アメックスで使える電子マネーは?AppleとAndroidに分けて徹底解説
アメックスで使える電子マネーはQuicPayやSuica、楽天Edyなどです。本記事ではAppleとAndroidに分けて徹底解説します。さらに、ポイントが2重取りできるカードも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事はプロモーションを含みます。
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アメックスは支払いに便利

アメックスは高ステータスカードで知られ、電子マネーやタッチ決済にも使えます。ポイントプログラムがわかりやすく、特典も豊富なため、さまざまな場面で活躍するカードです。
では電子マネーやタッチ決済の使い方を順番に見ていきましょう。
アメックスのカードは2種類

アメックスの種類はプロパーカードと提携カードの2つ。高ステータスで知られるアメックスカードは、持っているだけで社会的信用がある人とみなされます。
また、空港ラウンジや高級ホテルの利用といった特典も豊富です。
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プロパーカード・・・クレジットカードの国際ブランドやカード会社が直接発行するカード。
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提携カード・・・国際ブランドとカード会社以外に、他の企業が提携会社となって発行するカード。
プロパーカードはタッチ決済機能がついている

アメックスが直接発行するプロパーカードにはタッチ決済機能がついています。ヒルトン・オナーズ アメックスのような提携カードでも、一部タッチ決済が使用可能です。

見分けるポイントは上の「マーク」。自分のカードがタッチ決済使えるか知りたい人はこのマークを探してみてください。
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店舗で専用の端末にクレジットカードをかざすだけで決済が完了するサービス。
電子マネーとタッチ決済の違い

電子マネーとタッチ決済の違いは通信規格の違いにあります。
Suica、PASMOなどの電子マネーは「NFC type F」を技術を使用し、アメックスのタッチ決済は世界的に普及している「NFC type A/B」を採用。日本ではマイナンバーカードがアメックスと同じ規格です。
両者の共通するメリットはパスワードとサインが必要ないこと。それぞれ読み取る端末が異なるため、利用できる店舗が違います。

タッチ決済の支払い方法は「一括払い」のみです。
AppleユーザーはApple Pay 一択

アメックスはApple Payに登録して使えます。電子マネーとタッチ決済両方を1つのアプリで完結でき、手間を省きたい人はぜひ利用すべきです。
では使い方を見ていきましょう。
Apple Payの使い方2つ

Apple Payの使い方は2つです。
- 電子マネーQUICPayやQUICPay+として使う
- タッチ決済で使う
では順番に説明していきます。
①電子マネーQUICPayやQUICPay+として使う

Apple Payに登録すると、アメックスは自動的にQUICPayやQUICPay+が使えるようになります。紐づける手間がなく、コンビニやスーパーなど対応店舗は全国に186万か所以上あるので、便利ですね。
QUICPay+は対象店舗がまだ少ないので、AppleユーザーはQUICPayが一番お得。100円で1ポイントが付くので、他の電子マネーより簡単にポイントがたまり、おすすめです。

QUICPayとQUICPay+は後払い式の電子マネー。QUICPayはクレジットカードしか登録できず、上限が2万円です。それに対し、QUICPay+はデビットカードなどにも紐づけることができ、支払額の上限がありません。
②タッチ決済で使う

Apple Payにアメックスを登録すると、セブン-イレブンやマクドナルドなどタッチ決済対応店舗で使えます。まだ対応店舗が少ないですが、今後利用できる店舗が増加する予定です。
では、タッチ決済の使い方を見ていきましょう。



タッチ決済の使い方は簡単なので、ぜひ使ってみてください。

日本では10万円を超える場合、パスワードを求められることもあります。海外ではタッチ決済がメインなので、登録しておくと便利ですね。
Apple Payにアメックスを登録する方法


アメックスを登録するにはiPhoneに搭載されている「Walletアプリ」を使います。順番に見ていきましょう。
①まず「Wallet」アプリを開きます。

②右上の+ボタンをタップします。

③続けるをタップします。

④カードの種類は「クレジットカード/プリペイドカード」を選択します。

⑤カード情報を写真で読み取るか、手動で追加します。

⑥カード情報が正しく入力されていることを確認したら、「次へ」を押します。

⑦利用規約を確認したら、「同意する」をタップします。

この後、SMSを利用してカード認証を行ってください。認証コードを入力すると、無事カードが登録されます。
カード情報とスマホさえあれば、すぐにできるので追加してみてください。

入力ミスをすると最初からやり直すことになるので、しっかり確認しましょう。
Apple Payでアメックスを使う時の注意点

Apple payにはいろんな支払方法があるため、レジで「アメックスをタッチで」などと明確に伝えましょう。
また、タッチ決済はクレジットカード決済、QUICPayなどは電子マネー決済としてカウントされます。違いを理解して利用しましょう。
Androidユーザーはアメックスを登録できない

AndroidユーザーはGoogle Payにアメックスを登録できません。しかし、電子マネーにチャージするカードとしては活用できます。
では詳しく見ていきましょう。
アメックスを電子マネーチャージカードとして使う

Google Payはアメックスカードを登録できませんが、電子マネーにチャージするカードとしては登録可能です。 クレジットカード決済にこだわらなければ、間接的に利用できます。

楽天カードのAmexブランドもGoogle Payに登録できません。
アメックスでチャージできる電子マネー

アメックスがチャージできる電子マネーは、Suica・楽天Edy・PASMOなどです。WAONやnanacoはチャージできません。

セゾンとアメックスの提携カード「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」は、「セゾンQUICPAY」やGoogle Payに登録して電子マネーが使えます。
アメックスの電子マネーチャージ時の注意点

クレジットカードから電子マネーにチャージするときに注意すべき点を解説していきます。事前に確認し、「知らなかった…」とならないように気をつけましょう。
電子マネーチャージはポイント還元対象外

アメックスの電子マネーチャージはポイント還元対象にはなりません。ただし、電子マネー自体のポイントはつくので、2重取りはできないですが、通常どおりには貯まります。
楽天ペイなどのコード決済はポイントが貯まりやすいので、Androidユーザーにおすすめです。
アメックス元SPGカードも電子マネーチャージできる

アメックスのSPGカードはなくなり、2022年2月に新カード「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」へ変わりました。
他のアメックスカード同様、Google Payに登録はできませんが、電子マネーにチャージするカードとしては使用可能です。

「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」は家族カードが一枚無料になり、スマホの補償サービスが充実しました。
一方で年会費が高くなり、旅行傷害保険が自動付帯からアメックスで支払った場合のみに変わりました。
アメックスをQRコード決済で活用できる

電子マネーやタッチ決済以外にQRコードやバーコードを使う「コード決済」の利用が拡大しています。アメックスでもチャージできるものがあるので、参考にしてみてください。
アメックスをコード決済でポイント2重取り

アメックスはd払いや楽天ペイ、au PAYにチャージするカードとして利用可能です。ほかのコード決済にアメックスは使えないので、注意しましょう。
さらに、楽天とアメックスの提携カードを使えば、楽天ペイでポイントの2重取りができます。ぜひチェックしてみてください。

アメックスでポイントが2重取りできるのは楽天カードくらいなので、お得に使いたい人は発行を検討してみてください。
おすすめのアメックスカード

アメックスは使い方によっていくらでもお得に使えます。電子マネーをチャージするのに便利なカードを選出しましたので、参考にしてみてください。
①アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード

プロパーカード中のスタンダードカード。 アメックス初の月会費を採用し、1か月1,100円で気軽に始められ、さまざまなサービスを使えます。
QUICPayやd払い、au PAYを使う人におすすめです。

緑の券面はなかなか見る機会がなく、おしゃれですよね。
②楽天カード・アメリカン・エキスプレス®・カード

楽天ペイとの組み合わせでポイントの2重取りができるお得なカード。 楽天カードの機能をそのままに、年会費無料でアメックスの特典も受けられます。
楽天ペイ・楽天カードと一緒に使うと、最大2.5%還元されます。すべてスマホに登録できるため、ポイントを楽に貯めたい人におすすめです。

楽天ペイは楽天カードしかチャージ元として使えません。
アメックスで使える電子マネーを把握しよう

AppleユーザーはQuicPay、Androidユーザーは楽天EdyやSuicaなどの電子マネーにチャージするカードとしてアメックスが使えます。
また、タッチ決済やコード決済もパスワードの入力が必要ない点において、電子マネーと同じくらい便利です。決済方法の特徴を理解してアメックスカードを活用しましょう。
プロパーカードの方がステータスは高く、提携カードはカード会社と提携会社の両方のサービスを受けられます。それぞれの良い点を理解したうえで、自分に合うものを選びましょう。