ETC一体型クレジットカードは廃止!分離型ETC付帯のおすすめクレカを3枚紹介
ETC一体型クレジットカードが廃止され、今はETC分離型が主流。ETCカード単体で申込むこともできますが、クレジットカードに付帯させることでよりお得に利用できます。おすすめ・選び方・申込手順も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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ETC一体型クレジットカードは2018年に廃止!現在は分離型カードが主流
有料道路や高速道路の料金を自動で支払えるETCカードは、料金所で車を止める必要がなく、ストレスのないスムーズな運転には必要不可欠。
以前はETC一体型クレジットカードが主流でしたが、2018年6月に法改正で廃止になりました。現在はETC分離型しか申し込めません。快適な運転を楽しみたい方には外せないカードです。
ETC一体型クレジットカード廃止の理由は改正割賦販売法
ETCカードには、クレジットカードの一体型と分離型の2種類がありました。しかし現在は、クレジットカードと分けられたETC分離型のみ申込可能です。
ETC機能とクレジットカード機能が1枚になった、ETC一体型クレジットカードは2018年6月に廃止。車内に置き去りに去れたETC一体型クレジットカードが、車上荒らしによる不正利用の被害が増えたためです。
ETCカードをクレジットカードに付帯して発行するメリット2つ
ETC分離型には、クレジットカード付帯とETCパーソナルカードの2種類があります。ETCパーソナルカードなら、クレジットカードがなくても発行できますが、おすすめはクレジットカード付帯です。
ETCカードをクレジットカードと一緒に発行するメリットを、2つ紹介します。
- 年会費無料にできる
- クレジットカードのポイントが貯まる
クレジットカード付帯とETCパーソナルカードのどちらかで迷われている人は参考にしてください。
①年会費無料にできる
クレジットカード付帯のETCカードなら、年会費無料で発行できるものがあります。ETCパーソナルカードの年会費は1,257円であるため、クレジットカード付帯のETCカードのほうがお得です。
ETCカードの年会費が無料でも、クレジットカードの年会費が必要になる場合も。どちらも無料のカードもありますので、申し込み前に確認するようにしましょう。
②クレジットカードのポイントが貯まる
ETCの利用でもクレジットカードのポイントが貯まります。ほとんどのクレジットカードのポイント還元率は0.5%〜1.0%です。
中には、ポイント還元率が1.0%を超える高還元なクレジットカードもあります。貯めたポイントは買い物で使えたりギフト券に交換できたり、クレジットカードによって使い道は豊富。ポイントを貯めるに越したことはありません。
同じ通行料でも貯まるポイントに差が出てきますので、少しでもポイント還元率の高いETCカードを選びましょう。
ETC付帯(分離型)おすすめクレジットカード3選【ETC一体型廃止】
ここからはETC分離型のおすすめクレジットカードを3枚紹介します。
- JCBカード W
- 楽天カード
- リクルートカード
順番に見ていきましょう。
①ETCカード利用で1.0%還元「JCB CARD W」
「JCB CARD W」は、18歳から39歳の間に申し込めば、年会費が永年無料になるクレジットカードです。ポイント還元率は1.0%と高還元率でありながら、学生でも発行できる審査ハードルが低めなのが特徴。
通常のポイント還元率も高いのですが、特約店で買い物をすれば最大11倍のポイントアップが受けられるのが魅力。年会費無料・ポイントが貯まりやすいなど総合力に優れた1枚です。
ETC利用料金も普段の買い物でもポイント高還元
「JCB CARD W」に付帯できるETCカードは、発行手数料と年会費がどちらも無料です。ポイント還元率もクレジットカード同様1.0%なので、通行料100円につき1ポイント貯まります。
特約店が全国各所にあるので、日常生活の買い物でもポイントが貯まりやすいのが魅力。さらに旅行特典も豊富なので、旅好きの方におすすめです。
一度発行しておけば、クレジットカードもETCカード40歳以降も利用できます。
②楽天市場で3.5%還元 | 楽天カード
「楽天カード」は、13年連続顧客満足度1位を獲得しているクレジットカード。年会費無料でありながら、ポイント還元率は1.0%と高還元の、優秀クレジットカードです。
楽天市場で還元率3.5%までアップする、驚異的なポイントアップが魅力的。さらに楽天銀行・楽天モバイルなどの楽天サービスを活用すれば、ポイントが貯まる・節約になるなど、楽天サービスを利用するほどメリットが増えるのが特徴です。
楽天経済圏でポイントアップ
「楽天カード」の最大の魅力は、楽天サービスを活用すればするほどポイントアップ・お得に利用できること。例えば、楽天市場での買い物が3.0%以上還元されたり、楽天トラベルで毎月数千円のクーポンが使えるなどです。
ポイントを貯めたい・お得に暮らしたい方は、楽天経済圏のサービスをどんどん活用するといいでしょう。
ETCで1.0%還元!条件付きで年会費無料
「楽天カード」に付帯するETCカードは、発行手数料は無料ですが年会費は税込で550円かかります。しかし、条件を満たせば年会費は無料になるので要チェック。
年会費が無料になる条件は、申込時に楽天ポイントクラブの会員ランクがダイアモンド・プラチナ会員であること。または、楽天ゴールドカード・プレミアムカード・ブラックカードの会員であれば、年会費無料です。
③いつでも1.2%還元!条件付きで発行手数料無料「リクルートカード」
「リクルートカード」は、年会費無料でありながら、ポイント還元率1.2%の高還元なクレジットカード。審査時間は最短10分。クレジットカードが今すぐほしい方にもおすすめです。
どんなお店で利用をしても、ポイント還元率は1.2%の高水準です。じゃらんやホットペッパーのサービスでは、さらにポイント還元率がアップします。旅行や食事の予約で、どんどんポイントをゲットできますよ。
JCBを選択すれば発行手数料&年会費が完全無料
「リクルートカード」に付帯するETCカードは、年会費無料ですが、選択する国際ブランドによって発行手数料が変わるので注意してください。
年会費無料で使いたければ、JCBを申し込むといいでしょう。
JCBは国内の加盟店が多い国際ブランド。もし海外利用を考えている人は、VisaかMastercardを選びましょう。
ETC付帯クレジットカードの選び方
ここでは、お得にETC付帯クレジットカードを選ぶ3つのコツを紹介します。
- ETCの年会費&発行手数料無料のカードを選ぶ
- ポイント還元率が1.0%以上のカードを選ぶ
- ETC利用以外の特典にも注目
快適なドライブを楽しむためにも、ぜひ参考にしてください。
①ETCの年会費&発行手数料無料のカードを選ぶ
クレジットカードが年会費無料でも、ETCカードは別途お金がかかってしまうものもあります。お得にETCカードを活用するなら、ETCの年会費&発行手数料無料のカードを選びましょう。
ETCカードの年会費&発行手数料が無料でも、クレジットカードの年会費が必要なこともあります。両方をしっかりチェックして選ぶようにしましょう。
②還元率が1.0%以上のカードを選ぶ
ETC付帯クレジットカードを選ぶなら、ポイント還元率が1.0%以上の高還元なカードを選びましょう。一般的なクレジットカードのポイント還元率は0.5%で、高還元クレジットカードの還元率は1.0%以上です。
同じ通行料の支払いでも還元率0.5%と1.0%では、2倍の差が生まれてしまうので、よりお得に活用するためにも高還元なクレジットカードを選びましょう。
0.5%の還元率の差でも、年月を重ねればその差は大きく広がってしまいます。よりお得に活用するためにも高還元なカードにこだわりましょう!
③ETC利用以外の特典にも注目
付帯保険・割引サービスなど、お得な特典が受けられるクレジットカードを選ぶのもおすすめ。
ETCカード自体には、特別な特典はありません。特典を重視したい方は、クレジットカードの付帯特典に注目して、自分が使いたい特典があるクレジットカードを選びましょう。
カード会社によって付帯保険や割引サービスが違ってくるので、公式HPでチェックするといいですよ。
クレジットカード付帯のETCカードを申込む方法
ここでは、クレジットカード付帯のETCカードを申込む流れを押さえましょう。すでにクレジットカードを所持している場合・所持していない場合の2通りで解説します。
- すでにクレジットカードを所持している場合
- クレジットカードを所持していない場合
クレジットカードによって細かな方法は異なりますが、大まかな流れはどのクレジットカード・どのETCカードも同様です。一緒に確認していきましょう。
①すでにクレジットカードを所持している場合
クレジットカードを所持していれば、ETCカードを発行するのに基本的には審査は必要ありません。/span>
②クレジットカードを所持していない場合
クレジットカードを所持していない方は、以下の3つの手順を踏みましょう。
- 申し込むクレジットカードを選ぶ
- 申し込み時に「ETCカード」にチェックを入れる
- 審査通過後クレジットカードとともにETCカードが届く
クレジットカードとETCカードが届いたら、必ず申し込み内容と相違がないか確認してください。クレジットカードに記載の名前を確認し、カード裏面の署名欄にサインをして不正利用防止に備えましょう。
ETCカードは車載器に入れて利用しますが、有効期限切れの警告は出してくれません。そのため、ETCカードの有効期限を忘れず把握しておきましょう。
安心して利用するためにもクレジットカードは名前確認・自署サイン、ETCカードは有効期限の確認を忘れずに行いましょう!
ETC一体型のクレジットカードは廃止!ETC分離型のカードを利用しよう
ETC一体型クレジットカードは、車上荒らしによる不正利用の増加が原因で2018年6月の改正割賦販売法により廃止されました。現在はETC分離型クレジットカードしか申し込めません。セキュリティ面では一体型より優れています。
またETCカードをお得に活用するなら、年会費の有無・ポイント還元率・特典の種類などは必ずチェックしましょう。
今ETC一体型をお持ちの方でも、更新月にETC分離型に強制的に切り替わりますのでご安心ください。所有する枚数が増えてしまうのは手間かもしれませんが、不正利用防止に繋がりにくいため、セキュリティは優れていますよ。