ゴールドカードを持つ6つのメリットを徹底解説!おすすめのカード8選を比較
「高い年会費を払ってまでゴールドカードを持つ価値があるのか」と疑問に感じる方もいるでしょう。ゴールドカードには6つのメリットと2つのデメリットがあります。この記事ではゴールドカード発行に向いている人の特徴と8枚のおすすめカードを紹介します。
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ゴールドカードを持つ6つのメリット
ゴールドカードに価値を感じない方に向けて伝えたいのが、以下の6つのメリット。
- ステータスが高い
- 利用限度額が高い
- ポイント還元率が高い
- 空港ラウンジが利用できる
- 国内外旅行保険が充実している
- 優待サービスが豊富
順番に説明していきます。
1. ステータスが高い
クレジットカードにはステータスランクがあり、ゴールドカードは一般カードよりもワンランク上のカードです。ゴールドカードを所持していると社会的な信用が得られますし、特に海外で利用する際には、空港ラウンジや海外旅行保険といった特典でステータス性の高さを実感できるでしょう。
2. 利用限度額が高い
ゴールドカードは一般カードの2倍程度の利用限度額があるのが特徴です。年間の利用限度額が一定水準を超えると、年会費がお得になったり、ボーナスプログラムによってポイントアップの恩典を受けられたりします。
利用限度額が大きければ、高額な買い物をするときや海外旅行のときに安心できます。利用枠にゆとりがあると、さまざまなシーンで活用できるはずです。
3. ポイント還元率が高い
ゴールドカードは一般カードよりもポイント還元率が高い傾向にあります。独自のポイントアッププログラムやボーナスポイントを設けている場合もあるので、使えば使うほどお得さを実感できるでしょう。
ゴールドカードは一般カードに比べて年会費が高い傾向にありますが、ポイント還元率が高ければ十分に元を取れるので、コストパフォーマンスの面からもお得です。
4.空港ラウンジが利用できる
ゴールドカードを持っていると、空港ラウンジが利用可能です。利用できるラウンジはカードによって異なりますが、国内外問わずラウンジを利用できることもあり、フライトまでの時間を有意義に使えます。
ゴールドカードは、出張の多い方・旅行好きの方に特におすすめです。
5.国内外旅行保険が充実している
ゴールドカードは、国内・海外旅行傷害保険が充実しています。海外旅行をしたり、ビジネスで国外に出向いたりするときは、手厚い補償があると安心感が得られるでしょう。
クレジットカード会社によって独自のサービスを展開しており、携帯電話の補償や航空便の遅延補償など様々です。利用したいサービスから、ゴールドカードを選んでみるのも1つの方法だと言えます。
6. 優待サービスが豊富
ゴールドカードは、空港ラウンジサービスやサポートデスクなど、一般カードにはない特典が豊富にそろえられています。特典の内容はカードの種類によって違いますが、多くの場合レストランやホテルの割引サービス、コンサートチケットの優待特典などがあげられます。
ライフスタイルに合わせて、特典コースが選べるものもあり、自分で必要な特典を選択できるので無駄がありません。
メリットが豊富なおすすめのゴールドカード8選
ゴールドカードの発行を迷っている方には以下の8枚をおすすめします。
- dカード GOLD
- JCB CARD Biz ゴールド
- JCB GOLD EXTAGE
- JCBゴールド
- 三井住友カード ゴールド(NL)
- アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
- 楽天プレミアムカード
それでは詳しく見ていきましょう。
①dカード GOLD
dカード GOLDの大きな特徴は、ドコモの携帯電話利用料金10.0%のポイント還元が受けられること。
付帯サービスの「ケータイ補償」では、ドコモの携帯電話を購入して3年以内であれば故障・紛失時などに最大10万円までの補償が受けられます。普段使いのカードとしてお得であり、使えば使うほど効率良くポイントが貯まります。
基本還元率は1.0%と比較的高いので、どんな方にもおすすめできますが、ドコモが発行するカードということもありドコモユーザーにとって大変お得なゴールドカードとなっています。
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②JCB CARD Biz ゴールド
「JCB CARD Biz ゴールド」は中小企業の法人代表者や個人事業主を対象としているビジネスカードです。個人カードのような手軽さで法人カードのスペックが得られるのが特徴であり、開業したばかりの方でも、申し込みやすいといった特徴があります。
付帯サービスも充実しており、国内旅行傷害保険で最高5,000万円、海外旅行傷害保険で最高1億円の補償が受けられます。航空機遅延補償として2~4万円の補償が用意されており、ビジネスでの利用に適した1枚です。
基本還元率は0.5%ですが、Amazonやビックカメラなどの提携店であればさらにポイントが貯まります。また会計freeeや弥生会計とも連携できるので経費精算に手間がかかりません。
③JCB GOLD EXTAGE
「JCB GOLD EXTAGE」の特徴は、20代限定のゴールドカードであること。ゴールドカードの特典を受けたいけど年会費が高くて悩んでしまうという方におすすめできる1枚です。
JCB GOLD EXTAGEは、入会から5年後にJCBゴールドへと自動的に切り替わります。将来的にしっかりとしたカードを少しでも持ちたい気持ちがあったら、ぜひ検討してみてください。
高額な年会費がかかってまでゴールドカードのメリットを享受する価値がわからない方には、とくに、年会費が比較的少額なJCB GOLD EXTAGEをおすすめします。ゴールドカードのよさを手軽に体感してみてください。
④JCBゴールド
「JCBゴールド」は、JCBが発行する、JCBが発行するゴールドカードです。ある程度しっかりとしたブランドのゴールドカードを持ちたい方におすすめします。
国内外の空港ラウンジサービスの利用ができるほか、海外旅行傷害保険として最大で1億円までが補償されるので、旅行や出張の際も安心です。
JCBゴールドは、ディズニーがオフィシャルスポンサーとなっておりディズニー関連の優待が豊富なので、ディズニーファンの方は必見です。
⑤三井住友カード ゴールド(NL)
「三井住友カード ゴールド(NL)」は、カードに番号が印字されていないナンバーレスのゴールドカードです。ポイント還元率は0.5%と平均的ですが、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなどで、スマホのタッチ決済を利用すれば、最大7%のポイント還元を受けられます。
付帯保険は、国内・海外旅行傷害保険が最高2,000万円、お買い物安心保険では年間300万円までが補償されます。旅館やホテルの優待サービス、空港ラウンジの無料利用サービスなどが充実しているのも魅力の1つです。
国際ブランドが海外利用に適したVisa・Mastercardの2種類から選べるので、海外によく行く方におすすめします。JCBゴールドとスペックはほとんど変わりませんが、JCBは海外利用に弱いので、自分のライフスタイルと照らし合わせましょう。
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⑥アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
「アメックス・ゴールドカード」は年会費が31,900円(税込)と高額なこともあって、審査が比較的厳しい傾向にあります。多くの方はアメックスゴールドを、社会的地位を表す「ステータスシンボル」として発行しますが、空港ラウンジ・サポートデスクなどゴールドカードならではの特典も充実しています。
ゴールドカードのメリットを知った上で、経済的に余裕のある方・しっかりとしたステータスカードを持ちたいと思った方はぜひ発行を検討してみてください。
ステータスが高くなるため年会費も高めですが、旅行保険は最高1億円と非常に高額で、航空便遅延費用補償も付帯しているので、旅行・ビジネスの際に重宝されるゴールドカードです。
⑦セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」の大きな特徴は、セゾングループとアメックスの両方の特典が受けられること。基本還元率は0.75%、海外利用で1.0%になり、貯めた「永久不滅ポイント」はいつでも好きなタイミングで利用できます。
海外旅行保険が最高5,000万円・航空機遅延補償・手荷物無料宅配サービスがついているので、年1回は海外旅行に行く方におすすめです。
セゾンゴールド・アメックスでは通常ポイントをJALマイルに交換可能ですが、「セゾンマイルクラブ」への登録でJALマイル還元率1,125%になるので、JAL利用者にもおすすめです。
⑧楽天プレミアムカード
「楽天プレミアムカード」は、楽天グループの利用で効率よくポイントを貯められるので、楽天サービスをよく利用する方にとってお得なゴールドカードです。特に楽天市場では最大11.5%還元になります。
また、世界中の空港ラウンジを無料で利用できるプライオリティパスや、付帯保険として国内外旅行傷害保険が最高5,000万円まで補償されるので、旅行好きの方にとってもおすすめできる1枚です。
優待サービスは「楽天市場コース」「楽天トラベルコース」「エンタメコース」の3つから選べるので、ライフスタイルに合わせて利用したい特典を選べます。あなたの日常的によく使えるカードになりますよ。
ゴールドカードを持つ2つのデメリット
ゴールドカードのデメリットは以下の2つです。
- 年会費がかかる
- 審査基準が厳しくなる
それでは詳しく見ていきましょう。
①年会費がかかる
ゴールドカードは一般カードと比べて、付帯サービスや特典が充実しているので年会費が高めに設定される傾向があります。特典などを多く利用する場合は問題ありませんが、それほど利用しないのであれば、割高になってしまいます。
ゴールドカードならではの特典をどのくらい使いこなせるのか、自分や家族のライフスタイルを考慮して発行を検討してみるとよいでしょう。
②審査基準が厳しくなる
ゴールドカードは利用限度額が増えるため、一般カードよりも審査基準は高くなると言われています。収入状況や支払い能力について一般カードよりも厳しく審査されるので、人によってはゴールドカードをすぐに作れない場合もあります。
なかなか審査に通らないときは、半年ほど期間を空けてから申し込んだり、インビテーションが送られてくるまで一般カードの利用実績を積んだりしてみると良いでしょう。
▼三井住友カード ゴールド(NL)を将来持ちたい人向け
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ゴールドカードがおすすめな人の特徴
ゴールドカードがおすすめなのは、コスパよりも質・ステータス性を重視する方です。ゴールドカードの特徴は年会費がかかる&特典のレベルが高いことなので、「年会費無料」というお得さを重視している方には不向きだと言えます。
カードの付加価値に魅力を感じない思ったら、ゴールドカードは不要だと言えるので、日常的に利用しやすいカードを選ぶとよいでしょう。
普段から高額決済の機会が多い方・クレカ支払いの月額が多い方は、還元率が一般カードよりも高い、ゴールドカードのほうがお得です。
ゴールドカード選びで失敗しない4つのコツ
ゴールドカードを選ぶ際は以下の4点に注目しましょう。
- 利用限度額を考慮しよう
- ポイント還元率だけでなく交換先も重視しよう
- ライフスタイルに合わせて特典をチェックしよう
- 旅行保険を使う機会があるのか検討しよう
それでは詳しく見ていきましょう。
①利用限度額を考慮しよう
ゴールドカードは年会費が一般カードよりも高額で、利用限度額も高いと予想されます。ステータス性を求めてゴールドカードを発行するなら価値はありますが、ステータス性は重視せず月利用総額も一般カードの限度額で足りているならば、ゴールドカードの発行は必要ないでしょう。
ゴールドカードの発行が向いているのは、ステータス性を求める方・ゴールドカードならではの特典を享受したい方・月利用総額が高額な方です。普段使いのカードを求めていて、月利用額も高額ではなければ一般カードのほうがコスパよく利用できます。
②ポイント還元率だけでなく交換先も重視しよう
クレジットカードはカード会社によってポイント優待店や特約店は異なるので、普段よく利用するお店が含まれているかをチェックしましょう。ポイント還元率だけでなく、貯めたポイントの使い道もあわせて確認しておくと安心です。
ゴールドカードのポイント還元率は1.0%が平均的になります。年間の利用額が多いほど、還元率の違いによって得られるポイントにも大きな差が生まれるので、還元率は特に注目してみましょう。
③ライフスタイルに合わせて特典をチェックしよう
ゴールドカードを選ぶ際は、自分や家族のライフスタイルに合わせ選ぶことが肝心です。カードを選ぶときは休日の過ごし方を振り返ってみると決めやすくなります。
空港ラウンジサービスやプライオリティパスを利用する機会が少ないとなり割高に感じるので、ぜひ自分のライフスタイルと合わせて検討してみてください。
④旅行保険を使う機会があるのか検討しよう
ゴールドカードを発行する際は、旅行保険を利用する機会があるのかを合わせて検討しましょう。ゴールドカードの魅力の1つとして、国内外旅行保険が高額なことが挙げられますが、使う機会がないと年会費が割高になってしまいます。
ゴールドカードには各種保険が充実しているので、自分に必要な保険がそろっているかも確認しておきましょう。
自分に合ったゴールドカードを見つけてメリットを享受しよう
ゴールドカードはステータス性が高いだけでなく、還元率・利用限度額・各種特典など一般カードにはない魅力を豊富に備えています。カードの種類によって受けられるサービスは異なるので、自分のライフスタイルに合わせて選ぶようにしましょう。
年会費が一般カードと比べて高かったとしても、付帯サービスをよく利用するのであれば年会費以上のメリットが得られます。普段からよく使えるゴールドカードを選んで、賢くメリットを享受してみてください。
プラチナカードなどさらに上位のカードを手に入れたい方は、まずはゴールドカードから始めましょう。