スクリーニング

スクリーニングとは、コンピュータの自動検索機能による銘柄抽出のことです。株式銘柄を選別する際の重要な指数であるPERや自己資本比率などを入力し、現在上場している企業の中から、条件にあったものを選別します。本作業は、初心者からプロに至るまで全てのトレーダーに欠かせないものです。かつてこの作業は非常に根気の要るものでしたが、現在はパソコンがあれば誰でも容易に行うことが出来ます。基本的に誰でも無料で利用出来ますが、高度な情報を選別するタイプのものは有料な場合もあります。 スクリーニング作業は、まずPERやPBRなどの指数条件をフォーラムに記入することから始まります。たとえば、PERであれば5~15倍、PBRは0.5~1.5倍程度が健全な範囲です。 条件入力後の抽出結果を確認し、候補の銘柄を絞り込んだら、より詳しくそれらの企業価値を調べます。 スクリーニングは非常に利便性が高いものですが、あくまでも抽出機能に過ぎないため、最終的な判断は抽出後の詳細な調査を経た上で行うことが大切です。