夫婦で得するクレジットカード6選|おすすめのクレカの使い方や注意点も解説
結婚したときに1つの契約者名で家族カードを作るべきか、それとも別々のカードを持つべきか悩む人も多いでしょう。この記事では編集部おすすめの夫婦のクレカの使い方について解説します。その他にも、夫婦でお得に使えるクレジットカードを6枚紹介。ぜひカード選びの参考にしてみてください。
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夫婦でそれぞれ別のクレジットカードを持つべき?
夫婦でどのようにクレジットカードを使っていくか、迷われている人も多いでしょう。夫婦でのクレジットカードの使い方は主に以下の2パターンあります。
結論、家族カードを作る方がメリットが多くおすすめです。支払いが一つの口座にまとまることで、家計管理がしやすくなります。
ただし、それぞれの使い方には異なるメリット・デメリットがあるので、よりご自身に合った使い方を選ぶと良いでしょう。それぞれのメリットとデメリットを具体的に説明していきます。
【家計管理を楽にしたい夫婦に!】家族カードを持つメリットとデメリット
家族カードは本会員の家族が発行できるカードで、本会員と同じ特典が受けられるのが特徴です。
▼家族カードについて詳しく知りたい方はこちら
編集部おすすめの使い方である夫婦で家族カードを持った時に起こるメリットとデメリットについて説明します。
家族カードを持つ4つのメリット
メリット①家計の管理が楽ちんになる
すべての支払いを1つにまとめられるのは大きなメリット。銀行振込や現金支払いなど、固定の支出を夫婦バラバラで管理するのは大変ですよね。
家族カードであれば、一つの口座から引き落とされるので家計の管理が楽ちんに。
クレジットカードの明細はアプリやインターネットから簡単に確認できるため、支出が把握しやすくなりますよ。
メリット②ポイントが貯まりやすい
家族カードを利用すれば、2人のポイントを合算できるため、ポイントが貯まりやすいのも嬉しい特徴。ポイントをまとめて使えるので、複数のカードにポイントが貯まることなく、ポイント管理もシンプルに。
結婚生活では、住居費や水道光熱費、食費などの生活費の支払いが必要です。水道光熱費などの固定費や食費などは、必ず毎月かかる支出であり、一般的には独身時代よりも多くなるでしょう。クレジットカードで貯まるポイントもバカにできません。
メリット③年会費が安い
本会員だと年会費がかかるクレジットカードも、家族カードだと年会費無料であったり、費用が安く抑えられていたりするものが多くあります。
「自分では年会費がネックで申し込めない…」というカードでも、家族カードにすることで費用を抑えて持てるようになりますよ。
特典やポイント還元が充実しているカードには年会費がかかることも珍しくありません。
メリット④審査がない
家族カードは、本会員の審査をもとに発行されるため、家族会員の審査は基本的にありません。そのため、専業主婦(夫)やパートの方でも心配なく作れます。
家族カードは、審査に不安がある人にもおすすめです。
家族カードを持つ2つのデメリット
これまでメリットをたくさん紹介しましたが、もちろん家族カードはデメリットもあります。
デメリット①利用限度額は変わらない
デメリットは、家族カードを発行したとしても、本会員の利用限度額は増えないという部分です。本会員の限度利用額を、家族カードで分けるような形になり、「家族全体でカードの利用はいくらか」を把握しなければなりません。
デメリット②本会員の影響を受ける
家族カードは、本会員のカードがベースとなったカードです。そのため、本カードが何らかの事情で利用停止になった場合は、家族カードも使えなくなります。
【お互い自由にお金を使いたい夫婦に!】別々のクレジットカードを持つメリットとデメリット
続いては、夫婦で別々のクレジットカードを持つ際のメリットとデメリットについて説明します。家族カードとは異なるメリット・デメリットがあるので、どちらの使い方が自分に合っているか考えながら読むと良いでしょう。
夫婦で別々のクレジットカードを持つ2つのメリット
メリット①お互い自由にお金を使える
夫婦別々にクレジットカードを持つメリットは、お互い自由にお金を使えること。使いたい場面でパートナーを気にすることなく使えるので、相手に対する不満や気遣いによるストレスがありません。
メリット②様々な優待特典を受けられる
クレジットカードごとの異なる優待を受けられるのも、最大の魅力です。例えば、旅行特典が充実したクレジットカードとポイント還元率が良いクレジットカードを夫婦で持てば、クレジットカードそれぞれのサービスをお得にゲットできます。
夫婦で別々のクレジットカードを持つ2つのデメリット
デメリット①年会費が増える可能性がある
デメリットは、年会費が増える可能性があることです。夫婦で異なるゴールドカードを持てば、数千〜数万円の年会費が2人分かかります。
とはいえ、年会費が無料のクレジットカードを選べば、問題ありません。年会費が永年無料のクレジットカードは、JCBカードWや楽天カード、三井住友カード(NL)があります。
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▼三井住友カード(NL)の詳しい紹介へスキップ
デメリット②お金を使い過ぎる恐れがある
夫婦それぞれでクレジットカードを持つ場合、2人分の利用可能額があるため、計画的に利用しないとお金を使い過ぎてしまう恐れがあります。カードの明細も夫婦それぞれに届くため、家計管理が大変に。
使い過ぎが心配な夫婦は、家族カードを検討すると良いでしょう。
夫婦におすすめのクレジットカード6選
クレジットカードによって、ポイント還元率や付帯特典が大きく異なります。そのため独身のときに作ったクレジットカードを使い続けるよりも、思いきってクレジットカードを切り替えたほうがお得になる場合も。
今回は、特に夫婦で持つのにおすすめのクレジットカードを6枚紹介します。
1枚ずつ詳しく解説していくので、ぜひ夫婦で一緒に選んで発行してみてくださいね。
①JCBカード W
「JCBカード W」は39歳以下が発行できるWeb限定のクレジットカードです。年会費は永年無料で、家族カードやETCカードも無料で追加発行ができます。
ポイント還元率は、通常のJCBカードの2倍です。さらにはJCB優待店でカードを使うとポイント還元率がアップ。スターバックス・セブンイレブン・Amazonなど20代30代が多く使用する店舗が対象なので、若年層夫婦にぴったりです。
また、海外旅行傷害保険が最高2,000万円まで付帯されています。海外旅行を夫婦で楽しみたいと考えている人にはおすすめのクレジットカードです。
家族カードの発行は、もちろん無料。39歳までに申し込めば、40歳を迎えてからも年会費無料で使い続けられます。ポイントは家族で合算できますよ。
JCB CARD W 公式サイト
②楽天カード
言わずと知れた人気を誇る楽天カードですが、実はネットショッピング好きの夫婦で持つのに最適なカードです。
楽天市場でお買い物すると3%還元になるほか、SPU(スーパーポイントアッププログラム)を活用するとポイント最大14倍に。
家族カードは本会員1名に対し2名分まで無料で発行でき、本会員と同様の優待特典やポイント還元を受けられます。楽天サービスをよく利用する夫婦は楽天カード一択です。
楽天カード 公式サイト
③三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)は、カード番号が券面に書かれていないナンバーレスなデザインが特徴です。カード番号を他人に盗み見られることなく、安心して買い物できます。
また、セブン-イレブン・ローソン・マクドナルドなどで、スマホのタッチ決済を利用すれば、最大7%ポイント還元※に。日常生活のあらゆる場面でお得にポイントを貯められること間違いないでしょう。
気になる家族カードですが、年会費無料で発行可能でき、本会員と同様の特典を受けられるので、夫婦で使うのにおすすめです。セキュリティ面が充実したカードを探している夫婦におすすめです。
三井住友カード(NL)公式サイト
④セブンカード・プラス
セブン-イレブンやイトーヨーカドーの利用が多い夫婦におすすめの、セブンカード・プラス。年会費は永年無料で、高校生を除く18歳以上であれば誰でも申し込めるクレジットカードです。
電子マネーの「nanaco」にオートチャージができ、nanacoとの組み合わせ方は「一体型」と「紐付型」の2種類に分けられます。
- nanaco一体型・・・
クレジットカード機能と電子マネー機能がまとまっているもの。 - nanaco紐付型・・・
カード決済のポイントがnanacoに貯まるもの。すでに持っているnanacoをそのまま利用可能。
200円の利用ごとに、nanacoポイントが1ポイント貯まります。普段の買い物などでも使える場面が多く、お得さを実感しやすいでしょう。
セブンカード・プラス 公式サイト
⑤dカード GOLD
dカード GOLDは、ドコモが発行するゴールドカードで、ドコモの携帯電話を使っているユーザーにメリットの多いクレジットカードです。家族カードはなんと、1枚目は年会費無料でゴールドカードとまったく同じサービスを受けられます。
他のクレジットカードでも類を見ないほど手厚い付帯保険が充実しているのも、嬉しい特徴です。
基本ポイント還元率は1.0%と高還元。さらに、ドコモケータイ・ドコモ光では還元率が10%にアップします。10%還元はdカード GOLD限定の特典。ドコモユーザーなら持っておきたいクレジットカードと言えます。
携帯電話の購入から3年間、紛失・盗難・修理不能(水濡れ・全損)の際に購入費用を一部補償してくれる、dカードケータイ補償も付帯。結婚して、携帯キャリアとクレジットカードを夫婦で一緒にする方におすすめです。
dカード GOLD 公式サイト
⑥JCBゴールド
JCBゴールドは、年会費11,000円のクレジットカードで、初年度は無料で使えます。ポイント還元率はスターバックス・Amazon・セブン-イレブンなど優待店の利用でアップ。
付帯保険も充実している、コスパ抜群のゴールドカードです。
さらに、ゴールド会員専用の特典も付帯。コース料理の割引優待や空港ラウンジの無料利用など、普段より1歩優雅に過ごすためのサービスが多数受けられます。
- 全国の対象店舗でコース料理が20%引になるグルメ優待サービス
- 通話料無料のゴールド会員専用デスク
- 国内の主要空港・ハワイ ホノルルの国際空港のラウンジを無料で利用可能
- 世界1,100ヵ所以上の空港ラウンジが32ドルで利用可能
年間100万円以上使用すると、JCB ゴールド・ザ・プレミアへランクアップできます。クレジットカードでは、ステータスの高さと得点の豪華さは比例するため、より夫婦で特別な体験をしたい方におすすめ。
ゴールドカードでありながら、最短即日で発行できるのも大きな特徴です。年会費は初年度無料であるため、ゴールドカードが自分に合うのか不安な夫婦の方でも、気軽に使い勝手を試せます。
JCBゴールド 公式サイト
夫婦でクレジットカードを利用するときの2つの注意点
夫婦でクレジットカードを使う際に、注意しておくべきポイントを2つ紹介します。
①1枚のカードを共有するのはNG
クレジットカードは、名義本人以外は利用できません。実際、どのカード会社でも、クレジットカードの利用規約に「本人以外の利用を禁止」と明記されていることがほとんどです。
②お金の使い方について定期的に話し合おう
買い物の際にクレジットカードを利用すれば、その都度明細に残るので無駄な出費を減らせるでしょう。そのため、家計の管理がやりやすくなり、お互いにお金をどれだけ使うのか、話すきっかけにもなるでしょう。
夫婦でクレジットカードを賢く使ってみよう!
夫婦でクレジットカードの家族カードを使うことは、ポイントの貯まりやすさや家計管理のしやすさ、審査の有無などメリットが豊富。また、家族カードももちろん、日常や旅行で役立つお得なサービスを受けられます。
家族カードでなはく夫婦で別々のクレジットカードを持つのもメリットがあります。クレジットカードによって付帯サービスや還元率は異なるので、夫婦でどのクレジットカードをどのように使用するか、ぜひ話し合ってみてくださいね。
クレジットカードは名義人しか使えないため、夫婦2人で1枚のクレジットカードを使い回すことはできません。