クレジットカードを1度登録すれば、自動で積立ができるようになるので、手間を省けます。また、クレジットカード決済によるポイントも獲得することができ、お得に積立投資を行うことができます。

積立金の最大5%のポイント還元を得ることができたり、投資信託残高に応じてポイントが毎月継続的にもらうことができます。

クレカ積立ポイント還元率の比較

クレカ積立ポイント還元率の比較

例えば、毎月5万円ずつ積み立てた場合、10年間でなんと30万円相当のポイントももらうことができます。投資によって得ることができる利益に加え、ポイントをもらうことによって、さらなる利益を獲得することが期待できます。

さらに今、三井住友カードに新規入会して、利用することで最大10,000相当のポイントを得ることができます(6月13日時点)。

参考:SBI証券「クレカ積立

好きなポイントを貯める、使える

SBI証券ではさまざまな取引でポイントを貯めることができ、一部のポイントはポイント投資に活用することができます。

他の証券口座の場合は活用できるポイントは1つ程度ですが、SBI証券では、Tポイント、V ポイント、Ponta、dポイント、e JALポイントの5つのポイントをお得に貯め、使うことができます。

さらに先述したクレカ積立も利用することで、クレジット利用ポイントと、SBI証券ポイントサービス併用して、お得に貯めることができます。

参考:SBI証券「SBI証券のポイントサービス

単元未満株(S株)の購入が可能

単元未満株(S株)とは、単元株制度(※4)において1単元を満たさない株の株式のことです。通常は、各銘柄ごとに100株と売買の最低限の単元株式数が決まっています。

しかし、SBI証券では、単元株式数に限らず一株から購入することができます。SBI証券では単元未満株のことをS株と呼んでいます。

100株単位で取引する必要がある場合、最低投資金額として数百万(1株の価格×100株)が必要となります。しかし、S株を用いることで最低投資金額を小さくして、気軽に投資を始めることができます。

中には1株保有するだけで株主優待が受け取れる銘柄もあり、お得に投資を始めることもできます。

単元未満株の制度は他のネット証券でもありますが、SBI証券で単元未満株を行うメリットとしてが買付手数料(※5)が無料であることです。

  SBI証券 楽天証券 auカブコム証券 マネックス証券 松井証券
手数料率
(税込)
買付:無料(0円)
売却:0.55%
買取請求のみ 0.55% 買取:無料(0円)
売却:0.55%
買取:取扱なし
売却:0.55%
最低手数料 買取:無料(0円)
売却:55円
52円 買付:無料(0円)
売却:52円
 

単元未満株を買付手数料無料で利用することで、お得に、かつ気軽に投資を始めることができます。

参考:SBI証券「500円であの有名企業の株が購入できる?!SBI証券の「S株」

※4 単元株制度とは、株式を売買する時の最低売買株数(1単元)を会社が自由に決めることができる制度のことです。
※5 買付手数料とは、投資信託を購入する時、購入額に対して一定の割合で徴収される手数料のことです。1~3%程度が一般的です。

SBI証券の手数料について

証券口座を選ぶ上で、意識しなければならないものの一つに「手数料」が挙げられます。では、SBI証券では手数料はどのようになっているのでしょうか。今回は現物取引の手数料について紹介します。

SBI証券では2つのプランから手数料を選ぶことができます。

  手数料  

  1. スタンダードプラン
  2. アクティブプラン

それぞれに特徴があるので、両者の特徴をしっかり理解し、自分にあったプランを選択するようにしましょう。

スタンダードプラン

スタンダードプランは、1注文の約定金額に対して、手数料がかかるプランです。1注文の約定金額が3,000万円を超えた時は1,070円の定額になるので、一度に多額の取引を行う方におすすめのプランとなっています。

具体的な手数料は以下の通りになっています。

1注文の約定代金 手数料
~5万円 55円
~10万円 99円
~20万円 115円
~50万円 275円
~100万円 535円
~150万円 640円
~3,000万円 1,013円
3,000万円超 1,070円

では、この手数料は他の証券口座と比較して安いのでしょうか?高いのでしょうか?

約定代金 SBI証券 楽天証券 auカブコム証券 マネックス証券
スタンダードプラン ポイント 超割コース ポイント
5万円まで 55円 手数料の
1.1%
55円 手数料の
1%
55円 55円
10万円まで 99円 99円 99円 99円
20万円まで 115円 115円 115円 115円
50万円まで 275円 275円 275円 275円
100万円まで 535円 535円 535円 535円
150万円まで 640円 640円 約定金額×0.099%
(税込)+99円
【上限4,059円】
640円
3,000万円まで 1,013円 1,013円 1,013円
3,000万円超 1,070円 1,070円 1,070円

他の証券口座と比較してみても、手数料が高くないことがわかります。

アクティブプラン

一方のアクティブプランは1日の約定代金合計金額に対して、手数料がかかるプランです。約定代金100万円以下の手数料は0円ですので、少額の取引を複数回行う方にはおすすめのプランとなっています。

具体的な手数料は以下の通りになっています。

1注文の約定代金 手数料
100万円まで 0円
200万円まで 1,238円
300万円まで 1,691円
以降100万円増加ごとに 295円ずつ増加

では、この手数料は他の証券口座と比較して安いのでしょうか?高いのでしょうか?
 

1日の約定代金合計 SBIアクティブプラン 楽天いちにち定額コース auカブコム1日定額手数料 松井ボックスレート手数料 マネックス1日定額手数料コース
50万円まで 0円 0円 0円 0円 550円
100万円まで 1,100円
200万円まで 1,238円 2,200円 2,200円 2,200円 2,750円
300万円まで 1,691円 3,300円 3,300円 3,300円
以降100万円増加ごとに +295円 +1,100円 +1,100円 +1,100円 +2,750円

他の証券口座と比較してみても、手数料が最安であることがわかります。

以上のように、SBI証券の手数料は主要ネット証券の中でも最安であり、手数料のことを比較的考えずに投資を始めることができます。

加えて今なら、25歳以下なら国内株式現物手数料が0円になったり、米国株式手数料が0円になるキャンペーンもあり、それらを活用することでさらにお得に投資を始めることができます(6月13日時点)。

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SBI証券がオススメな人

そんな様々な特徴、メリットがあるSBI証券ですが、どのような人におすすめなのでしょうか。もちろん多くの人がお得に利用することができるのはもちろんですが、今回は特におすすめの人の特徴を紹介します。

おすすめの人の特徴

  1. 外国株に投資したい人
  2. クレジットで投資をしたい人
  3. 分散投資をしたい人

外国株に投資をしたい人

SBI証券は外国株をはじめ、豊富な取り扱い銘柄があるのが特徴です。外国株に投資してみたい人には最適な証券口座になっています。

特に米国株式では業界最多水準の取扱銘柄数であり、最低手数料も0円、日本円、米ドルどちらでも買うことができるなど気軽に米国株を始めることができます。

しかし、米国銘柄などの外国株は日本株に比べて情報量が少なく、投資判断に苦戦することがあります。SBI証券ではそのような悩みに対して、わかりやすい情報を提供することで解決しています。

ヒートマップ」や「米国株スクリーナー」などの視覚的に情報が提供されており、わかりやすく情報を理解することができます。

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クレジットで投資をしたい人

先述した通り、SBI証券はクレジットカード(三井住友カード)を使うことでお得に積立投資を行うことができます。クレジットで投資を行いたい人は、SBI証券と三井住友カードを活用することで、お得にポイントを貯めることができます。

加えてクレジットカードを1度登録しておくことで、自動で積立ができるようになり、手間を省いて積立を行うことができます。

分散投資をしたい人

SBI証券は、現物や信用、単元未満株、投資信託などのさまざまな投資の方法や、米国やロシア、中国などさまざまな地域の投資を行うことができ、幅広く分散投資を行うことができます。

分散投資はリスクを軽減させる方法としてとても有用です。ある銘柄が下落しても、他の上昇している銘柄が損失を補うことができます。

地域や通貨などのタイプの異なる投資信託を複数持つことでリスク軽減効果が期待できます。

参考:SBI証券「リスクを減らすために

まとめ

今回はSBI証券の特徴や、メリット、おすすめの人の特徴について紹介しました。SBI証券は外国株など豊富な銘柄を取り扱っており、分散投資に最適な証券口座です。

また、手数料も低く、クレジットを活用してお得にポイントを貯めることができ、投資初心者から上級者まで幅広い層におすすめの証券口座となっています。

今回の記事で、SBI証券の特徴やメリットを理解し、証券口座開設を検討してみましょう。

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