アメックスとVisaの違いを解説!6つの項目で比較して国際ブランドを選ぼう
使い勝手の良さを大きく左右する国際ブランド。この記事では、アメックスとVisaの2つの国際ブランドを中心に違いを解説していきます。年会費やステータス、加盟店の多さなどの6つの項目で比較していくので、ぜひ参考にしてください。
人気のおすすめ記事
アメックスとVisaはどちらがおすすめ?6つの項目で比較解説!
世界4大ブランドに当たるアメックスとVisa。そんなアメックスとVisaの違いを6つの項目で比較していきます。
- 加盟店の多さならVisa
- 年会費の安さならVisa
- ステータスの高さなら圧倒的にアメックス
- 審査難易度は引き分け
- 特典の充実度ならアメックス
- 海外手数料が安いのはVisa
1つずつ、順番に見ていきましょう。また、アメックスとVisaのおすすめカードが気になる方は、アメックスとVisaのおすすめクレジットカード4選をチェックしてください。
①加盟店の多さならVisa
加盟店の多さではVisaに軍配が上がります。アメックスは世界シェア4位の一方、Visaは1位で先頭を走りつづけています。
海外でクレジットカードを使いたい人は、加盟店数を優先し、無難にVisaを選ぶといいですよ。
②年会費の安さならVisa
クレジットカードを選ぶ上で年会費を重視する人は、アメックスよりもVisaをおすすめします。アメックスが発行するプロパーカードは一般カードでもゴールドクラスであり、13,200円と高額だからです。
ただ、アメックスでもセゾンなど他社と提携して発行するカードであれば年会費無料で作成できます。そのため、Visaのカードかアメックスの提携カードで探してみてください。
③ステータスの高さなら圧倒的にアメックス
ステータスの高さはアメックスがずば抜けています。日本で最初にゴールドカードを発行した国際ブランドがアメックスであり、世界的にもステータスが高いブランドとされているのです。
一方、VISAカードの場合は提携カードが多く、発行会社によってステータスがまちまちです。
④審査難易度は引き分け
アメックスとVisaの審査難易度は引き分けです。なぜなら、審査難易度は国際ブランドでは大差はなく、カードランクやカード発行会社の種類に影響を受けるものだからです。
例えば、カードランクであれば、一般<ゴールド<プラチナの順に審査難易度は上がっていきます。カード発行会社の種類では、消費者金融系<流通系<信販系<航空・交通系<銀行系といった順番になります。
⑤特典の充実度ならアメックス
アメックスの特典は充実しています。なぜなら、旅行やエンターテイメントに特化した以下の特典を受けられる国際ブランドだからです。
- アメックス独自の割引やキャッシュバックを受けられる「アメリカン・エキスプレス・コネクト」
- アジア中心に海外で飲食店やホテルでの優待サービスを受けられる「LIVE THE WORLD」
アメックスのクレジットカードを1枚持っておくと、よりお得で快適な旅行を実現できます!
⑥海外手数料が安いのはVisa
海外でクレジットカードを利用すると海外手数料が発生します。その海外手数料が安いのはアメックスよりもVisaです。
- アメックスの海外手数料は2.0%
- Visaの海外手数料は1.63%
しかし上記の通り、Visaのほうが海外手数料が安いものの違いは約0.4%のみです。海外で1万円利用すると40円しか変わらないため、他の項目を重視してアメックスとVisaを選ぶと良いでしょう。
アメックス・Visa・Mastercard・JCB|4大国際ブランドの特徴
これまでアメックスとVisaの違いを細かく比較してきましたが、ここでは4大国際ブランドの概要を見ていきましょう。
- アメックス|旅行好きの人におすすめ
- Visa|初めてカードを持つ人におすすめ
- Mastercard|コストコを利用する人におすすめ
- JCB|国内で使う人におすすめ
それでは、以下にて説明していきます。
アメックス|旅行好きの人におすすめ
アメックスは先述した通り、ステータスの高さと旅行に強い特典が売りの国際ブランドです。例えば、以下のようなサービスを受けられます。(期間限定の特典あり)
- 海外・国内ともに人気ホテルを「エクスペディア」で予約すれば、10%オフで泊まれる
- 世界中のゴルフ場を予約できる「golfscape」で最大15%割引となる
ただ、加盟店数が多い国際ブランドではないので、海外で利用する際はサブカードとしてVisaやMastercardを1枚持っておくことをおすすめします!
Visa|初めてカードを持つ人におすすめ
Visaは世界でも日本でもシェアNo.1の国際ブランドです。そのため、初めてクレジットカードを発行する人にダントツでおすすめできる国際ブランドです。
どの国際ブランドがいいか迷う方は、とりあえずVisaを選べば問題なしです。
Mastercard|コストコを利用する人におすすめ
Mastercardは世界シェアNo.2で、Visaと同じく世界中で使いやすい国際ブランド。Mastercard独自の特徴といえば、コストコで唯一使える国際ブランドなことです。
世界中で使える国際ブランドを探していて、コストコもよく使う人はMastercardを選びましょう。
JCB|国内で使う人におすすめ
JCBは国内唯一の国際ブランドで、日本でのシェアはVisaに続いてNo.2です。そのため、ディズニーランドやUSJなどのレジャー施設やレストランなど、国内の特典が豊富にあります。
ただ、ハワイなどの日本人がよく訪れる国を除いて、海外での利用には不向きです。
海外での加盟店数がまだまだ少ないため、国内で使える国際ブランドをお探しの方におすすめです!
アメックスとVisaのおすすめクレジットカード4選
アメックスとVisaにはどのようなクレジットカードがあるのか。おすすめのカードを以下で一緒に見ていきましょう。
- 【Visa】三井住友カード(NL)
- 【Visa】三井住友カード ゴールド(NL)
- 【アメックス】アメックスグリーン
- 【アメックス】セゾンパールアメックス
それでは、順番に詳細を説明していきます。
【Visa】三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)は、VisaとMastercardから国際ブランドを選べる年会費無料のクレジットカードです。券面にカード番号がなく、セキュリティ対策も安心。
そのため、三井住友カード(NL)は、初めてクレジットカードを作成する人にイチ推しのカードです。
セブン-イレブン・ローソン・マクドナルド等でスマホのタッチ決済すると最大7%※になることも三井住友カード(NL)を使うメリットです!
三井住友カード(NL) 公式サイト
【Visa】三井住友カード ゴールド(NL)
三井住友カード ゴールド(NL)は年間100万円利用する人におすすめのゴールドカードです。なぜなら、以下2つの大きなメリットを受けられるからです。
- 翌年度以降、年会費が永年無料になる※
- 10,000ポイントもらえる ※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料 ※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
ポイント還元率は0.5%と一般的ですが、年間100万円利用すれば10,000ポイントもらえるのでポイント還元率1.5%相当です。年間100万を超える方は、ぜひ三井住友カード ゴールド(NL)を申し込んでください。
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
年間100万円はひと月に換算すると、8万と少し。家賃や光熱費などでクレジットカード決済を利用するとハードルはそれほど高くありません。
三井住友カード ゴールド(NL) 公式サイト
【アメックス】アメックスグリーン
アメックスグリーンはゴールドクラスの特典が付帯しているクレジットカードです。ステータスが高く、以下のような旅行時の特典や保険が充実しています。
- 「プライオリティ・パス・メンバーシップ」に年会費無料で登録可能
- 最高5,000万円補償の海外旅行保険が付帯
- 手荷物無料宅配サービスが付帯
- 最高500万円補償のショッピング・プロテクションなど補償が充実
出張や旅行の多い生活を送っている人は、ぜひアメックスグリーンをご検討ください!
アメックスグリーン 公式サイト
【アメックス】セゾンパールアメックス
セゾンパールアメックスはアメックスとセゾンが提携して発行しているカードです。年1回利用すれば年会費無料になるので、コスパの良い1枚になっています。
セゾンパールアメックスの特徴は、完全ナンバーレスなうえに最短5分で発行可能なこと。また、新規入会で8,000円分のポイントが手に入るキャンペーンもあるため、お得かつ安全にアメックスを利用したい人にはおすすめの1枚です。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード 公式サイト
特典やステータス性ならアメックス、使い勝手の良さならVisaを選ぼう
アメックスは旅行に強い特典とステータスの高さが売りです。一方、Visaは世界各国での使い勝手の良さが抜群です。
それぞれ良し悪しがあるため、自身の生活スタイルに合った国際ブランドでクレジットカードを作成しましょう!
国内ではアメックスはJCBと提携しているため、加盟店数は多くなります。そのため、国内利用の場合は他の項目を加味して国際ブランドを決めましょう!