ライフカードと楽天カードを徹底比較!審査や使い分け方法、どちらがお得かを紹介
ライフカードと楽天カードは、年会費が無条件で無料となり、ポイント還元率も高めに設定されているカードです。しかし、特徴が似ているがゆえにどちらのカードを作るべきか迷ってしまうこともあるでしょう。この記事では、各カードの基本的な特徴を紹介すると共に、お得なポイントを紹介します!
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ライフカード・楽天カードの基本的な特徴
ライフカードはポイントの有効期限が長く、利用できるタイミングを自分で選べる特徴があります。一方、楽天カードは楽天系列のサービスを利用することで、お得にポイントを貯められるのが特徴です。2つのクレジットカードについて、さらに詳しく特徴を紹介します。
ポイントの有効期限が長い「ライフカード」
「ライフカード」はライフカード株式会社が発行しているクレジットカードです。年会費が無料で、家族カードやETCカードも無料なのが特徴。
ポイントの貯まりやすさや特典の多さが注目すべき点で、長く使い続けるほどお得なカードだと言えます。ポイント還元率は0.5%で、入会初年度はポイントが1.5倍となります。
また、誕生月の利用分はポイント3倍、年間利用額に応じて翌年度のポイントが最大2倍となるなど、ポイントプラグラムが充実。貯めたポイントの有効期限は最長5年となっており、時間をかけてじっくりポイントを貯められます。
年会費が無料でお得にポイントを獲得できる仕組みなので、1枚持っておくと便利なカードです。
楽天系列の還元率が高い「楽天カード」
「楽天カード」は、楽天カード株式会社が発行しているクレジットカードです。ポイント還元率は1%で、貯まった楽天スーパーポイントは1ポイントを1円として利用できます。
楽天カードの大きな特徴は、楽天グループのサービスを利用すればするほど、お得にポイントを貯められる点があげられます。楽天市場での支払いはポイント還元率が3倍となっており、他の楽天系列のサービスを利用したときもポイントアップが適用されます。
また、優待店を使うと2%以上のポイントが貯まるなど、楽天以外のお店でも便利なカードです。年間費が無料であるにもかかわらず、高いポイント還元率であるため、人気のカードだと言えます。
ライフカードと楽天カードの年会費・ポイント還元率・利用範囲を比較
ライフカードと楽天カードは、それぞれ魅力的なクレジットカードであるため、どちらにすべきか迷ってしまう人も多いでしょう。ここでは、年会費・ポイント還元率・利用可能なブランドから2つを比べてみましょう。
年会費はどちらのカードも無料
ライフカードと楽天カードのどちらも、本会員・家族会員を含めて年会費は無料です。ライフカードのETCカードは実質無料ですが、楽天カードの場合はETCカードの年会費として550円がかかります。
しかし、楽天PointClubの会員ランクがプラチナ・ダイヤモンドであれば、ETCカードの年会費も無料となる仕組みです。また、ライフカードのETCカードは実質無料で作れますが、利用分はポイントの対象外となっているので注意しましょう。
※ライフカードETCカードは発行手数料無料、カードの利用がない翌年は年会費1,100円(税込)
ポイント還元率はどちらもお得
ライフカードのポイント還元率は0.5%が基本となっていますが、誕生月は3倍の1.5%となります。さらに、年間の利用額に応じて最大2倍のポイントアップが行われます。
楽天カードのポイント還元率は1%が基本ですが、楽天市場を利用したときは3倍です。楽天には「スーパーポイントアッププログラム(SPU)」と呼ばれる仕組みがあり、楽天が指定する対象サービスを利用している会員は還元率が上がるシステムなのです。
ライフカードと楽天カードのどちらも、税込金額にポイントが付与されるので、さらにポイントを貯めやすいでしょう。
利用可能なブランド一覧
- ライフカード…Mastercard・Visa・JCB
- 楽天カード…Mastercard・Visa・JCB・American Express
両方のカードを持つ場合は、別々の国際ブランドを選んでおくと、利用範囲を広げられるでしょう。
ライフカード・楽天カードの付帯サービスを比較
クレジットカードを選ぶときに、付帯サービスや特典をチェックしておくことは大事です。それぞれのカードのサービス内容を紹介します。
ライフカードの付帯サービス
ライフカードの付帯サービスで特徴的なものとしては、海外アシスタンスサービスである「LIFE DESK」でしょう。
パリやホノルルなど世界の主要都市に設置され、出発前や旅行先での観光情報の収集、ホテル・レストランの予約のサポート、病気やケガをしたときの病院紹介、カード紛失時の手続き案内など、海外旅行中にトラブルに見舞われたときに安心して相談できる窓口です。
また、国内外のレストランやショップで受けられる優待サービスや、パッケージツアーが割引となるサービスなどもあり、旅行好きの方にとって活用する機会の多いサービスが充実しているのが特徴です。
楽天カードの付帯サービス
楽天カードは、系列の楽天トラベルで海外旅行を申し込むとポイント還元率が2倍。空港パーキングの優待サービスや海外でのレンタカー割引、ハワイラウンジサービスなど、旅行に関連したサービスが多くなっています。
また、楽天カードには最大2,000万円までが補償される海外旅行傷害保険が付いているのが特徴です。ライフカードには旅行傷害保険が付いていないので、海外旅行で使用したいのであれば楽天カードの方が安心と言えるでしょう。
ライフカードと楽天カードの種類を比較
ライフカードと楽天カードには、豊富な種類が用意されています。それぞれのカードの特徴を押さえたうえで、自分に合った1枚を見つけてみましょう。
ライフカードの主な種類
- ライフカード
- ライフカードゴールド
- 学生専用ライフカード
①ライフカード
ライフカードの中で、一番基本となるカードです。年会費は無料であり、次のようなポイントとプログラムが用意されており、ポイントを貯めやすいクレジットカードだと言えます。
- 入会初年度はポイントが1.5倍
- 誕生月は3倍
- 年間の利用額に応じてポイント最大2倍
また会員限定のショッピングモール「L-Mall」では、ポイントが最大25倍となるのも魅力です。
貯まったポイントは、Webから電子マネーやギフトカードに交換できます。また、他社のポイントに交換することもできるので、ライフカードで貯めたポイントで買い物ができます。
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②ライフカードゴールド
「ライフカード ゴールド」は、一般カードにはない特徴を多く備えています。まず、国内・海外旅行傷害保険が最大で1億円まで補償されており、ショッピングガード保険として年間200万円までが補償されます。
さらに次のような付帯サービスも用意されています。
- 自動車の搭乗中にケガをしたときに補償されるシートベルト傷害保険
- 空港のラウンジサービス
- 提携弁護士の無料相談サービス
- ロードサービス
上記のように、ゴールド専用のサービスが充実しています。
③学生専用ライフカード
「学生専用ライフカード」は満18~25歳以下(高校生を除く)で在学中の方が作れるクレジットカードです。在学中・卒業後の年会費は無料となっています。
※進学予定の高校生であれば、卒業年の1月1日~3月31日までの期間で申し込み可能です。
学生専用カードのメリットは、最大2,000万円までが補償される海外旅行傷害保険が自動付帯されることや、海外でのカード利用額の3%がキャッシュバック(年間最大10万円まで)される点などがあげられ、海外旅行やホームステイに行く学生に有利なカードです。
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楽天カードの主な種類
- 楽天カード
- 楽天PINKカード
- 楽天ゴールドカード
- 楽天プレミアムカード
- 楽天ANAマイレージクラブカード
- 楽天カード アカデミー
- 楽天ビジネスカード
①楽天カード
楽天カードの中で基本となるカードであり、年会費が無料で楽天系列のサービスを利用することで、効率的にポイントを貯めやすい仕組みが整っています。また、貯めたポイントは楽天のサービスで使えるほか、楽天EdyやANAマイレージなどに交換することも可能。
カードの不正利用を検知する「不正検知システム」や、なりすまし被害を防止する「本人認証サービス」など、セキュリティ対策にも力を入れているのが特徴です。海外旅行傷害保険や海外緊急サービスなど、海外旅行でも安心して使える付帯サービスも整っています。
②楽天PINKカード
「楽天PINKカード」は、券面が4つのデザインから選べ、付帯サービスを自由にカスタマイズできるカスタマイズ特典が用意されています。割引クーポンがもらえる「楽天グループ優待サービス」やライフスタイル応援サービス「RAKUTEN PINKY LIFE」、女性のための保険「楽天PINKサポート」など独自の特徴があります。
③楽天ゴールドカード
「楽天ゴールドカード」は、年会費2,200円(税込)で手軽に持つことができるゴールドカードです。国内空港ラウンジが年2回無料で利用できるほか、ETCカードの年会費が無料となります。
世界38ヶ所にあるトラベルデスクを無料で利用できるため、旅行先でもこのカードを持っておくと安心です。また、誕生月にはバースデープレゼントとして、ポイントアップが適用されます。
④楽天プレミアムカード
「楽天プレミアムカード」は年会費が11,000円(税込)かかりますが、楽天ゴールドカードよりもさらに充実したサービスを受けられるカードです。国内・海外旅行傷害保険は最大5,000万円までが補償され、ショッピング保険は年間300万円までが補償されます。
世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」が無料で利用できます。また、**楽天プレミアムカードには、ライフスタイルに合わせて3つのサービスコースを選択することが可能です。*
「楽天市場コース」「トラベルコース」「エンタメコース」の中から1つを選ぶことができ、例えば楽天市場コースであれば毎週火曜木曜に楽天市場で買い物をすると、ポイント還元率がアップします。
自分が最も多く利用するサービスでポイントを貯めやすいのが特徴です。
⑤楽天ANAマイレージクラブカード
「楽天ANAマイレージクラブカード」は、楽天カードとANAマイレージバンクカード(AMCカード)が一体型となっているのが特徴です。楽天ポイントが付与される「楽天ポイントコース」か、ANAマイルが付与される「ANAマイルコース」のどちらか1つを選べます。
ANAマイルコースでは還元率は0.5%となっており、マイルへの交換手続きは不要です。2つのコースはいつでも変更が可能であり、利用目的に合わせて選択できます。
⑥楽天カード アカデミー
「楽天カード アカデミー」は学生限定のクレジットカードで、年齢制限は満18歳以上28歳以下(高校生を除く)となっています。年会費は無料で、学校を卒業後は楽天カードに自動で切り替わります。
最大2,000万円までが補償される海外旅行傷害保険が付いており、海外旅行を楽しむ学生の方に適したカードです。楽天カードにはない特典としては、楽天ブックスの利用時に初年度にかぎりポイント還元率が4倍にアップします。
⑦楽天ビジネスカード
「楽天ビジネスカード」は年会費2,200円ですが、注意しておきたい点は楽天プレミアムカードの追加カードであるため、単体で作ることができません。基本的に楽天プレミアムカードはプライベートでの利用、楽天ビジネスカードはビジネスでの利用といった使い方になります。
経費の支払いを楽天ビジネスカードに一本化することで、経費の管理がスムーズに行えます。ビジネスシーンで活用できる「Visaビジネスオファー」の利用が可能です。
【結論】迷ったときは2枚持ちも考えてみよう
ライフカードと楽天カードは、どちらも高いポイント還元率であり、利用頻度が多いほどお得にポイントを貯められます。カードの種類も豊富ですが、付帯サービスの違いなどを比較しながら、利用目的に合わせて選んでみることが大事です。
どちらのカードも年会費無料となっているので、迷ったときは2枚持ちを選択するのも1つの方法です。例えば、ショッピングで普段は楽天カードを使い、誕生月にポイント還元率が高くなるライフカードを利用すれば効率良くポイントを貯められます。
利用するシーンに合わせて、うまく使い分けてみることで2つのカードのメリットを生かせるでしょう。